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1:「義父との秘密の昼下がり」
投稿者:
真理奈
◆MNqYqmcMMI
「義父との秘密の昼下がり」
「いつも悪いね、真理奈ちゃん。助かるよ」 義父のその声を聞くたびに、胸の奥が少しだけチクリとするようになったのは、いつからだっただろうか。 夫が地方に転勤となり、単身赴任してからもうすぐ半年。 その間、私は週に一度、義実家を訪ねていた。義父の一人暮らしが心配だと、夫が気遣ってくれたのがきっかけだった。庭の手入れや掃除を手伝い、昼食を一緒にとって、夕方には帰る。最初のうちは「嫁として当然」と思っていた。でも、今は違う。 私は、義父に会うたび、妙に意識している自分に気づいていた。 「暑い中、わざわざ悪かったな」 「いえ、いい運動です。家にいると、じっとしてるだけなので」 「お茶でも飲んでいけ。麦茶しかないけどな」 義父はそう言って、縁側に座り、少し汗ばんだ額をぬぐった。 その日、私は庭の草むしりをしていて、しゃがんだ拍子に足元の土で滑り、尻もちをついた。 「あっ…」 「おい、大丈夫か!?」 すぐに駆け寄ってきた義父の腕が、私の腰を支えた。 その瞬間、指先が――腰骨に、ほんの一瞬触れただけで、身体がびくりと反応してしまった。義父もハッとした顔をして、すぐに手を引っ込めたが、その空気の変化は確実だった。 「す、すみません…ちょっと、尻もちを…」 「そ、そうか…でも、腰、強く打ったんじゃないのか?」 「いえ、大丈夫です。少し汚れちゃいましたけど…」 私は立ち上がり、スカートの裾をパンパンと叩いた。 でも、内腿にまとわりつく汗が、妙に肌を意識させる。 「中で着替えていったらどうだ?Tシャツくらいなら貸せるから」 「え…でも、義父さんのなんて、大きすぎるし…」 「いや、それでも風邪ひかれたら困る。遠慮せずに」 その目は優しいけれど、どこか私の身体を測るような視線があった。 私はなぜか、それに逆らえなかった。 浴室の脱衣所で着替えながら、鏡に映る自分の身体を見て、深いため息をついた。 夫が出ていってから、触れられることもなくなった。 肌の温もりが恋しい、と思う夜もあった。 でも、それを義父に求めるなんて――。 義父のTシャツを着ると、膝上まで隠れるほどの丈だった。 まるで部屋着のようなその布に、自分が包まれていることが、奇妙な興奮を呼び起こす。 リビングに戻ると、義父が二人分の麦茶を準備していた。 「濡れた服、洗濯しとくから置いといてくれ」 「…すみません、ありがとうございます」 座敷に正座して、二人向かい合って麦茶を飲む。 空調の風が足元を撫で、裾が少しめくれる。 「…その格好、なんだか新婚さんみたいだな」 「ふふ、変ですよね。サイズ合ってないし」 笑いながらも、義父の目が私の太ももあたりに向けられていることに、気づかないふりをした。 沈黙。 長い、少し重たい沈黙のあと、義父がぽつりと呟いた。 「真理奈ちゃん…」 「はい…?」 「俺はな…ずっと我慢してた」 心臓が跳ねる。私は、麦茶のグラスをぎゅっと握った。 目を逸らすこともできず、そのまま義父の言葉を待った。 「嫁に、こんなこと思っちゃいけないって、自分に言い聞かせてきた。でも…今日の姿見たら、もうダメだと思った」 「……義父さん…」 「お前の、汗ばんだ肌も、無防備な脚も…全部、目に焼きついて離れないんだ」 その声は震えていた。 そして、それに反応している自分がいた。 理性が止めろと叫ぶ中で、欲望がその上を上書きしていく。 私は立ち上がり、義父の隣に腰を下ろした。 膝と膝が触れ合い、互いの呼吸が重なる。 夫の父。 それでも、私はこう言った。 「……触ってもいいですよ」 義父の手が、そっと私の太ももに置かれた。 震えていた。私と同じだった。 ゆっくり、膝から腿、そして腰へ。 布越しに撫でられるたび、背筋がぞくりとした。 「本当に…いいのか?」 「……ええ。私も、ずっと寂しかった」 座敷の畳の上に、二人並んで横たわる。 義父の指が私のボタンを一つ一つ外していく。 夏の午後の光が、障子越しにやわらかく差し込み、汗ばむ肌を艶めかせた。 「真理奈ちゃん…こんなに綺麗なのに、あいつ…何してんだか…」 「言わないでください…夫のこと…今だけは…」 唇を塞がれた瞬間、心の中の罪悪感がかき消される。 私は、抗わなかった。 肌と肌が重なり、畳の香りに混じって、湿った吐息が部屋に満ちていく。 動くたびに畳がきしむ音が、まるで背徳のメロディのようだった。 「もっと…ください」 自分で言ったその言葉に、自分自身がいちばん驚いていた。 告白の終わりに: あれから、週に一度の訪問は「義務」ではなくなった。 私の中で義父は、ただの“家族”ではなくなってしまった。 「来週は、天気が良さそうだな」 「そうですね。庭、きっとまた草が伸びてますよ」 私たちは、また同じように芝生を抜いて、また同じように、畳の上で罪を重ねるのだろう。 私は、それを止めようとしない。 「義父の指先、昼下がりの記憶」 義父と初めて身体を重ねてから、一週間が経った。 一度きり――そう言い聞かせたはずなのに、あの昼下がりの記憶は、今も私の中で生々しく疼いていた。 畳に響いた湿った音。 肌と肌が擦れる感触。 舌の熱、指の太さ、奥を満たす圧―― 何度思い出しても、脚の内側がじんと熱を帯びる。 