チョットしたきっかけがとんでもない過ちを引き起こしてしまいました。
渇ききっていた肉体は一瞬にして燃え上がりました。もはや誰も消す事が出来ないままに朝を迎えていました。
何度交わったか覚えていませんでした。だだ、そのけだるい疲れにいつの間にか眠ってしいまいました。
目をさまし、すぐに昨夜の出来事を思い出しました。着ているはずのパジャマは部屋の隅に投げ出されていました。しかも私自身が全裸でした。
枕元には、2人の間に何があったかを示すハッキリとした物がありました。
使用されたコンドームです。見ただけでも3個、しかも中にその中身まで残っています。彼が出したものでした。
身体が震えてきました。
「なんて事を・・」
私はそっとその布団から抜け出しました。
そして彼が目を覚まさない様にして、服を付け、身だしなみを整えました。
しかし受けたショックは収まる事はありませんでした。
とてもじっとしている事など出来ませんでした。
私は部屋をでました。
あてもなく街中をさまよい、公園のベンチに座り続けていました。