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怨霊と僕(少し怖い話)長編
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:怨霊と僕(少し怖い話)長編
投稿者: 18禁ダンゴムシ
ID:dango64
1.夢の中

僕は目を開けると薄暗い部屋の中に居た。

知らない部屋だが、僕は(またか)と思った。
と、同時にこれが夢だと理解もした。

この薄暗い部屋が実際にあるのかどうかは分からないけど、数日前から毎日みる夢は必ずこの部屋から始まる。

僕はいつものように振り向く。

振り向くと薄暗い部屋の隅にある、小さめでボロボロの小汚いベッド。

そのベッドに座る女性。

女性の顔は暗くてまだ見えない。
ボサボサで腰ほどある髪が邪魔で表情も分からない。

ボロボロで小汚いベッドには不釣り合いな程の綺麗な白い色のワンピース姿だ。

不穏な空気に当初は困惑し恐怖があった。

しかし何度も見た夢なので、もう怖さは無かった。
ただ、イライラが募っていた。
毎晩見るこの夢は僕にとっては不快でしか無かった。

僕は女性の隣に座る。声をかけるが無言で俯いている。肩を掴んで揺らしても、怒鳴り声をあげても反応は無い。

イライラは溜まるばかりだ。

(どうせ夢だ。。それなら、、、)

僕は女をベッドに押し倒した。少しだけ女が口を開き驚いた顔をした様な気がした。

僕は綺麗な白色のワンピースを力の限り引きちぎる。
ブラは着用していなかった。

月明かりに照らされた女の身体は、どこか芸術的な魅力があった。
胸は大きく、形が良く乳輪や乳首も初々しさを感じた。

僕は女の裸体に興奮し、チンコが硬く熱くなるのを感じた。ドキドキした。

僕は女の胸を揉み、乳首を抓った。

女の表情は髪で見えない。反応も無い。
それでも、何故か女も興奮していると確信していた。

乳首を舐め、吸った。同時に指を女の口の中に入れ、やらしく咥えさせた。

女の陰部に手を添えると、冷たい身体とは対照的に陰部は熱くなっていた。そして、ヌルヌルとした液が膣から出てきていた。

僕は前戯も忘れ、硬くなったチンコを女のマンコにねじ込み、奥をついた。

女は声を出さないものの、それまでの無反応から一転してベッドのシーツを逆手で力強く握り、腰を仰け反らせた。

僕は激しく、何度も何度も奥をついた。
息が切れ、汗だくで、激しく動く度に汗が女の身体に飛び散った。

女の膣肉はギュっと締まり、僕のチンコを奥に引き込むような、やらしい感触だった。

気持ちいい。あまりの気持ちよさに僕はすぐに果ててしまった。

絶頂と同時に目を覚ました。

僕は汗だくになっていた。そして、夢精していた。息も切れている。

(また、、あの夢か、、、)