「……ほんと、最低」 そう言いながら、私はまた義実家へ向かっていた。 週に一度の“お手伝い”。 けれど今は、夫の父に抱かれるための“通い妻”。 「おう、真理奈ちゃん。今日はちょっと早いな」 義父はリビングのソファから立ち上がると、玄関に向かって私を迎えた。 「買い物、思ったより早く終わったので……」 「はは、それは嬉しいな。上がれよ。庭の剪定もまた伸びてきててな」 「……はい」 靴を脱ぎながら、私は“あの部屋”をちらりと見やった。 畳のにおい。あの感触。 そして、そこで脚を開いた自分。 胸がきゅっと締めつけられた。 「コーヒーでも淹れようか?」 「いえ……その前に、少しだけ」 義父がカップに手を伸ばそうとしたとき、私は小さく言った。 彼の手が止まり、顔がこちらに向く。 「……真理奈ちゃん?」 「……あれから、ずっと……身体が変なんです。思い出すたび……」 私はスカートの裾を指先でつまみ、和室の方へと自ら歩き出した。 義父も何も言わず、静かに私の後を追ってくる。 畳の部屋に入ると、私は黙って正座をした。 スカートの中、下着の奥がすでに湿っている。 「また……触れてほしいです。あのときみたいに」 義父は静かに私の前に座り、そしてそっと、太腿の上に手を置いた。 その体温だけで、背筋がぞくりとする。 「……お前は、本当に……変わってしまったな」 「義父さんが変えたんです。私を、女にしたのは……」 返事の代わりに、義父の指が私の膝を撫で、スカートの奥へと潜り込む。 ショーツの上からなぞられるたびに、膣がひくひくと脈を打つ。 布越しに押し当てられた中指が、少しだけ動くだけで、声が漏れそうになる。 「もう、濡れてるじゃないか……」 「一週間、ずっと我慢してたんです……義父さんの手、夢に出てきました……」 ショーツをずらされ、指が割れ目をなぞった瞬間―― 「んっ……あぁ……っ」 思わず腰が浮いてしまった。 義父の中指が、ゆっくりと私の中へ入ってくる。 「はぁ……すごい、入ってくる……っ」 膣が彼の指を包み込み、勝手に締めつけていく。 奥を探られ、擦られ、また一週間分の熱が一気にあふれ出していく。 「義父さん……私、またイってしまいそう……っ」 「我慢するな……全部、受け入れろ」 数分後。 私は畳の上に四つん這いになり、義父に後ろから抱かれていた。 「はぁっ……んんっ、もっと……奥、もっとっ……」 「こんな音、昼間に出して……ほんとにいやらしい嫁だな……」 パンッ、パンッ、と打ちつけられる音が畳に響く。 汗が滴り、腰がぶつかるたびに快感の波が押し寄せる。 「イくっ……っ、義父さんの中で……また……っ」 「ああ……出すぞ、奥に……!」 熱いものが身体の奥で弾けるたび、頭の中が真っ白になる。 何も考えられない。ただ、快感に溺れるしかなかった。 告白の終わりに: 帰り支度をしながら、私はリビングに残る義父をちらりと見た。 「……また、来週も……」 「……ああ」 短い言葉のやり取りが、すでにすべてを物語っていた。 私は今日も、義父の女として、罪を重ねた。 「真理奈ちゃん……着いたか?」 玄関を開けると、義父の低くかすれた声がすぐ耳に届いた。 「はい……今日は少し早く来ました」 「……嬉しいよ」 義父の目は、すでに私を“嫁”として見てはいなかった。 夫の不在が日常となった今、私たちの関係も、もう“日常”になりつつある。 スーパーの紙袋に入れた惣菜は、そのまま台所に置かれたまま。 もはや名目など、誰のためにも存在しない。 「今日は……どこで、しますか?」 私は、義父のすぐ目の前に立ち、膝を折って着物の裾を捲った。 義父の指先が私の内腿に触れた瞬間、もう全身が熱に包まれた。 「今日は……俺のほうが、我慢できないかもしれん」 いつも以上に激しい。 義父の腰が打ち付けるたびに、私の身体は畳の上で跳ねた。 唇を塞がれ、喉の奥で喘ぐ声が震える。 「奥……ああ、奥まで……来て……!」 舌を絡め合いながら、私は自分でも驚くほど淫らな言葉を口にしていた。 理性なんて、もうとうにどこかへ飛んでいた。 快楽に溺れる合間、ふと義父が囁いた。 「真理奈ちゃん……このまま、俺のものになってくれないか」 「……え?」 「あいつが戻ってこなくても、俺のそばにいてほしい。もう、手放せそうにない」 それは、甘い囁きなんかじゃなかった。 狂気にも似た、執着の匂いがした。 だけど私は―― 「……それなら、約束してください」 「……?」 「この身体を……これからも、飽きるまで抱いてくださいって。奥さんとしてじゃなくて、女として……抱き続けてくれるって」 「……ああ。誓うよ。真理奈ちゃんは、俺の女だ」 その夜。 私は自分の部屋で、夫の写真を伏せた。 スマホに届いた「今週は帰れそうだよ」というメッセージを無視して。 身体はもう、あの畳の上にしか応えてくれない。 義父の手の熱、舌の動き、すべてが私の一部になり始めていた。 告白の終わりに: 「来週は、朝から来てくれないか」 「……ええ。じゃあ、泊まりの準備もしておきますね」 朝も、昼も、夜も―― 義父に抱かれるために、私は“嫁”という衣を脱ぎ捨て始めた。 この関係に出口なんてない。 それでも、私は自ら奥へ、深く深く沈んでいく。
2025/03/23 14:28:41(prTnyTO/)
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