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自縛のスパイラル
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:近親相姦 官能小説   
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1:自縛のスパイラル
投稿者: 紫煙
 私が生まれたのは 戦後荒廃した町並みが復興初め、人々が未来に希望を
見出し始めた頃 とは言え 暮らしはまだまだ楽では無かった。我が家もご
多分に漏れず何とか日々を送れる程度の生活であった。祖父と長男を戦争で
無くし次男の親父が 祖母を筆頭に 叔父 叔母三人と妻 子供三人をその
肩に背負っていたのだから止むを得なかった。私は満たされぬ想いを両親に
ぶつける事は無かった。両親の背が無言の内に語り掛けていたからであっ
た。弟は学校から戻ると友達の家に遊びに行く事が多くなり 私は小さな妹
の手を引いて遊ぶのが日課となっていった。全てはここから始まっていた。
 私が 中学校に揚がる頃に成っても 私の左手に小さな手があった。同級
生と遊ぶことが殆ど無かった私には親友も無かった。兄妹だけが生活の基本
であり、全てと成っていた。病気で寝込むと看病の為夜通し世話をし朝方容
態が落ち着き寝息を立てる頃 左手を繋いだまま潰れる様に眠るのが極自然
に成っていました。
 その頃には自分のひもじさは苦に成らなくなり、先ずは妹に与え満足する
まで待てる様に成ったばかりか ニッコリ笑う顔が何物にも変え難い喜びと
なっていた。食べ残は勿論歯形のついた齧りさしさえ平気で食べた。いや寧
ろ喜んで食べていた。
 そんな二人に いや 私に変化が訪れた。無性に抱き締めたくなった私は
繋いだ左手を強引に引き寄せ抱き締めた。驚きながらも私の腕の中で目をと
じる妹に恋人見出してしまいました。
兄妹の現実は 私を苦しめたが 抱き締めたい衝動は抑えようの無いもの
であった。いけない思いだと分かっていてもついつい抱き締めてしまう自分
に嫌悪感すら覚えた。理由を付けて離そうともした。が悲しそうに私を見る
妹の目に耐えきれず抱き締めてしまう私でした。そんな行動を繰り返すうち
妹も抱き返すようになり いつしか嫌悪感も薄れていった。 抱き合うだけ
では物足りなくなり、唇を閉じたまま唇を重ねるようになって行った。その
柔らかさは息苦しささえ覚え 唇がす超し開く すかさず舌を這わせ大きく
開かせる。滑り込む舌は絡み合い妹の腕に力が入り私の背中を切なげに蠢く
 こうして幼い二人の性に火が付いた。
 踏み出した一歩を引き戻そうと私は、テニス部に入り、進んで朝夕の練習
に打ち込んだ。最初のうちは疲れ果て帰宅する私は食事もソコソコに眠りに
付く日々が続いた。一旦途切れた思いも、大会に参加する頃には体力が付い
たのか食事の後眠らなくなった。其れと共に性(さが)が以前にも増して私
を捉え始めた。私は風呂に入り自らの欲望を沈める日々がつずいたある日 
いつものように浴槽の縁に座り、妹を枕想に手淫 勢い良くは吐き出し床に
白い物を飛び散らせた。その時だった。私の目に飛び込んできた者があっ
た。呆然と立ち尽くす姿は妹の紗千であった。決まり悪い思いに股間を押さ
えたが無駄であった。 なぜなら一部始終を見られた後であった。目を閉じ
ていた私は夢中で擦りたて紗千の入って来る音に気付かなかった私は、紗千
の前でその名を呼び果てたのである。もはや言い逃れの出来ぬ事態であっ
た。 幼い紗千にも撒き散らされた物がおしっこで無い事は分かった様であ
った。私が風呂に入ったのを知り 一緒に入ろうと遣ってくると硝子越しに
