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ドリームフューチャーカンパニー
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:ドリームフューチャーカンパニー
投稿者: 田所
先ず、創作です。
ありえないお話なので、ダメな方は回れ右でお願いします笑



いつもの朝。
いつものコーヒー。
いつもの朝食。
朝のニュースは気が滅入る。
戦争なんかで人の命の炎を絶やすために使っているエネルギーを他に有効活用すればいいのにと思う。
しかし、戦争を前提とした開発のお陰で我々の生活において、様々な恩恵を受けている事は否めない。
そんな宛もない事に頭を逡巡とさせているとチャイムが鳴る。
「丸犬宅急便でーす!」
「あぁ、ご苦労さまです」
「こちらにサインか印鑑お願いします」
「はい、では確かに印鑑頂きました!」
「ご苦労さまでした」
えーーっと。
ドリームフューチャーカンパニー??
なんだ?知らんけど?
でも、俺宛だなー?
なんか開けるのもやだな。
伝票の番号に電話してからにするか?
トゥルルル・・・
ガチャ!
「お電話、ありがとうございます。ドリームフューチャーカンパニー佐野がお伺いいたします。」
「あ、あの。田所と言います。実は今、小包が届きまして、自分、注文した記憶が無くてですね」
「あーはい!田所さま!上の者からお話は伺っております。御説明させて頂いても宜しゅうございますでしょうか?」
「ああ、頼む」
「少々、お時間を頂くかと存じますが、お時間の方も宜しゅうございますでしょうか?」
「あぁ、問題ない。お願いします」
「では、先ず田所さまのお手元に届きました小包ですが、中身は最新型のタブレットでございます。当社が13年の年月を注ぎ、新たに開発させて頂きました革新的な商品となっております。」
「ほお」
「此方のタブレットの何が革新的かと申しますと、3Dフォログラフィーを採用しておりまして、画面上に立体的映像を実現しております」
「えっ!3Dフォログラフィー!」
「はい!そして、更にトランスホォームアナライズと言う機能こそが我社唯一の革新と言いましても過言ではございません。」
「ん?その、トランスホォームなんちゃら?何それ?」
「使用者さま自ら、どんな見た目にも変身出来る機能でございます。」
「は、はい?変身??」
「左様にございます。田所さまが今、男性のお姿でいらっしゃると思いますが、女性に変身する事も、小さなお子様にお姿だけ変身する事も可能でございます」
「い、いやいや、そんな馬鹿な」
「信じられないのも、無理はありません。良ければ、そちらの機能もお試しください。」
「で?俺はこんな物、注文出した覚えがないんですけど?」
「あ、はい!そうですね!そちらの御説明もさせてください。」
「は、はぁ~」
「瀬尾辰巳と言う者をご存知ですね?」
「瀬尾・・・!ああ!中学の時の同級生だ!」
「はい、その瀬尾がこの度、この画期的な商品を開発致しました。つきましては、当時、とても仲良くさせて頂いた田所さまに特別に無料でプレゼントさせて頂こうと言う事になりまして、お送りさせて頂きました。」
「あぁー。でも、それなら、前もって連絡なり、手紙なり、寄越してくれたら良かったのに。驚いちゃったよ」
「おかしいですね?先日に書面で御説明文を送付致しましたのですが、お手元に届いて無かったのですね?失礼致しました。」
「あ、いや、もしかしたら変な広告やなにかと間違えて捨ててたのかもしれない」
「そうでしたか。それと、今回、お送りさせて頂きましたタブレットは、WiFiルーター機能に加え、特殊な電波も微弱な電波も強制収束しまして、日本国内で有れば地下鉄の中、ビル群の中、深い山の中でも充分にご利用可能となっております。また、バッテリーは1度のフル充電から、動画を連続再生で凡そ1500時間利用可能な特殊バッテリーを使用しておりますので、長時間利用もなんなくこなせると思います。
また、日光の下でのご利用で有れば、液晶そのものがソーラーパネルになっておりますので、バッテリー残量が減らない筈の設計となっております。」
「な、なんか、すげーな・・・」
「勿論、ご利用料金は当社負担ですので、御遠慮なくお楽しみくださいませ」
「えっ!?無料??いいの?」
「はい。そのように瀬尾から申し付けられておりますので、ご安心してお楽しみください」
「は、はぁ~」
「後は、電源を入れればフォローグラフィーの案内役のキャラが出現して、会話のみで、細かな設定や検索など、全てやってくれますので、お手元に抱えての利用ではなくても従来のタッチパネルの操作も可能です。」
「おおお!すげー!」
「それでは、御説明は以上となります。なにかご質問等ございますでしょうか?」
「えっと・・・色々と分からなすぎて、質問はいいです」
「後は、案内役のキャラが全て進めてくれるはずですので、従って進めて頂ければ簡単にご利用できますので」
「は、はぁ~分かりました」
「後は宜しゅうございますか?」
「あー・・・そうだ、瀬尾に宜しく伝えてください。ありがとうと。」
「かしこまりました。確かにお伝えさせて頂きます。佐野がご担当させて頂きました。失礼致します」
ガチャ・・・ツーーー
とりあえず、開けてみるか。
めちゃくちゃ薄いんだな・・・
って、折りたたみなんだ・・・
えっと、電源わ?・・・
あっ、これか?
シューーーン・・・ピッ!
お?早っ!
おおおお!なんか、女の子出てきたっ!
すげー!3Dフォログラフィーって、奴かっ!
よく出来てんなー!
「設定を開始致します・・」
ん?この声?
さっきの佐野さんか?
ふむ、なになに?
ふむふむ・・・ああ!なるほど!
ふぅ!設定完了だ。
おおお!設定終わったら、なんかすげー機能増えた!
メインキャラ設定か・・・なんか佐野さん美人だし、このままでいっか。

