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格安物件の真相究明しましたよ(ノ^∇^)ノ
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:超能力・超常現象等体験告白
ルール: 私は超能力者、そんな私の空想H体験告白
  
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1:格安物件の真相究明しましたよ(ノ^∇^)ノ
投稿者: july ◆BqRmBXv8kg
お隣の真美ちゃんの部屋の前です。
「あれえーぇΣ(´д`ノ)ノ゙、鍵が、ないですぅ。」って、真美ちゃんが、焦りました。

後ろから足音が、近づいて来ました。
「ひえーぇヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!」ってふたり共に悲鳴をあげた。
「おふたりさん何やってるの?」って不動産屋さんです。
真美ちゃんが、「あっ、ちょうど良い所に不動産屋さん私鍵無くしました。
スペアー鍵貸してください。」って近寄りました。

「もしかしたらこの鍵ですか?」って真美ちゃんの目の前に出した。
「そうそう、ミッキーマウスのキーホルダーのこれです。
でも何で不動産屋さんが、持っているの??」って聞いた。
「そこのドア前に落ちていましたよ( `д´)
鍵の管理は、厳重にお願いしますよ。
それからおふたりさんお約束の時間は、とっくに過ぎているんですよヽ(`Д´)ノプンプン
ふたり揃ってすっぽかしですか?
大家さんが、悲しむよ。」って凄く怒っていました。

僕は、時計を見た。
19:00だった。
18:00の食事会は、とっくに過ぎていました。
月末の30日は、大家さんのお宅に顔見せの日だった。
「真美ちゃん今日は、大家さんのお宅に、家賃持って顔見せ食事会の日だよ。
やべーぇ、病院代金で、家賃足りないよ。
  Σ(ノд<)」って言いました。
「あっ、私も、ゴタゴタしてお金下ろして来なかったよ(;゜0゜)」って言いました。

「ごめん、僕の病院騒ぎで巻き込んだからね。」って謝る。
「良いのよ、いつも迷惑かけているんですよ。
こちらこそごめんなさい。」
って謝る。
ふたりして頭下げ合いました。

「謝罪会見は、終わりましたか」(*`エ´)
不動産屋さんは、カンカンに怒っていました。
「約束の時間は、守らず、家賃も払えない?
あんたらはヽ(`Д´)ノプンプン」って怒り浸透して、雷落ちる直前です。
「プルプル」って不動産さんの携帯電話がなった。

「今、忙しいんだよ( `д´)
あっ。大家の〇〇様か。」って電話に出てくれた。

「〇〇さんは、家賃大丈夫なの?」
「カードで、引き出せば大丈夫だ」
「真美ちゃんは?」
「私も、引き出せば大丈夫よ。」
ってふたりでこそこそって、家賃相談しました。

「あっ、慎一郎さんご無沙汰です。
ハイ2人は、捕まえました。
しかしですね。
この人達家賃が、今日払えないって、ほざいているんですよ( `д´)」って報告している。
「ハイ、わかりました、直ぐ連れて行きます。」って電話は、切った。

「とりあえずは、家賃は、後日でよろしいそうだ。
その代わり直ぐに、屋敷に来る様にと言われた。
おふたりさん来なさい。」って車に乗せられた。









2019/08/18 19:28:34(kodNGbS3)
2
投稿者: july ◆BqRmBXv8kg
大家さんのお屋敷に着いた。
屋敷犬が、近寄る。
僕は、何度も会っているので足元にじやれる。
真美ちゃんは、初めてなどで、「ウウーゥ」って睨まれています。
「きやぁーぁ。」って僕の後ろに隠れた。
「レオ、バック」って、男性の声に犬が、戻った。

「初めまして、長男の慎一郎です。
妻の早百合です。」って長男夫婦が、出迎えてくれた。

「あっ、お前は、慎二のわけないか?」
「あっ、あなたまさみちゃんのわけありませんね」って、長男夫婦は、僕らを見て凄く驚いた後にため息をついた。

「おう、来たかふたりで揃って来ると凄く嬉しいよ。(*^ω^)」って大家さんが、奥から出て来た。
「お婆さんは、腰痛めてるからテーブルに行ってやってくれんか。」って真美ちゃんを先に招いた。

