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ルミについて(2)
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:ルミについて(2)
投稿者: 有機
 それから、数日が過ぎた。ルミは以前にも増して明るく家事をこなしてい
た。私と目が合うと、少しはにかみながらも、幸福そうな表情を見せてい
た。
私も一層ルミのことが、愛おしい気持ちが募ってくるのを感じていた。
 そんなある日、会社から帰宅すると珍しく亨が先に帰っていた。
 「亨、今日は早いじゃないか」
 そう、声を掛けて、お互い久しぶりに居間で向き合った。
 「ええ、実はお父さんにお話があって、早く帰ってきたのです。実はひと
つはルミのことなんですが、ルミとはずっと以前からうまくいってなかった
のです。お父さんには言いそびれていたのですが、お互いに別れ話の結論は
出ていたのです。それが2日前にルミがようやく書類に判を押してくれたの
です。おとうさんには、事後承諾になってしまったのですが、どうかご理解
して下さい。」と言うのだった。
 あの日にルミから聞いていたので、ついに来るべき事が来たという思いで
あった。
 「それでこれからどうするんだ。」
 これからの二人のことを、どのようにする考えを持っているのかを尋ね
た。
 「ルミとの別れ話しはもう長いことですから、お互いが納得できるような
話しにはなっています。ルミにはそれ相応の手だてが出来ています」
 それを聞いて少し安心した。父としても息子の元夫婦の幸福を念じ援助を
も考えていた。
 「ええ、お話しのもう一つは、これも急な話しなんですが、今度会社のプ
ロジェクトで、S国への海外出張が決まったんです。」
 亨は、申し訳なさそうに話を進めた。
 「会社では、以前から計画していたことなんですが、急に僕が行くことに
決まったんです。軌道に乗せるまでには少なくても、1年は向こうでいるこ
とになるんです。僕を含めて3人が、先行して3日後に出発することになっ
てしまったんですよ。」
 私は、急な話ではあったが、若い管理職の亨が会社の方針に反対するわけ
にもいくまい。新しいプロジェクトなら、自ら率先して取り組むことが必要
だ。いままでもそうしてきたからこそ、同期で一番早く管理職に就いたのだ
ろう。
 「このことは、ルミさんは知っているのかね。」
 「ええ、お父さんが帰ってくる前に、話しをしておきました。」

 「それで、お父さんにお願いがあるのですが、僕は準備をして発たなけれ
ばなりません。ルミは、離婚届を出して、この家を出ていくことになりま
す。でも、急なことで住む家も用意してありません。お父さルミが住む家が
見つかるまでこの家においてやってもらえないでしょうか。僕の知り合いに
も、マンションでも探すようにと言ってあるんですけど、ルミは、自分で探
すと言ってるんですよ。」
 「そうか、そんなことなら私はかまわないよ。ルミさんの家が見つかるま
でいてくれていいだろう。」
 私はそう答えて、ルミとしばらくの間この大きな家で、2人で暮らすこと
になるのかと感慨深いものがあった。

 亨がS国へと他の二人と発つ日が来た。ルミは家で別れを言ったが、亨は
一緒に行くスタッフを紹介したいからと言って、飛行場まで来て欲しいと言
うので、亨と二人で飛行場まで出かけることになった。
 飛行機の出発時間には、ずいぶん早い時間だった。早く着いて紹介したか
ったのであろう。飛行場のロビーで一際目立つ女性がいた。
 亨と一緒に行く一人だった。亨の話によるとルミと結婚してみて、ルミと
の仲が、しっくり行かないときに、会社で知り合った亨より2歳ほど年上の
キャリアで二人はルミと離婚が成立すれば結婚することを誓っていたという
のだ。そういうことでぜひ、父親の私と引き合わせたかったのだ。
 彼女は、亨の仕事をよくサポートしてくれて、早い亨の昇進にも影ながら
支えてくれたのだという。そして良く聞いていると会社の常務の遠縁にあた
る女性だということだ。
 仕事をつうじて公私ともにお互いの人生のパートナーとして大切に時間を
過ごしてきたという感じであった。そして、これから異国でプロジェクトを
進める中、二人の愛も育まれていくのだろうと推察できた。亨のことを頼み
ますよと私は挨拶をして二人に別れを言
った。後で若い男性の社員が駆けつけた。この3人が先発として、出掛けて
いくわけだ。