こうして、きっと買ったらべらぼうに高そうなタブレットを手に入れた。
動画はほぼ全て3Dフォログラフィーとか言われる立体で楽しめる。
なにより、どんなPCにも負けないくらい高速。
ミュージックPVも立体。
音も全てハイレゾ変換され、超高音質。

AVだって・・・
おおお!立体的!
ん?
この表示なんだ?
クリックする。
おおおおお!実物大だ!
すげーーー!
もう、本物じゃん!コレ!

「あ、あぁああ・・・つい、興奮して・・抜きすぎた・・・」
こんな壊れた生活が1週間続け、これはやばいと思い、自制する事に決めた。

一月後、瀬尾から電話が来た。
「よう田所、元気か?使い心地はどうだ?」
「おお!瀬尾!凄いの開発したね!めっちゃ重宝してるよ!ありがとう!」
「ああ、気にしないでくれよ。で、発売に漕ぎ着けたんだけど、コレ、100万でも売れると思うか?」
「ああー、100万かぁ。イける!イけるよ!」
「そうか。ありがとう。所で、変身は使って見たか?」
「あっ!そう言えばそんな機能あるって言ってたっけ。まだ、使って見てないけど?」
「そうか、使って見て欲しいんだが?どんなイケメンにもなれるはずだし、どんな美人にもなれるぞ?」
「えっ!まじで??」
「ああ、一応、うちの社員でテストはしてある。問題も起きていないから、安心して使って見て欲しい」
「そうなんだ?分かったやってみるよ」
「細かい設定とか、少しめんどくさいが、凄く拘って変身出来るから、多分、楽しいと思うぞ?」
「そっか、分かった!やってみる」
「感想、聞かせてくれ。この番号、俺に直通だから、この番号に頼む。じゃ田所、楽しんでくれ。」
「瀬尾?ありがとうな?そうだ、今度、いっぱいどうだ?この御礼もしたいし」
「ああ、俺も久しぶりに田所の顔見たいしな、変身の感想聞かせて貰う時までに時間作っとくよ」
「すまんな、忙しい所。」
「いいさ、じゃ またな」
「あ、おお!瀬尾も身体こわすなよ」
・・・変身かぁ
やってみるか・・。
案内に従って細かく設定を進める。
ほう?画像から取り込むのもアリなんだ?
なるほどな。
取り込んだ画像から、微調整の方が楽そうだ。
ん?
なんだよ?内蔵も調節出来んのかよ!
どーなってんだ?
お、おいおい・・・
コ、コレって・・・
生殖器まで・・・
えっ!?感度まで・・・調節ある・・・
い、一応、設定出来た・・見たいだが・・・
[決定] タップするか?
よし、やってみよう・・・
タップする。
・・・・[専用コードを手首に装着してご使用ください。]・・・
ん?あっ!そう言えば、付属コードあったな!
あーコレコレ。
図解で装着方法が記されている。
こうやって・・こっちはタブレットへと・・・
[決定]タップ。
全身にゾワゾワと微弱な電気を感じる。
思いのほか痛みも嫌悪感も感じない。
ものの数分で
[完了]と表示される。
姿見を見る。
おおおお!すげーっ!
めちゃくちゃジャニーズじゃん!
感覚も変身前と変わらない。
思考も、変化ないと思う。