僕はすぐにスマホを見る。時刻は5:30。本来起きるはずの時間より1時間も早く起きていた。

夢精してベトベトのパンツを脱ぎ、洗濯カゴにいれてシャワーを浴びる。

夢精したはずなのに、まだチンコは硬く心も興奮していた。

数日前から見る夢。
暗い部屋の中に、声をかけても無反応な女。
いつも同じ内容だった。

ただ、今日は違った。

今まではその不気味な状況に怯えて目が覚めるが、今日は女を押し倒してレイプした。

夢のはずなのに不思議と手には女の胸の感触が残っている。そして甘い匂いも。

挿入した時、女は確かに感じていた。
身体をビクつかせ、声を出さないように歯を噛み締め、、、、

思い返してふと、女の口に入れた指が痛い事に気づいた。
指を見て僕は背筋が凍った。

指の根元に歯型がついていた。


 
2025/02/05 12:34:52(51jPrU6w)
2
投稿者: 18禁ダンゴムシ
ID:dango64
2.寄り道

僕はいつもより早く会社につき、仕事の準備に取り掛かった。

「佐藤さん、顔色悪いですよ?」

同じ部署の後輩に心配されるが、大丈夫だよ。と返す代わりに愛想笑いで答えた。

確かに今日は体が重い。
人と話す気持ちにならない。

それはあの夢のせいなのか、それとも夢精した賢者タイムの副産物か。

思い出すと歯型の痕のついた指が微かに傷んだ。

仕事はあっという間に終わり、時刻は18時だ。

僕は直接家には帰らず、途中で居酒屋に寄った。
居酒屋の店主は僕の小中の同級生で、丁度家と職場の中間地点にある為、時折仕事終わりに寄っていた。

「あれ?ユウジ??珍しいねぇ。」

店主の田中君は僕を見ると驚いた様な表情で声をあげた。

「?珍しい??この前も来たじゃんか」

僕は笑いながらカウンターに座った。

「いやいや、ユウジが来る時はいつも金曜日だろ??今日は火曜日だからさあ。不思議だなって思ったんよ」

(ああ、、そーゆーことか。)

「んー、、まあ何となく寄りたくなってさ。」

僕の返答に店主の田中君はフフっと笑った

「何となくって事は無いだろ。顔色悪いしなんかあったんだろ?どうした??悩み事か??」

田中君は昔からストレートに言ってくる。でもそれは嫌じゃなかった。むしろ、隠さずに言いやすくて助かっていた。

「いや、大した事では無いんだけどさ、、。実は、、」

僕はココ最近変な夢を連続で見る事を話した。
ただ、夢の中の女をレイプした事は、罪悪感?もしくは軽蔑されたくなくてか、言わなかった。
夢精したことも。

注文の品を作りながら、一通り話を聞いた田中君は、「なるほどね」と一言言うと、他のお客さんのところに品を渡しにいった。

田中君の反応は捉えようの無いものだった。

「つまり、ユウジは毎日同じ夢を見ててそれが不気味で怖くて家に帰りたくないって事ね?」

「いや、そこまでじゃないよ。怖くは無いけどちょっと不気味だよね。
本当に大した話じゃないんだけど、誰かに話したくてさ。」

僕は本当に怖いとまでは思っていなかった。ただ、この不気味さを1人で抱えて家に帰るのは憂鬱だ。
手っ取り早く話を聞いてくれる人が欲しかった。
だから田中君のお店に来たのだ。

