|
|
1:姉ちゃん(5)
投稿者:
kazu
家に付いた僕は、気づかれないように風呂場の横の井戸の水を汲んで顔を洗い、
ずっと家に居た様に振る舞いながら、家に入り 「姉ちゃん達、遅いなあ。もうお昼過ぎてるのに」 「ああ、先っき、おっちゃんが一度帰ってきてたけど。また出て行きよった」 もうすぐ、姉ちゃん達が帰ってくる事を確信すると、 「腹すいたなあ、西瓜もよう冷えてるで」 「もう、帰って来るやろ」 独り言の様にそう言いながら、テレビをつけその前に寝ころびました。 十分位の間だったと思います、僕は、テレビを見ている振りをしながら、 先っきの事を、思い出していました。 「ただいま、えらい遅なってしもうて」 「和樹、お腹すいたやろ。ごめんな」 姉ちゃん達はそう言いながら、帰って来ました。 「さあ、そしたら昼ご飯しようか」 皆が、お膳の前に並びました。 おっちゃんは、家族の一人一人に、犯人を突きとめる様な目つきで、ジロッと見ながら、 ビールを飲み、やがて僕の方を向きました。 『姉ちゃんを犯った奴探してるんだ』僕は、すぐ分かりました。 『ひょっとしたら、姉ちゃんとの事ばれてるかも知れん』 僕は、高鳴る心臓の鼓動を押さえるように、テレビを見ている振りをして、ご飯を飲み込みました。 「和樹君も、高校生や。えろう立派になって。もうち♂ぽにも毛、はえとるんろ」 ゴクッと一気にビールを飲み干すと、 「あんた、なに言うてんの、和樹嫌がってるやないの」 「今、ご飯食べてるねんで、変な話しせんといて」 「和樹も、もうちゃんと大人やんかなあ」 姉ちゃんが割って入ってくれました。 「大姉ちゃんと小ちゃい姉ちゃんは今晩帰って来るの?」 「いいや、弘子の方は、明日の昼頃には帰れるって先っき、電話があった」 「ふんん、小ちゃい姉ちゃんはいっつも遅いなあ」 僕は、そう言うとテレビの前に寝ころび、家族の笑い声がだんだん遠くに聞こえるのを心地よく感じながら、いつの間にか寝入ってしまいました。 すごく長く寝ていた様な気がしました。 ”ジジジジ”蜩の鳴く音に目を覚ました僕の頭の下には、誰がしてくれたのか、座布団を二つ折れにして敷いてくれていて、辺りを見渡すとそこにはもう誰もいませんでした。僕は頭の後ろで手を組んで外を眺めました。真っ赤に染まった外の景色が眩しくて、目を閉じると姉ちゃんとの事が走馬燈の様に次々によみがえり、勝手に股間に手を入れギュッと握りしめました。 「ええ!?」 僕は、股間の異変に気づいて慌てて便所に行きました。 パンツを下げ、ち♂ぽを見ると先っぽだけが、異様に腫れていました。 「どうしよう、えらいことや」 「なんか病気なんか・・」 不安で頭がいっぱいになり、頭の中が真っ白になって行きました。 「和樹ー、和樹ー、もう起きやー。晩ご飯のおかず買いに行くよー」 「ああ、行くー」 中姉ちゃんの呼ぶ声に、外に出ると、車のドアを開けて乗り込みました。 その時、おっちゃんの視線を強く感じ、背中に寒気を感じました。 中姉ちゃんはすぐに僕の異変に気づいてくれました。 「どうしたん?和樹、えらい元気ないよ?」 「うん、洋子姉ちゃん。おっちゃん知ってるのと違う?」 「姉ちゃんにえらい聞いて来たけど、目隠ししてたから誰か知らんって言うてある」 「大丈夫やて、ばれへん。ばれへん」 「せやけどー」 「和樹、そんなんしてたら、逆にばれてしまうで・・しっかりしい」 「せやし、別にばれたかって姉ちゃん平気や・・」 「さあ、着いたで、あれ・・いつの間にか綺麗になって、建て替えはったん・」 「いやー、洋子ちゃん。久しぶり・・どないしてんのお? 元気ー?」 この辺で、一番しゃべりのおばはんに捕まってしまった姉ちゃんに、 「僕、買ってくるわ」 助けを求める姉ちゃんの目を無視して、店の奥に入っていきました。 買い物を済ませ、レジを出てきても案の定、まだ捕まっていました。 「姉ちゃん、帰るで」 「なんや、まだええやんか。そう、ほんなら、また連絡するわ」 「ありがと、助かったわ。あの人ほんまにしゃべりやわ・・」 ドアの窓を降ろして、「それじゃ」 軽く会釈する姉ちゃんに、 「あっ!そや 携帯買うてん。最新型のらしいわ・・またメールするわ」 話が終わる前に発車した僕達は、車の中で思わず吹き出しました。 