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1:憧れの妹(2)
投稿者:
rumiko
耕太が目を覚ましてからまもなく妹の峰子も目を覚まし隣にいる兄耕太に甘えていった。耕太は峰子の胸に手を当て乳首を優しく転がすように指先で遊んでいた。そんな耕太のしぐさに峰子は少しずつ反応はじめ、耕太のペニスに手を触れたときには、すでに耕太のペニスは天井を向き峰子を求めていた。そんな耕太の思いに峰子は応える仕草をはじめ、「兄ぃ・・・抱いて・・・」峰子は耕太を求めていった。昨日、初めての経験だった二人の体は時間を超越してしまって、数年間セックスしている恋人同士のようにスムーズな動きの中で抱き合っていた。
耕太の挿入を受け入れる峰子の顔にはすでに女としての余裕が漂い始め、耕太の妻としての最初の姿がすでにできつつあった。これから二人にはどのような世界が待ち受けているのか、唯一いえることは、誰にも負けないような強い愛を育んでいかなければならなかった。 愛が芽生え、その愛に支えられて生きていけるようになれば、峰子の夢である兄耕太の子供を遠い将来において身篭ることができるのであった。それは耕太の心の奥にしまってある思いと重なって、長い月日が二人の思いをはぐくみ始めていたのである。 耕太の体に残されていた最後の一滴の精子を峰子の子宮の奥に発射してしまって、やっと二人の顔に笑いがこみ上げてきていた。その後、二人でシャワーを浴び普段の姿に戻ってやっとお腹すいていたことを思い出したように、峰子は食事の準備に取りかかった。 峰子の好きなスパゲティーが出来上がって、テーブルはさんで二人で食事を始めたとき、これから始まる二人の甘い生活の姿を感じ始めていた。やっとの思いで二人の思いがかなえられた、セックスのある生活をこれからどうやって続けていけるのか、無意識のうちに思い始めていたのである。 遅い昼食を済ませ、二人で近くのスーパーに夕食の材料を買いに出かける姿は、新婚さんみたいな思いが二人の心の中には生まれていたのである。峰子は本当の幼妻であって、13歳で兄耕太の全てを受け入れてしまったのである。 母が帰ってきたのは二人がスーパーから帰ってきたときで、病院で眠れなかった疲れが母の表情に少し出ていたようであった。お風呂入ってから母はまた父のいる病院に出かけるので、今夜もまた耕太と峰子はセックスの虜になっていくのであり、元の世界に戻ることはなった。夕食の準備は母と峰子の二人で手際よくやっていたので、先に耕太は入浴を済ませ、三人で食事済ませて母が入浴するときに、峰子は食後の片づけをしていた。峰子が入浴するころ母が家を出て行き、昨日と同じように二人だけの世界になっていった。 耕太はお風呂場に行って、峰子に向かって「待っているからね」と言って自分の部屋に入っていった。待つこと十数分、風呂上りの湯気が立つような感じの峰子が、耕太の部屋に入ってきたときには耕太は昨日よりも力強い男に生まれ変わっていた。誰もが経験する男女の営みが、こんなに簡単に変えてしまうのだろうかと思う。 峰子にしても子供のようであったのに、耕太を受け入れてしまってからの変化は、大人の女性の雰囲気を漂わせていた。特に風呂上りの女性特有のなんともいえない妖艶な色気の漂う峰子の姿は13歳と思えない女性に変身してしまっていた。このようにして全ての男性も女性も大きく成長されていくのであって、このことは誰もが通過する聖なる行いであって、耕太も峰子も大人になって行く貴重なひと時でもあった。 峰子は兄耕太の迎える胸に吸い込まれるように抱き合い、熱いキスを交わし耕太の中で酔いしれているようでもあった。