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慟哭
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:慟哭
投稿者: みわく
精査していた書類から時計に視線を移すと、23時になろうとしていた。
ボールペンを置いて1つ溜息をつくとコートを着て、事務所を後にした。
タクシーの座席に身体を埋めると目を閉じた。
悪い癖の考え事を始じめてしまい、昔のことを思い出していた。

子供の頃から習い事三昧でろくに友達と遊ぶこともなく、中、高とその年頃の可愛らしい恋愛すら出来なかった。
東大に合格すると初めて恋人と呼べる存在ができたのだ。
眼鏡はコンタクトレンズに、素っぴんだ







った顔には薄化粧を、膝丈のスカートは冒険をして膝上のミニスカートに変わった。
だったその程度でも異性はこんな女の子がいたのかというように、それまでのその他大勢に対する接し方から手を返したように態度を変えた。
自分の美貌に対して自己肯定感をあまり感じたことはなかったけれど。
恋愛もろくに経験しなかっただけに恋人に一途だった。
初めてのキスに熱くなり、その夜はなかなか眠れなかった。
そして初めてのセックスは、良くも悪くも忘れられない経験になった。
彼の身体の温もりと重み、溶けていきそうな愛撫……激しい痛み。最後の優しいたくさんのキスがなければ嫌いになったかもしれない。
その後も学生らしい交際は続き、デートを重ねてセックスをする頻度も増えていった。
快感を知るようになると、やがて追いつくように絶頂を迎えるようにもなった。
愛情からの精神的な幸せ、動物的な快楽、彼にどんどんのめり込んでいく。
そんな幸せの絶頂期に突然、彼が逮捕されてしまったのだ。 
自分はなぜか被害者として呼ばれ、衝撃的な事実を知ることになる。
恋人だと認識していた彼は複数の女性と交際しており、情事の一部始終を隠し撮りしたものをネットにバラ撒いたり恐喝の材料に利用していたのだ。極めつけに押収された証拠品の中に自分が映されたものもあると知ったのだ。 後から思えば女の扱いが手慣れていたのだ。被害者には既婚者など大人の女性もいたらしく、私のような女の子など簡単だったのだろう。

失意から立ち直ることは容易ではなかったけど、これを期に弁護士を目指したのだ。
このところ昔のことを思い出してしまうのは、今抱える案件が関係していた。
かつての私のような被害にあってしまったこのクライアントを絶対に救うのだと、決めていた。

コートを手に取ると事務所を後にした。
タクシーの座席に疲れた身体を埋める。
窓の流れる景色を眺めていると、運転手が声をかけてきた。

こんな遅くまでお仕事ですか?お疲れさまです。

ルームミラーを見やると、目尻に優しげな笑い皺を刻ませた顔が映っていた。不意にその目と合う。普段なら最低限の会話しかしないのに、このときは釣られてしまった。

ちょっと、長引いてしまってこの時間になっちゃって。

運転手は言う。

娘がいましてねぇ、多分お客さんとそんなに変わらないんじゃないかなぁ。
仕事人間でしてね、過労で倒れたことがあったんですよ。
いくら心配しても親の言葉なんか聞きゃぁしない頑固者でしてね。この前なんか死んだ女房が夢に出てきて怒られましてね。

そう言いながら初老の運転手は苦笑する。
私は十中八九、この父親似だろうと思った。 
そして、きっと似た者親子なのだと。
どうぞ、と渡された飴玉を口の中で転がしていると、ほっこりした気持ちになった。

自宅マンションに着く。
部屋に入ると着ているものを脱ぎ捨てて、バスルームヘ飛び込んだ。
頭から熱いシャワーを浴びる。
ボディシャンプーを手に首から両腕、お腹周り、胸へと泡を塗りつけていく。その際にチェックも怠らない。定期的に通うスポーツジムの成果は確実に表れているし、摂生もしている。贅肉はないし、ウエストのくびれだってしっかりある。乳房だって昔と比べても見劣りはしていない筈だ。
乳房を手で包み、そっと乳首に触れた。
甘い感覚を覚え、右手を下に下げた。
口から息が漏れる。
急に馬鹿馬鹿しくなって、急いで身体を洗い流した。
人肌が恋しいことはある。この歳になるまで恋人が出来なかったわけではない。それぞれ時期は違うけど信頼出来る相手がいた時期もあった。ただ、生涯を共にするパートナーにはならなかっただけのことなのだ。タクシー運転手の話す言葉を思い出した。仕事人間でしてね……あの言葉は今の自分に当て嵌まる。仕事だけの生活になって、もう数年が過ぎていた。女性としての幸せは満ち足りているとはいえない。精神的なことは他のことでどうにかなっても、動物的な幸せは淋しいままだ。性的欲求は無視してきたけれど、確かにあった。心の隙間を埋めるわけではないが、株の投資を始めてみた。少額、ローリスク、ローリターン
ではあるが、少ないながらも貯金感覚で少しづつ増えることに、本業の傍ら一応の満足を得ていた。それなりの金額が貯まってしまうと、欲が出た。一度だけならと、ハイリスク、ハイリターンに手を出してしまったのだ。結果、信じられない金額が目に映っていた。堅実に生きてきたが、更に欲が出た。成功体験が重なっていくと、いつの間にか全財産をつぎ込んでいた。麻痺していたとしか言いようがなかった。気がつけば、全てをを失っていた。
不思議とホッとしていた。お腹の底から久しぶりに笑った。笑いが収まると、これからのことを考えた。 過去に受けた痛手に比べたら思ったよりも消沈することはなかったが、さすがに生活するお金がないということは、事務所には言えない。
借金をする?誰に?話せない。ではどこか?まとまった借金をすればいずれは露呈するだろう。ではどうするか?2足の草鞋はご法度だけど働くしかない。女に融通が利きそうな職種は限られている。
風俗業界…しかも性を売りにするほうだろう。
無理だ。では…AV業界しかないと思った。