「うーん?てかさ、その夢の原因って何か身に覚えないの?」

「夢の原因??」

田中君の言葉に僕は聞き返していた。田中君は頷いて続けた。

「そうそう。例えばさ、最近その部屋に仕事かなんかで行ったとか。あ、心霊スポット行った?お化け連れてきたんじゃね?」

僕は考える必要も無く答えた

「ないない。笑」

「ん?だってユウジは大学の時心霊スポット行くのハマってたじゃん?今は行ってないの??」

「大学の時はね。社会人になったらそんな余裕無くて一回も行ってないよ。
しかも大学の時だから、、、かれこれ5.6年経ってるし、今更取り憑かれるのも変じゃない?」

僕は確かに大学の時にサークル仲間と良く心霊スポットに行っていた。
当時はSNSが普及して、自分のライフワークをSNSに載せるのがステータスに感じていた。

(どうだ。こんなにヤバい所に行ってきたぜ?)
という自己顕示欲、承認欲求を、心霊スポットに行った際に投稿。リアルタイムでも載せていた。

反応があれば有る程心が満たされていた。

しかし、社会人になるとそんな暇はなく、むしろ自分が如何に小さく、親に守られた存在であったかを痛感させられた。

SNSできらびやかな投稿を見ると、自分と比べてしまい、悲しい気持ちになった。
だから、SNSは見ないようになった。

「んー、、じゃあ、、、。彼女とか?」

「彼女?今はいないよ。社会人2年目だから、24歳の時か、、、。その時に半年付き合ってたけど、それ以降はずっとフリーだよ。」

「その元彼女の生霊とか?」

「あー、、それは、、有り得るかもね」

田中君に言われるまで、全く無い発想だった。
確かに、元カノはどこかストーカー気質で、嫉妬しやすい性格だったから。でも、、、

「いや、、ないな。夢の中の女は、背丈も体つきも全然違うもん。」

元カノは小柄でかなり痩せていて、胸も無かった。虚弱そうな体つきで、だけどストレートの綺麗な髪が1番印象に残る。そんな子だった。

それに対して夢の中の女は、それなりに身長があり、体型は普通。そして大きな胸、髪の毛はボサボサでかなり傷んでいる。

「んー、、、。ダメだ。全然わかんね。笑」

田中君は笑った。
僕も釣られて笑った。

「でもさ、ユウジ。やっぱり顔色悪いし、本当になんかあるかもしれないからさ。夢はともかく、あんまり体調優れないのが続いたら病院行けよな。」

「ああ、そうするよ。もしかしたら、体のどこかが悪くてその影響で変な夢見てるのかもしれないしね。」

僕はそれが1番可能性あるなと思っていた。だから、田中君の言う通り、夢よりも体調不良が続くなら病院に行こうと思っていた。

僕はグラスに入ったハイボールを飲み干す。

「あとさ、もし夢が気になるなら、、、」

田中君はキッチンから身を乗り出して少し間を置いて言った。

「奈夏に見てもらえば?」

「奈夏?って、、誰だっけ??」

田中君は呆れたように笑って答えた。

「藤 奈夏だよ。小中一緒だったろ?」

「あー、藤さんか。」

「そうだよ。あいつ、子供の頃から霊が見える!だの、何月何日に不吉な事が起こる!とか占いしてたり、何かと変な事言ってたろ?」

藤 奈夏さんは僕らの小中の同級生だ。
心霊現象とか予言とか、占いが大好きで確かにそんな事をよく言っていた。
名前を聞くと色々思い出す。

藤さんはそんな感じで、同級生に「肩にお化け着いてるよ?」とか平気で言う、いわゆる痛い子で、次第に藤さんを煙たがる人、バカにする人に別れていった。

僕は藤さんの事をバカにしていた側だった。

思えば中学の時は友達は居なくて、1人で良く図書室にいたような気がする。