コレ、上手く使えば、モテモテじゃん!
再び、微調整を重ね、芸能人では存在しない、それ以上のイケメンが完成する。
(さて。と。ナンパ。行ってみるか?)
早速、家にあるスーツを引っ張り出して、革靴を履き、街に出る。
女子の視線がやばい。通り過ぎざま
「ね?あの人、芸能人じゃない?ほら、ジャニーズの!」
「えっやば!まぢ?」
「ちょーイケメン!」
「あっ!ジャニーズじゃね?アイツ」
「えっ!違うよ!韓流のほら、アイドルグルーブだよ!」
そんな声に有頂天になる。
とりあえず、適当にBARに入る。
忽ち、店の中がざわめき始める。
(ちょっとアイドルの子に似させ過ぎたか?ずっとアイドルの子の名前を囁かれてるな)
もう少し、調節が必要かとBARでは1杯だけにして帰宅した。

よし、今度は上手く行ったぞ。
再び、街に出て、さっきとは違うBARに入る。
カウンターにOLらしき女性が1人で飲んでる。さりげなく、バーテンダーにマティーニを頼む。
チラッとカウンターの女性がこちらを見る。
(イケメンの世界って、やっぱ違うんだなー)と感じながら、マティーニを口に運ぶ。
チラチラと女性が見てくる。
(どうする?声かけてみるか?)
迷っていると女性からだとバーテンダーがマティーニを出してくる。
俺のカクテルグラスはもう殆ど空だった。
俺も女性を見て、軽く笑顔で会釈する。
女性がそっと席を立ち、お金を払って出ていく。
バーテンダーが俺にそっとコースターを渡してくる。
「お客様へだそうです。先程のマティーニのお客様です。」
そう言って渡されたコースターには、ホテルの名前と部屋番号が書かれていた。
(きっと、ここで慌てて店を出たらかっこ悪いかな?)
落ち着いた風で、カウンターでゆっくりマティーニをあけ、店を出た。
例のホテルにつき、部屋番号の前まで来て、部屋をノックする。
カチャ。
「はい。今、あけるわ」
店でみたより、健康的で美しい女性だ。髪も黒くて長くて、手足も細く長い。
顔も細身で小さく、モデルなのか?
「入って?」
女性に促され、部屋に入る。
アロマの爽やかな香りとアルコールの匂いが混ざって、濃密な大人の香りになって漂っている。
俺は、たまらなくなり、そのモデルの様な女性をベッドに押し倒し、シャツを脱ぐ。
女性はベッドの上で髪を乱したまま、挑発的な目でおれを見上げ
「すごい・・・体ね?」
女性に跨り
「おしゃべりは、後でもいいだろ?」
唇を重ねる。
ペニスの硬さ、長さ、太さ、全て改造済みだ。
筋肉も改造してあるので、どんなに腰を振っても疲れない。
疲れ知らずだ。
「お願い!もう、許して!」女性がそう叫んでもピストンを止めない。
「お願い!壊れちゃうからっ!」
3時間、緩急を付け、腰を振り続けた。
女性は汗だくで全身を真っ赤にして、ビクンビクンと痙攣を引き起こしながら、俺のペニスが入っていない状態でも、絶頂が続いて居るようだった。
肩を撫でても、痙攣し、背中を摩っても痙攣していた。
仕舞いには、失禁しても気づかない程快感に飲まれている様だった。
しばらくして女性が正気を取り戻し始めると
「す、凄く、良かった・・・また、お会い出来ない?」
「ああ、俺は構わない」
朝まで、女性の頭を撫で癒し続けた。
彩花27歳。
モデルでは無かったが、国際線のCAだと解った。
(おおお!まさか、俺がCAの絶世の美女に惚れられてるぞっ!)