ネット検索すると直ぐに出た。
いくつかの場所にアポを取って、こっそりと面接を受けてみた。
その中でもこの業界でも企業として、しっかりしている所を選んだ。
見た目も年齢的にも問題なし。
お金の融通も出来て、こちらの顔が判明しないことも全てクリアになった。そもそも弁護士相手に誤魔化しは出来ないだろう。
様々な規約、注意事項、報酬を確認をして契約。
後日に撮影という運びになった。

そして、その日がやって来た。
2023/12/18 21:35:19(FoTcNdFF)
2
投稿者: みわく
自分のスカートの中から湿り気を帯びた小さな音が聞こえていた。

ニチッニチッニュチュッグチュッブッチュッ……


舌先がやっと触れるかどうかの激しいタッチが往復を繰り返し、唇を窄めての吸引。
食後のコーヒーを口に運ぼうとしても、カップを持つ手が震えてしまう。
郊外にある古民家をリフォームした飲食店。
撮影は隠し撮りだった。
肩書からは物申さずにはいられずに忠告をした。
懸念した通り無許可でゲリラ撮影なのだ。
公共の場での公然猥褻行為という言葉を無視しなければならない、情けないけど当事者なのだ。
食事中もスカートの中を蠢く手が暗躍するので、料理の味なんか分からなかった。
静かな談笑が聞こえ、素敵な料理を前にそこかしこで笑みが溢れている。こんなにも人の目を気にしたことはない。
食後の和風スイーツとコーヒーが運ばれて来た。
店員が去るとテーブル向かいのスタッフが辺りを確認、堀炬燵風になっている下の空間に姿を消した。
頭では理解をしていてる。背に腹は代えられない、お金の為………心が拒絶する。膝を左右に開こうとするのに抵抗してしまうのだ。
スカートに差し込まれた手が下着を引き抜いていく。
ようやく覚悟を決めた。
脚を割って現れたスタッフの頭を見たくなくて、スカートを被せるしかなかった。
肉壁を割りながら粘膜に届く舌先が上下に往復。
眉間にシワを寄せてしまったかもしれない。
鳥肌が立つのを自覚しながら平静さを装った。
嫌悪感を押し退けようと何かが向かってくる。
強烈な電流が断続的に走る。
何かに縋りたくて辺りに視線を走らせても救いは無くて、宙を彷徨わせる。
弱い所を舌先の連打が攻めた。
堪らなくなってスカートの盛り上がり…スタッフの頭を押し退けようとしてみても離れてはくれない。
クリトリスが吸引されて一瞬息が詰まった。
休むことなく攻めが続く。
テーブルの上では自分以外のスタッフの談笑があった。
意地の悪いスタッフ達が素知らぬ顔で、その時を待っているのかもしれない。
テーブルに突っ伏す様を。
限界を迎えそうだった。
何を考えているのかスタッフが店員を読んだのだ。
追加注文をわざとゆっくりしていた。
その間、下の攻めは中断してくれた…そう思ったのに…指が入ってきたのだ。
注文は1人がやっと終わると、続いてわざと悩みながら時間をかけて注文を伝えるのだ。
ダメ…ダメ…やめて…気持ちいい…もう…もう………

店員が背中を向けるところまでは覚えている。
気がついたら隣に座るスタッフに体重を預けていた。


23/12/19 07:53 (TbRXWI.W)
3
投稿者: みわく
とても耐えられそうにないと思った。
通帳には魅力的な数字が並んでいたが、限度というものがある。
この先を考えれば不安しかないのだけれど、先方には辞退を伝えるべく事務所を訪れていた。

「初めては大変だったと思います、お疲れ様でした。」
『そのことでお話があります、実はもう……』
「いやっ、不安だったと思います。この業界にはいろんな女性がドアを叩いて来ましてね。皆さん最初は同じように自信を持てないんです」
「主婦の方、モデルさん、看護師さん、教師の方……大きな声では言えませんが貴女のお仕事でよく接する公務員の方もいらっしゃるんです」