ぎこちないキスをしていたようであったのに、今日の二人の抱擁の姿は誰もがうっとりするような舌を絡ませながら離れることのない契りを交わしているようでもあり、二人の思いがこのような素晴らしい抱擁へと導いていったのではなかったかと思う。二人にとって今日は昨日よりも濃いセックスを期待している自分の姿をお互いが感じて、その期待に峰子の体は兄耕太のために全ての反応が心地よいリズムになっていた。 耕太によって生まれたままの姿にされた峰子を待っていたのは、耕太の優しい行為で峰子が狂い始め、耕太が峰子の白いうなじを触り、耳に静間の唇が触れ始めたときには峰子の反応は、一刻も早く耕太に貫かれることだけであった。徐々に下がり始めていった耕太の愛撫は峰子をとりこにしてしまった花園の中心に移り、耕太の息が触れたときにはどうしようもないような愛液の泉が大きく動き始め、峰子だけの耕太の怒涛のような大きいペニスの挿入を待ちわびているのであった。 耕太はそんな峰子の思いよりも、峰子の花園を捜し求め舐めることに今は一杯であり、峰子の肉ひだ一枚一枚を優しく丁寧に舐め始めているのであった。次から次に湧き出る愛液を舐める耕太の唇の周りは、峰子の愛液でぴかぴか輝きを増しており、耕太の本能が峰子の愛液を求めていたのであった。花園の中心に耕太の舌がころころ回っては、最も敏感なクリトリスを吸い込まれるときには峰子の頭の中は耕太一人の女になっていた。 13歳の峰子の体にとって昨日から今日の耕太とのセックスは全く違った世界に峰子を誘い、今まさに峰子の口から出る言葉がそれを教えている。耕太の愛撫に我慢できなくなった峰子の口から出た言葉は、「兄ぃ・・・兄ぃい・・・早く欲しいぃぃ・・・」と言わせてしまったのである。その言葉を聞いた耕太の体はこれまで以上に大きくそして最高に硬くなったペニスを峰子の花園の中心に向け突撃を開始する体勢になって、ペニスの先から流れている透明の汁は峰子を求めて猛獣が流す唾液に似ていた。 峰子にとってまさにこの瞬間が堪らない快楽の嵐の前であって、耕太の大きな怒涛のようなペニスの挿入と共に大きな快楽の嵐の中を朦朧として彷徨い始めるのであった。その瞬間がついに訪れ、静間のペニスが峰子の体を貫き、子宮の奥にたどり着いたペニスは猛獣のように暴れ始めていた。上下に動く耕太のペニスに合わせる峰子の体も上下に反応しながら、耕太のペニスを咥えて離さないといった峰子の花園の顔であった。 耕太も峰子と同じ経験しかない、まだまだ未熟な状態であったペニスは我慢の限界を突破してしまって、いつ爆発してもおかしくなかった。「るみぃ・・・・るみぃぃ・・・」と呼んだかと思った瞬間、耕太の中に蓄えられていた男の精が勢いよく峰子の子宮奥に発射されてしまった。どくどく次から次に届く耕太の精に峰子は快感の頂点に達し無意識のうちに耕太の首に両手を巻きつけ熱い精を全て受け入れていた。 耕太の精がすべて峰子の子宮の奥に解き放たれ、峰子は耕太のためにこの精を大切に育てて生きたい思いが急に芽生えてきていた。しかし、13歳の峰子にはそのことが何を意味するのかを知るにはあまりにも若すぎたのである。それにしても、耕太の愛撫は峰子の頭の中をぐるぐる回ってはぐっと胸に迫るものもあって、いつのころか峰子の花園には愛液が湧き始めていた。クリトリスを舐められて感じた快感の嵐が蘇り、クリトリスの包皮から頭を覗かせていた先端が耕太の愛撫で赤く染まっていたことなど知る由もないが、そのときの快感はとてつもなく峰子を狂わせ始めていたのであった。 父が退院してくるまでの5日間の夜は耕太と峰子にとっては二人の将来を大きく左右するに余りある人生における分かれ道であった。これからの二人には世間で言われている近親相姦の出口のない世界へと歩き始めていたのであった。