ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
兄のいる家
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
投稿の削除 パスワード:
1:兄のいる家
投稿者: isasaka
カラシ色のキャリーバッグを引きずって、私は二年ぶりの実家へ帰省しようとしている。
最後にこの道を通ったあの頃と比べれば、兄を想う気持ちはとても穏やかだ。

ただいまー帰ってきましたよーと心の中で言いながら、我が家の敷地に足を踏み入れる。
小枝がポキッと音を立てた。

「おかえり」
あの頃からまるで変わらない声がして、私は反射的に顔を向けた。

兄だ。

少し痩せて、顔色が悪く見えるけれど、意地悪そうな目も柔らかな黒い髪も何一つ変わっていない。
頭がぐわんと揺れて、体中が紅潮していく。
キャリーバッグがバタンと倒れた。

「久しぶりだな、麻子」
私の動揺ぶりを楽しむように、兄は目を細めて笑った。


「まぁーったく麻子ったら、すっかり洒落ちゃって!ちゃんと勉強してるの?」
母はお茶をいれながら、娘の帰宅にはしゃいでいた。父は相変わらず新聞を読んですました様子だが、数回こちらを見て顔をくしゃりとした。

コタツの中で足を崩した。緊張して無意識に正座をしていたから、血液が炭酸みたいに循環している。

「煙草吸ってくる」
母の騒音にかき消されたが、兄はそういってコタツを出ようとした。シュワッ!私は足に鈍い痛みと擽ったさを感じて、体を仰け反らせた。兄の足が当たったのだ。

「もう何よ?恭一も麻子も落ち着きないんだから!」
母がますます口の滑りをよくしていくのを察知し、私は足の痺れを堪えて立ち上がった。

「待って!私も行く!」
兄は黙って私を凝視する。
幼い頃から繰り返されたやり取りだ。
私が待ってと言うと、兄は黙ったままこちらを見つめる。
私は兄の目に見つめられるのが好きだったから、いつも兄を追いかけた。


「まったくお母さんったら、相変わらずだねー」
庭の置石に腰掛け、私は平然を装って話しかけた。
本当は心臓を口から吐き出しそうなくらいに緊張していたが、久し振りに会った兄の前で醜態は晒したくなかった。

兄はふーっと煙を吐いて、灰皿に煙草を押し付けた。
「足、痺れてたの?」
「え?」

「さっき、ぶつかった時変な動きしてたろ?」
「あー、ずっと正座してたからねー」

「ふーん」

兄はまるで興味のないような空返事をして、私の前にしゃがみ込む。

「え、なに?」
私の問いに返事をすることなく、兄は私の足を指先でつつき始めた。

ツンツンツン
「今は?もう直ったの?」
ツンツンツンツン
「ちょっと!なに!?やめて」
ツンツンツン

ジーンズの上で兄の人差し指が踊る。
ほんのり笑う兄の頬に赤みがさした。

ツンツンツン
指はやがて二本になり、三本、四本とピアノをたたくような動きを始めた。

「あはは!やめてくすぐったい!」
私は冬の透き通った星空を仰ぐように体を仰け反らせて笑う。
兄も白く整った歯を覗かせながら、いたずらに目を輝かせた。

音のない旋律は次第に激しさを増し、遂にその手は、足じゅうを弄るように滑り始めた。

何か言いたいけれど、言葉が思い浮かばない。
兄のつむじが近づいて、貪るように体中に触れる。

アソコが熱くなっていく。
二年も我慢したのに、決壊はあっけない。

「ンッ、ハァハァ・・ハァハァ・・・」
分厚いデニム地の上からアソコを執拗に弄られ、染み出るくらいに愛液があふれる。
静かな木蔭に吐息が漏れ出てしまう。聞こえてしまうのではないかと思う不安な気持ちで、もっと興奮してしまう。

「やばい」

兄は一言そう呟いて立ち上がり、パンパンに膨らませた股間を私の目の前に晒した。
反射的に私は手を置いて、掴むように撫でた。
兄の吐息が初めて漏れる。

もう止められない。
既に体は冷え切って震えているのに、兄はベルトを外し、チャックを開けた。
煩わしく思う程に私は待ちきれなくて、ソレが現れると同時に私は咥え込んだ。

「ハァッ・・・」
兄の溜め息が漏れ出た瞬間、格子戸の開く音がした。

「麻子ー!恭一ー!」

やばっ!
私はすぐさま口を離し、兄は慌ててズボンを穿いた。勃起しているから少し手こずっていたが、母が姿を現すまでには何とか体裁を取り繕った。

「お夕飯出来たから中に入りなさい」
「あ、わかったー」
「もう一本吸うわ」

私は立ち上がり、兄は座り込んだ。
燃えきれなかった性欲がくすぶる。

母の背を見送る10秒間、兄は私の体中を弄った。

 
2013/01/16 22:12:33(ccQnxrYf)
2
投稿者: (無名)
こういうの好きです
続きを楽しみにしています
13/01/17 07:51 (7WGbY0MR)
3
投稿者: 兄貴
是非続きを
13/01/18 08:07 (8BUi7v0D)
4
投稿者: (無名)
中途半端で終わらせるなら書くな。
13/02/09 09:13 (ViI9R/.d)
5
投稿者: (無名)
陰を残すこういうテクニックなんだよ

それくらいわかれよ

13/02/09 10:22 (v0Qagvny)
6
投稿者: (無名) ◆Tegn1XdAno
>6 「陰を残す…」→「余韻を残す」。惜しいww
13/05/22 12:21 (kR6o/hN5)
コメントを投稿
投稿前に利用規定をお読みください。
名前
メール
本文
スレッドを上げない
画像認証

上に表示されている文字を半角英数字で入力してください。
 
官能小説 掲示板
官能小説 月間人気
官能小説 最近の人気
作品検索
動画掲示板
画像で見せたい女
その他の新着投稿
人気の話題・ネタ
Copyright © ナンネット All Rights Reserved.