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1:N君②
投稿者:
M子
その夜は中々寝付かれず、悶々としていましたが何時の間にか眠ってしまい、明け方、夢を見ました。
記憶にあるのは私とN君が全裸で向かい合い、N君が私の胸を優しく触わってくれて、もう一方の手があそこに延びようとしてるところでした。 私は早くN君とキスがしたくて、せがむように唇を突き出していました。 N君の指であそこの溝をそっと撫でられてもう、気持ちは雲の上にいるようでした。 きっと、セックスまで行っちゃうなあと、期待してるところで醒めてしまいました。 気がつくと何時の間にか私は着てる物を全て脱いで夏布団をしっかり股に挟み込んでいました。 やっぱり夢だったんだ…、そんな訳ないよね。と直ぐに諦めに似た気持ちになりましたが、しばらくは余韻に浸っていたくて、そのまま布団を股間に押し付けてその感触を楽しんでいました。 夢の中でN君とちゃんとキス出来たのかどうか定かではありませんでしたが、きっと出来たんだと思う事にしました。 がっちりとしたN君が私を包み込んで、顔を近づけてきた時の優しい表情は絶対に忘れたくはありませんでした。 放心する気持ちを振り払い、ようやく起き上がって、服を着て階段を降りるともう、パパたちは仕事に出掛けた跡で、N君はまだ寝てるようでした。 N君は夏休みもあって、毎日、遅くまで勉強しているので、いつも10時ぐらいにならないと起きては来ません。 いつもは私がみんなの朝食を準備するのですが、その日に限っては寝坊してしまい、パパたちは食べないで行ったみたいです。 「私を興奮で寝付け無くした罰よ」 とつぶやいてN君と二人分だけ、朝食を作ると、まだ早いと思ったのですが、顔が見たい気持ちを押さえられず起こしに行きました。 いつもならどおってことはないのですが、夕べからのことで、向かい合うと動揺してまともにN君を見る事は出来ませんでした。 「昨日、ママがね、今年は仕事が忙しくてみんなで家族旅行は行けないから、二人で好きなこと行ってきなさいって、お金くれたの」 「わー、それは凄い」 N君は受験勉強もあるし、私と二人だけで旅行するの嫌がるかと思っていましたが、予想以上に喜んでくれて嬉しくて堪りませんでした。 その日、二人で話し合って、行き先を決め、早速、買い物や準備に掛かりました。 質よりも量を選ぶ事にして、私が運転する車で行く事にし、宿泊は主にキャンプ場でテントに寝る事にしました。 でも、最後の夜だけは一度は行ってみたかった奈良ホテルを選びました。 無論、お金が無いので、同室です。 折角、N君と二人だけで泊まれるのですから、思いで深いものにしたかったからです。 私にとってN君は小学校の高学年ぐらいから、ずっと可愛い存在でした。 学年では一つ違い、歳では、私が4月生まれで彼が3月生まれなので、殆ど2才違いです。 両親が共稼ぎで、私が大きくなるに連れ、家事は私がする事が多くなり、N君の面倒も見る事が増えていきました。 着替えや食事の手伝いも私の言う事を素直に聞いてくれて、色々と気遣ってくれていました。 私は、そのN君の思いやりが嬉しくて、どんなに忙しくても少しも嫌だと思った事はありませんでした。 お風呂も私が中学校を卒業するまで、いつも一緒でした。 それはN君がお風呂を嫌がってなかなか入ろうとしないので、私が母親替わりみたいに引き摺り込むことが多かったからでしたが、ママたちもそんな二人を見て、「M子がNの世話をしてくれて助かるわ。ずっと仲良くしてね」とニコニコするほどでした。 高校生になった時、N君のおちんちんが勃起するのを見てようやく、一緒には入ることに違和感を感じ出しました。 N君が恥ずかしがらなければ、私はまだ一緒でも良いと思っていましたが、N君の方から拒絶されてしまいました。 それでも、二人とも高校生になって夏に海水浴に行った時、コイン式の簡易更衣室が物凄く込んでいて、二人で一緒に入ってもう、身体をくっつけ合いながら着替えたこともありました。 すっかり逞しく成長したN君を目の当たりにして、流石に私も冷静ではいられませんでした。 