母、和子は峰子の変化に気付き、それとなく聞くことで何かを得ようと考えていた。和子は峰子に好きな男性が現れキスぐらい経験しているのだろうといった思いくらいが限界であり、息子の耕太に花園を貫かれ快楽の嵐に身を任せている峰子の姿など想像することすらできなかった。 母がいつも家にいるようになって、耕太と峰子には愛する時間を作ることができなくなってしまった。二人は夜抱き合っては別れ、耕太は自分ひとりでたまっている精を抜くことで我慢するしかなかった。そんな生活の中で、峰子の体は兄耕太の精を無性に欲しがり、ストレスを感じ始めていた。何とかして兄に抱かれあの快感に身を任せてみたい思いが日ごとに強くなっては峰子を悩ませていたのであった。お互いの性器を舐めあって楽しんでいたのに、ペニスから発射される耕太の精を飲むことについてはまだ経験不足ではあったが、フェラチオをしながら兄耕太のペニスから出る精を飲みたくなっていく峰子の変化を見ることができるようになっていった。 それは偶然にやってきたのであって、耕太の精が溜まっていたとき峰子のフェラチオでついに我慢できずに耕太の精が峰子の口の中で大爆発してしまって、峰子ののど奥に勢いよく出て行って息する暇もなく大量に出た精を一気に飲んでしまった。それが引き金になってこの日から峰子は耕太の精をフェラチオで沈めることができるようになっていった。 しかし、若い二人には何度抜いて、抱き合って耕太の大きな怒涛のようなペニスで貫かれたい思いが、峰子の体の中に充満し始めていた。それは、耕太にとっても全く同じで峰子の体を死ぬほど欲しがり、両親にばれてもいいと思うほど頭の中は峰子に対する思いで一杯あったが、二人にはそんな冒険をするような考えはなかった。近親相姦の世界の扉を開けるのがやっとではなかったかと思う。 そんな生活の中でも両親が留守にするときもあって、そのときには水を得た魚のように峰子は兄耕太に抱かれて快楽の世界から出ることがなく、何度も耕太の精が峰子の子宮の奥に届くたびに、峰子の体は耕太のせいの放出に反応を始め体は震えはじめていた。そんな生活の中で、峰子の体には変化が現れ、耕太に貫かれた花園の周りには閉じていた扉が耕太によって開かれてから、少しずつ大人の女の姿に近づき、耕太によって徐々に開発されていく峰子の花園の変化があった。それは耕太だけでなく他の男性が見ても欲しがる、峰子の花園の姿であり香ばしい香りも男の欲望に火をつけるものになっていた。 こんな生活が随分過ぎどのくらいの時間が流れてきていたのだろうか、峰子の変化についに母和子が気付き始めていた。大人の女に近づき始めている峰子の変化を母和子は見逃さず、峰子と二人で話し合った。峰子には兄耕太に抱かれていることだけは話すわけにはいかず、沈黙の時間が続き耕太との愛の生活だけは壊したくなった。しかし、峰子の体を心配する和子の思いはついに重い峰子の口を開けさせてしまった。その口から出てきた男性が自分の息子だと知った和子の頭の中は、やっぱりと言った思いが心のおくから和子に語りかけるのであった。 和子は13歳の娘の峰子に、妊娠のことについて懇々と話したのであったが、運良く峰子の体は耕太の子供を宿ることがなかった。このことは和子にとっては不幸中の幸いであった。それはあまりにも幼すぎることであって、もっと峰子が成長していたら和子はどんなに話したのだろうか。 和子の夫である浩一が長期出張で留守にしているときに、和子は二人に対して厳しく話し始めた。しかし、峰子にとって母の話は耕太への思いを強める結果になり、泣きながら耕太を愛していることを母和子に思いのたけを話し始めたのであった。和子にも始めて貫かれた男性に全てを任せる思いは嫌と言うほど身にしみるのであった。