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1:霧島山にて
投稿者:
雷太
◆F7Fg0kbnjY
鹿児島県と宮崎県の境目に、霧島山という1000mちょっとの山がある。俺と母は、二人とも登山が趣味で、九州内の山々を毎年一つか二つ登っていた。日帰りではなく、近くの温泉かバンガローに泊まる一泊2日のコースだ。去年の夏休みは、東京から福岡に帰省した時に、以前から計画していた霧島山に登った。麓の霧島神社迄、高速道路を通って車で来て、そこに車を置いて登り始めた。夏とはいえ、雨が降ったりすると20度を下回ることもある。俺も母も初心者ではないので、装備は完璧だ。いざというときのシュラフも持っている。その日は、着いた時から小雨がぱらついていた。携帯の天気予報では、夕方から雷鳴もあるかも知れないとのことだったが、過去にも経験しており、大したことはなかった。だが、登り始めて数時間、雨が激しくなり始めた。予報通り、遠くの方で不気味な雷鳴も聞こえてきた。6時前なのに、辺りは暗くなって来て雷雨が激しくなって来た。本来であれば、頂きに到達して、下山する時間だ。このまま降りて、宿泊予定の宿を目指すのか、それとも近くに山小屋を捜して一泊するか、迷っていたら突然、見た目は古いがしっかりした作りの山小屋が、出現。同時に、バリバリと凄まじい光と雷鳴に、驚いて二人して小屋に飛び込んだ。「今日は、ここに泊まろうか」母が怯えた顔で、言った。母は、昔から大の雷嫌いだった。俺も嫌いだけど、まだ堪えられるたちだ。結局、電気もない山小屋で、非常食で持ってきたお菓子とペットボトルのお茶で夕食にした。一時、収まっていた雨と雷が8時過ぎから激しさを増した。「やっぱり降りんで良かった。母さん恐くて死にそうたい」そのうち、早目に寝ようかということになって、シュラフを下に敷き、広げて俺と母が隣り合わせに横になった。雷雨は、更に激しさを増し、男の俺でも仰天するくらいの音だった。地震・雷・火事・親父とは良く言ったものだ。母は、俺の隣で身震いしている。「ここに落ちたら、私達即死ばいね」と母。いつの間にか、母は後ろから俺に抱きついて来て、離れようとしない。微かに汗と女の匂いがした。そして、肉感的な感触が十分伝わって来た。嵐の中という特殊な環境は、人間を変えてしまう。生まれて初めて、母に女を感じたのだ。こういう状況だから、交わっても当然だとさえ思えて来た。俺に抱きついていた母の身体を、強く引き寄せた。「あんた変なこと。考えとらんね」母が、気が付いたみたいだ。その瞬間、激しい稲妻と雷鳴。どうやら近くで落雷が、あったようだ。母が、悲鳴をあげて、俺に抱きついて来た。そのまま二人で、暫くの間、納まるまで抱き合っていた。俺は、母のスラックスとパンツを脱がした。靴下だけ履いた下半身を広げると、暗闇の中だったが茂みが見えた。母もすっかり諦めたのか抵抗しない。あそこを舐めたら、アンモニアと女のマン臭がした。俺は、思わぬチャンスに、勃起しまくったチンチンを突き上げた。いつの間にか、母も下半身を激しく動かし喘いでいる。地味な山好きのおばさんとばかり思っていたのに。その夜は、三回母に射精してしまった。シュラフの中に二人裸で入り、朝まで熟睡した。
2012/01/22 00:41:52(aOkHH829)
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