でも、N君を弟として愛しく思う気持ちは変わる事無く、友達が彼氏を作って幸せそうに話してても、私にはあんなに素敵なN君がいるからと、羨やむことはありませんでした。 出来たらもう少し、べたべたしたいと思いましたが、姉弟では無理でした。 N君が高校1年の秋、ある女の子から電話が何度もかかるようになり、遂には家を尋ねて来るようになりました。 とても可愛くて清楚な感じのするお嬢さんでした。 幸いN君は留守で居ない時でしたが、私はショックで寝込みたい気分でした。 私の元気の無さを見て、N君が心配して聞いてくれたので、その話をすると、その子のことなら何とも思ってないと言ってくれ、少しはほっとしました。 私はそれでも安心出来ず、ある日その子を呼び出して「高校生なのに、N君と付き合うなんて絶対に認めないから諦めて!」と強く言いました。 するとその子は逆切れして 「姉貴の分際で彼女でもないのに、偉そうに言わないでよ。あなたにNの子が産めるの?あの子とエッチも出来ないくせに」 とその容姿からは想像できない口調で切り替えされて、私はたじたじになってしまいました。 一瞬、そんなにもN君を思ってるその人にN君を渡すしかないのかなぁと思いました。 そう思うと急に、幼い頃からあんなに可愛く思ってきたN君が遠くへ行ってしまうようで寂しくて堪らない気持ちでした。 「それは確かにあの子と私はエッチなんて出来ないし、キスだって出来ないわ。でも、私はN君の全てを知ってるのよ。ペニスの形も、色も、大きさもよ。触わったことだってあるんだから」 最後の一言は単なる偶然で、大袈裟でしたが効果は十分でした。 私は何もかもかなぐり捨てて、思いの丈をぶつける積もりで言いました。 「そ、そんなぁ……」 彼女は呆れ顔になり、やがて泣きべそをかいていました。 「あなたにはそんなこと、許してくれないでしょう」 私は追い討ちをかける積もりで言いました。 それが精一杯の頑張りでした。 「いゃ~、そんなの絶対いや!私は諦めない。きっとあなたからNを奪ってやる!」 大粒の涙を流してそう言い残すと、彼女は帰って行きました。 私は家に戻ると不安と悔しさで一杯になり、部屋に篭って声を押し殺し一頻り泣きました。 後日、N君が彼女をどうにか説得して諦めさせたと聞いて、ようやく安心することが出来ました。 ところが、別れ際に、彼女から思い出に一度だけキスして欲しいと言われてしてしまったと聞かされた時は、思わず逆上して「何で?!」とN君の頬をひっぱたいてしまいました。 「まだ、高校生のくせに駄目よ、そんなこと。もう二度としないって誓いなさい」 私がいるのに初めてのキスを奪われた悔しさで一杯でした。 それ以来、N君の周りにいる女の子は全て敵に思えて来ました。 私の友達が尋ねてきて、N君とちょっと親しげに会話をするのを見ただけでジェラシーを感じるほどでした。 それまで以上に監視を強めるようになり、どこへ行くのもついて行きました。 N君は陸上部で走り高跳びの選手だったので、県大会や地方大会の日には必ず弁当を持って応援について行ったり、ちょっとした買い物でもN君を誘って二人で行きました。 そればかりか、家に居る時はミニスカートやショートパンツのようにあえて露出の多い服装でN君の視線を浴びるようにしたり、時には大き目のティーシャツ一枚でスカートも履かずに部屋に入ったり、スッパにバスタオル一枚で彼の前に出て行って、目を丸くさせたこともありました。 もっとも、夏の海水浴場で小さなコイン脱衣室で二人、全裸で擦り合うようにして着替えた事を思えば可愛いものでした。 あの時、勃起したN君のペニスが腰やお尻に何度か当って、思わず興奮で気絶しそうになりました。 その感触は多分、生涯忘れることはないと思います。 ママにお金を貰った二日後、一週間の予定で、私の運転する軽四に荷物を満載してキャンプ場と奈良・飛鳥を巡る旅行に出掛けました。 途中、どうしても予約の取れなかった日が有ったので、その日だけはどこか空いているビジネスホテルにでも泊まる積もりだったのですが、散々、遊んだ後、夕方になってから捜したのでどこも満室で断られてばかりで、仕方なく安いラブホテルに入る事にしました。 