「ああ~ぁ、まさみちゃん(´∀`)」って奥様が涙流し感動していました。
長男夫婦と僕もテーブルに着いた。
大家さん夫婦と長男夫婦と僕らが、テーブルに着いた。
年配のメイドさんが、料理の皿を、並べ始めた。
僕の顔を見て、「あっ、慎二坊っちゃん」って皿落とした。
隣の真美ちゃんの顔を見て、「まさみさん」ってまた皿落とした。
「ご主人様、重ね重ね失態お許しください。」って深々と頭を下げた。

「いやいや、この屋敷の連中は、この若者達を見たら驚くよ。
慎一郎とて、びっくりしたんだ。」って言われた。
そこで不動産屋さんが、前に出てきました。

「この若者達は、〇〇アパートの住人です。
1号室の真美さんと2号室の信二さんです。
いやぁ、私も初めてこのお二方を、見た時は驚きましたよ。
慎二坊っちゃんの幽霊って、腰抜かしましたよ。」って説明しました。

「あらぁ、信二さんは、理解しました。
この娘さんは、まさみちゃんではないの?」って奥様が、ため息をついた。
真美ちゃんは、素早く奥様のそばに寄り添います。
「〇〇真美って言います。」
って優しく手を握り擦りました。
年配のメイドさんは、「あの優しい心使いなんかまさみさんそっくりですよ。」って涙流した。
慎一郎さんが、「それでお父さんは、私達夫婦にもこのふたりを見せたかったんですね。」って言われた。

「そうじゃぁ、弟夫婦にうりふたつの信二君と真美ちゃんを是非とも会わせたかった。
早百合さん真美ちゃんは、どうだ。」って言います。
「ハイ、私が可愛がっていたまさみちゃんにそっくりですよ(´∀`)
しかも同じ看護婦職業なんて、偶然ですね(^-^*)
あっ、現在は、看護師」って、やはりハンカチで目の涙を拭いていました。
「真美さん信二さんの隣に戻って大丈夫よ。」って奥様が言いました。
「ハイ。」って真美ちゃんが隣の席に戻った。
若いメイドさんが、次々と料理を運んで来ました。
年配のメイドさんの姿は、しばらく見なかった。
年配のメイドさんが、戻った。

「慎二坊っちゃん、あっ、失礼しました。
信二さんこの写真を見てくださいませ。」って、古い写真を渡された。

そこには、若い大家さん夫婦の右側に長男夫婦が、左側に慎二さん夫婦が、集合している写真でした。
真美ちゃんとふたりで見て絶句しました。

お互いの顔を見つめた。
「えっ、ええ~ぇ、ひえーぇΣ(*゚д゚ノ)ノ」って、ふたりで悲鳴をあげた。
大家さんが、「アハハ( =^ω^)
本人たちも、びっくりだろうよ。」って言われた。

「この世の中には、自分と同じ顔つきの人は、何人かいますよ(´∀`)
しかしここまで似ている。
しかも夫婦揃ってって、凄い偶然ですね。」って言われたんです。

ここで不動産屋さんが、「たいへんに盛り上がりの所に水をさして申し訳ないんですが、この2名は夫婦ではありません。
独身のお二方です。」って言いました。

慎一郎さんが、「まあまあお父さんとお母さんの前だけの時は、夫婦の里帰りとなってくださいよ
  (´∀`)」って言われた。
「あっ、ハイ。」ってふたり揃って返事しました。
早百合さんが、「あらぁ、おふたり息ぴったりよ
  (´∀`)
もう演技いらないわぁ。」って和やかな雰囲気で食事会は、始まりました。

後ろで見守る年配のメイドさんは、「本当に慎二坊っちゃん夫婦みたいです。
大奥様の横の真美さんは、すっかりお嫁さんですよ。
あんなに笑顔の奥様は、久しぶりですよ」って、ニコニコです。
慎一郎さんに、「信二君は、お酒の好みは何だ?」って聞かれた。
「あっ、清酒が1番好きですね(^-^*)」って遠慮なく答えた。

「父さん信二君は、清酒党らしいよ( ゚∀゚)」って叫んだ。
「慎一郎様ご主人様とご兄弟と並んでお飲みできる様に席作りますか?」ってメイドさんが、申し出た。

「あっ、席編成してくれるか。」って喜ぶ。
「其ならばお義母さんと真美ちゃんと私達の席も、作ってくださるかしら?」って早百合さんが、お願いしました。
「畏まりました。直ぐお隣のお部屋にご用意致します。」って年配のメイドさんは、メイド達を集め指示を出した。






