考えたくはなかったが、言わんとする意味は理解出来た。

「本来は他の方のことを教えることはこの業界的に倫理違反ですが、貴女の他にも弁護士さんが在籍していらっしゃるんです」

それは初耳だった。

「今回は特別にその方が出演されてる作品をお見せします」

見たくはなかったが引け目みたいなものもあり、同業者が出演しているとあって背徳感を少しでも減らしたい気持ちがあったのかもしれない。断り切れなかった。

映し出された場所はどこかの大学のようだった。
画面は居並ぶ生徒達を映してからターンして教壇を映した。そこでハッとした。どこか見覚えがあるような気がしていたが、そこは紛れもなく母校だったからだ。教壇に立つ講師を見て信じられないほどのショックを受けた。現役の弁護士が講師として招かれ教鞭をとることがあったのだ。なにを隠そう、この美しい女性弁護士に憧れ、話に感銘を受けて今の道を歩もうと思ったのだ。
画面は変わり、教台の中から彼女の下半身を映し出した。
彼女のスカートの中へ伸びた手が下着を引き下げて抜き取ると、スカートを押し上げて露わになった場所を好き勝手に弄び出したのだ。
腰を捻って耐える様子が如是つに分かり、挿入していた指を引き抜く。アップに映し出された指を誇示するように開くと粘り気のある糸が伸びて、水滴のような粒が糸を引きながら落下していく……吐き気がした。
何やら映像の景色が移動して彼女の後ろに回ったようだ、突き出された白いお尻が見下さるように映っていた。そういえば彼女の後ろには不自然なほど近い垂れ幕のような壁が設えられていたと、 思い出した。自分達の側からは見えなかったけど、腰の辺りから下はカーテン状の布になっていたなんて、知らなかった。
音声からは彼女の熱弁が聞こえる中、突き出された男根が彼女の中にゆっくり埋まっていく。抜け落ちるギリギリまで引き出してはまた埋没させ、テラテラと光るペニスがゆっくり現れては消える、それをが繰り返された。
映像が2画面に切れ変わり、彼女の顔と下半身がリアルタイムに映し出す。
彼女の手が自らの太股に下がり、爪を肉に喰い込ませて実は必死に耐えていた。
身振り手振りで饒舌だった彼女がこの辺りで教台に両肘を付き、生徒達に訴えかけるように喋っていたことを思いす。
同時期には両手で彼女のお尻を掴み、ペニスを忙しく出し入れされていたのだ。
潤んだ瞳で生徒達を見回し、うっとりしたようなあのときの表情は恍惚していたと知れる。
内股になりながらも快感を受け止め、生徒達に見られながら快楽に酔う変態女。
感極まったかのように言葉を詰まらせ、救いを求めるかのように必死な表情で数秒ほど無言になった。そして声を震わせながら掠れたやしい声で…

槌この中から有望な弁護士を目指す人が出てくれたら、嬉しいです槌

そう、言葉を締めくくたのだ。

同時期に膝を震わせる彼女からちょうど、ペニスが引き抜かれるところが映し出された。
アップになった女性器からはドロリとした精液が溢れ出て、太股を伝いながら流れ落ちていくところだった。

激しく軽蔑し、嫌悪感を感じざるを得なかった。
なのに……嫉妬を覚えて狼狽えてもいた。
羨ましかったのだ。
時間にしてほぼ1時間、彼女は感じ続けていたのだ。
あんなにベニスを味わえるなんて、どんな感じなのだろうか。
彼女は何度も腰を落としそうになっていたではないか。
感じてみたい……深い快感を知ってみたい。
喉が乾いて仕方がなかった。
身体も渇望していた。

この仕事を……仕事と言えるならばだが、断る筈だったのに、いつの間にか次の撮影の打ち合わせに参加してしまっていた。

熱病に侵されたように……。
23/12/22 10:55 (tuYxipFz)
4
投稿者: みわく
あんなものを見せつけられてもいざ自分が撮影に挑むとなれば、嫌悪感がつき纏う。
本屋、新幹線、映画館、ライブ会場……場所を替えた幾つかの痴漢作品に出演する度に辟易した。
自分の性格的な問題、弁護士の肩書きが邪魔なのだ。
それでも女の身体を知り尽くした男に性器を刺激されたら……堪らなくなる。
作品は男を手で射精に導いて完結する。
こちらは望まなくてもその気にさせられてお預けなのだ、嫌でも毎回モヤモヤして切なくなってしまう……。
エステに通わされるようになった。リフレッシュになればとのことだが、本音は違うのだろう。
期待されても困る。
病院にも健康診断を兼ねて検査を受けるようにと言われている。この業界なのだから当然なのかもしれないが。
契約している病院があるという。これもこの業界ならではなのだろうか。どんな病院なのかと懸念したものの杞憂だった。中規模の病院だったが、一般の人達の姿が普通に見られたのだ。
予約が入れられていたのですんなりと部屋に通された。人間ドックのような大げさなことではなく当然、婦人系の検査が主な内容になる。
現れた医師は優しげな笑顔を浮かべた素敵な男性だった。法律を背負った世界の男性にはない吸い込まれそうなその印象に、きっと看護師達に人気があるに違いない。これからこの医師に身体を晒すなんて、この残酷過ぎる巡り合わせを恨んだ。

ブラウスのボタンを外して前を開く。
ブラジャーのホックを解くと看護師が後ろから支え持ってくれたので、丸見えになる。
表情が強張らないよう努めたつもりだけど、無表情になっていたかもしれない。
問診に加えて触診。それが終わると視界の隅に見えた特有の診察台に重い足取りで向った。
仕切りの衝立の陰でパンツを脱ぐ。聞こえないように溜息をついて、診察台に乗った。
左右に膝下を支える場所と足を置く小さな台が見える。意を決して用意が整ったたことを医師に告げると、間もなく身体を分断するような仕切りの為のカーテンが引かれた。
片方づつ足が台に置かれ、露わになっているであろう下半身が晒されてしまった。

早くなった心臓の鼓動を宥めながら問診に返答していく。

……今までに性感染症の経験はありますか?

