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1:悪魔の息子達その夜
投稿者:
好色小説家
達彦はその家の中で最初に違和感を感じたのは、先輩と母親のまるで友達の
様な接し方のありました。 「ヤッちゃん、CD借りたよ・・。あの子結構いいね・・」 「だろう、だから言ったろ、絶対気に入るって・・信じないんだから・・バ カじゃないの・・」 「バカとは何よ・・バカ息子が・・」 その会話が我が家の親子とはまるで違う会話に感じたそうです。 <仲がいいんだな・・> その時はそう思ったに過ぎないのですが、その夜の事でした。 彼は先輩と遅くまで話し込み寝たのが1時頃になったのです。2階の一部屋 を与えられて休んでいたのですが、深夜トイレに起きたそうです。トイレは 階下の為、音を立てないようにして降りました。トイレは玄関脇なのです が、そこ迄行くと奥の部屋の方から話し声が聞こえてきたのです。周囲が静 かなのでよく聞こえたそうです。 「ダメヨ・・お友達が来てるんでしょう・・今夜くらい我慢しなさい よ・・」 「平気だよ・・疲れて寝てるって・・」 「モウ~、ヤッチャンたら・・」 その会話が昼間以上に親密な物でもあり、しかも時間が時間でした。 <こんな時間に先輩は母親の部屋で何をしてるのかな?> そう思った時です。しばしの静寂の後、かすかに女の人の艶めかしい声が聞 こえてきたとの事。達彦はその場に釘付けになりました。しかし、この場か ら離れないと・・と言う気持ちと、もっと確かめてみたい、と言う好奇心が 彼の心に湧き上がるのは、その年令の男の子としては当然だと思います。 声はまぎれも無く母親の部屋でした。部屋の襖越しに達彦は耳をそばだてた のです。静かな中で間違いなく女の吐息がかすかに聞こえるます。 「アッ~、アァァ・・」 「カアサン・・ホラ・・モットヒロゲナヨ・・」 「ヤダ~、ソンナニ・・ハズカシイデショ・・」 その言葉の後に舐めるような音が聞こえたそうです。 その母子は部屋でセックスをはじめていたのは間違いのないことでした。 達彦は暫くの間幸代夫人の喘ぎ声を聞いていたそうです。 その後どうやって部屋に戻ったか判らなかったと話していました。 ただ、その時、達彦はその場に落し物をした事に気がつかなかったのでし た。
2006/06/06 12:03:14(IQ29YziN)
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