19/08/18 21:07 (kodNGbS3)
3
投稿者: july ◆BqRmBXv8kg
このお屋敷のメイドさん達は、仕事本当に早いんです。
慎一郎さんが、大家さんと奥様に席編成を説明している。
其を聞いて奥様は、大喜びした。
早百合さんと真美ちゃんが、メイドさんから車椅子を預かる。
奥様をふたりで車椅子椅子に移動させた。
そのくらいの時間なのに、「皆様席のご用意が、終わりました。
お酒とワインとジュース類は、各円テーブルにセットしてあります。
お食事は、少しずつ移動させます。
前菜やおつまみは、シェフが調理中ですのでしばらくお時間くださいませ。
まずは女性のお席を、ご案内致します。」って移動し
もう大奥様は、上機嫌ですよ(;゜0゜)
よほど真美ちゃんが、お気に入りなんだ。

「お待たせ致しました。
殿方様のお席をご案内致します。」って呼ばれる。
僕も、大家さんの脇に周り少し足を引きずる父親を支えた。
席に座らせた。
隣の慎一郎さんが、立ったま上を向いていました。
メイドさんが、ハンカチを渡していました。
「すまない、信二さん親父と先に飲んでいてくれるか?
私トイレだよ
すまない。」って退席してしまった。

「お父さん今日は、遅くなってごめんなさい。」ってお酒を注ぎました。
「うむ」って、お父さんは、一升瓶を掴んだ。
若いメイドさんが、「お手伝い致しますね(^-^*)」って、支え注いでくれた。
ふたりのコップに、お酒が入った。
「お父さんすいません。」って慎一郎さんが、戻った。
僕が、お酒を注ぎました。
3人で、「ぐいーい」って、飲み干す。
「う~ん、実に上手い。
今日は、最高の食事会だ。」ってお父さんも、涙が、ポロリと垂れた。
またメイドさんが、ハンカチを手渡す。
慎二坊っちゃんは、暴れん坊だったのでご主人様も、慎一郎さんも、お心痛めて、いらっしゃいましたんですよ。
信二さんが、こうしておふたりの前に現れて同じようにお酒を酌み交わす。
これは、ご主人様神様のお情けでしょうね。
って年配のメイドさんも、泣いていました。

慎一郎さんが、ぽつりぽつりと昔の話を、してくれた。
「慎二ってのは、本当に甘い弟だったんだ。
まぁそこそこ勉強は、出来たんだ。
しかし仕事が、なかなか長続きしないんだ。
まぁ末っ子のボンボンのお坊ちゃんってほとんどのパターンだよ」って話した。
「そんな慎二が、単車の単独事故で、病院に担ぎ込まれたんだよ。
まぁ、単独だからガードレール壊しただけの人様には迷惑かけなかったのは、幸いです。
それに命は、助かったんだけども足少し痛めてね。
正常に歩けるまでのリハビリテーションを見守ってくれたのが、早百合とまさみさんなんだ。
まぁ弟の世話を親密にしてくれた早百合に惚れて嫁さんになってもらったんだけどねぇ。
まぁ私達のなれそめは、死んだ慎二だよ。」って話してくれた。
「えっ、慎二さん亡くなったんですか?」って驚く。
お父さんは、メイドさんにお酒を注いでもらって飲んでいました。
僕らの今日だけ兄弟にも、お酒が注がれた。
「ああ、現在の君と同い年位かなぁ?」って慎一郎さんは、ハンカチで涙を拭く。
「ええ~ぇ。」って僕は、驚くばかりです。
「あっ、まさみさんは、どうなったんですか?」って先の話を聞きたくてたまらないんです。
「まぁ順番に話すよ。」ってまた酒を、飲んだ。
僕も、興奮してまた飲んだ。

「特にまさみさんは、時には、怒る。
時には、優しくって、ひねった慎二の心を立ち直らせた女性なんだよ。」って話してくれた。
「だから玄関で、私達夫婦が、特に真美ちゃんに駆け寄ったのは、すまない彼女の面影が有りすぎだったんだよ。
「でも、早百合さんは、まさみさんのわけないか?とも言ってましたよ(;゜0゜)
まさかまさみさんも?」って聞いた。
「ああ、ふたり共に亡くなったよ。」って言われた。
「そんなぁー。」って僕も涙ぐんだ。