ありません。


幾つかの問診に返答し、気になることはないかとの言葉に何度かクラミジアになったことを明かず。過度なストレスが続いたり、免疫力が下がると発症することがあるのだ。

冷たいですよ~、言葉の後に金属製の冷たい感触
が伝わる。分っていても冷たくて体に力が入る。
中は奇麗だとのこと。医師の質問に、あと1週間ほどで生理が来ると返答した。
今までにこういった検査の経験の有無を聞かれ、無いと返答。

また冷たいですよ~、言葉の直後に冷たい感触が触れた。
消毒だと聞かされたが、初めてだった。
大陰唇、小陰唇、丁寧に拭く、というより撫でるといった感覚を受ける。
医療用のゴムをはめた指がクパ~ァっと肉癖を開く。 空気に触れた粘膜が涼しくて、思わず羞恥心が噴き上がった。
指が上下になぞりながらの触診。丁寧過ぎるような……きっと気のせいだと自分に言い聞かせる。
陰核包皮に触れた。思わず……

先生、そこは意味があるんでしょうか?

違和感の他に、羞恥心の裏返しに皮肉めいたことを聞いてしまった。
気分を害すことなく冷静に説明をしてくれる医師に、逆らう言葉を失ってしまった。

どんな女性でも構造上、汚れが溜りますからね。
看過出来ない症例を発見することが無いことも無いですから、何でも早期発見が大事です。細かくても懸念材料を払拭していきましょうね。
デリケートな所なので申し訳ありませんが、奇麗に消毒していきますね、違和感があっても我慢ですよ。

丁寧に言葉を選んではいても、意味は理解出来た。

陰核包皮を捲られて冷たい物が塗りたぐられて、反射的に身体に力が入った。

それにしても丁寧にされているとはいっても粘膜なのだ、擦られても痛みを感じないのは何?
あぁそうか、滑りのある感じがするからだ。
でもそれじゃあ………マズイじゃない……

内心の懸念が当然のように的中する。

ヌゥ~リ…ヌゥ~リ…ヌゥ~リ………

埋もれるように成っていた肉芽が目覚めたように主張を始めだした。
痺れるような電流が脳まで走る。
さすがに止めてもらえるよう伝えたかったが、声を出せば言葉になる自身がない。
それどころか恥ずかしい声を聞かせたら耐えられない。

クリトリスの根本……カリ首を周回していたモノが露骨に本体を撫で始める。
端から真ん中、反対の端へと細かく繊細に触れては戻る、をくり返す。
身体が硬直し、細かな痙攣が顕著になる。
両手で口を必死に塞いだ。

ダメ…ダメ…ダメ…アッアッアッアッアッ…イヤッ…

仕切られたカーテンの向こうで激しく頭を振り、悶絶をする。
最高潮に膨張した己が逆鱗を誇示し、光沢を帯びて見事なまでに変化を遂げていた。

はい、結構です……それでは膣内を診させてくださいね~……触診していきますよ~……力を抜いてくださいね~

荒くなった息がまだ収まらない、頭が理解する間も追いつかないうちに指が挿入されていた。

せっ…先生、それは長くかかりますか?

カメラで診ることも出来ますが、それだと膣を拡げないとちゃんと確認できませんし、負担を考えると…こちらはそのほうが楽なんですけどね。
長く医師を続けていても、触診はしっかり診ないと判断出来ませんから。腸内カメラに比べたら楽ですから、リラックスしていてくださいね~。

丁寧な説明の最中にも360度、指の蠢きにされるがままに始まっていた。
何かを確認するように深く浅く、繊細に擦られていく。
一度は通り過ぎたお腹側に戻り、膣壁が撫で上げながら入口付近まで下がり、少し進んでは撫で上げる。

あっ~っそこは………

思ったが、どうにもならない。
甘く切ない感覚が身体に染み出していく。
挙がらうことが難しい感覚に溺れないように難儀して、耐えなければならない。
その感覚が色濃く強くなった。医師が中指に加えて人差し指も挿入したからだ。

せっ…先生?ちょっと…なんか…あのー

この辺が気になるので、もう少し診させてくださいね…痛いとか不快感はありませんか?

ニョリ~ニョリ~ニョリ~ニョリ~ニョリ~ッ

アッ……はっはい……ないで……す

そうなんですね………もう少し続けますよ~

ニョリッニョリッニョリッニョリッニョリッ………

速度を増した出し入れに比例してあの感覚に包まれて、もとい襲われ始めた。

露骨な声を出せない変わりに喉を絞り、掠れた吐息が口から溢れ出ていく。

ハァ~ッハッア~ハァハァハァハァ~ッアァ~ッ
アッアッアッアッアッアァ~ッアッアッアッアッ

思考は働かず挙がらう術もなく、ただ注がれるあの感覚…快感の渦に酔いしれ、夢の中に漂うだけだった。 
不意に夢が途切れてしまった。
現実に戻され思考が作動し始めるとこれは何なのかと否定的な思いと、もう終わっしまったのかという名残惜しさが交錯していた。
ゆっくりと波が引いてゆく中で、医師が言う。