まあ、変な子だったから当たり前か。って当時の僕は思ってた。

「田中君、面白い冗談だね笑」

僕はあまりに唐突な意見に本気で笑った。藤さんに相談?ありえない。

そんな僕に田中君はため息をついて話し出した。

「奈夏って変わってたもんな。みんな距離取ってたし、俺も信じてなかったよ。」

「だけどな、、俺1回だけ、奈夏ってガチもんかもって思った事があんだよ。」

「へぇ、、、」

僕は田中君の次の言葉を待った。初めて聞くはなしだ。

「中2の時、体育館の階段の踊り場で転落する事が多発してた事あったろ?覚えてる??」

「あー!懐かしいね!!僕も実際に見たよ。階段の上の方からつまずいて踊り場に転んだ子。」

田中君は続けて言った。

「あん時はしょっちゅう同じ場所でみんな転んで転落してって続いてさ、お化けかも?って学校中が大騒ぎだったろ?」

「うんうん。確かにそうだったね。不気味だったよね。でも、結局なんも無かったよね?一時的に転落事故が多発してたけど、その時だけだったし、、、」

「おれさ、見たんだよ。奈夏が踊り場から階段を見上げてブツブツ独り言話してるの。おれは影からそーっと覗いててさ。あいつ、何してんだろ?って。ほんとに不気味でさ。」

「それでさ、、ブツブツ独り言を言ったあと、階段に向かって一礼したんだよ。それで、そのまま校舎に戻って行ったの。
でな、それから転落事故が無くなったんだ」

「え、、え?」

まさか?田中君の言いたいことは何となく分かった。けど、信じられるかって言ったらNOだ。

「いやさ、ユウジが信じられないのは分かるよ。だけどよ。おれは奈夏が階段のお化けを除霊したんじゃないかと思ってんだよ」

笑いが込み上げてきた。が、田中君はいつになく真剣な表情だ。笑うのは良くないと思ったから我慢した。

「だからよ。もし、本当にお化けの仕業かもっておもったら、試しに奈夏に連絡してみろよ。な?」

「うーん、、うん。その時は、、考えとくよ。」

しばらくして僕は店を出た。そして住んでるアパートに帰るため、歩き出した。

(まさか、田中君がそんな事思ってるとは思わなかったなあ)

僕は自分の夢の話よりも、田中君の藤さんの話の方が衝撃だった。もちろん、僕の話を聞いてくれたおかげで心が軽くなったのもあるが、田中君の衝撃のカミングアウトに僕は憂鬱な気持ちは吹っ飛んでいた。

面白半分で心霊スポット巡りをしていた時も、お化けなんて見た事も無いし、呪われた事もない。

だから、別に藤さんを頼る事も無いし、そのうちこの夢も見なくなる。

「あ!歯型の傷、、田中君に見せてないや。」

指を見ると、朝は濃くついていた歯型は薄くなっていた。寝ぼけて自分で指をくわえて噛んでたのかな?

僕はそう思いながら、アパートにつき部屋に入った。
25/02/05 16:05 (CjtNYF9C)
3
投稿者: 18禁ダンゴムシ
ID:dango64
3.夢の変化

その日、体調が優れない事と、久しぶりにお酒を飲んだせいもあって早く寝た。

この時僕は夢のことを田中君に話したこともあって寝る事への不安は薄らいでいた。

気づくとまた薄暗い部屋の中に居た。

僕はまた、あの夢だと思った。

振り向けば、例の女がいる。

いつもと違うのは、いつもはベッドに腰をかけてこっちを向いてる女が、ベッドの上で正座をして後ろ向きだった事だ。

不思議と恐怖は無く、冷静だった。

綺麗な白のワンピースは少しシワがあるように見えたが、ボロボロの傷んだ長い髪が腰ほどまであってそこまでよく分からない。

(どうせ夢だから、、)