後ろに控えていた年配のメイドさんが、「ご主人様、慎一郎様この先は、当事者の方には、辛すぎですよ。
よろしければ、わたくしが、慎二さんに、お話しても宜しいでしょうか?」って言われた。

慎一郎さんが、「ああ、頼むよ(T0T)
とても親父も私も、まともに話せないよ。」ってふたり共に、泣いてしまった。
年上の大人が、泣くなんてよっぽどです。
同じように奥様と早百合さんも、泣いていました。
後ろの老年シェフが、料理を運んだ後に控えなが立ったままです。
なんだか泣いているみたいだった。

昔に、慎二さんとまさみさん夫婦には、悲しい出来事が、起こったんだ。
真美ちゃんを見た。
やはり少し涙ぐんで、キョロキョロしていました。
メイドさんが、「過去の悲しい出来事を、しっている者は、わたくしとあのシェフですよ。
実は、私達も夫婦なんですよ。
「私達も、慎二坊っちゃんが、結んだ夫婦ですよ。」った言われた。
兄夫婦とシェフとメイド頭を結んだ慎二さんって、凄い人なんだ?
みんなに愛されていたのに何故に?
僕は、この事実が知りたくてたまらない。
真美ちゃんが、泣きながら、僕の胸に抱きついてきた。
「真美ちゃんも、いろいろと話を聞いたんだね。」って聞いた。
「ハイ、これ以上は、シェフ夫婦に聞きなさい。」って言われた。
ご主人様信二さんをお借りします。
大奥様真美さんをお借りします。

「信二さんと真美さんお隣のお部屋に行きましょう。」って案内されました。



















19/08/18 23:01 (kodNGbS3)
4
投稿者: july ◆BqRmBXv8kg
お隣の部屋では、シェフ夫婦と僕らが、向かい合わせに座った。

「本日は、美味しい料理と素晴らしいサービスをありがとうございました。」って挨拶をしました。
真美ちゃんも、揃って頭を下げた。

「あなたこのおふたりは、本当に慎二坊っちゃん夫婦の生き写しでしょうヽ(*´∀`*)ノ
私達使用人に礼を言ってくださるんですよ。」って言われた。
「う~ん、わんぱく坊主時代のの慎二坊っちゃんがこんな成長するなんてねぇ。
あっ、別人だった。(´∀`)」って、シェフは泣いたり笑ったりだった。

「最近年老いて涙腺が、緩い許してくださいよ。」ってもう泣き通しですよ(;゜0゜)

「もうこういう時には、男の人は、だめですね
  (^-^*)
真美さんは、何処までお聞きになりましたか?」って聞いた。
「慎一郎さん夫婦のなれそめとシェフ夫婦のなれそめと慎二さんの槌槌槌槌槌」って聞いている場所は、同じ所までだった。

「お二方共に同じ所ですね。
その先はわたくしが、お話致します。」って言われた。
シェフが、わざわざ4人分の麦茶を持って来てくれた。
「あっ、ありがとう。」ってメイドさんは、飲みます。
さすがに夫婦の息ぴったりです。
「リハビリ中は、まさみさんは、慎二さんを時には厳しく、時には優しく介護されました。
さすが主任さんですよ。」って言いました。
「まさみさんって、早百合さんの1番弟子の主任看護師ですよねぇ。」って言いました。
「主任って、そんなに凄いの?」って聞きました。
「看護師の世界では、婦長さん、主任さんと後は看護師と準看護師って位なのよ。
うちの病院なんかは、ほとんど看護師ゴロゴロですよ。
他の病院は、どうかわからない。
でも早百合は、婦長さんで、まさみさんは、主任さんって看護師のトップクラスですよ。」って言いました。
「そうですよ。
ひねくれた慎二さんは、普通の看護師さんでは、手に負えない人でしたよ。」って言いました。
「そんなに凄い人なんだ?」って聞きました。
「ええ、看護師にセクハラ行為するし、松葉杖ついて脱走するし、何度強制退院させられそうだったか?」って言いました。
まぁその後たびに、慎一郎さんが、謝罪に行きました。
早百合さんとまさみさんが、慎二さんの専任看護師になって事は、おさまったんですよ。
「あぁ、夜中に私達の部屋ノックしては、なんか食わせろ。」って顔見せするんですから病院は、たまらんよ(´∀`)」って言いました。
まぁ外科なんだから、若者には、窮屈だね(^-^*)
「看護体制甘いなぁ、どこの病院ですか、そんないい加減なアホ病院は?」って言いました。