安いだけに確かに部屋は狭かったのですが、浴室だけは何故か大き目で、バスタブは二人で入っても十分なくらいでした。 それよりも足を踏み入れて衝撃的だったのは、その浴室は全部ガラス張りでベッドの有るところから丸見えでした。 友達から聞かされて、ある程度は予測してたものの、その目的を思うとやっぱりという印象でした。 「仕方ない、ここで良いよね。」 と私は呆れたように言ってみたものの、心臓は激しく鼓動を打っていました。 落ち着けるわけも無く、二人でソファーに座ってお茶を飲みながら、当たり障りの無い会話をしていると 「風呂はどうする?」とN君が聞いて来ました。 私は「入りたい」とそれがどういうことか解っていながら、躊躇いもなく言いました。 「僕は別に良いよ。姉ちゃん一人で入って来いよ。あっち見てるから」 「そんなこと言って、こっそり見るんでしょう。そんなのよっぽど恥ずかしいから、一緒に入ろうよ。二人とも裸なら恥ずかしくないから…」 「でもなぁ…」と、N君が躊躇してる間に私は立ち上がって、履いていたパンツを下ろしてしまいました。 「何してるの?さあ、早く」と下着だけの姿になってN君を立ち上がらせ、ジーパンのジッパーを下ろしかけました。 「何すんだよぅ~」 私は自分でも信じられない大胆な行動でした。 でも、もう止まりません。 「男の子でしょう 」と及び腰のN君を追いかけて、無理矢理ジーパンは愚か、トランクスまで下ろしてしまいました。 もう、すっかり勃起したペニスがポロンと飛び出してきました。 「キャ~ッ!N君のエッチ!変態」とわざとらしくおどけて逃げ出す振りをしました。 「こらぁ~、変態はそっちだぞう」と手加減したタックルをしてきたので、私はN君を引きずるようにしてベッドに倒れ込みました。 二人は折り重なってしまいましたが、N君は直ぐに起き上がってそのままブラジャーのホックを外し、ショーツまで剥ぎ取ってしまいました。 私はおどけて、足をばたつかせて抵抗する振りをしていましたが、最後のショーツを脱がせて貰った時はむしろお尻を浮かせて協力していました。 私はすっかり大人しくなり、同時にN君も無口になって私の背中に乗りかかっていました。 お尻にはしっかり硬くなったN君のおちんちんを感じていました。 頭の中は真っ白で、この先ことは何も考えられない状態でした。 私はこの先何が起きようともう、N君に全てを任せるつもりでした。 この旅行の最初からその覚悟でした。 そう思うとN君の荒い息使いが聞えてきて、何かがはじけたような気持ちで、手を恐る恐るN君のおちんちんに延ばしていました。 あと、少しで触われるというところで、N君は私の両肩に手を触れてて少し身体を浮かせました。 てっきり、私を表に返して、いよいよ来る時が来たと思ったら、何とN君はそのまま立ち上がってしまい「風呂、入ろうよ」と言うでは有りませんか……・。 「うん、じゃそうしよっか…」 私はまだ、チャンスはこれからだと思いつつ、素直に立ち上がりました。 浴室のバスタブにも二人でぴったりと肌をくっつけて入り、互いに背中を流しっこもし、浴室から出て濡れた身体をバスタオルで拭く時もお互い助け合い、身も心も準備は十分でした。 ところが、N君は汗を拭うとさっさとタオル地のガウンを羽織るとテレビを点け、冷蔵庫を開けて「姉ちゃん、何飲む?」って言うでは有りませんか…。 私は喉はカラカラでしたがそんな気分にはとてもなれず「何でも良い」とだけ答えて、仕方なく私もガウンを着てN君の側に、わざとぴったりくっついて座りました。 N君が二つのコップにジュースを分けて入れようとしていましたが、「コップ、一つで良いよ」と私が止めました。 (そんなことより早くキスをしてくれるか、最悪でも肩ぐらい抱けよ) 心ではそうつぶやいていましたが、現実は間接キッスどまりでした。 私の決死の覚悟とは裏腹に会話は学校での間抜けな先生や、生徒たちのいたずらの話しで異様に盛り上がってしまい、私は何度も身悶えして笑い転げました。 (この後に及んで何でこうなるんだ?)