僕はどうせ夢なのだからと、そして、昨日も夢の中でレイプしたことのだからと、女を襲おうと思った。

女の体勢がいつもと違う様に、僕の心境にも変化があった。

昨日は苛立ちからレイプした。
今日は快楽に走りたい、欲望から女を犯したい。

僕は後ろ向きの女を後ろから抱きしめた。
女の体は氷のように冷たく感じた。

ボロボロの髪からは不釣り合いな程、不思議と甘い香りがした。

抵抗しない女。無反応だった。

僕は後ろから女の胸を揉んだ。昨日のように激しく乱暴では無い。優しく、胸の輪郭を指でなぞるように。

乳首を焦らした。触っていないが、少しづつ乳首が硬く立って来るのがわかった。

女は変わらず無反応だが、何故か興奮し感じている。そんな気がした。

そして僕は沢山焦らした乳首を、優しく指で弾いた。

ほんの少しだけ、女の頭が動いた。
その反応だけで充分だった。

僕は興奮が更に高まった。

乳首は硬くビンビンに立ち、僕は弾いたり抓ったりする。

女はその都度、微かに頭を動かす。

氷のように冷たい体、しかし、陰部が熱くなってきているのが何となくわかった。

我慢できなかった。

僕は女を押し倒した。

女は仰向けで倒れ、微かに顔が見えた。

不思議な事に、口と鼻は分からない。印象に残らないと言った方がいいかもしれない。

ただ、今まで髪で隠れていた目が片方だけ見えた。
凄く印象的だった。

大きく乾いた目。しかし、怖い訳では無い。
僕の方を見つめるその目には、怒りや恐怖、快楽の等の感情はまるで分からない。

何かを訴えるような目では無い、無機質な目だった。

僕は何故か余計に興奮した。
そして、僕は硬くて今にも破裂しそうなチンコを女のアソコに入れた。

アソコは熱くトロトロの液が大量に溢れていた。チンコを締め付ける膣肉、奥を突く度に口元が小さく「あ」と言っているのがわかった。

僕は女の中で果てた。

うっすらと目を開ける。やはり自分の部屋の中だった。果てて夢から覚めたのだ。

股間にドロドロとした感触があった。

僕はまた夢精していた。
25/02/06 17:00 (NgGfsCix)
4
投稿者: 18禁ダンゴムシ
ID:dango64
4.身体の変化

僕はその日から夢を見るのが楽しみになっていた。以前にあった不気味さは無い。

僕は夢である事と、抵抗しない女である事を利用して自分の快楽の欲求を満たすには最適だと思った。

毎日夢の中で女を抱いた。犯した。
女の無反応は変わらずだったし、起きると必ず夢精していた。

また、毎日女を抱く事に気づく事があった。
女はボロボロの髪で気づかなかったが、顔立ちは美人だった。

そして、肌艶が良く大きな胸は程よい柔らかさと張りがあった。

膣の中も、名器と言うに相応しかった。

僕は完全に女の虜になっていたと思う。

「佐藤くん、ちょっと、、、」

ある日に上司に手招きされた。

僕は自分のデスクから立ち上がり、上司の呼ぶ方へ向かう。

誰もいない応接室に案内され、腰をかけるよう促される。

「佐藤くん、体調は大丈夫か?最近、日に日に顔がゲッソリしてるように見えるが、無理してないか?」

「え、、、」

確かに疲れやすくなっていたし、たまに目眩がした。原因はあの夢にあると、心のどこかで分かりつつも気にしない用にしていた。

僕はあの夢を見ていたかった。

僕は大丈夫である事を適当に言い訳をしたが、上司は納得した様子は無かった。

「明後日はスケジュール的に丁度落ち着いてるから、1度病院に行きなさい。有給になるけど、検査して、それでその結果の報告をするように。」

僕は抵抗しても無駄なのは分かっていたので、納得はしてないが「わかりました。」と上司の提案を受け入れた。

その日仕事終わりにスーパー銭湯に寄った。
銭湯に行くといつもの習慣で体重を測る。

体調は53kgだ。前に測った時から、、つまり2ヶ月で7kg減っていた。

僕の身長は176cm。元々細身だったが、かなり細くなっていた。

等身大の鏡を見ると、生気の無い、目の窪んだガリガリの姿が映る。

サウナの中で、汗をかきながら僕は考える。

(きっと、、夢のせいだ。)

(もし、、病院に行って、原因が分かって、、治療したら、あの夢は見なくなるのか?)

(それは嫌だ。まだまだ楽しみたい。)


そして病院に行く日が来た。
僕は憂鬱な気持ちで、病院に向かう。

医者から一通りの問診を受ける。
僕は素直に答えた。ただ、夢の話はしなかった。
そして、毎日夢精して起きる事も。

医者の指示で採血とレントゲン、心電図をする運びとなった。

検査を終えてからはしばらく待合室で待たされた。

そして、呼び出され結果を聞く。

血液検査も、レントゲンも、心電図も何の異常も無かった。

ただ、栄養価が極端に低いということで、1ヶ月分の栄養補助食品を処方された。
そして、栄養価の高い食品を指定され、意識して食べるように言われた。

次の受診は1ヶ月後となった。

その足で僕は職場へ。

上司に報告すると、少し不思議そうな顔をしていたが、とりあえず1ヶ月後の再診を待とうと結論付けた。

僕は安心していた。
大きな病気は見つからない。栄養を取るのが治療というのなら、僕は全然余裕だと思った。

職場からの帰り道、薬局で栄養補助食品を出してもらい、ダンボールを抱えて家に帰る。

帰る途中、(体に異常がないなら、あの夢はなんなんだ?)と思った。

しかさ、深く考えずに、甘く見ていたことを、この日の夜に分からされることになる。
25/02/06 17:29 (plynAtSV)
5
投稿者: 18禁ダンゴムシ
ID:dango64
5.違う