それは記憶の底にある自らの近親相姦の出来事を蘇らせてしまうことになってしまった。 和子にも峰子と同じように実の兄に始めて貫かれ、同じように長い間和子の兄功に抱かれていた。今でも功に対する思いは強く今日のようなときには功に抱かれていたときのことを夢見るのであった。そんな和子の思いが耕太と峰子の二人に伝わってしまったのか、峰子には母の思いが分かるようでもあった。泣きながら峰子が必死に母に話されたことが、母の思いに火をつけてしまって、秘密にしていくことを誓っていた和子の口をあけ、遠い過去の思いを話し始めさせてしまった。 和子には兄功と妹小百合の三人兄弟で何不自由なく育っていた。和子が兄功に貫かれたのは中学3年生の夏休みのときで、この日を境に妹に気付かれないように抱き合う日が続くのであった。和子と功の思いがいつ頃から交差するようになっていったのかはよく分からないが、和子の関心が男女の営みに向き始めた小学高学年のころからではなかったかと思う。生理の学習を始めて受けたときにどうやって子供が生まれてくるのか理解始めてから、徐々に関心が高まっていき、もっとも近くにいた兄功を性の対象としてより、兄にも子供を作れる精子を持っていることに興味を持ち始めていた。そんな思いも消えたり浮かんだりの連続で兄と体が交差する中学3年生になっていた。そのころの功は将来の職業をどうするのか時々両親と話し合っていたときであって、高校2年生の時には料理の道に進むことを決めていた。自分の進むべき道が決まってしまった功には、よく和子の相談にも乗っていた。二人にとって忘れることのできない日が訪れたのは夏の暑い日で、両親が小百合を連れて一泊とまりで母の実家に帰ったときのことだった。いつものように夕食を済ませ、兄の功の後に和子がお風呂済ませてからは、二人でお茶飲みながらテーブルに座って話し始めていた。和子にとっては久しぶりの二人きりで話せる開放感を覚え、兄功にいつも思っていたことを尋ねてみた。 「お兄ちゃん、私、前から聞いてみたかったのよ、いいのかな~」 「何聞きたいんだ、和ちゃん」 「何聞いても驚かない?」 「言ってみろよ」 「分かった、お兄ちゃんは誰か好きな人いるの?」 「いきなり何聞くんだ、びっくりだよ」 「誰?」 「言っていいかな~・・目の前にいる和子だけだよ」 「えっ・・本当に・・うれしいぃぃ」 そんなことがあって和子は功に近づき隣に座って兄の手を握って喜んでいた。功にとって一度は妹に自分の気持ちを打ち明けたかったときに、妹からまさかの話であった。なんだか功は妹和子に全て見透かされているような思いが強くなって、抱きしめても良いのではと思い始めていた。そんな思いを知ってかどうか和子のほうから「お兄ちゃん・・」と言って肩に手を当ててきた。和子の右手を功の左の肩にのせてしまって、功は立ち上がって和子を抱きしめ初めてのキスを交わした。二人だけの世界でこれから起きることは誰が考えてもたどり着くべきところは想像に難くなかった。 こんなことが母和子にはあって、耕太と峰子の二人の関係については自分の若かったときの姿がダブってしまっていた。 初めて聞かされた母の秘密に、耕太も峰子も同じ思いで悩んでいた母の過去を知って、親子の愛情が強くなっていくのを覚えていた。これからの生活は二人にとって母の協力が得られたことで、これまでと違って抱き合う機会が多くなっていくのであった。 父の帰りが遅くなったり、出張のときなどは思い切り抱き合っては母に聞こえるような悩ましい声を上げるときもあって、母和子にも若かったときの兄功に抱かれていたときのことが走馬灯のように浮かんでは流れていた。 峰子にとって耕太の愛撫は夢のような快楽の嵐であって、特に峰子の花園を舐めることの好きな耕太にとっても最高の美味しい峰子の花園であった。