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1:ありさの告白(2)
投稿者:
ありさ
あの日からしばらく仁史とはまともに顔を合わせられない日が続いたな。
仁史は、「あのことを誰にも言うなよ」と私を脅すようなことを言った後は、もう私をまともに見ようとしないのよ。何か物凄い不愉快だった。 被害者は私なのに仁史の奴は、私にシカトを決め込まれるのだからね。 何だか面白くないな。 結局、床の精液だって、私が始末したのだから。テッシュでふき取った後で、雑巾を持って来て二度三度と拭いたのよ。そうしないと精液のあの生臭い匂いが床に染み付くような気がして気持ち悪かったな。 白濁した液だと話には聞いていたけど、確かに白い液と透明な液だったな。アレの中に仁史の精子が泳ぎまくっているのよね それであの液が私のような女の体に入ると、私は妊娠してしまうのだから、何か不思議な気分だった。何しろ私はそれまで特別な付き合いの彼何ていなかったから、精液を見るのも、そのときが生まれて初めてだったからね。 気色悪かったけど、それでもあの液がもし私の体の中に入ってから、私に赤ちゃんが生まれたらどんなのだろうな、そんなこともしんみりと考えたりしたよ。 落ち着いて考えると弟の精液が入って妊娠するなんて、飛んでもないことだけどさ、初めて私は自分が子供を産む体だと実感したよ。 それに弟に体を見られたことはそんなに抵抗はなかった。 やっぱり小さい頃からいっしょに遊んだ弟だもの、小学生の時はふざけて布団の中で裸で互いの体を触り合ったこともあるし、それ以前はお医者さんごっこみたいなことをやったこともあるよ、裸を見られることも触れられることくらい大したことではない。それどころか弟が、私に女を感じていたことに何だか可笑しさを感じたくらいだよ。 それでいいかげんに弟の機嫌を直してやろうと、両親がいない時を見計らって仁史の部屋に行ったのよ。 「部屋に入るよ」そう言って彼の部屋に入った。 その部屋は中学二年になるまで私の部屋でもあった。姉が高校を卒業してから姉は会社の寮に暮らすようになり、部屋が一つあまったから私と仁史は別々の部屋を与えられることになったのよ。 だからいまの私の部屋は元の姉の部屋で、仁史の部屋は私と仁史が共同で使っていた部屋ってわけよ。もっと小さい時は姉と私と仁史の三人が一緒でこの部屋を使っていたのだから、考えてみればこの部屋で過ごした時の方がずっと長いな。 「何だよ」勉強机に向かって座っていた仁史がじろりと私を見て言った。 「何だよってないでしょ。何時まで臍を曲げているのだと聞いているのよ」 仁史は何だか面白くなさそうに顔を背けた。 「この前のことは気にしてないから、いいかげんに機嫌を直しなさいよ」私はそう言ったが、仁史は少しも機嫌を直した様子はない 「弟が寝ている私の服を脱がして、一人エッチしていたのよ。正直、私の方がずっとショックよ。それを許してやるって言っているのよ。それなのに何を怒っているの。」私も少し不機嫌になって叱り飛ばすように言った。 「誰にも言ってないだろうな」仁史は私の方を見ないようにしながら言った。 「当たり前でしょう。寝ている間に弟が私を襲った何て誰に言えるのよ」弟が私にしたことは両親も含めて誰にも言っていません。もともと人付き合いの下手な私には、こんなことを相談できるような友人もいなかったし、誰にも話さないままこの数日間を過ごしていました。 私の言葉に仁史は安心したのか、少し緊張を解いた様子です。 「でも仁史さ、あんなこと以前からやっているの?」仁史の表情が少し緩んだことで私も気持ちが楽になってずっと気にかかっていたことを尋ねました。 「あの時が初めてだよ。だってさ、亜里沙の部屋を覗くと、亜里沙のシャツが上がって胸が少し見えていたのだよ」仁史は弁解じみたことを言いました。 要するに仁史が言うには、あの日は早くに目がさめた後で、他にすることも無いので私の部屋にマンガを取りに行ったらしい。