コンビニ飯を食べて栄養補助食品を飲み、歯を磨く。
シャワーから出ると強い疲労感に襲われた。

栄養不足だとシャワーも体力を使って疲れるらしい。ココ最近はシャワーも億劫だ。

少しスマホを弄り、僕は横になった。

直ぐに僕は眠りについた。

目を開けると、爽やかな匂いのする部屋にいた。

いつもと違う部屋だ。

僕は驚いた。

見渡すと、アニメのポスターやぬいぐるみがセンス良く飾ってある。

後ろを向くと綺麗でオシャレなベッドがあった。

そして、そのベッドにはいつもの女とは別の女が寝ていた。

髪はショートカットで茶色、顔は幼く、多分高校生くらいだろうか?

スヤスヤと寝ている様だった。

僕は動揺していた。

初めてのケースだった。
そして、これは夢なのか現実なのか僕は迷って考えた。

いつも見ている夢の中の薄暗い部屋はどこと無く古臭くて昭和のアパートの様な木造の作りだった。

しかし、今いる部屋は明らかに新しい感じの部屋だ。

それでも、夢なのだろうと思ったのは、頭のモヤモヤがあって考えようも思っても深くは考えられない事。そして、やはり女の顔がどこか印象に残りにい事だった。

女は寝息を立てていた。

(夢かどうか確かめてやる)