「現在の〇〇総合病院ですよ。」って言いました。
「えっ、うち(;´゚д゚)ゞ」ってことは、早百合さんとまさみさんは、私の大先輩ですか。
   ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!」って真美ちゃんは、悲鳴あげる。
「いやぁ~ぁ、さっき早百合さんには、いろいろな事散々愚痴ちゃたよぅ(´ヘ`;)」って落ち込んでいました。
まぁそれだけ慎二さんは、めちゃくちゃな人だったんですよ(´∀`)








19/08/19 00:00 (Hq1Y5qQa)
5
投稿者: july ◆BqRmBXv8kg
「しかしながらまさみさんも、慎二さんの首根っこ掴んで病院に連れて帰るんだから凄い女の子だったよ。  (´゚ω゚`)」ってシェフが、言いました。
「確かまさみさんは、合気道の有段者だったんですよ (´∀`)
下手な男よりも怖いんですよ。」って言いました。
「後で早百合さんに聞いてご覧なさいよ。
本当に凄い女の子だったよ。」って言いました。
「あのぅ、核心のおふたりの亡くなった原因って何だって事を、知りたいんですよ。」ってやっと僕が、口調挟んだ。

「あっ、ごめんなさいね。
若い男と女が本音でも、付き合えば恋に発展するんですよ(´∀`)
まぁ、慎二さんは、姉さん女房ってこのお屋敷に挨拶に来ました。
最初は、ご主人様も、大奥様も、まさみさんをお嫌いだったんですよ。
でもそのうちに、心優しくて、強いまさみさんが大好きになってしまったんですよ。
このめちゃくちゃな慎二さんを、上手く操れる奥さんは、まさみさんってお認めになりました。」
もう僕らは、うなずき話をどんどん聞きたくてたまらない。
「それからどうなって行くんですか?」って真美ちゃんが、言いました。

「まぁ、当家は認めたんですよ。
しかしまさみさんの両親は、反対されました。」
って言いました。
「えっ、なんでですか?」って僕が、聞きました。
「まぁ、あちらの両親はまさみさんは、お医者の奥様として育て上げた。
しかも当時の看護婦主任さんって、自慢の娘さんですよ。
そんな娘を、ぼんくら息子の嫁に出さない。」って大反対だったんですよ。
「そうですよ。
私だって主任まで、登りつめたならばもったいないですよ。」って真美ちゃんが、言いました。

「そこで私の弟子としての修行を申し込みされたんだよ(´∀`)」ってシェフが、言いました。
「調理師の腕さえ磨けば、何処でもかみさんと子供を、食わせて行ける時代だったんですよ。
だから私は、坊っちゃんではあるけれども厳しくしつけから仕込んだよ。
甘えは、許さない。
厳しい修行に慎二さんは、耐えた。
そして調理師免許を、1発合格したんだよ。」って言いました。
「そうですよ、今ではどんな事にも、中途半端な慎二さんが、初めての栄誉な成功を、納めたんです。」って夫婦は、思い出したのか?
涙いっぱいでした。

「その時には、まさみさんのお腹には、赤ちゃんが、出来ていたんですよ(´∀`)
もう立派なパパとママですから、慎二坊っちゃんは、合格の賞状と今ならば動けるまさみさんを車に乗せてはまさみさんの実家に挨拶に行きましたよ。」ってメイドさんが、言いました。
「オウ、あの時の慎二さんは、本当に立派な青年だったよ。」ってシェフは、泣きながら話した。

まさみさんの実家の親族一同の前では、慎二さんが、土下座してまさみさんとの結婚を許して欲しいとお願いしたらしいんですよ。
「ありぁ、そこまでしての決心ですか?」って僕らは、うなずきながら慎二さんを尊敬しました。
「更にまさみさんも、皆さんの前で、妊娠の報告をしました。」
「ここまでされたら、両親も親族一同も、反対は、できませんよ。
やっと許しが出ました。
慎二坊っちゃんからの最後のお電話は、わたくしと大奥様にありました。
「やっとご両親の許可を頂きました。
これから帰ります。」ってねo(^o^)o