 亨達は行ってしまった。残された私は一人で家路に着いた。   
 
 自宅に戻るとルミが迎えてくれた。そうだ、ルミの身の振り方も考えてや
らなくてはならない。それは、亨にも頼まれたことだ。
 まずマンションでも見つけてやらなくてはならないだろう。
 夕食を摂りながら、私はその話しを切り出した。
 「ルミさん、亨にも頼まれたんだが、ルミさんの住むマンションはどんな
感じのが好みなのかい。場所はどうなんだい。」
 などとルミの好みなどを聞いた。ルミは、微笑みながら私の話を聞いてい
たが
 「そうねえ、そうねえ、」
 などとあいずちを打つだけで肝心な自身の希望などは言わないので、途中
で私もその話をやめてしまった。
 夕食が済むと、私はいつものように居間で過ごしていた。ここしばらくル
ミの衝撃的な告白を受けてから、亨達の離婚、そして、海外への長期出張と
慌ただしく過ぎてしまった。 そして、今に誰もいなくなって、一人で余生
を送ることになるんだろうな、などとふと頭をかすめた。
 そうしていると、ルミが台所の後始末を終えてやってきた。
 豊かな胸が、羽織っているべージュの薄手のカーディガンを、ふくよかな
盛上がりを見せている。
 「ああ、いつも食事の用意ばかりさせてしまってお疲れさま」
 もう、息子の嫁でなくなった人を勝手におさんどんに使用するわけにはい
けないだろうという思いが、いつもより感情を込めた礼を述べさせたのだ。
 「ルミさん、さっきのマンションの話しなんだけど、どうなんだい。」
 私は、夕食の時の話しの続きをしようとした。
 ルミは、最初は、微笑んで私の話に耳を傾むけていたが、やがて少し寂し
そうな表情になった。
 「お義父様は、そんなに早くわたしがここのお義父様のお家から出ていっ
てほしいのですか。」
 よく見るとルミは少し涙ぐんでいるようだった。
 「わたしは、ここに嫁いでから、お義父様を心の支えとして生きてきたよ
うなものなのです。ずっと、ずっとお慕いしてたのです、この前にも聞いて
頂いたように、少しでもお義父様の側に住んでいたくて、亨さんとの届けに
もを押すことを、長びかせていたのですわ。」
 「そうだったね、ルミさんの気持ちは本当にありがたいよ、それじゃあマ
ンションの話しは、今日はやめておこうね、」
 「お義父様、ごめんなさい、せっかくご心配をして考えていただいている
のに、でも、お義父様とあの夜にお約束していただいたことを、まだ叶えて
いただいていませんもの、」
 ルミの眸は潤んで、きらきらとひかっている。少女のような純粋な眼だ。
ルミの言葉にはわたしの心を動かすものがある。
 「よくわかった、それでは、ルミさんこちらにおいで」
 わたしは手を差し伸べて、ルミを迎え入れた。ルミは本当に嬉しそうに私
の胸の中に顔を埋めてきた。
 「お義父様、ルミは嬉しい、この日をこの時をずっとお待ちしていたので
す、」
 うっとりとした顔を私に向けて、目を閉じたルミの唇に私の唇を重ねた。
そして、舐め合い、吸合い、柔らかいルミの口腔を、私は舌でかき回すよう
にしてむさぼったのだった。
 「んむーんん」ルミの甘くて切ない吐息が、居間の空間に秘やかに響い
て、私の耳をくすぐり、猶一層愛おしくルミの身体を抱きしめずにはいられ
たなかった。

2008/04/07 00:44:36(JWia5j8Y)
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