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雌豹となった夜
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:雌豹となった夜
投稿者: らん
雌豹となった夜

彼の胸の中で深い愛情を全身で感じながら
、混沌とした意識の中でも、脊髄反射のように7年前の忌まわしい記憶が鮮明に甦る。
彼の求愛に応じることができない。心と身体で彼の深い愛情を感じながらも、いざとなると彼を受け入れることができない。優しく力強く求愛する彼に、忌まわしい黒い影を感じてしまう。
瘴気に満ち生唾を嚥下しながら、本能を剥き出しにした獣が、香(かおり)の身体を翻弄した。
高校2年の夏休みに義父に凌辱されたのである。
香は、母には言えなかった。その後も幾度となく義父の要求されるがまま愛具となった

満身創痍になりながらも母の前では明るく振舞った。そうすることで穢れた香の身体が幾分でも蘇生するような気がしたからだった

香が3歳の時に、父は自動車事故で亡くなった。その後、保険外務員の仕事をしながら、女手一つで香を育ててくれた母に、彼女は、余計な心配は掛けたくないし、明るく振舞うことが母へ唯一自分の出来る事だと思っていた。
義父は母の勤務する生命保険会社の長年の得意先で、従業員35名ほどの小さな印刷会社のオーナーだった。『義父』と言っても正式に婚姻しているわけでもなく、内縁の関係で、どういうきっかけで、母と特別な関係に至ったのか詳細はわからない。ただ、多少の生活の援助を受けていたということを、母の口から耳にしたことがあった。
香が、人並みに、短大を卒業し、現在勤務する、大手商社の秘書課へ就職できたのも、少なからず、『義父』の存在は無視できなかった。
香が、成人式の年に『義父』は肝硬変で亡くなった。54歳だった。酒色を好む『義父』にはふさわしい死因かもしれない。母と葬儀に行ったが、一般焼香で、香たちの存在は特別なものではなかった。
葬儀から戻った香は、過去の忌まわしい出来事を全て忘れようと思った。『義父』がこの世に存在しなくなったことで、何故か不思議なくらい気持ちが軽くなり、鉛色の重く冷たい何かから解放されたような気がした。
彼のことをいくら愛しても忌まわしい黒い影が、瞳に覆い被さってくる。
精神的外傷(トラウマ)であることはわかりつつも、どうしようもなく脅えた香が存在する。彼にすべてを打ち明けるべきなのか、けれど、香には勇気がない。
 
ある夜、香はベットで女性週刊誌のある記事に、これまで感じたことのない不思議な感情に支配されていた。25歳の女性が、幾人もの、男子高校生に、性的な虐待を加えていたという、衝撃的な記事であった。
 異性に最大の関心が高まり、性的にも激しい欲望が目覚める、この時期の男子高校生たちにとって、25歳の女性はあまりにも魅力的であったに違いない。
そんな彼らを、その女性は、『出逢い系サイト』で、次々に誘惑し、彼女の愛具として
持て遊んだのだった。その光景を生々しく、
記事は活字化していた。
〈25歳の女性会社員Aは、男子高校生B17歳を、『出逢い系サイト』で、巧みに誘惑し、S市郊外のホテルに誘い込み、淫らな行為を強要した。〉
 その淫らな行為とは……。
 活字を追って行くうちに、香は何か得体の知れない、感情が全身を駆け巡って行くのを覚えた。内攻した何かが、音をたてて騒ぎ出したのである。恐怖心でなければ、被害者Bに対する同情心でもない。香の心の奥深いどこかで何かが騒ぎ出した、得体の知れない背筋がぞっとするような、何かである。
 香は、下半身が、熱くなるような感覚を覚えた。
恐る恐る、右手を太ももから、ショーツへと滑らせてゆく。花芯から滲み出た、恥蜜が
すでに、ショーツを透かし、熱を帯びた花芯が輪郭を浮き出している。
「あっ……」と低い呻きに似た息が漏れる
。次の瞬間、背筋が稲妻に打たれた様な感覚が走った。
 左手で、ブラジャーを押し上げ乳房を撫でた。張りのある豊満なその乳房の先が、妖しくツンと固くなっている。
香の乳首が固く硬直している。
 淡いピンクの乳首が痛いほど固く硬直しているのだった。
 張りのある豊かな乳房はさらに固く張りつめて熱を帯びている。
香りは、左乳首を乳輪から左手の人差し指と中指で挟みながら、自ら、張りつめて熱を帯び固く突起したピンクの乳首を、つまみあげた瞬間香は、第二陣の稲妻に打たれた。
殆ど無意識に、右手をショーツの中に滑り込ませた香は、中指ですでに花蜜であふれた花芯を、持て遊ぶように責めた。
香は、息苦しいほどの怒濤の中で、得体の知れない感覚を経て、やがて静寂を迎えた。

混沌とした意識の中で、香はふと『出逢い系サイト』を思い浮かべながら、口元に冷笑を浮かべた。獲物を狙う雌豹のように……。

 
2003/09/12 02:58:50(EH8A94Jh)
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