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1:奴隷契約(発展序章3)
投稿者:
サル
テラさんの車は迷路の様な細い路地を数回曲がって、突き当たった空き地に入り車を止めた。
「着いたぞ。」 テラさんがそう言い車を降りようとする。皆もそれに従って、車から降りた。 テラさんの後に着いて歩く盗撮軍団の面々と僕。テラさんは空き地の隣の一軒家に向かっている。 「…ここが俺んちだ。」 そう言ったテラさんは狭い門を開き、玄関には向かわず、庭の方に進んでいく。 その先には家とは別の建物。 「…ここなんですか?」 僕がそうテラさんに尋ねると、「ああ、はじめて来たんだっけ。…前はでかい納屋だったんだけど、今は改装して俺の部屋になってんだ。」 そう言いながら、鍵を開け赤茶けたドアを開く。 「・・・仲間以外は立ち入り禁止なんだぞ、…まぁ、入れよ。」 そう言われて皆でテラさんの部屋に足を踏み入れた。 (仲間?・・・盗撮仲間の事か?) 僕はそんな事を思いながら部屋に入って中を見回した。 天井は意外に高い、広さは6畳ぐらいかな、煎餅布団が隅のほうに引かれている。かび臭そうなイメージ、まさに万年床って感じ。 冷蔵庫に、電子レンジ等の生活用品が置かれ、床には漫画、雑誌、エロ本が散らばっている。 しかし流石は盗撮魔の秘密部屋。部屋の広さの割りに馬鹿でかいテレビとビデオデッキが2台。壁際には大き目のビデオラックが4台ほど並べられており、その棚にはビッシリとビデオテープが詰まっている。 (・・・あのテープ、まさか全部盗撮ビデオじゃないだろうな。) そう疑ってしまうような陰湿な雰囲気の部屋だった。 「適当に座ってくれ。」 テラさんのその言葉は、僕に対してだけ向けられていた。 他の3人は勝手知ったるといった感じで、すでに座って、カバンから隠していたビデオカメラを取り出し、撮影した8mmテープの巻き戻し作業を行っていた。 「上手く撮れてるかなぁ・・・。」 「俺なんて足の間にカメラ突っ込んだもん、絶対自信があるよ。」 「誰が一番上手く撮ってるかだな。」 盗撮魔同士の会話には入れない。 「俺のから見よう。」 そう言ったのは、ビデオカメラを2台持っていたムラさんだった。 誰も反対する者はいなかったので、ムラさんはビデオカメラをテレビに接続し、再生ボタンを押した。 (いよいよ、美咲さんの盗撮された姿がみんなに見られるんだ。) 僕はワクワクしながらテレビを見つめる。 上映会が始まった。 ・ 〝ガサッ、ガガガッ、ガサガサッ〟激しい雑音から始まり、AVビデオにはないリアルな臨場感を盛り上げる。 画面にはレンズの角度調節しているムラさんの顔が映っている。 そしてすぐにレンズの向きが上向きから水平方向に変わり、本棚の列の間にいる美咲さんの姿を遠目に捕らえる。 (美咲さんだっ!) 美咲さんに断りなく、勝手に撮影されている姿に否応なく臨場感が高まる。 画面の上下の揺れで歩きながら、美咲さんの方に近付いているのがわかる。 画面の中の美咲さんは近付いてくる男の方を見もせずに、本棚の上の方を見て目的の本を探しているようだ。 画面から、美咲さんから少し離れたところでムラさんが止まったのがわかる。レンズは常に美咲さんの姿を捕らえている。 僕ではない違う男が撮った美咲さんの映像。 その映像の中の美咲さんに対する、撮影者の性欲が画面から溢れている。 レンズは常に美咲さんの全身を写しているが、本当はスカートの下に潜り込むチャンスを狙っている、しかし美咲さんは撮影者の狙いなど関係なしに、少しずつ本を探しながらムラさんから離れていく。 (このシーンは僕から見えない時のやつだな。) 長い膠着状態。 「この時は、本棚の列の間が狭くて、女の後ろに行けなかったんだよな。」 ムラさんが弁解するように言ってビデオカメラを少し早回しした。 「あっ、ここからだ。」 ムラさんはそう呟いて、通常再生を始める。 画面の美咲さんは一冊の本を手に取り、開いて中を見ている。 俯き加減で本を読んでいるようだ。 髪を掻き揚げ、耳を出すしぐさが色っぽい。 その女っぽい仕草に触発された様に、ムラさんは動き始めた。 画面が揺れて、美咲さんが近付く。意を決したようにどんどん近付く。 美咲さんの細い腰周りしか映らないくらい近付き、斜め後ろまで来たという位置関係がわかった。 レンズは水平方向から少しずつ下に移動すると同時に上向きになっていく。 