何でもないとは思いますが、触診だけでは判断し兼ねています。提案なんですが、医学会は進歩しています。医療機器も追随しています。まだ認知度は低いのですが、子宮頸がん検診でも用いられ始めた器具があるんです。カメラが内蔵されてますから子宮頸部を見られるわけですが、膣壁の粘膜から細胞の採取も出来る優れものなんですね。細胞採取といっても頬を綿棒で擦って細胞を付着させるのと同じなので痛みはありませんよ。これまでのものと違って表面の素材がシリコン製ですから違和感も圧倒的に少ないですよ。人の体温に近づけてから挿入できますから、よく出来てます。

医師の話す言葉は全て頭に入らなかったけれど、以前のものとは比べ物にならないくらいに優れていることは理解出来た。それでも不安はあったが、シリコン製だとか体温に近いとか安心材料も医師の言葉にあった。ここまで受けたのだ、医師を信じて受けることに決めた。

準備をしますからちょっとお待ちくださいね。

医師がそう言うとガサゴソ物音が聞こえたが、待たされる身としてはこんなことは早く済ませてほしかった。

はい、それじゃあ挿入していきますよ~、力を抜いてくださいね~

器具を入れられるのだから心穏やかではなかったが、内蔵が圧迫されるような一時の苦痛を除けばペニスが挿入されるのと変わらなかった。

ゆっくり動かしていきますね~、気分が悪くなったりしたら言ってくださいね。

1回、2回、3回、ピストン運動が始まると直ぐに、あの感覚が蘇り始めた。

あぁ……いい~……気持ちいい~……凄くいい~……

内心の独り言が頭の中を駆け巡る。

でも、と思う。
あまり感じても恥ずかしい醜態を晒すことになる、それだけは避けたい。そうなる前に終わってくれることを願った。

大丈夫ですか~?……痛みとかないですね~? 

ンッ……はい、大丈…夫です

悟られないようにハスキーボイスで返答した。

はい、じゃあ続けていきますよ~……少しづつ早めていきますからね~………気分が悪くなったり………

医師の言葉にまともな返答をするのも難儀する。
本当に良く出来た器具だと思った。この医師が邪ないたずらをするとは思えないし。

あぁちょっと待って……だってこれ以上は……ア~ッ待って……ア~ッ待って……ア~ッいい~……アッアッアッアッアァ~…………

理性が怪しくなる中、速まるペニスの動きがもたらす快感に包まれていく。

ニュッリュッ…ニュッリュッ…ニュッリュッ…ニュッリュッ…

指を噛み、再び夢の中を漂い始めた。
求めていた交じりっけのない快感。
後のことなどどうでもいい、今は求めていたい。
いきなり痺れるような違う快感が加わった。
受け止めきれず身を捩るが意味がない。
許容を越えて尚、注がれる勢いに我を失ってゆく。
両手の拳を握り締めプルプルと震わせ、狂う。
無意識に頭を振る、涎が口元を伝い落ちる。

気が遠くなっていった………。
23/12/26 05:50 (qlkNi7Bo)
5
投稿者: みわく
さん……らさん……ほにゃららさん、大丈夫ですか?

えっ、あぁ、はぁぃ大丈夫…です。


恐らく数秒か、数十秒なのだと思う……意識が飛んでいた。


順調ですからね~…もう少し頑張りましょう


医師は思う。先方から快楽の虜になるよう教え込んで欲しいと頼まれはしたが、本当にいいのかと。今更もう遅いが、しかしいい女だ……。


腰を動かし始める。
仕切りのカーテンの向こうから聞こえる悶え喘ぐ息遣いが、堪らなく興奮させるのだ。
結合部に目をやると白濁した愛液が飛散し、こびりついている。
引き抜けば追いすがるようにまとわりついて入口が盛り上がり、押し入れば抱きつくように包み込んでくる、最高だった。
そろそろかな………

速度を上げた。
女の腰がタイミングを合わせ、押し入る度に動く。
腰が浮いてきた。
アーチ型に浮き上がるとストンッと落ち、そのままガクガクと小刻みに震わせた。
インターバルを置いて、動き出す。
小さな声が聞こえ始めた。
親指の原をクリトリスに宛てがい、擦る。
中と外、効果的に攻めていく。


あぁ…あっっあぁ~……あっあっあっうっんっんんんんっっんん~ん……あっあっあっあっあっあっ

やっとたかが外れたことを確認出来た。
もう、いいだろう。
股間が密着するまで奥ヘ突き立てる。
ミッチャッ…ミッチャッミッチャッ……
肌が当たるときに卑猥な音を響かせ無数の糸が見える。
両手で腰を掴み、しっかりピストンしていく。

あぁ気持ちいいじゃないか……締まりもいい
また中が蠢き出したぞ……いい…いいぞ…もっとだ…

恥骨を当てて打ち込んでいく。
また腰が浮き上がり始めた。

あぁ…あぁ…あぁ…あああああ~あぁぁぁぁーっ!!

