わたしは、いても立ってもいられず、すぐに体育館の裏側に向かいました。写真がばらまかれられないようにすることしか考えていなかったからです。指定されていた第二体育館の裏側は、コンクリートの壁と体育館の間に小さいスペースができていて、大掃除の時ぐらいしか誰も行かないような場所です。駆け足で到着すると、そこにはすでに信也くんが待機していました。でも、そこにいたのは信也くんだけではありませんでした。驚いたことに、わたしの隣の席の大川くんも一緒にいたのです。大川くんは三時限目で具合を悪くして保健室に行っていたはずでした。驚いて立ちすくしているわたしを尻目に、大川くんが口を開きました。
「よう、清美。お前、変態なんだって？」
わたしは黙っていました。
「信也から全部聞いちまったよ。俺さ、信也に金貸しててさ、催促したら、清美の体で支払えないかなんて嘘みたいな話持ちかけてきやがってさ、俺はこの通りブサイクだから、清美みたいないい女には全く縁がないわけ。だから写メ見たときはビックリしたわ。んで、もちろん快諾したわけ。悪く思うなよ」
「そんな…信也くん…ひどい…」
わたしが泣き言を言うと、信也くんが、
「どっちがひどいんだよ！俺の気持ちを踏みにじりやがって。俺が告白した時、ふった揚げ句にこんな淫乱な正体を見せ付けやがって…」
「違う…淫乱なんかじゃない…」
わたしが言い訳をしようとすると、大川くんが口をはさみました。
「そんな事はどうでもいいからさ、俺の言うこと聞いてくれる？」
「…」
「とりあえずジャケット脱げよ」
わたしが黙って立っていると、信也くんが近づいてきて、
「ほら、清美先輩。写真、学校中に貼っちゃうよ」
と、A4の用紙ぐらいに引き延ばしてプリントした写真を見せました。わたしのほぼ全裸の、顔も、恥ずかしいところも全部ハッキリと写っている写真です。それを見て、わたしは抵抗する気力が失せていくのを感じました。いいなりになる事を観念したのです。
大川くんも信也くんも、どちらかと言うとオタク系で、普段はあまり喋らない、わたしの嫌いなタイプでしたが、こうなってしまっては仕方ありません。言われた通りジャケットを脱ぎました。脱いだジャケットを畳んで前で抱えていると、
「信也。そのジャケット持っててやれ」
と命令して、ジャケットを信也くんに持たせました。
「清美。今日はブラしてんのか？」
「…してます」
「じゃあ見せてみろ」
わたしは躊躇しながらも、ブラウスのボタンを外していきました。四つ目のボタンを外した辺りで、淡いピンクのブラが見えてきました。
「さっさとブラウス脱げよ！」
大川くんは興奮気味に命令してきました。わたしは言われた通りブラウスを脱いで、ブラとスカートという姿になりました。
「清美…お前肌キレイだな…」
そう言いながら、大川くんがわたしに近づいて来ました。そしてわたしの背後に回り込み、後から両手でおっぱいをブラの上から鷲づかみにしてきました。
「あっ…」
「柔らけぇ…もうたまんねぇ！」
大川くんの股間はズボンの上からでもハッキリわかるほど膨張していて、それをスカートごしにお尻に擦り付けながら、ブラの肩紐をずらし直接おっぱいを揉んできました。そのうち、片手でおっぱいを揉みながら、自分のズボンのベルトを緩めて、ズボンを下ろしました。
「清美。しゃがめ！」
わたしがひざまずくと、大川くんはわたしの正面に来ました。いつの間にかパンツも脱いでいて、股間のモノがいきり立ち、こちらを向いています。
「俺のちんぽを、その柔らかいおっぱいに挟んでくれや」
「えっ…」
大川くんはわたしの両乳房の間に突起の先端をあてがいました。
「両手使って、おっぱいで挟むんだよ！」
言われた通りにすると、大川くんは気持ち良さそうに腰を振っています。その度に、先端がわたしのあごに当たりそうになりました。
「清美…気持ちいいぞ…舌出して舐めろや」
「えっ？？」