こうして、彩花と何度も会っている内に、ある疑問が沸いた。
(どう考えても、セックスって女の身体の方が気持ち良さそうだ)と言うこと。
そう思い始めると、どんどんその興味が尽きなくなる。
(よし、1度試してみるか?先ずは、レズ!)
こうして、彩花をモデルに調整を重ね、独自の美女を作り上げた。
今度は、レズ専門のマッチングアプリ。
相手は、大学生だと言う大人しそうな可愛らしい感じの子だ。
女の子っぽく、オシャレな感じのカフェでお茶をして、サラッと洋服を見たり、雑貨屋を見たりしてデートをして、ホテルに入った。
花音19歳
色白で、何となく黒木華さんを彷彿とさせる、少し芋っぽい感じ。
喘ぎ方も控えめで、ずっとお姉ちゃんと行って甘えん坊だった。
それよりなによりだ。
男の身体と比べ物にならならいほど、女性の身体は素晴らしかった。
快感も男の感覚とは全く違っていて、全身の血液が媚薬なのでは無いかと感じる程良かった。
こうして花音とも、何度か会うようになった。

タブレットを使い初めて3ヶ月程経った時だった。
このタブレットを使い始めている人が、数人居ることが判明した。
発売はまだな筈だが、とは思ったものの。
瀬尾にも事情があるのだろう。位に考えていた。
どうやら、このタブレットの利用者専用のアプリが自動インストールされ、SNSのような形態で、情報交換をしているらしい。
覗いてみる。
ソコには、驚くべき事実が載せられている。
例えば、女性転換の場合の性感比率とか、男性転換時の射精コントロールタイムだの、みんな、やはり考えることは同じで、性に関する情報ばかり交換されていた。
さらに、両性具有や口を女性器に変換している人、乳房が4つある人、女性器を2つも設けている人。
もはや、人では無かった。
中には、ドラゴンの画像でも取り込んだのであろう、背中に龍の翼を持つ人、顔が鷲になっていたり、と、目を疑う画像ばかり出てきた。
そして、気になる投稿を見つけた。
「もう、自分がだれなのか解らない。しかし、それでもいい。元の身体に戻れば忽ち、癌に苦しむだろう。この身体、或いは別の体のまま生活出来れば、癌に苦しまなくてすむ。しかし、住民票はおろか、免許も使えない、保険も効かない。女体化して風俗で稼げては居るが、正直、しんどい!誰か、話そう!」
・・・・
確かにな・・・
このSNSは必要不可欠な訳だ。

なるほど、女体化すれば風俗と言う道もあるな。
あ、酔わない体質改造をすればキャバでも行けるか?
とりあえず、女体化してレズ専門の風俗の面接。行ってみるか。
面接官は、30位のほっそりしていかにもお水やってますみたいな女性だった。
全裸になり、面接官に品定めを受ける。
「玲花ちゃんね?26なの?もっと若くみえるわね。22設定で行きましょう。今日、良かったら体験やってかない?太めのお客さん付けてあげるわよ?」
「じゃ、お願いします」
セレブっぽい34歳の人妻から指名が入る。
やはり中身は男なのだ。
「なんか、触り方とか男の子みたいね?」とか
「中身、たまにおじさんよね」とか突っ込まれる。
「すいません、兄しかいない環境で育ったものですから、ガサツですよね」と謝ってみる。
「うんん、玲花ちゃん、気にしないでね。こんな綺麗な女の子の身体なんだもん、私、嬉しいの」
結局、1時間の延長も入り、店長も大喜びで明日からくてくれれば本採用だけどと申し出てくれた。
初めて見た店長は、とても男の俺からみたら、色っぽくて美人だ。
店長曰く「わたしね、美人とか美少女に弱いんだよねー!玲花ちゃんみたいな美人大歓迎よっ!」
俺は玲花として、店長に気に入られるよう努力した。シフトも全て合わせ、店長の誘いにも全て乗って、信頼を勝ち取って行った。
そんなある日
「ねえ?玲花ちゃん?今日、私の家に来ない?」
(来た!)
「えっ?いいんですか?店長?嬉しい!」
「嬉しいじゃん!玲花ちゃん、来てくれる?」
「勿論ですよぉ!楽しみ!」
まだ働いて少ししか経っていないが、店長がレズだと言う事、実際に店の女子数人に手を付けている事を知っていた。
店長、遥32歳
芸能人で言うところの仲里依紗の様な。
そしてなにより、プライベートではドM気質だった。
俺は遥店長にハマった。
それまでのレズの関係を全て精算し、遥一筋にハマっていった。
「玲花ちゃん、お願い!私をめちゃくちゃにして!玲花ちゃんが好きなの!」
俺を度々、欠勤させ遥店長は調教をせがむようになっていた。