「もう当家は、お祝いの用意をして今か今かと待っていました。」ってシェフが、泣き崩れた。

「悲劇の連絡を取ったのは、私ですよ。」ってシェフが、泣きながら話した。
「慎二坊っちゃんとまさみさんの車が、酒酔いの酔っぱらいのダンプカーに弾き飛ばされた。」って警察からの連絡をご主人様と一緒に、聞いてしまった。
その頃は、女性達は、お祝いの飾りつけや産まれて来る赤ちゃんの服や大奥様は、赤ちゃんの靴下を編んでおられた。
とりあえずは?ご主人が慎一郎さんを最初にお呼びになりました。

慎一郎さんが、女性達に説明して当家皆病院に駆けつけた。

「慎二坊っちゃんは、即死でした。
車が、激しく回転して道路を回った。
警察では、ガードレールとの衝突回避をわざと運転席側に向けた努力の痕跡ありって説明されました。
壁に激安でした。
その為に助手席の方は、ほぼ無傷状態です。
こんな珍しい事故はない。って説明していました。
慎二さんは、最後の最後まで諦めずに、家族を、守り尽くしたんですよ。」
って説明されました。
僕らもシェフ夫婦も、抱き合って泣いてしまった。


メイドさんが、病院での続きを話してくれた。
「まさみさんは、事故の衝撃で、流産してしまった。
大奥様と早百合さんとわたくしが、駆け寄ると最後に、「お義母さん、お姉さん、メイドママごめんなさい。」って1ことだけ言い残して、亡くなった。」って説明してくれた。

一同無言で、泣きました









19/08/19 01:30 (Hq1Y5qQa)
6
投稿者: july ◆BqRmBXv8kg
慎二さんとまさみさんの亡くなった原因は、わかりました。
しかし何故あのアパートに幽霊が、現れるのか?
その疑問点が、残っていました。
「慎二さん夫婦って、ここで暮らしていたんですか?」って聞きました。

おふたりは、困った顔つきだった。
「その事は、ご主人様の許可無しでは、お話できません。」って言われてしまった。
まぁ、使用人の人には、困る質問だった。
「ねぇ、私が、お義母さんに聞きますよ。
お家って、男の城であり、女の舞台みたいなもんですよ。
任せてね(^-^*)」って言いました。

「あっ、ご主人様が、お二方をお呼びになりました。
皆さんのお部屋に戻りましょう。」って移動しました。
既に元のテーブルに戻っていました。

「慎二君と真美さんも、慎二夫婦の亡くなった原因はわかったね。
そこでおふたりに、お願いがあるんです。」って言われた。
僕らは顔を見合せてから、「私達ができる事ならば何でも言ってください。」って揃って答えた。
ご主人様は、「実は明日は、ふたりの17回忌の法要なんです。
是非とも参列をお願いしたいんです。」って言われた。

真美ちゃんと僕は、顔を見合せた。
あちゃ(>д<*)って、同じ事で悩んでいました。
19/08/19 21:48 (Hq1Y5qQa)
7
投稿者: july ◆BqRmBXv8kg
慎二さん夫婦の亡くなった原因はわかった。
慎二さん夫婦って、何処に住んで居たんだろう?
あのアパートと慎二さん夫婦は、、関連性はあるのだろうか??
僕の頭の中での疑問点はたくさんありました。

シェフ夫婦ならば教えてくれそうだ。
「あのう!慎二さん夫婦は、ここで暮らしていたんですか?」って聞きました。

おふたりは、困った顔つきだった。
「慎二坊っちゃんのプライベートな事は、私達で話せる事は、亡くなった事だけです。
これ以上は、ご主人の許可無しではお話できません。
ごめんなさいね。」って言われた。

「信二さんメイドママを、困らせないで(*`エ´*)
おそらく考えている疑問点は同じだと思います。
真美が、ご主人と大奥様に、聞きますよ。」って言われた。
「ご主人様が、お二方をお呼びになりました。
お隣の部屋に戻りましょう。」って移動しました。

ご主人様からは、「慎二夫婦の亡くなった原因は、わかったね。
そこでおふたりにお願いがあるんです。」って言われた。
「私達にできる事ならば、何でも言ってください。」って揃って答えた。

「実は明日は、慎二夫婦の17回忌の法要なんです。
是非ともおふたりも参列して欲しいんです。」って言われた。
あちゃ(´□`; 三 ;´□`)
真美ちゃんも、同じような顔つきだった。

慎一郎さんが、「信二君の履歴書を見せてもらった。
田中課長の部署ですね?」って聞かれた。
「ハイ、現在の上司です。
とても厳しい人だからか、あのう突然の休みって認めてくれそうもありませんよ(´_`。)゙」って嘆いた。

