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だるま少女①
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:だるま少女①
投稿者: 恥ずかしい兄
ギシギシと階段の軋む音が静かな俺の部屋に聞こえてきた。金のないこの家を少しでも豊かにしようと父も母も夜遅くまで働いているので、この音を鳴らすのはただ一人、妹の“瑠奈”だけだ。目に見えるようにゆったりとした動きで階段を上り、隣の部屋の襖を開け自分の部屋に入っていった。そして、いつものように鼻水をすすりながら嗚咽する声が響き、数十分後に静かになった。

市の外れにある出来の悪い高校に通う俺は、頭も悪ければ運動も出来ない。ついでに言うと友達も全くいない。クラスの奴らは俺を存在しないものと見ているようだ。それでもいい。どうせ4月には大学や専門学校に散り散りになるのだから。頭が悪くても入れる学校があることだけは少子化の恩恵かもしれない。だが、うちにはそんな金もないから、俺だけは就職先を見つけようと毎日早く帰ってきてはネットで情報収集してる。いや、これは言い訳だろう。話す相手もいないから真っ直ぐ帰るしかない、それだけだ。

だから瑠奈だけが唯一の話し相手。両親とも会話をしないこともあるから、一日のうちに口を開くのは瑠奈の前だけになってしまっている。俺は人見知りではあるが孤立したいと想っているけではなく、一般的な18歳の男。なんだかんだ言っても誰かと繋がりを持ちたいと常に思っているから瑠奈と会話する時間は一日の楽しみの一つだ。

聞こえるように力を込めて襖を開き、居間に下りた。瑠奈が下りてくるのをソファでテレビを見ながらひたすら待つ、これも日課の一つになっている。

しかし、ここ数箇月、瑠奈が泣いているのが気になる。いつもそこに触れないようにしながら他愛もない話をしてはいる。瑠奈も敢えて口に出さないので俺も聞くに聞けない。本当は目を腫らしているのだろうが、居間に来る前に洗面所で顔を洗い、俺に悟られまいとしているので、俺も知らない振りを続けている。

そうこうするうちにギシギシと階段が鳴り、いつものように水道の流れる音が止まると、ゆっくりとした足取りでこちらに向かってきた。

「お兄ちゃん、ただいま」
おかえりと振り向くと、はち切れそうに悲鳴を上げた制服を纏った瑠奈が入ってきて、リモコンを手にとってチャンネルを変えながら俺の横に座った。
テレビに顔を向けたまま横目で見ると、座ったことで重なった肉がより丸さを強調する。

そう、瑠奈は太っている。小さな頃はそうでもなかったが、この家を買った頃からどんどんと太っていき、中学に入る頃には真ん丸になっていた。母が食事管理をしなかったせいもあるが、冷凍食品を中心に自由に食べていた結果がこの体型だ。しかも顔はさらにひどい。頬の肉で押し上げられた目は糸のように細く、瞳が見えないほどであり、色気の欠片もない薄い唇からは前歯が大きく突き出ている。こんなに丸い顔をしているのになぜか魔女のように尖った鼻が更に顔のバランスを崩している。人を悪く言うほどの顔は俺もしていないが、同じ遺伝子をもっているとは思えないほど不揃いな顔だ。

しかし、こんな妹でも俺には唯一の話し相手。毎日が楽しみでしょうがない。俺に懐いているところは特に可愛さを感じる。

瑠奈はソファの上ではいつも俺に張り付いてくる。小さな頃からそうだ。肩に顔を載せてケラケラと楽しそうにテレビを見ている。今日もいつもと同じだ。太ってからは体温が暑くて困るが、慣れると意外に心地いい。

俺は瑠奈に気づかれないように顔をのぞき込んだ。テレビに笑ってはいるが目が赤く充血している。瑠奈、お前はなぜいつも泣いているんだ。

「ん?、どうしたの?」不意に瑠奈が振り向き俺を覗き込む。いや、別に、と慌てる俺を不思議に思うように瑠奈が目を大きくさせて顔を近づけた。いつもは見えない黒い瞳が俺の目を見据える。瑠奈・・・

俺は肉付きのいい肩に腕をかけ、瑠奈を強く抱き寄せ、静かに唇を重ねた。唇の柔らかさよりも前歯の硬さを感じながら、自分がしていることの重大さに心臓の鼓動を激しくなっていくことに気付いた。そして石鹸の香りに混じって漂う女の匂いに劣情を高めていた。

 
2013/12/28 12:00:26(Dg/YMsjx)
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