紗千と呼ぶ声を耳にし、手早く着ている物を脱ぎすて入って来たのである。
気まずさが、漂う中無言で掛かり湯をし湯船に腰を落とすと紗千は「みてな
いよ」ポツリと言った。当惑する紗千の精一杯の嘘であった。床に飛び散っ
た物を手桶に汲んだ湯で流し 桶を置くと「壁も」紗千が言った。見ると垂
れ下がっり今にも落ちそうな残骸があった。綺麗に流した私は湯船に入っ
た。
 「驚いた?」
 尋ねると黙ったまま頷いた。
 「痛くないの あんなに腫れて」
 私は返答に困った。事実少しの痛みが有った。
 「大人に成るとああなるんだよ。好きな人と一つになる為に 」
 「じゃぁ 紗千のこと好き? 」
 あまり長湯すると両親に怪しまれるので早々に出た私は布団に潜り込ん
だ。何事も無く夜明けが迎えられることを願って。

 布団は、就寝の為にと言うより 居場所を失った俊介(私)が唯一逃げ込
める場所であった事は否めなかった。醜態を曝け出した自身を人目から隠し
てくれ あわよくば眠りが一時の平静を約束してくれる様に思えたからであ
った。しかし現実は相では無かった。冴え渡る頭はエンドレスフィルムを上
映し火照る体は冷静さを奪っていた。『紗千が母に一部始終を話はしないか
。怪しまれるような素振りを見せないか。』必死に言い訳を考えるが 俊介
には申し開きできるすべは無かった。潰されそうな重圧が圧し掛かってい
た。「わぁ」思わず布団を跳ね除けた。押し潰されそうな力が熱気と共に抜
けていった。すると不思議なことにフィルムの中の紗千は怪訝な表情を捨て
「俊兄ちゃん」とでも言いそうな笑顔に成っていた。
 「俊介早く起きないと学校に遅れるよ!」
優しげな母の声である。何時もの朝がこんなにも清々しく思えたのは初めて
の気がした。力が抜けいつの間にか眠っていたらしい。
 「おはよう!」
 何時ものように紗千の手を引いて家を出た俊介は 家を出た途端何時も通
りじゃないとのだと言うことに気付かされた。何時もより紗千が近く寄り添
う風で 繋いだ俊介の手が引っ張られる様に感じた。と同時に甲が何かに触
れた。気付かぬ振りをしたが紗千には隠せるはづも無かった。
 紗千が学校の門に消えるのを見届け 自分が遅れそうなのに気付いて走っ
た。確り膨らんだ部分が悲鳴を上げそうに成るのを堪えて教室に駆け込ん
だ。
 こんな気持を抱く自分が変なのか誰かに聞きたかったがそんな事聞ける相
手が居るはずも無い、無口な自分がより無口に成るのが分かった。そんな時
洋子が声を掛けてきた。
 「元気ないよ!ファイト!悩みなら聞いてもいいよ」
 『馬鹿 こんな事聞けるか!』俊介は思った。と同時に噂を思い出した。
確か洋子のお父さんとお母さんが離婚したこと その原因が洋子とお父さん
が出来ていたかららしい事を 噂にかけるか?昼休みに屋上で会う約束をし
た。俊介は約束をしても噂は噂もし違っていれば今度は自分が噂の種に成る
やばいなあ 如何しよう。思案しつつも屋上に上った。
 「遅いぞ 何 言わないんなら帰るよ!」
 モゾモゾ言い出せずに居る俊介に洋子は切り出した。
 「当ててあげようか?  噂聞いたからでしょ? 紗千ちゃんだっけ妹さ
ん 好きなんでしょ? アレしたの? マダだよね? 俊真面目だからね!
 如何違てる? 図星?」
 俊介は顔が真っ赤に成るのが分かった。
 「やっぱりねぇ 辛いよねぇ 人には言えないものねぇ けど結局成るよ
うになるよ 其れが現実よ 噂は本当かどうか秘密 」
 後はチャムが鳴るまで沈黙が続いた。俊介はヒョとしたら初エッチは洋子
かもと思った。

2006/03/07 11:20:15(4X1RGTBb)
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