鬼気迫る女の喘ぎが途切れ、ストンッと腰が落ちた。
数回、打ち上げられた魚のように腰を踊らせ静かになった。
女の激しい呼吸が落ち着くまで待った。
仕切りられたカーテンをちらりと捲り様子を覗き見る。
顔を高潮させて胸を上下させていた。 

カーテンを引いて対面した。

ぼんやりした顔が驚愕の表情に変わった。
目を合わせながら腰を動かし始める。
顔に拒絶の色を出しながら快感に歪ませていく。
ブラウスに手を伸ばしボタンを外しにかかる。
力なく抵抗してきたが、構わず外していった。

邪魔なキャミソールを剥がすとパステルブルーのブラジャーが現れた。
レース仕立てのデザインが奇麗で、知的で美しいこの女らしい。
煩わしく女の手が邪魔をしてきたが腰を動かせば力が出せない、払いのけた。
構わずブラジャーを押し上げると、Cカップほどの乳房に茶色になりつつある乳輪、勃起した乳首が現れた。

片方は鷲掴みにしながら乳首を指に挟み、もう片方にしゃぶりつき、乳首を交互に転がした。

ペニスを引き抜いて女の股の前にしゃがんだ。
膣がポッカリと口を開けている。
申し訳程度に顔を覗かせるクリトリスに下を這わせ、弄ぶ。
声を震わせて悶え喘ぎ、頭を起こして必死な形相を作り登り詰めていった。

温かい女の中へ挿入する。

手前……奥……交互にゆっくり攻めていく。
ハフッハフッと変な息遣いを聞きながら乳首を口に舌を転がす。
スローピストンに悩ましい喘ぎ声を聴かせてくれる。

はあ~ん……はあ~あんっ……あぁ~あぁぁぁぁ………んんん~っはぁはぁはぁ…あぁ~あぁ~………


気持ちいいかい?……そんなにいいのか?

…………………。

答えないならもう、止めようか?

……………いい。

もう一度、ちゃんと言いなさい。

………いい……凄い………いい~……あぁっ

顎から汗を滴らせ、満足する医師。

瞼を閉じて感じ入る女の半開きになった口に舌を捩じ込む。
女の舌に絡ませると、本能的な動きを見せ絡めてきた。

射精感を我慢して楽しむ段階に入った。
惚けたような恍惚を見せつけられ、露骨に喘ぐ女の眉間にシワが寄り始めた。
しばらく前からまた膣の奥が蠢き出している。
大きくピストンして膣壁の全てを味わう。
複雑な凹凸、鬼頭を刺激する細かな粒状の群れ、中程から変わる膣壁の肉感…射精感に唸りながら挙がらう。

ピストンの速度を上げた。
首筋に血管を浮かび上がらせ、背中が仰け反る
女。

堪らない…あぁいいぞ……いいっっ……あぁぁぁぁ

女の腰の後ろに手を回し、打ち付ける。

あぁっ……あぁっ……あぁあぁぁぁぁ

女の言葉にならない喘ぎが激しさを増す。

渾身のピストンが子宮口に当たる。


鬼頭が膨張し、恐ろしいほどの快感に包まれる。

おびただしい精液が、子宮を目がけて噴出した。 

2度、3度と射精がなされていく。

髪の毛を酷く乱した女が何度目かの激しい快感に襲われ、深いオーガズムに飲み込まれていた。

女の表の職業は、弁護士である……。






23/12/26 08:46 (qlkNi7Bo)
6
投稿者: みわく
偽りの検診は忘れてしまいたい強烈な記憶として心に焼きついてしまった。

女としての純真な心は、汚されたのだ。

その心は一度は潰されたが、意外なことに自分には貪欲で残酷な別の部分があることに気づく。
今更だが、あの緊張と背徳感は他の何物にも変えられない満足感が得られると。
子供の頃、駄目と言われることほど興味を掻き立てられた。その埋もれていた感覚を呼び起こされてしまったと、そう感じてならない。
次のオファーが待ち遠しい、そう思っていた……。

その日、クライアントの元へと遠方まで足を伸ばしていた。
その帰路の途中、別件を済ませることになっていた。
ステアリングを握る手に汗が滲む。
目的の建物が見えてきた。特徴的なその建物へとステアリングを回し、駐車スペースへと車を滑り込ませた。
美術館………受付を済ませ足を運ぶと凛とした空間に迎えられた。高い天井に白い壁、白い大理石の床が特有の空気を醸し出している。壁には様々な絵画が並び、まばらに絵画を眺める客が足を止めていた。

一人の男性が目にとまった。ジャケットの胸には目印である金色のボールペンが挿してあった。
3歩ほどの離れて横に並び、同じ絵画をしばらく眺める。数分が経つと男性がその場を離れ、柱を囲むように置かれた背のないソファーに腰掛けるのが見えた。
男性の姿が消えたように見えるがこちらからは見えない、わざわざ柱の陰になる向こう側に座ったから。

その柱に足を向け、男性のいる柱の面と直角になる別の面に接するソファーに座った。
誰も気にする者はいないと分っていてもしばらく間を開けて男性の横に移る。
腹を決めたつもりなのに緊張で手が震えてしまう。
痺れを切らした男性が手を伸ばし催促する。
男性の前にしゃがんだ。
スラックスのファスナーに指をかけ、ゆっくりと下ろしていく。
盛り上がった下着の中から見事なペニスを何とか取り出せた。
意を決して口に含む。饐えたような臭いと尿臭が鼻を抜ける。
何も考えないようにして前後するように首を動かした。
なだらかな流線型の面を上唇が滑るように行き来し、カリ首を越える度に硬度が増していく。
咥えているのが難儀するほど勃起を果たしたベニスが口の中を占領するまでになでった。
ネバつくカウパー汁が喉の粘膜に針付く。
咽せそうになるのを我慢して涙が滲んできた。
唾液と粘液が混ざりあったものが溢れ出し、顎を伝って糸を引く。
自分の頭を撫で回し、瞼を閉じる男を見やる。
恍惚に浸り感じ入る様子を伺いながら入口を舐め、なだらかな面に舌を這わせた。