気がつくと、おれも玲花のまま何ヶ月も経っていた。
自分の部屋も暫く帰って居なかった。
遥の家に転がり込んでいたのだ。
「ねぇ?遥?私ね、お父さんの命日だから、2、3日留守するけど?ちゃんといい子で待てる?」
「うん。玲花、ちゃんと戻ってくれる?」
「勿論よ?遥をおいてどこへもいかないから」
そう行って、久々に自室に戻った。
冷蔵庫の者を処分し、掃除をし、久々に男に戻る。
(そうだ!玲花を演じる為に本来のスマホは、こっちにあるんだった。)
電源を入れる。
玲花になる前の関係を持っていた女性達は尽く消えていた。
だが、ここで異変に気がつく。
身体がおかしい。
感覚、意識、自分の中に何人もいる感じ。
腕、足、背中、全てに違和感を感じる。
慌てて鏡を見る
!!!!
写っているのは自分でも無ければ、玲花でもない。
人間ですら無かった。
慌てて、タブレットを開く。電源は入る。が、変身アプリにアクセス出来ない。
(ど、どうなってる!)
再び、鏡を見る。
目の玉が5つ。
鼻は上下に2つ。
口はおでこに大きく1つ、顎の下に小さな口が2つ並んでいる。
(ど、どうすんだ!この顔!)
慌てて瀬尾に電話する。も、
「現在、電源が入っていないか、電波のとど・・・・」プツン。
ドリームフューチャーカンパニーに電話するも、瀬尾と同じだった。
(そうだ!SNS!)
すると、やはり皆おなじ状況のようだ。
その中で1人
「ニュースだ!ニュース見ろっ!」
それを見て、慌ててテレビを
付ける。
「ただいま、ドリームフューチャーカンパニーの瀬尾氏が出てきました!瀬尾さん!今回の件で、何かコメントを!!」
記者が声を張り上げるが瀬尾は無言のまま黒塗りの車に乗り、画面から消えていった。
スタジオに画面が変わり、テレビキャスターが解説を始める。
「この度のドリームフューチャーカンパニーなのですが、異星の化学と言うのは本当なのでしょうか?専門家の意見をお聞きします!野田先生、お願いします」
野田先生と呼ばれた男に画面が変わる。
「はい、この技術は異星のものであり、我々の科学力を遥かに超えており、解析が出来ておりません。各省庁の認可も無く、この様な自体になったのは極めて遺憾であります」
(な、なんだって!地球外科学なのか?)
「では、お聞き致します。この度のこの技術は地球外からもたらされた技術で、何者かが地球外生物と接触があり、こうした経緯になったとおかんがえだと?」
(おいおいおい!どうなってるんだ!?瀬尾・・・まさか、あいつ・・・)
すると瀬尾から電話が来る。
「もしもし、田所か?」
「おい!瀬尾!どうなってるんだ!?」
「すまんな、身体、大丈夫か?」
「ああ、そうなんだ!大変な事になってるんだ!」
「そうか、済まない。あと1時間待ってくれ」
「1時間だな?解った!戻れるのか?」
「ああ、1時間だ。戻れる。が、ラスト1回のみだ。」
「1回のみ?どういう事だ?」
「それは、すまん言えない。だが、1回分は何とかなる。最後になりたい自分になれ!元の姿でもいい、どれか気に入ったアバターが有ればそれでもいい!だけど、ラスト1回だけだ!よく考えておいてくれ!おっ!おい!や、やめっ!やめろ!な、なにをする!や、ぐあぁああああ!ぐぎゃぁあああ!」
「お、、おい!瀬尾!瀬尾っおおお!!」
(最後・・・ラスト1回・・・どうする?元の姿か?玲花か?)
SNSでも、瀬尾が出来る限りのメッセージを送ったようだ。
「ラスト1回だってよ!」
「戻れるって!」
「今の姿やべーよ!元でも何でも、どうにかしてくれっ!」
約束の時間だ!
どうする?
逡巡している間に刻一刻と時間が過ぎる。
玲花・・・は、ダメ、だな。
元に。
元に戻ろう・・・
[デフォルトに戻す]をタップする。
もう変身の妙な感覚もなるたもんだ。
元の姿に戻り、ニュースを見る。
なんと瀬尾の車が何者か、怪物の様なモノに襲われている動画が映し出される。
その怪物は、かなりでかい。
瀬尾の乗った車と見られるルーフを片手で引きちぎり、中の瀬尾を掴むと空高く舞い上がって消えた。
ニュースでこの件は後をひき、物議を醸して科学の発展の糸口となって行く。
だが、あのまま、瀬尾は消えたままだ。
タブレットのSNSも削除され、利用していた人達の行方も解らない。
そうだ、遥。
どうしてるだろう。
寂しがっているんだろうな。
可哀想だけど・・・。
2023/12/01 11:39:44(v8j/DB1L)
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