低い位置から美咲さんの後姿を見上げるような映像。 綺麗なふくらはぎと、スカートの裏地が少し見える。 (勇気を持ってカメラを突っ込め!!) 僕はもどかしく思いながら、心の中でムラさんに檄を飛ばしていた。 レンズはスーッと移動し、一瞬だけスカートの中を写してそのまま通り抜けて天井を写している。 (ちっ!あれじゃ写ってんのか写ってないのか分かんねぇよっ!) 僕の心内を察したようにムラさんが、「この時、通り抜けるしかできなかったんだよねぇ。」と言った。 ムラさんが美咲さんの後ろを通り抜け移動している。 その後、美咲さんも移動してその本棚の列から隣の列に移動していった。 早回し。 そして、通常再生した時にはテラさんがムラさんの傍に立っていた。 テラさんに引っ張られるように、本棚の列を移動する2人。 そこに写った美咲さんは本を手に持ち2冊目の本を開いて読んでいる。 『ここら辺だよ。』 テレビの中からテラさんの声が聞こえる。 作戦か芝居か、テラさんとムラさんは堂々と美咲さんの後ろにいく事ができたようだ。 『この本じゃない?』 テレビから聞こえる声と、レンズの動きが違うのでテラさんがさりげない芝居をしてフォローしているのが分かる。 レンズは低い位置から美咲さんの後ろ姿を見上げ、スッと美咲さんに近寄る。 テレビ画面に、美咲さんの脚線美が大きく映し出されていき、少しずつスカートの中を暴き映していった。 (おおおおっ、よーしっ!そのままいけぇ!) 僕の期待に応えて、ビデオカメラは美咲さんのスカートの下に完全に潜り込んだ。 (うわぁっ!もろ見えじゃないかっ。) テレビ画面に映し出される美咲さんのあられもない姿。 テレビ画面いっぱいに映し出される美咲さんのスカートの中。 薄いピンク色の薄手の生地のスカート内は意外に明るく、細部まではっきり写し込まれている。 美咲さんの綺麗な太ももと、柔らかそうなお尻が〝ムニッ〟とした質感でしわを作って太ももとお尻の部位を分ける。 丸みを帯びたお尻に小さめのパンティがはっきりと映り、お尻の割れ目が分かるほどピッタリ貼り付いている様に見える。 美咲さんのパンティは、薄いブルーで草木柄の総レース、ふちの部分にフリルがあしらわれて高級感が漂いつつも、大事な所は生地が二重になっている為、薄いブルーが少し濃いブルーになっていて物凄くいやらしい。 「おっほーっ!!すげぇ、期待以上のパンティじゃんっ!!」 ムラさんが興奮も隠さずに叫ぶ。 「こりゃいいわ!この女こんなエロいパンティ履いてやがったのか。」 ニヤケ顔のテラさんも、さらに顔をニヤケさせている。 「たまんねぇ―っ!!」 無口なムラッキーさえも興奮をあらわにした。 (変態盗撮軍団が、美咲さんの知らない所で、勝手に撮った美咲さんのパンティを見て興奮してやがる!) 僕は、美咲さんが美咲さんの知らない男たちに陵辱されるのがすごく興奮するのだとはっきり気がついた。 映像は進み、長テーブルでのシーンで、美咲さんは更に盗撮軍団興奮させて、それを見て僕の興奮も更に高まっていった。 まさに〝撮りまくり状態。〟美咲さんの綺麗な顔やスタイル、声までもが録画されており、そして前から後ろからスカートの中、パンティが撮影されていた。 低い位置から見上げるレンズには、テラさん、ムラッキー、義彦君、そして盗撮者であるムラさんが映り込み、美咲さんを囲っているのが分かる。 各々が持っているカバンが押し合い圧し合いして、みんなが美咲さんのパンティを撮りたがっているのが画面から伝わってきた。 (すげぇ、なんか美咲さんが皆に集団レイプされているみたいだ。) 僕はそんな風に思った。 「見ろよ、このケツ。柔らかそうにモチモチしてるぜ、ガッと鷲掴みにして揉み回してぇ!」 テラさんが手でその仕草をしながら、興奮の高鳴りを皆に示す。 「そうだなぁ、俺はもう、後ろからスカート捲り上げてこのパンティーの上から顔を埋めてやりたいよ。それで、パンティーをずらしてマンコにチンポぶち込みたい。」 ムラさんがテラさんの妄想を上回った事を言って返す。 「ああ、このパンティに隠れてる部分が見てみたいなぁ。」 「そうだね、この綺麗な太ももを触るだけでもいいよね。」 ムラッキーと義彦君も興奮を隠せずに妄想にしては遠慮勝ちな事を言い合っていた。 (こいつら、今日は美咲さんをオカズにしてオナるんだろうな。) 僕はそんな事を考え、また興奮してしまっていた。 皆の作品を一通り見終わったあと、ムラッキーが「どうだった?」