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性春時代 初体験~悲しい別れ~立ち直るまで
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:性春時代 初体験~悲しい別れ~立ち直るまで
投稿者: Mackie ◆LfQOnD1vKc
アジア圏には「還暦」という考え方があり、自分もその齢となりこれまでの様々な出会いや経験を振り返りたくなり、ここに記してゆこうと思う。以前にも同様の話を投稿したことがあるが読みづらいところが多々あったので、人名などの設定を整理し直してゆこうと思う。

 我々の時代は今ほど大学受験は甘くなく、高校時代まじめにやってたつもりだったが「浪人」することとなった。高校の卒業式の前、病欠上がりで1歳年上の昭子(あきこ)から告白された。帰る方向が同じだったのが縁となり、病欠の多かった彼女の連絡係を指名されていたこともあるかもしれない。私は受験に振り回されていたので意識するどころではなかったのだが、3学期にいよいよ最後の日が来た時点で帰り道の公園で同じクラスだった2年間の思い出話をしているうちに、急に昭子の顔が目の前に来たと思った瞬間唇を重ねてしまっていた。ふつうは男子から奪いに行くもの的にしか思っていなかったが、私の場合はまさに「奪われた」のである。幼稚園の時の初恋の相手からも同じシチュエーションだったことを思えば、私はそういう運命の持ち主なのかもしれない。一週間後が最後の入試だったのだが、唇に残る感触や近づいたときに触れてしまった彼女の胸の感覚が忘れられず、その日から前々日まではその時の感覚がよみがえるたびに自己発電を繰り返したのは言うまでもない。

 学校卒業と同時にいっしょに大人の階段を上ろうと考えたが、昭子の体調が思わしくないこととこちらも予備校での新生活を始めることとなり、その後1か月ほど会うことはなかった。ゴールデンウイーク期間中の予備校の休日に合わせて、初めてのデートを楽しんだ。高校生時代は家に帰る途中一緒に帰るだけであったので、デートという感じではなかった。唯一いえるとしたら、あの「ファーストキス」くらいである。
 当時はまだTDLなどなかった時代。街に出てデパートの中で開催されている美術展を見て屋上遊園地で少しはしゃいで。あとは昭子の気の向くままにウインドショッピングを楽しんで…。同じあたりを何回か行ったり来たりしているうちに急に私の手を引っ張り裏通りへと入ってゆく。その引っ張る勢いそのままに建物の中に、何が何だかといううちに部屋の中に。こちらはわけのわからないままに入ったその場所はいわゆる「ラブホ」だった。

 昭子は「あ~ぁ誰にも見られてなかったよね、恥ずかしかった」と切れ切れの息と一緒に声を発した。
 私は「急にどうしてん?びっくりするやん。」
 その私の言葉を遮る勢いで昭子は唇を重ねてきた。持っていたポシェットを床に落とし、体は両腕できつく締めあげてきた。そして・・・
 「大人になろ?」

 二人ともシャワーを浴びることもなく、本能の赴くままに互いの体を貪るように愛撫しあいあった。途中までは同じペースで着ているものをとっていっていたが、まずは昭子が私のペニスを咥え始めた。今のようにアダルトビデオなど簡単に手に入れられる時代でなかったせいか、今にして思うととてもぎこちないものであったがとにかく懸命に私のものを咥え、ほどなく私は大声をあげて昭子の口の中を白い液体で一杯にしてしまった。
 そこから私のターンである。ぎこちない手つきで昭子の衣服を剥いでゆく。彼女はとても色白でライトのあたり方によっては輝くのではないかと思うほど光沢のある白色であった。Bカップのブラを取り去ると乳輪の大きいおわん型のおっぱいが出てきた。この時までにいろいろとエロ本は見てきた経験はあるが、私としては最もエロさを感じるおっぱいだ。少しお互い動きが落ち着いてきたのでここからはじっくりと昭子の胸を舐め吸い舌を転がすことをしばらく繰り返す。時間が経つごとに彼女のウイークポイントもわかってきた。そして舌は彼女のお股に達し舌で彼女の中や突起を舐めまわす。一度は発射した私のモノはカラダ探索をしているうちに再び天を向いていた。
 「入れるね」の言葉に目を閉じたまま頷く昭子。
 さすがに処女と童貞。ちょっとの相手の反応だけで互いに行為が止まってしまう。ただ私ももう何も考えずに本能のままに自らの体を動かしているうちに、ペニスを通してとても心地の良い温かみが伝わってくる。昭子もそれと同時に「はぁ~ん」という舐めていた時とは異なる喘ぎ声を出す。それからどれだけの間腰を振ったのかは覚えていないが、絶頂感とともに再び発射しそうになりあわてて引き抜き射精をする。そこからは若さもあって、止まることなく3回二人は大人の儀式を繰り返した。

 その後、昭子は私の勉学の邪魔になってはいけないと、月に1回程度のデートを守ることとした。

 梅雨明け宣言の出たある日、昭子のお父さんから病状の悪化を知らされ、お見舞いの日時を決めたのだがその数分後に遠くに旅立って行ってしまったことを告げられた。

2024/02/20 17:02:37(01do4t35)
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