「ほんま、あのおばはん、しゃべりやで。わけ分かれへん」 「アレでは、男がでけへんの分かるわ」 「なんか、あの店のお爺とできてるとかこの前、犬としとったとか、友達に聞いたで」 「うっそー!? ほんまかいな」 「40超えて独身や、そら誰とでもするでえ」 「和樹、そんな風に言うもんと違うよ!」 そう姉ちゃんに窘められて、僕は、自分の心配事がもう一つあった事を思い出しました。 「なあ、姉ちゃん? 姉ちゃんてえ」 「なによ、和樹」 「あのー、あのなあ」 「なんか、ち♂ぽ・・変やねん あれから見てみたら、先っぽ腫れてるねん」 「ええ、痛いの?」 「ううん、ぜんぜん痛いことはな無いねんけど・・」 車を止めて、見てくれた姉ちゃんは、 「あはははは、大丈夫、大丈夫。お尻の穴やったからきつう締まって腫れてるんやわ」 「直ぐ治る、心配いらん、あっはははは・・・」 僕は、顔を真っ赤になったと同時に、やっと安心しました。 家に着いた頃には、陽も暮れて辺りは薄暗くなっていました。 「あっ、大姉ちゃん帰ってきてる」 三重ナンバーの真っ赤なスポーツカーで直ぐに分かりました。 「大姉ちゃんお帰りー」 家の中の異様に重たい空気を感じた僕は、大姉ちゃんの旦那さんがいないことで察しました。 『やっぱり、大姉ちゃん離婚するのか・・』 『姉ちゃん達三人ともあんまり幸せやないのや』僕はすごく心配な気分でした。 「よっしゃ、話はここまで、さあ晩ご飯にしよ」 床の間を背に父、その隣に兄者の二人が座り。父側に祖母、そして中姉ちゃん夫婦。 兄者側に、大姉ちゃん、その横に僕が座り、父達と向かい合うように母が座りました。 いつもより酒の量が多くて、早くも酔っぱらった姉ちゃん達は、次々に歌ったり、大きな声で笑ったりで、挙げ句の果てに、大姉ちゃんはみんなの前でスカートを捲って、嫌らしい踊りを始めて家族中がお腹を抱えて笑っていました。でもそれらが僕の目には、日々の生活の鬱憤をはらしている様でもあり、悲しいくて泣いている様にも見え、大人の世界のドロドロした物を感じました。 「僕、先に風呂に入るわ、もう遅いし・・」 外に出て、空を見上げると、お月さんがとても綺麗でした。 「ふうー」背伸びをして、風呂に入り、湯船の中で股間を見ながら、 「あー、良かった」胸を撫で下ろしました。 そして、何回も湯船の中に潜ったりを繰り返しました。
2003/08/14 19:39:07(HhWy.isO)
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。 |
官能小説 掲示板
近親相姦 /
強姦輪姦 /
人妻熟女 /
ロリータ /
痴漢
SM・調教 / ノンジャンル / シナリオ / マミーポルノ 空想・幻想 / 透明人間体験告白 / 魔法使い体験告白 超能力・超常現象等体験告白 / 変身体験・願望告白 官能小説 月間人気
1位彼女の正体。こ... 投稿:てんてん 17199view 2位不貞妻、淫欲の... 投稿:龍次郎 13735view 3位そして、妻は甥... 投稿:ダイエットキング 9197view 4位狙われたオバサン 投稿:スケベおやじ 4837view 5位義母、溺愛転覆 投稿:Daniel 4109view 官能小説 最近の人気
1位幼なじみの母親 投稿:ナオミチ 1110424view 2位ショッピングモール 投稿:純也 136957view 3位不貞妻、淫欲の... 投稿:龍次郎 13733view 4位マゾだった姉、... 投稿:ナオキ 1526759view 5位彼女の正体。こ... 投稿:てんてん 17199view 作品検索
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
会社の応接室に・・・・-下着を置く女/関東 08:51 もう信じられない-嫁の愚痴 08:04 娘が入院していて-レイプ体験談 07:42 夜の繁華街-露出実行報告 07:26 24歳 経験人数50人以上の妻 | おし... 07:11 人気の話題・ネタ
ナンネット人気カテゴリ
information
ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられております。 |