その頃お姉さんが公団に当たって引っ越して行ったから、姉さんの寝ていたスペースが私の場所として廻ってきた。　そんな自分のテリトリーが出来、勉強も自分だけの時間も作れる様になったのが嬉しかった。　隣は箪笥越しにばあちゃん反対は襖一枚の仕切、其れでも嬉しかったのは弟Ｄとの事をあたしなりに考える様に成ってきたから。　好きだし可愛いとも思っているけれど男になってきたＤとしてきたエッチな事はもう遊びじゃ済まなくなってしまうのだ。　あたしも女だからに子供だって欲しい、勿論恋もしたいし好きな人だって今も居る、その人とエッチをしたいとかじゃ無くてそんな事はＤとだって良いけど子供は姉弟で作る訳には行かないのだ。　「妊娠したら産みたいと思う」のだろうから〈Ｄとのエッチな事がエスカレートしたから〉で妊娠はしたくなかったのは当然だ。　チンチンも大人の様になり射精もする様になったＤはもう大人並みの躰になり始めている。　バージンを開けるのはＤだって良いけれど中に迎えると云う事は中で射精してしまうだろう、そうしたらやがて妊娠するかも知れないと考えない訳にはいかない。　未だ陰毛が生え始めたばかりのＤだからきっと怺えるとか避妊とかは考えられないだろう、私だってそんな事考えた事もなかったのだから。　部屋というか自分の領域を貰ってから初めてＤが布団にもぐり込んできた晩それに気付いた時Ｄは可成り大胆に行動を始めていて、既にネグリジェの上は拡げられて張りつめた乳房はふたつともはだけられパンティーからは捲られて摺下げられた布からヘアが丸見えにされている。
「アーッ　駄目よ。　触っても良いけど、見せてあげるけど挿れちゃ駄目よ、約束よ」というのが精一杯。　こんな事するのさえ恥ずかしい気がする様に心に変化が起きていた。　其れでも弟を突き放すのは可哀想な気がしていた、可愛い弟は恋人の様に親分子分の様に過ごしてきたのだから。　そしてその晩も、其れからも数回は繰り返されただろう擬似ＳＥＸの様に。　処女のまま性器同士の交わりの様に、射精にいたるまでシタ後、おマンコの上や廻をべとべとヌルヌルにして果ててあたしの胸を触って眠るＤだった。　

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