一枚一枚花びらを丁寧に舐めては、下から上に切れ目に沿って舌で撫でていくのであった。舐められる峰子の花園は耕太の怒涛した肉棒を欲しがっていたのに、耕太は意地悪しながら自慢の肉棒を峰子の肉襞に押し当てては楽しんでいた。峰子にとっては一刻も早く耕太に貫かれたくて、愛液も下のシーツがびっしょり濡れるように溢れているのに、耕太のペニスの先端が触れるだけであった。 「兄ぃぃ・・・早く・・早く・・・」 「るみぃ・・るみぃ・・欲しい・・」 「兄ぃ・・嵌めて・・嵌めて・・・」 耕太の怒涛のようなペニスがゆっくりと峰子の待っている花園の奥に入り始めていた。峰子の鼻息も荒くなって耕太のゆっくりしたペニスの突撃に喘ぎ始めていた。峰子の幼い花びらはこのようにして耕太によって大きなそして可憐な花に成長していた。耕太の大好きな芳香な香りを出しながら。 耕太にとって最も厳しい日が近づいてきていたとき、峰子は兄なしの生活に耐えていけるのか不安な毎日を送っていた。遠く離れていく兄の全てを毎夜受け入れて朝まで抱き合っては、「兄ぃのお嫁にして欲しい・・」と懇願する毎日であった。 このような日が訪れてくることを母和子は心配で、娘の峰子がとってもいとおしくてならなかった。若かったときの母和子が兄功と交わしていた肉体関係の強烈だった思いが、和子の体を貫いていくのだった。和子には後悔しても後悔しても悔やまれることがあって、このことだけは峰子に経験させたくなかった。それは兄功の子供を身篭ったときのことで、当時の和子の家では許されることではなかった。母と共に遠く離れた街の産婦人科の玄関を入っていった時のことは今でも鮮明に覚えている。母が先生に事情を話し、少しばかりの問診を受け、診察台に乗って兄の子供を堕胎したときのことなどが頭をよぎるのであった。家に帰ったときには、和子の最愛の兄はすでに家にはいなく、父に勘当されて和子の知らないところへ行ってしまっていた。 兄の子供を身篭ったときに二人で逃げていけばよかったと毎日涙流して悔やんでいたのであった。17歳のときの和子の姿が実の娘である峰子に重なってしまっていた。和子は耕太と峰子の間に子供ができるようなことがあれば、夫がなんと言っても生ませる強い思いがこのときすでに下されていた。 兄と連絡取れたのは、和子が耕太生むことで和子の母がこっそりと兄に教えたのであった。それは一通の手紙によってもたらされ、和子の目には涙が浮かび、兄と過ごした甘い時間が思い出され、会いに生きたい強烈な思いが湧き上がっていた。会って兄のこと一時も忘れてことがなかったことを話したかったのである。一通の手紙を握り締め夫の知らない秘密として永遠に蓋をしていなければならなかったのである。こんなむごい別れをしている和子にとって同じ思いを峰子のはさせたくなかったのは、耕太にとっても峰子にとってもこんなありがたいことはなかった。しかし、二人には母の実の兄との肉体関係は知らされていたが、兄の子供を身篭ったことはまだ知らされていなかった。 その日は父の出張で三人だけの夜であった。夕食のときに母がどうしても話したいことがあるからねと言っていたので、耕太と峰子は待っていた。母の前に座った二人に母が話し始めたことは、とっても衝撃的な内容であった。 それは、二人の思いをそれぞれに尋ねられた後に母が話したことは「耕太、峰子もよく聞いてね、お母さんの子供は二人だけなのよ、いい、分かっているね」沈黙の時間が流れ、母が続けた言葉は「二人には是非結婚して欲しい、耕太よく聞いて、峰子をこれからも愛し続ける気持ちがあるのなら、是非結婚してほしい」耕太だけでなく峰子にとっても衝撃的な話であった。 