と心で毒ついていましたが、一向に私のシナリオには近づいて来ませんでした。 仕様が無いので、こうなったらと、わざと笑い転げる振りをして妄りにガウンを乱れさせたり、N君の身体に突っ込みを入れる振りをしてスキンシップを謀る作戦に出ました。 「きゃ~、バカだねぇ、そいつぅ、信じられない」とわざとらしくバカ受けして、床に転げ廻り、足までバタつかせました。 勿論、下着は着てないので、おっぱいもあそこも丸見えだったと思います。 「こんなんで、そんなに受けんの?姉ちゃんもウブだなぁ~」 「何だと、こいつぅ~、よくもお姉さまをバカにしたな、おまえもこっちへ来いっ」 とノリノリになって、N君の腕をとって引きずり降しました。 その時、大股を開いて倒れたN君は、下半身が完全露出して、股間からペニスが潜望鏡のように起立していました。 「チャンス!」と私はN君に乗りかかり、0.5秒程の間に「ワン・ツー・スリー」と素早くカウントを取り「ワーイ、M子の勝ち」と一方的にフォール勝ちの宣言しました。 「反則だぁ~、今のは無効だよ」 「それじゃ、もう一度、勝負すっか?」 「望むところ」 二人はまだ体格が互角だった小学生の頃を思い出してプロレスごっこに入り込みました。 「そんじゃ、無制限一発勝負ね」 「一発、かい?」 「そう、私は反則無しの何でも有り。キミは手も足も出しちゃ駄目、ちょっとでも手を使ったら即、失格、良いわね」 「何でだよう」 「これが掟なの」 「それはあんまりだよ」 「うるさい、問答無用」 と私はガウンを脱ぎ捨て 「赤コーナー プリティ・M子 彼氏まだいませぇ~ん」 と言いながら可愛い仕種をして見せました。 「そんじゃ、こっちは、青コーナー チン・道山 彼女いない暦17年」 とN君は叫びガウン脱ぐと勃起したペニスを突き出して見せました。 (私の望んでいたのはこれなんだ) と思いました。 互いに羞恥心とか、姉弟であることはすっかり忘れ、体中エッチモードで充満していましたが、それでいて、どこか純粋さも感じていました。 こんな体験はN君以外の誰ともしたいとは思えないものでした。 この先どうなってしまうのか、兎に角行くところまで行ってみたい。 (唯のセックスなんかじゃない、私の最も望んでいるもの、N君とならきっとそれが出来る) そう、感じていました。 私はN君を倒そうと正面から腰の当たりに抱き着きましたが、身長180cmはあるN君は動きませんでした。 逆にちょっと体重を預けられると、忽ちバランスを崩し、簡単に下敷きになってしまいました。 倒れる際、N君は私をかばう為、片腕で私を抱き、もう片方の手で床を押さえてゆっくりと倒れてくれたので、少しも痛くは有りませんでした。 でも、そのまま体重を預けられると私は身動きが出来ませず、フォール負け寸前になってしまいました。 最後の手段で脇の下をくすぐりようやく起き上がる事が出来ました。 前から駄目ならばと、今度は背後から襲いかかりました。 お尻の高さでしがみつくと、どうにか前倒しには出来ましたが、私がしがみつく事にこだわった為、くるっとN君が反転するとあっさりと体が入れ替わってしまい、その上N君が身体の向きを変えると、忽ち組み敷かれてしまいました。 私は胸を押したり、足をばたつかせて抵抗を試みましたが、もがけばもがくほど、N君の全体重に押さえつけられて、苦しくなるばかりでした。 「ぎゃ~、壊れちゃうよぅ~」 遂に私は悲鳴をあげてギブアップしました。 今度も、完敗でした。 ソファーに座り、私が寄り掛かると、ようやくN君は肩を抱いてくれました。 「そろそろ寝ようか」とN君が言うので、私は甘えた声で「キミがあんまりか弱いお姉様を苛めるからもう動けない」と言うと、155cm、43kgの私の身体は軽々と持ち上げられてベッドまで運んでもらいました。 でも、その日はそれまででしたが、私はこれまでになく十分なスキンシップが出来た事で、これ以上は望んではいけないと自分に言い聞かせていました。
2002/10/10 00:27:01(gVY3ZS/R)
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