私が読んでいるマンガの中には姉と弟が禁断の関係になったり、愛し合った兄と妹が実は天使で世界を巻き込んだ神や悪魔と戦う、そんな最近流行りの近親相姦を扱ったかなり危ないストーリーのマンガもあります。仁史は以前から私に黙って私のマンガを読んでいたのですけど、そのとき仁史が私の部屋から取って盗み読みしていたマンガなんか、そうした近親相姦モノです。仁史は読んでいる内にそうした作品にかなり興奮したらしい。 そんなときに寝苦しさから裸同然の格好になっていた私を見たもので、ついつい以前からグラビア写真などでは見られない女性性器を近くで見たいと、私のパンティを脱がしたそうです。 それで私の性器を見ている内にそのまま我慢できなくなりマスターベーションをはじめた 「何時からマスターベーションしているのよ。」最後にもう一つ気になっていたことを尋ねました。 その問いには簡単に答えてくれました。中学に入ってから悪友に教わり、以来、毎日のようにやっていたそうです。 「そう、それなら今日もやったの?」 「やってないよ。」仁史は首を横に振りました。 「それなら仁史のペニスを私に見せてよ。」私がそう言うと仁史はまた不機嫌そうになりました。 「いいでしょ。私さ、もう一度、見てみたいのよ。」我ながら変なことを言っていると思うけど、男性器が勃起するのはどんな感じか、そのことに興味があったのです。 高校の友人にはすでにエッチを経験している人もいるし、ティーン向けの雑誌にも最近はエッチの特集とかもしています。そんなことでエッチを見聞しながら、実際にエッチとはどんなものだろうか空想を続けてきました。 それでも恋人もいないし、特に親しい友人もいなかった私には、適当な相手もいなかったので、結局、一番に手ごろな弟の体で知りたくなったのです。 仁史は、私に促されると渋々とズボンを下ろしました。もともと弟は偉そうな態度は取るけど、私の命令はだいたいのことは聞く子です。 ズボンを下ろして出てきた彼のペニスは、まだだらしなく横たわっています。 「これは勃起してないのね。」そう問い掛けると、彼はうなづきました。 「ねえ。勃起して見せてよ。」そう促すと仁史は床に座りみペニスを手で弄りだしました。 するとすぐにペニスは大きく硬くなってきました。 中学生と言えば、風が当たっても勃起する年頃だと誰かが言っていたっけ。 仁史のペニスは、ちょっとした刺激ですぐに勃起したのです。 「ねえ、射精して見せてよ。」私もさすがに興奮して仁史を促します。 「いやだよ。亜里沙に見られていて出来るか。」仁史はそう言いました。 ここまで来たのだから最後までやってくれたら良いのにと思いましたが、どうしてもそれは承諾しません。 「だったらさ、また私の裸を見せてあげるよ。それで一人エッチできるよね」私が思わずそう言うと仁史は力強く頷きました そういえばいまの私の服装はTシャツに短パンです。そんな姿の私と二人きりになり、少なからず興奮していたのかも知れません。 特にマンガの影響もあり、仁史は姉を女として意識することに抵抗が少なくなっています。 それからの展開は早かった。私と仁史は共に全裸になるとベットに行きました。 床の上では何をするのもあまり良い感じにはいかないと私の方からベットに仁史を引っ張りました。 私は仁史に求められるまま、ベットの上にお尻をつけると股を開いて、彼に私のヴァギナを見せました。この前の寝込みを襲った時は部屋の明かりをつけると私が目を覚ましたらいけないと、電気を消していたので部屋の中は朝とは言っても少し暗かったそうです。 だからヴァギナの奥の方まではよく見えなかったので、もう一度見てみたいと彼はせがんだのです。 仁史は私のヴァギナに顔を近づけました。 「少し臭いよ」仁史は私のヴァギナを開くと言います。 「仕方ないでしょう。まだ、お風呂に入ってないのだから」夏場の汗をよくかくときです。いまの私のあそこは汗と尿や膣から出たオリモノの匂いが交じり合ったおかしな匂いを放っているでしょう。 