8月の蒸し暑い夜だった。
ピンポンとチャイムのなる音に玄関に出てみると、「宅配です、和代さまですね」
「ハイ」と答えると小さな包みを差し出した。
もうとっくに9時を回っていて、「ご苦労様」と声をかけるとニヤリと笑う顔がどう
もと思いました。
どこからかと包みを見るとハイネス企画となっている、「あまり記憶にないのだ
けれど」と言うと、「奥様のご注文ですよほら」
「開けてみてご確認を」「そうね」そういって私は包みを開くとそこから出て
きたのはグロテスクなピンクの小物、、、「何ですか」と青年は覗き込んで「よく
通販で買われるんですよ」
私は顔がカーと熱くなり慌てて「これ、ち、ちがいます」
恥ずかしそうな私を見透かしたように「奥様隅に置けませんね、恥ずかしがらな
くてもいいですよ」、、「今晩ボクとどうですか」と言うなり私の肩に手をかけて
きました。
「主人呼びますよ」私の声はうわずって慌てて奥に逃げようとすると「呼んで下さ
いよ奥さん、ご主人寝たきりじゃなかったけ」、、、。
「いいんだよ、ご主人の部屋でも、奥様の犯されるのを見せてもいいんですよ」
「近寄らないで」