耕太には峰子と結婚できる新たな夢が生まれたことが、これからの生活に十分すぎるほどの力を頂き、早く峰子の面倒を見ることのできる一人前の板前になることを夢見るのであった。一方、峰子は兄耕太の子供を生むことを許してくれた母の愛情には深く感謝するだけであった。 耕太が母に尋ねたのは 「お母さん 本当に峰子と結婚しても良いんだね」 「耕太も峰子もよく聞いて、兄妹で結婚はできないことになっていることは知っているでしょう。生涯共に手を携えて生きていって欲しいの、できたら子供生んでほしいの・・・・」 と言って涙流し始めた母の姿を見るのは耕太も峰子も始めてであった。母の姿に峰子は気付き始めていた。それは峰子も兄によって一人の大人の女性として愛されていたからである。涙を見せた母の口から出た言葉は 「お母さんは、あなたたちの叔父さんである功兄さんの子供を生みたかったのよ・・・お母さんはあのときのこととっても後悔しているの・・・」 こみ上げてくる涙で母の話しは途切れ途切れになってしまった。 「峰子・・・お母さんは兄さんの子供妊娠したのよ・・・堕胎したときとっても苦しかった・・・今でも会って抱かれたい・・あのときのように・・・兄さんに会いたい・・」 いつの間にか峰子の頬を伝わっている涙が大粒になっていた。耕太にとっても涙が流れて、母の気持ちが痛いほど分かってきていた。 最後に母が言った言葉は 「耕太しっかり峰子守ってね・・・絶対幸せになるのよね・・このこと三人だけの秘密だからね・・・・」 母の顔から涙が消えることがなく、峰子の手をとって耕太は自分の部屋に連れて行った。部屋に入った二人は涙流しながら抱き合って、母の気持ちに応えるためにも力合わせて生きていく決心をしていた。 母和子にとって自分の思いを峰子がそのまま受け継いでいることに、何ともいえない思いが生まれては消え、母親として正しいと信じて疑わない思いを伝えた安堵感が和子の心を満たしていたのであった。和子の心には耕太の子供を身篭った峰子のお世話ができる新たな夢にときめく自分の姿を感じ始めていた。それは、自分が果たせなかった思いを峰子に託し、できるだけ早く耕太の子供を峰子に生んで欲しいのであった。和子にとって耕太と峰子がこのように育ってくれたことは満足の行く子育てができたことを物語っている。忘れようともがいても決して忘れることのできなかった兄への愛情が、耕太と峰子を育てる中で色濃く染められていったのだろうと思う。 近親相姦について世間で言われていることは和子も十二分すぎるほど知っているが、兄功に寄せる思いはそれを断ち切るだけの力があり、功の愛情も和子を引き寄せるだけのものがあった。それが何で引き裂かれなければならなかったのか、未だに整理できない人生の矛盾を抱えて生きてきていたのであった。自分の生んだ子供二人が同じような運命をたどって生きていく姿を見て和子の心には、様々な思いが去来するのであった。後戻りできない自分の人生を和子はどう思っているのだろうか。和子に尽くす夫には本当に申し訳ないと思っての生活をこれまで続けてきているが、夫にはこれまで以上尽くすことで許していただかなければならないと思っている。 和子には兄に尽くしたであろう愛情を夫に重ねて生活してきたのであって、夜の営みも兄と思って尽くしてきていた。夫の欲望は全て満たし、色んなセックスの要求にも応じてきていた。それは峰子の姿に重なっているのである。 最後の夜だというのに二人には悲しい顔はなく、いずれ一緒に生活できる新たな夢に向かっていく二人のすがすがしい顔があり、笑顔で見送る峰子には新しい朝が今日から始まるのであった。
2005/04/02 11:31:00(DWnBiCnI)
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