と聞いてきたので、「すごく興奮したね。」と、言っておいた。 「編集してダビングしてあげるから、このビデオでいつでも好きな時に憂さを晴らしなよ。」 僕とムラッキーがそんな会話をしている時に、何かを考えていたテラさんが僕に提案をしてきた。 「・・・この女、どこに住んでるか知ってるのか?」 「・・・何で?」 「・・・この女、かなり性悪女なんだろ。だったらこれ位じゃこの女にとって屁でもないんじゃねぇのか?」 タバコを吹かしながら、少し悪びれて話すテラさんにみんな注目していた。 その時、僕の携帯が鳴った。 「あっ、ちょっと待って、美咲さんからだ。」 盗撮軍団の目が一斉に僕を見る。 美咲さんからの電話は、本町図書館から情報プラザに移動したという報告だった。 「何で移動したの?」と、意地悪く聞く僕。 美咲さんは、『変な人達がいたから怖くて。』と、僕に説明した。 「何かされたの?」と更に意地悪く聞くと、美咲さんは少し言い難そうに、『・・・友達がいたから・・その子に聞いてみて下さい。』と、応えた。 「分かった、聞いてみる。」 そう応えて僕は電話を切った。 「…何て言ってた?」 ムラッキーが僕に聞いてくる。 「ああ、別に。」と応えると、ムラッキーは「警察には言ってなかった?」 と心配そうに聞いてきたので、「言わないみたいだよ。」と応えた。 「・・・ほら見ろ、あの女にとっちゃ、これくらい屁でもねぇんだよ。もっとキツイお仕置きが必要なんだよ!」 僕の答えを聞いてテラさんが続きを話し出した。 「何か具体的なこと考えてるの?」 ムラさんがテラさんの話に対し興味深げに聞いた。 「そうだなぁ、相手があれだけいい女なんだから、あの女が反省するのと同時に俺達が楽しめたら最高なんだがな。」 テラさんは、何か遠まわしに誰かに答えを言わせようと誘導しているような感じだった。 「・・・ウーン、俺達が楽しんで女が反省するって、ようはレイプするって事?」 ムラさんが頭を掻きながら応える。 「ちょっと待ってよ、そんな事したら今度こそ捕まっちまうよ。」 ムラッキーが慌ててムラさんの意見を否定する。 「・・・・まぁ、手がない事もないんだが・・。」 そう、意味深な事を言ってテラさんは義彦君をチラッと見た。 「・・・まさか、テラさん。あれ用意しろって言ってるんじゃないでしょうね。」義彦君がテラさんの意図に気が着いたのか、意味深な事を言って返す。 「よっちゃんなら、楽勝だろ。」テラさんが怪しく顔を歪ませてニヤケ顔を見せる。 「ちょ、ちょっと、俺にも教えてくれよ。」ムラさんがテラさんの肩を押してせがむ。 (何なんだ?何を考えてるんだ?このニヤケ男は?) 僕は、不安と少しばかりの期待を込めてテラさんの計画を聞いた。 「よっちゃんの家ってさぁ、病院だからいっぱいあるんだよね、睡眠薬。」 みんな、テラさんのその言葉ですぐに全てが理解できた。 「まずいって、ばれたらどうすんの?」義彦君がみんなの輝く目を見て制する様に言った。 「大丈夫だって、あの女の裸みてみたくない?オッパイ触ってみたくない? ばれやしないよ!眠ってる間なら、胸も、尻も、太股も、好きなところ触り放題、見放題なんだぜっ!」 テラさんは自分で言いながら興奮を高めているようだった。 「いいね、それ。それやろうよ。」と、ムラさんはすぐに賛同した。 テラさんは僕の方を見て、「あの性悪女なら、この位が丁度いいんだよ!俺たちであの女に罰を与えてやろうぜ!なっ?」と、僕に協力を要請してくる。 確かに僕の協力なしではテラさんの計画は実行すらできないだろう。 「村木君も?」 僕は、話を反らす様に村木君の気持ちを聞いてみた。 「・・・僕は、そりゃぁ・・あんな綺麗な女の人の裸が見れるのなら見てみたいけど・・・。」 恥ずかしそうに応えるムラッキー。 「あの女が憎いんだろっ、みんなで罰を与えてやろうぜ!」 テラさんが繰り返すように僕を説得しようとしている。 「・・・僕は何をやればいいんですか?」 僕は説得される間もなく、あっさりテラさんの計画に乗った。 (美咲さんは、この変態集団に何をされるんだ?) 僕の全身は身震いするような興奮に襲われていた。
2004/08/26 14:58:19(mdp2XQWX)
投稿者:
あ
どどん
11/08/07 16:30
(0l61dyNZ)
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