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カンカラコン
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:カンカラコン
桜鬼(おうき)という街にキャバクラ原点がある
原点に通いつめるある男が居た、名は麻布(あざぶ)軼郭
(いっかく)35歳、自称ビッグマウスの一発屋
キャバクラ原点で軼郭が指名するキャバ嬢は邑菜(ゆうな)22歳
ある日麻布がキャバクラ原点に姿を見せた
暗黙の了解のように邑菜、周知の指名
邑菜「私の特別枠、郭ちゃん。おはよー」
麻布「特別はひとつだから特別って言うんだよ」
邑菜「まぁまぁカタイ事言わずに」
麻布「来る前に軽くひっかけて来たんだわ」
邑菜「酒気帯びているのね、おっけーおっけー」
麻布「昨日のLINEはなんだよ」
邑菜「どうだった?私の谷間は」
麻布「袋とじかよって思ったわ」←ヤンマガ見すぎ
邑菜「会いに来てのサインだよね」
麻布「おっぱい重視で来たら出禁だろ」
邑菜「だね、次はふともも辺りをチラッとさせようかな
フフ」
麻布「男の重心と傾向ってマジ愚の骨頂だよな、男ながらバカだなって思うわ」
邑菜「それは誰でもいいの?」
麻布「美女であれば」
邑菜「美女だとその望みも厚利少売かもね」
麻布「ハナからおっぱい目当てだったら相手にされないだろ」
邑菜「そこは当然の話だよね」
麻布「10代のピチピチを狙っても色気ムンムンの熟女を狙っても結局たどり着くのは好まれないと何も始まらないっていう話だからな、とっかかりがシビアなんだよな」
邑菜「相手の興味をこっちに寄せないとね」
麻布「不思議に思うのは付き合って下さいって申し出て、友達からっていう安全領域。臭いものにふたをされた感じだよな」
邑菜「お試し期間でもなく友達ね、友達としておっけーだけどその先は求めていません。わかりやすいよね」
麻布「それが通過地点ならまだ望みもあるけど、友達がゴールならアプローチすらお門違いになるもんな」
邑菜「女心は複雑だからね」
麻布「友達以上恋人未満、友達より格上でありながら可もなく不可もなくが一番悲しいだろっていう」
邑菜「私も該当してるけど女ってさ友達としてはずっと友達で居たいよなんて男友達に言うんだけど、感覚的には出世しない魚を飼っている感じなんだよね。友達以上の関係って魚に例えると昇格する1パーセントの可能性を持っているから微妙な扱いしてしまうんだよね」
麻布「男として悲しいぜって話で女がわりーとは思っちゃいないさ。仮にコースがあったとしたら女は女のコースをゆったり走っているって俺は思うんだわ」
邑菜「女のコースね」
麻布「当然男も男のコースを走っている。だが、男は途中で
女のコースに乱入してしまう傾向がある、この時点でどう考えても女を追うハメになるし、どうにか口説き落とそうとするんだな。馬のケツにハエがたかる状態だから必然的に蹴り飛ばされる末路しかねーわけだ」
邑菜「まぁね、友達蝿としては許すけどそれ以上は入って来ないでってなるかもね」
麻布「友達以上の類も言い換えるなら、感情以上本能未満の構図だから女の感情が振れる事があっても本能的にメスにならないから発展もないわな」
邑菜「でも女の感情は揺さぶるんだよね、以上って格付けは凄いよね」
麻布「あぁ、本能が本音なら感情は建前ってとこだよな。
どんなに女を接待しても本能まで到達しないから未満レールが敷かれ続ける」 
邑菜「感情だと言い訳するからね、女は。便宜に生きてるよねほんと」
麻布「言い訳くらいさせる男じゃないと、また格も下がる。
女の感情が業火(ごうか)だとしたら女の本能は針の穴に糸を通すような感じだろうな。だから女を落とせないっていう難しさもあるよな」
邑菜「郭ちゃんは、どうやって針の穴に糸を通すの?」
麻布「俺ならそうだな、女を喜ばせる事は絶対に糸を通せないって確信してるわな」
邑菜「喜ばせたらダメなの?」
麻布「どう考えても望まれている事=女を追っているからな。針の穴に糸を通せる男は女を待たせるから標的も定まる」
邑菜「追いかけてもいないわけね。つまりコースで言うと女が急停止する感じだね」
麻布「問題は女がなぜ急停止するのか」
邑菜「どうしてだろうね」
麻布「女が故意にコケるんだよ、あまり寄って来ない事にしびれを切らして」
邑菜「コケちゃうのねフフ」
麻布「男は男で寄りつかないわけじゃない、よそ見してるから距離が空いてしまうんだよな」
邑菜「なるほどね、目の前の女は眼中にないわけね」
麻布「普段ならうっとうしいから先を急ぐ女も興味が自然とオスになるものに目がいってしまう、不本意でありながらも本能は本望を選択するわけだ。誘ってみるのも本望と」
邑菜「女は甘い蜜を垂らしているよね、本望だもん」
麻布「状況は男が必死になる必要も無くなる、欲しがっているのは女の方だからな」
邑菜「本能が特別って認識したんだろうね、きっと」
麻布「さすがに本能でも特別はひとつしかないだろ」
邑菜「愛されたいし愛したいもんね」
麻布「女の本能に対してスペシャリストになれたら、今までの未満レールがすべて以上に格上げされる。男が必要とされる側に変わる」
邑菜「特別シートはたったひとつだもんね」
麻布「つまりは、いつの間にか特別な糸になっていたんだな。それが赤い糸だったらどーだ?」
邑菜「針の穴に通してあげる」
麻布「けど、女が針を3本ほど持っていたら特別シートも怪しいと思わんか?」
邑菜「1本じゃないんだ」
麻布「女はちゃっかり者さ、俗に言う2番手の男もしくは3番手。こういうのが居るといつの間にか遊ばれているバカ男に転落するからな、簡単に言うと男の好敵手を女は自ら準備するんだよな」
邑菜「裏ゲート召喚だね」
麻布「話は変わるけどワンピースに登場するエネルが居るだろ」
邑菜「知ってるよ」
麻布「アイツ、名字があるんだぜ」
邑菜「えーー初耳、なんていうの?名字」
麻布「須藤だよ、須藤エネル」
邑菜「須藤っていうんだ」
麻布「しかも弟も居るからな」
邑菜「へー」
麻布「須藤京一」
邑菜「強いの?弟は」
麻布「微妙だな」


2023/06/26 00:09:50(7hFwCFIk)
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