………いいの?そんなにいいの?………

内心の満足感を味わいながら涙を滲ませながら喉奥まで咥え込み、滑りのあるペニスをストロークしていく。
不意に靴音が近づいできた。
緊張が走る。
動きを止めると頭を掴む男が前後に揺すってきた……続けろということか。
靴音は柱の反対側で立ち止まった。
目の前の絵画に感銘を受けたのか、なかなか立ち去ろうとしてくれない。
残酷な気持ちが芽生えた。
唇を窄めて鬼頭を包み込み、ショートストロークに徹していく。

ムリョッリ…ムリョッリ…ムリョッリ…ムリョッリ

口の中が泡立ち潤滑油にまみれた鬼頭が滑りゆく。
男の胸の上下が早くなっていく。
苦しげに悶絶した男を見やり、弄ぶことを決して止めようとしない歪んだ喜びに満たされていた。
男が苦悶をし、荒い息遣いがその時の近いことを告げていた。
不意に鬼頭が膨らんだ気がした。
激しく噴射した精液に喉奥を埋められ、咳き込みそうになるのを辛うじて耐えた。
精液を最後まで絞り出し、取り出したハンカチに全て吐き出して放心した男に見せつけてやった。

立ち上がって男を見下ろした。

だらしなく萎んだペニスを出したままの男を残し、その場を後にした。

その日の夜、ネットでランジェリーを物色する自分がいた。
表からは見えない生身の自分を、着飾りたくなったのだ。
引き出しの中にはパステルカラーの下着ばかりが並んでいる。
性格的に清楚なタイプを好んで選んでしまうけど、少し大胆なランジェリーが欲しくなったのだ。
余りにも露骨に透けていては汚いだろうか。
レースは自分をグレードアップしてくれる素材として外せない。
悩んで白の上下にした。
ブラジャーはアンダーを支えるカップが乳房の下半分を覆い、上半分はスケルトン素材のレース仕立て。ショーツはややハイレグカット、前面がやはりスケルトン素材でレース仕立てになっていた。ガーターベルトもセットになっていたので、注文してみる。数日後、届いたランジェリーをつけて鏡の前に立ってみた。

鏡に映る自分はまるで他人のように妖しい雰囲気を放ち、一方で清楚な女の魅力が自らをも魅了していた。


新たなオファーがきた。
ドキュメントタッチ、ぶっつけの作品だという。
家庭教師というありふれたものだが、予め部屋にどの角度から見えるように隠しカメラを仕込んであるらしい。どうやって仕込んだのかは聞かないことにした。
いつものようにフィクションかと思ったが、どうも実際の家庭らしい。
倫理的にどうかとも思うが、眼を瞑らなければならなかった。
お金が必死なのだ、弁護士失格であることは言うまでもない。
そして、緊張しながら目的の家庭に向かった……。


初めの数回はパンツスーツで熱心な家庭教師像を見せた。真面目に勉強を教え、母親の信頼を得ていったのだ。何回目からはタイトスカートを織り混ぜるようになった。膝丈だが座ると10センチはズリ上がるので、年頃の男の子を誘惑するのには大いに役立ったのだが、母親がネックになる。
まだ若い女性の家庭教師にどこか警戒の色を隠せず、不意をついたようにお茶とお菓子を運んで様子を見に来ていた。それとなく集中が削がれると進言したが、不安なようなのだ。どちらかといえば過保護な親のエゴが強いのかもしれないが、このままだと家庭教師を辞退するかもしれなくなると伝えたところ、やっと止めてくれたのだ。しばらくはドアの向こうに様子を伺う気配は続いたが、やがてはそれもなくなった。

この日はいつもよりも短いスカートを身に着けていた。コートを着ていたので母親は分からなかったはずだ。いつものように男の子の横に座って勉強を教え始めると、太股まで露出していることに目敏く気づいたようだ。何気なく視線が移る回数が増えている。自然を装って脚を組み、自然な流れで組み替える。そのたびに視線が動くのだ…分かりやすくて可愛くなってしまう。

パンツの前が盛り上がっているのに気づいた。
彼はまさか、こちらに気づかれているとは思っていないようだ。アクションをスタートする。

組んでいた脚を解き、熱の入った指導をするふりをしながら股を開いて見せる。
確信的に覗き込まなければ見えないだろうけど、見えそうで見えないスカートの奥を見ようとする願望が伝わってくる。わざとらしく消しゴムを落としてみたりするから、分かりやすい。
問題が解けると、そうそう……と、嬉しさのあまり彼の膝を手で軽く叩くという体をみせた。
彼は次々と問題を解いて見せる。これが淡い性欲のなせることなら恐れ入る。
教えた成果が出て嬉しいという体で彼の膝にこちらの膝を思わず密着したというふうにして、わざとそのままにする。
指導に熱が入ったように彼の太股に手を置く。
途端に彼の緊張が伝わってきた。
手をずらしてスッと股間に触れる、何も気づかなかったように髪の毛を耳にかけてみた。
硬い何かにぶつかった瞬間、彼は身体をビクッと硬直させ内心の動揺を隠そうとしていた。自分の身体の変化に気づかれてはいまいかと、気になって仕方がないらしい。
何事もなかったようにした。