僕は布団を思いっきりはいだ。

バサッと音がする。女は起きないし、反応は無かった。

女はキャミソールに下はスエットという服装だった。

女の顔をじっくりと見る。

可愛らしい顔をしている様に感じた。そして、やはりあの女とは似ても似つかないと思った。

体つきも。今目の前にいる女は胸は小ぶりで、ブラもしている。
いつもの女よりも小柄に見えた。

僕は女に覆いかぶさった。
そしてキャミとブラをずらすと、小ぶりな胸と薄いピンク色の乳輪と小さい乳首があらわになった。

「ん、、」

女が少し声を漏らす。

少し眉間にシワが寄るが体を動かす事は無かった。

僕は乳首を舐めながら、スエットの中に手を潜り込ませた。

女のアソコは毛がないようだった。

マンコの筋をやらしく撫で、乳首を咥えながら舐めた。

女は体を大きく動かす事は無いが、息がハアハアと乱れていた。そして、時折ブルブルと震えている。

段々とアソコが湿ってきた。

僕は指を割れ目に入れると、中はドロドロに濡れていた。

ゆっくり指を入れ、中を撫でるように動かす。

「ん、、。うっ、、、。」

微かに漏れる声。そして、ヒクヒクする膣。どんどんと溢れる愛液。

僕は興奮していた。いつもよりも更にドキドキしていた。

空いている手を女の顔の方にやり、指を無理やり口の中に入れた。

女の舌は入ってくる指を押し出そうと抵抗するように動かし、僕の指と絡まった。それが妙にエロく感じた。

手マンをするとぐちゃぐちゃと音がする様になった。

女はハアハアと息を荒く、色っぽい声をポツリポツリだしていた。

膣がぎゅっと締まる感覚があった。

僕は動かす指を止めなかった。

女の腰はビクビクと震えた。

同時にジャバジャバと膣から何かが溢れた。

女は潮を吹いたのだ。

限界だった。

僕は興奮が最高潮に達し、硬くなったチンコを女のアソコにねじ込んだ。

女は眉間にシワを寄せていたが、体を動かす事は無く、ただ、ふるふると小刻みに震え、小さな喘ぎ声を出している。

女の膣の中はキツく、奥をぐぅっと突くと女はまた腰をビクビクとさせた。

女が絶頂したのがわかった。

僕は腰を動かした。
普段の夢であれば、最近は突くのを楽しむために、ゆっくり突いたり、止めて胸を揉んだりしてから激しく突いて射精していた。

しかし、今日は直ぐに射精したくなった。

だから、激しく突いた。

女は目が半開きになり惚けた目をしていた。

顔は紅潮していた。

そして、今まで動かさなかった腕を動かし、手を口元に。もう片方の手は僕の手を握っていた。

よく見ると女も汗をかいていた。

「あ、、あ、、、うぅ、、、」

やらしい声が一際大きくなる。

僕は中に出した。

僕が中に出したのを女は分かったのか、女も同時に絶頂を迎えた。


ふと目が覚めた。

僕は汗だくだった。

夢の余韻がまだ残っている。

パンツの中は僕の精液でビショビショだった。

上半身を起こすと目眩がした。

少し朦朧とする頭を動かそうと必死だった。

夢の中の興奮と快楽が嘘のように、今は血の気が引いていた。

射精した瞬間に、ひとつの可能性を考えてしまった。そして、起きたあと考えれば考える程に可能性は高くなる気がした。

今日の夢はただの夢じゃない。現実の事なのだと、僕は確信した。
25/02/07 00:48 (bY56dM8J)
6
投稿者: 18禁ダンゴムシ
ID:dango64
6.重い足取り

身体が重い、気持ち悪い、クラクラする。
それでも午前中に大事な会議があるから僕は何とか出社した。

上司に体調が優れない事を言うと、午後から休んでいいと言って貰えた。

「丁度、明日は土曜日で休みだから。土日はよくやすんでね。」

上司は優しかった。

それもそうか。

鏡に映る僕は、更に青白く頬がこけて目が窪んでクマもあった。
まるで死ぬ手前の様な顔だ。

体調が悪い。しかし、本当に苦しいと思っているのはそれじゃなかった。

夢で見た女、、もしあの夢が現実とリンクしているとしたら?

僕は無理やり、、、同意もなしに女をレイプした事になる。

そして実際に存在する女だとした時。
女は俺の顔を見ているはずだ。もし、警察に被害届けを出されたら?
たまたま外でばったり会ったら??

僕は怖くて心臓が重かった。

まだ若い感じだった。高校生。下手したら中学生かもしれない。

あの女が処女だったら?

僕は罪悪感で考えれば考える程、更に胸が痛くなった。

会議が終わり、議事録の作成に取り掛かる。
これを提出したら僕は帰る予定だ。

ふと見ると、スマホに1件のメッセージが。

どうやら会議中に来ていたようだ。

見てみると、居酒屋の田中くんからだった。

僕は仕事の前に、同級生だった藤奈夏(ふじ ななつ)さんの連絡先を田中くんに聞いていた。

その返信だった。

以前会った時、田中くんは霊的なことなら、藤さんに相談する事を進めてくれていた。

しかし、僕は快楽の欲望に負けつづけた。

今回の夢で違う女を犯して、ようやく我に返った。
僕はなんて馬鹿で醜いのだろう。
後悔してもしきれない。

原因はどうであれ、今の僕は悪い霊に取り憑かれて、段々と身体と精神を乗っ取られているのでは無いだろうか?