仁史はいきなり私の膣に指を入れて来ました。 「あ、こら、指を入れたら駄目よ」私は慌てて言いました。私は性交渉の経験はないですけど、タンポンを使ったことがあるから、指一本くらいならそんなに抵抗なく入ります。 メンスの時に普通に使うのはナプキンですけど、山に行く時にちょうど生理と重なってしまい、ナプキンでは都合が悪いと、タンポンを中学三年の時に初めて使いました。 あの時に私は自分のヴァギナを鏡で覗き込んでタンポンを挿入する膣口を探したことを思い出しました。ヴァギナのおかしな形に少し気持ち悪くなったのを覚えています。 「うん」仁史は慌てて指を抜きます。 「亜里沙はエッチしたことあるの?」仁史が問い掛けました。 「あるわけないでしょ。」そう言うと、仁史は私の膣を見ました。 「どれが処女膜なの?よくわからないよ」私も鏡で膣口を見たときに処女膜はどれだと探したけど、結局よくわからなかったな。 「よくわからないよ。奥の方にあるのでしょう」すると彼は奥を見ようとさらに膣口を開きました。 「わからないよ」仁史がポツリと言った。 後で興味を持って調べたら、処女膜が綺麗に見える人の方が珍しいらしい。中には非処女であっても処女膜が綺麗に残っていたり、処女であっても処女膜が少し裂けている人もいるそうだ。 私は多分、後者だったのだろうな。 「亜里沙、ここ舐めて良い?」膣口を覗き込んでいた仁史はそう言うと私の膣を舐め始めました。 「ちょっと」思わず声を漏らしましたが、彼は貪りつくように私の性器を舐め続けました。 マスターベーションは私も経験がありましたから、オーガリズムを経験したこともあります。でも舌で舐められるのは、いままでやったマスターベーションとは違う感じです。 硬い指と濡れてやわらかい舌とでは、膣に与える繊細な刺激がかなり違うのです。 腰の方がジンジンと響くように感じました。 私は思わずベットの背もたれに体を預け、座ったままで彼の行為に身を任せました。 物凄く気持ち良いのですから、いまさら止める気にはなりません。 クリトリスに舌が当たると、あんまり気持ちよすぎて腰が動き体をのけぞらしたくらいです。 そんなことをしばらく続けているうちに私は達してしまいました。 「イィー」小さく声にならない悲鳴を上げる 私の体はどうにかなったようにひきつり、おしっこも少し漏らしてしまった。 「わああ・・・。」 それはそのまま仁史の顔にかかり、仁史はびっくりして顔を離してしまいました。 それでやっと彼の攻撃が終わりました。私は物凄く感じた余韻にすこしぐったりとしてしまった。 仁史は私の尿を顔に浴びてぼうぜんとした様子でベットの上で私と向かい合う形で座っています。それでもまだ仁史のペニスはいまだに硬くなっている。私が漏らして顔におしっこをかけられる何て思いがけないことだったので、怒るより驚きの方が先に来ているようです。ほんの少しの間そうしていたけど。 (そうだ射精させないとね)私はなんとなくそんなことを考えると、犬のように四つんばいになって、仁史のペニスを握り数回前後にしごきました。すると彼はびくびくと腰を震わせ大量の精液を放ちました。 出すほんの一瞬前に「駄目だよ」そんなことを仁史は言っていた。 あふれ出た精液の大半はベットに落ちたけど、一部が私の体にかかりました。 私はすこしぼうぜんとした頭で体についた精子をテッシュで拭い、 「それでは戻るね」そう言うと私は部屋を出て行きました。 後で聞くと、仁史は私達二人分の体液と私の尿でぐちゃぐちゃになったシーツを代えるのが大変だったそうです。 私はその話を聞くと恥ずかしかったけど、数日前の仁史の精液を一人で始末することになった溜飲が下がったとおかしくなり笑ってしまいました。 (3)は後日
2004/09/06 22:13:05(kUSxnrwt)
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