ちょっと暑いわね……言ってみせてジャケットを脱ぐ。キャミソール等のインナーは勿論、身に着けていない。
ブラウスのボタンを1つ、開けた。
上から2つ目が開いたことで際どくなった胸元が彼の興味を引いた。
ブラウスから透ける下着に気づくかを待った。
チラリと見る……また見た、目敏く気づいたようだ。パンツの前が不自然に目立つようになった。
男の子の気が散り始めたので太股を軽く叩きやり叱咤、そのまま手を置く。
そこはこう、ああしてこうすればと具体的な教えを説きながら、太股の付け根に手を置いていたことに気づいていないふりをした。
ほら違うでしょ、ここはこうだと説明しながら彼に身を寄せて胸元を見せる。同時にすっかり変化を遂げた彼の股間に小指を着ける。動揺する彼彼をまた叱咤する。そこでやっと勃起していることに気づいたふりをして、もっと集中しなさいと強く叱咤してみせた。消沈しながらも勉強に集中しようとする彼が可愛くて仕方がない。
もう、焦らすのを止めにした。

パンツの上から股間に手を置き包んでみる。
どう反応していいのか分からないというように、しどろもどろになる彼に言う。
ほら、集中しなさいって言ったでしょ、と叱咤しながら形を成すそれを握る指に力を入れた。

何を考えたらここがこうなるの?勉強中でしょ。

キツく叱咤しながら上下に擦ってみせる。

困り果てながら健気にシャープペンシルを動かし続ける彼の、パンツのファスナーをゆっくりと下げた。
下着からペニスを取り出す。
あくまで口ではキツイ家庭教師を演じ、机の下ではゆっくりとペニスを握る手を上下する。
彼は口で呼吸をしながらノートにシャープペンシルを走らせている。
半分ほど被る包皮を剥いて直接、鬼頭を握り上下する。
彼の手元が怪しくなったので、ほら集中でしょ!と理不尽なムチを振るった。
透明な汁でヌルヌルになった手をハンカチで拭い取ると、彼に釘を打つ。

分ってるでしょ、集中だからね………

言い終わると横から身を屈めてペニスを口に含んだ。
頭を上下に動かしペニスを滑らせると口の中がたちまち粘つきに満たされてしまった。
頭上からは彼の息遣いが聞こえてくる。
数分も経たないうちに限界に達したペニスが口の中で一瞬、膨張をしたかと思うと勢いよく射精を始めていた。腰をピクピクと痙攣させて数回に渡り精液を噴出を続けるペニスから精液を吸い絞った。
呆けた表情の彼に告げる。

これだけじゃ勉強に集中出来ないでしょ?

立ち上がってとスカートをたくし上げて見せた。
セパレートタイプのストッキングを吊るガーターベルト、斜めに切れ上がるショーツからはスケルトンになった前面から黒々した陰毛が見て取れる。

ショーツのサイドに手を差し入れ下げて見せた。
彼は食い入れるようにそれを見つめている。
前に回って彼を跨ぎ、入り口にペニスを向けると彼を見つめながらゆっくりと沈めていった。

ブラウスのボタンを更に外すと半分スケルトンになったブラが彼の視覚を刺激した。
抱き寄せると自ら下着を押し上げてむしゃぶりついてきた。めちゃくちゃに吸い付くので、優しく扱うように言うと従順に従った。
首に抱きついて腰を前後に動かしていく。
擦り上げるペニスが夢の中に誘ってくれていた。
二人分の体重に耐える椅子の音をなるべく立てないように、上下に腰を打ち下ろす。
脳まで快感が走り身体に広がっていく。
前後に、上下に、交互に動かし最適な喜びを探していく。
堪え性のない彼は呆気なく二度目の射精を迎えていた。
ビクビクと放出を終えた彼を椅子から立たせると、下に寝かせる。
彼の了解を得ずに萎むことを知らないベニスに腰を下ろす。

まだできるよね?……したかったんでしょ?

苦悶を浮かべる彼は、有無もなくただ従った。

なぁに、気持ちいいの?……先生も気持ちいいのよ……ほらぁ…こんなに硬いっ……あぁぁぁぁ~っ

二度の射精を果たして尚、続くセックスに敏感になっているペニスが許容を越えた快感を受け止め切れず苦しんでいたが、大人の女を知るのに早いも遅いもないと残酷になる。

また射精されていた。

不完全燃焼では追われない、あともう少しだった。
腰を動かす。
悶え喘ぐ彼の口を口で塞ぎ、打ち付け続ける。
堪らない快感が身体を包み込み始める。
もっと、もっと欲しかった。
女の子のように乱れる彼にしがみつく。
ダムが決壊したような衝撃に襲われ、激しい快感に思考が飛んでいた。
彼の体の上で痙攣し、波が引くまで動けなかった。

彼にはこれからも会って欲しいと告白をされたが、こんな歪んだ性癖の女に執着する暇があるならまともな女の子に恋をしなさいと切り捨てた。

歪んだ性癖………いつの間に自分はこんな女になってしまったのか。

だけどもう、戻れないと思った。








23/12/28 08:30 (JFeMcbm9)
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