「大丈夫だ。
私が、許可するから心配は無しだ。」って言われた。
「えっ、慎一郎さんが許可って言われても困りますよ。」って、反発しました。
「私の背広の社章見たまえそれと名刺だ。」って名刺を渡された。
「〇〇株式会社取締役社長 〇〇慎一郎」って、見て手が震えた。
「ひえーぇ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
社長。」って、顔ひきつる。
慎一郎さんは、ご主人様から名刺を預かりながら、「これは、親父の名刺だ。」僕に渡す。
「〇〇株式会社 会長  〇〇勇」って、ご主人様は、創立者だ。
「うぎぁーぁヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ」って、後ろ向きに倒れる。
間一髪で、真美ちゃんが、身体を支えた。
両手に名刺を持って震えていました。
「信二さん大丈夫ですか?」って真美ちゃんが、背中を押した。
「大丈夫ではないよヾ(;゚;Д;゚;)ノ゙」って言いました。
「失礼しました。
明日謹んで法要に出させていただきます。
真美ちゃん、
僕の敬語おかしいか?」って言いました。
「えっ、私は、わからないけれども何?」って聞かれた。
「僕の会社の会長と社長」って、震えていました。
「信二君、今まで通り大家さんで、良いんだよ
(´∀`)」って、言われた。
「信二君は、大丈夫ですね。
真美ちゃんも、出れないかなぁ?」って聞かれていました。
「う~ん、婦長さん急にシフト外れると怒るんですよ  (´_`。)゙」って困った顔つきです。
早百合さんが、「私現役の婦長時代の加藤主任とまさみ主任って、部下よ。大丈夫ですよ。
お願いしてあげますよ。」って言いました。
「いやぁ、もう早百合さんは、引退された方でしょう?
たとえ加藤婦長を押さえつけてもその上の佐藤総婦長が、許してくれそうもありませんよ(´_`。)゙
凄く怖い部長クラスの看護婦長さんは、無理かとぅ?」って言いました。
「なんなら妹達にお願いするから大丈夫ですよ
 (´∀`)」
姉の私には、逆らわないから大丈夫よ。」って言われていました。

慎一郎さんが、「妻の早百合の旧姓は、佐藤だよ。」って言いました。
「あっ、現在の院長婦人も、看護師上がり厳しい人なんですよ。
逆らえませんよ(´_`。)゙」って言いました。
「ああ、私達佐藤3姉妹の末っ子ですよ。
まぁ、〇〇総合病院も困ります株式だから、私筆頭株主ですよ。
大丈夫、大丈夫、なんなら3女にお願いしてあげるから、大丈夫よ。」って、言いました。
真美ちゃんは、混乱しているみたいだったので、僕が整理してあげました。

「真美ちゃん落ち着いて聞いてね。
現在の院長婦人は、3女で、部長総婦長は、2女でしょう。」って言いました。
「うん、佐藤3姉妹さんでしょう?」って言いました。
「そこの長女が、早百合さんなんだよ。
しかも筆頭株主ですよ。
1番の権力の保持者は、早百合さんは〇〇総合病院の会長だよ。」って説明してあげました。
「ふうーん会長さんか?
会長さん、えっ、えぇーぇヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!」って真美ちゃんが、後ろ向きに倒れそうだった。

「あっ、そうとは知らず変な愚痴や不満たらたらと、申し訳ありませんでした。
明日法要出ます、行きます。」って背中曲げたままで頭が、上がらない。
「真美ちゃん、敬語になっていないよ(´_`。)゙」って僕が、言いました。

「現場の看護師の働きが、患者様を癒すんですよ。
1日だけは、お義父様とお義母さんの専任看護師をお願いしますね(^-^*)」って言われた。
「あっ、ハイ、光栄です。」って、やはり身体震えていました。

なんという偶然なんだ。
いや、不動産屋は知っての策略だよ。
大家さんも、知っているのにもう怖い人ですよ
  (´_`。)゙
僕と真美ちゃんは、一族の手のひらで転がされていただけですよ(´_`。)゙
ますます立花的に、真相が聴き煩い。









19/08/19 23:48 (Hq1Y5qQa)
8
投稿者: (無名)
続きは無いのかなぁ?
19/09/24 01:10 (Rqibk/Uf)
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