姉・和恵のこと
近親相姦は、みなさんが言われているような明るいものではない。行為の前
も後もほとんど会話はないものである。私はそれに非常に暗い印象を持って
いる。人の目をはばかり、親族はもちろん、友人にも打ち明けられない。だ
からこそ強い快楽と快感が得られるものである。

　姉・和恵は私と6歳違いであった。あのとき私は確か中2だったから姉はも
う短大に行っていただろう。理由はわからないが冬の寒い日、私は姉の部屋
で寝ていた。あまりの寒さに私は姉の布団に潜り込んだ。姉の熱い体から発
散する若い女の香りはむせるほど強烈だった。私はまどろみながら姉の体を
抱いた。私は姉の顎の下に顔を埋めてパジャマの中に手を入れた。姉も目覚
めていた。「kazu」と私の耳にささやいたが、すぐに足を開いて私の手は自
然に濃密な陰毛に飾られた恥骨に届いた。
　私にはもうすごい大人のオマンコに思えた。もちろん初めての体験だっ
た。だからどこまで毛が生えているのだろうかという思いで撫でさすってい
た。ごく自然に中指が割れ目の中をなでていた。姉が私の顔を押さえ込んで
抱きしめて、私の指を取って膣の中に押し込んだ。複雑な襞が指を囲み、ト
ロトロと熱い液体が指を濡らして、和恵は「アア」と押し殺した小さな声を
私の耳に吐いた。もう愛液が私の手のひら全体を汚し、私は手を動かすこと
が姉を喜ばすことを知った。
　姉の手が私のパジャマからチンポを引き出した。勃起してもきっと10セン
チくらいだったはずのチンポを姉は愛おしそうにしごいた。チンポはすぐに
脈動した。射精したかどうかは覚えていない。
　不定期な間隔を置いてこんな生活が1年ほど続いた。お互いの顔を見ないよ
うに過ごしていたが、ハッと気づくと姉が黒目がちな瞳でじーっと私を見て
いることもあった。

　そんな姉に「お姉ちゃんのここに入れたい」と告白したのは私が高校生に
なり、和恵はもう会社に勤めていたはずだ。和恵は「あたしが結婚してから
ね」とそのときは和恵は恐る恐る私のチンポをフェラチオしていた。和恵は
すでに十分に発達した尻を開いて私の顔をまたいでいた。私の目の前に和恵
の尻の間に意外なほどふっくらと肉付きのよい大陰唇が開き、濃い陰毛に吐
き出した愛液が光っていた。窪みの中にきゅっと締まった肛門が見えた。私
がその窪みに舌を這わせると「そこはイヤ！」と言って、暗にオマンコを舐
めるように誘った。私はむせかえるような若い女の匂いを感じながら、舌で
愛液をすくい取り、和恵は健康そうな太股で私の顔を強く挟んで身を反らし
た。

　和恵は24歳で結婚し、28歳で離婚。落ち着くまで実家に住むことになっ
た。私はまだ学生であったが、約束通り、和恵と性交することになったが、
次回に譲ります。
　

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