そして、快楽のままに夢を放置する事で、夢はどんどん現実になっていく。
もしかしたら、既に手遅れかもしれない。

この考察が間違えであればいいのだが、他に説明がつかない。自分の頭では分からない。

だから僕は、田中くんに藤さんの連絡先を聞くことにしたのだった。

藤さんは小中の同級生で、自称霊感少女と当時は痛い子だと思っていた。

田中くんは、不思議な力があると思っているようだったが、実は僕はまだ半信半疑だ。

それでも、物は試し、、というか、頭が回らない状況で、藁をも掴むような気持ちだった。

田中くんの返信には、藤さんの実家の固定電話の番号が載っていた。
そして、

「ごめん!連絡先は実家しかわかんねーや」

とコメントが添えてあった。

仕事を何とかやり遂げて、早退する。

少し歩くと息が切れる。フラフラする。

近くの公園のベンチに腰かけ、少しうなだれながらスマホをいじった。

いざ電話をかけるとなると緊張する。
しかし、正直体を乗っ取られる前に、、、体調不良も進んでいて一刻を争う状況の時に、ためらう気持ちは直ぐに失せた。

藤さんの実家に電話をかける。

プルルル、、 プルルル、、

無機質なコール音が続く。

(あぁ、、留守かな、、、)

僕は期待していただけにガックリした。

そして終了ボタンを押した。

(あ、、留守電残しておけば良かった)

切ってから気づいた。

もう1回電話して、出なければ留守電を残そうと思った。

その矢先、着信が入った。

藤さんからの折り返しだった。

僕は直ぐに取った。

「もしもし、、、あの」

僕が名前を言おうとした時、電話口から女性の声がした。

「佐藤くん?だよね。」

「あ、、え? そうです。」

「久しぶりだね。藤です。事情は分からないけど、ちょっとヤバい感じ、、だよね?」

僕は困惑した。田中くんが事前に伝えてくれてたのか?

「あの、、なんでこの番号が僕だって分かるの?
田中くんから何か聞いたの??」

僕の問に藤さんが「あ」と口にしたのが分かった。

「田中くんに電話番号聞いたんだね。彼、よく知ってたねー。家電。」

藤さんの声はゆっくりで優しい感じがした。聞いてるだけで心の不安定な部分が落ち着くようだった。

「それについては後で話すから、今からすぐに会えないかな?なるべく早めに会った方がいいと思う。」

僕にとって藤さんの申し出は願ったり叶ったりだ。

僕は二つ返事で了承した。

結論から言うと、藤さんは僕のアパートまで来てくれる事になった。

念の為、藤さんのスマホの番号を教えてもらい、もし何かあったら直ぐに電話するように言われた。

僕は藤さんに何も話していなかったが、

「佐藤くん、とにかく私が行くまで絶対に寝ないで。それと、後ろは極力振り向かないで。」

と、まるで僕の相談内容を知っているかのようなアドバイスをくれた。

電話を切る。

心做しかさらに身体が重く怠く感じた。
ベンチから立ち上がると目眩がする。
歩くと気持ちが悪くなる。

僕は根性で足を前に出し続けた。

アパートに近くなればなるほど、頭が痛い。気持ち悪い。

まるで藤さんと会うのを阻止するかのように体の不調が強くなる。

それでも何とか、僕はアパートに帰ってきた。
いつもなら40分前後の道も、1時間半もかかってしまった。

部屋の前に誰かがいる。

藤さんだと直ぐに分かった。

藤さんはスマホを握りしめて、僕の姿を見ると安心したように笑った。

「佐藤くん。良かった。
何回か電話したんだけど、取らないし、家も鍵かかってたから、、、、。」

僕は藤さんから電話が来ていたことに気づかなかった。

藤さんはニコっと笑った。

と思うと思い切り僕の頬を叩いた。

バチン!!!!

あまりの衝撃に、僕は???と頭が真っ白になった。

遅れて頬がジンジンと痛む。

僕が驚いて藤さんを見る。

「どう?いくらか良くなった?」

え???どういうこと??と思ったが、

「あ!」

直ぐに気づいた。

頭の痛みも気持ち悪さも消えていた。

そして、体のだるさや重さもだいぶ楽になったのだ。

「一時的だから、急ごう。」
25/02/07 02:31 (L3Sci7r/)
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