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1:愛しき彼女と別れた理由を探して
投稿者:
史人
◆QKe6Y6zdJI
「私は・・・私の事は・・・ううん、何でもない・・・さようなら・・・なんだね・・・」
今も耳に残るあの娘の言葉。 お花屋さんになりたくて、農業高校で花卉を学んでスーパーマーケットのお花屋さんで働いていた澄子という田舎町の女の子。 笑窪と八重歯が可愛い女の子だった。 三流大学卒の俺が就職して初めて配属された山間の田舎町の営業所、借りたアパートのすぐそばにあったスーパーマーケットでよく買い物をしていた。 でも、花には興味が無かったから、澄子の存在は全くわからなかった。 ゴールデンウィークの帰省から戻った頃、スーパーマーケットの駐車場から出てきた車と自転車が接触して、自転車の女の子が転倒した場面に出くわした。 車はそのまま走り去り、女の子がうずくまっていた。 「おい、大丈夫か?血が出てるな。ちょっとおいで。」 すぐ目の前の俺のアパートに連れていき、傷口を洗って消毒した。 それが、澄子との出会いだった。 幼顔が可愛いので高校生に見えた。 大学時代ならすぐ手を出したが社会人になっていたから言い寄ることはしなかった。 彼女はペコリとお辞儀して、お礼を言って帰っていった。 6月初旬、スーパーマーケットで買い物をして店を出ようとしたら、店の出口付近の花屋に白い三角頭巾をかぶった若い娘に声をかけられた。 「あの~・・・先日はありがとうございました。」 笑窪と八重歯が可愛い女の子、一目であの子だと気付いた。 「やあ、君か。高校生かと思ったら、ここで働いてたのか。」 「今年、高校を卒業して、ここに就職したんです。お花屋さんに憧れてたから・・・」 「そう。夢が叶ったんだね。」 この短い会話で彼女の名前を知り、その後、スーパーマーケットで買い物するたびに、花屋の前で立ち話するようになり、やがて、男独りの殺風景な部屋に飾る花など買うようになった。 そして、梅雨空の7月初旬、駅前のファストフード店で澄子と顔を合わせて、ハンバーガーを食べながら初めてゆっくり話をした。 そして、梅雨が明けたらドライブに行く約束をした。 7月中旬、花屋の前で澄子から、 「梅雨、明けたみたいですね。私、今度の土曜日は休みなんです。」 「じゃあ土曜日の朝、うちにおいで。ドライブに行こう。」 俺の朝は9時頃を想定していたが、澄子は8時頃やってきた。 俺は、トランクスとTシャツ姿で慌てて澄子を迎え入れて、玄関で待たせた。 着替えていたら澄子が勝手の上がり込んできて、花瓶の水を入れ替えてくれた。 「全部じゃなく、半分くらい替えてもらうといいと思います。」 「ありがとう。でも澄子ちゃん、男の部屋に女の子が一人で上がり込むものじゃないよ。玄関で待ってて。」 というと、 「あ・・・ごめんなさい。ドライブってデートだから、つい、恋人になったつもりになっちゃって・・・憧れなんですよね・・・女の子って・・・」 この何気ない独り言のような呟きが、俺に「イケる!」と思わせた。 山間の町だから、ドライブは海へ向かった。 土産屋が連なる一角で、イカ焼き、貝焼きなどを売っていた。 上手そうだなと思ったが、水族館の案内板が見えたので、水族館へ向かい、イルカショーを見ながらフランクフルトや焼きそばを頬張った。 水族館の中を歩きながら、少しずつ澄子との距離を縮めて、身体が触れ合うくらいで歩くようになった。 すると澄子は、触れ合った手を握ってきた。 俺は、暫く手を繋いでいたが、意を決して澄子の腰に手を回して引き寄せた。 澄子は、俺にくっついて頬を擦り付けてきた。 帰りの車内、静かな空気を澄子が破った。 「史人さん、私をドライブに誘ったのって、どうしてですか?」 「てっきり高校生だと思った澄子ちゃんが、社会人だったからだよ。可愛い女の子と付き合うきっかけには、まずはドライブかなってね。」 「私とお付き合いしてくれるんですか?」 「俺で良ければ。俺は澄子ちゃんの事、今日でかなり好きになったよ。」 「嬉しいです。私、初めての彼氏なので、よろしくお願いします。それから、今度会うときは、澄子って呼び捨てにして下さい。その方が、特別な女の子って感じがしますから・・・今日は、ありがとうございました。」 車を下りようとした澄子の腕を掴んで引き寄せ、ほっぺにキスした。 澄子は顔を真っ赤にさせて、 「さ、さよならっ。ま、また誘ってください。」 スーパーマーケットの駐輪場へ走っていった。 8月半ば、ドライブの帰りに思い切ってラブホテルへ車を寄せた。 「俺、明日お盆で1週間帰省するんだ。その前に、澄子が欲しい・・・ダメ、かな・・・」 「お望みなら・・・喜んで・・・」 澄子は、紫を基調とした淫靡なラブホの室内にオドオドしていた。 俺はさっさと裸になると、澄子はブラブラさせた半起ちのチンポを見て、 「キャッ!」 と叫んだ。 「あ、ごめん・・・澄子は、セックス初めてだったよね。いきなり魅せちゃってごめんな。澄子も早く裸になって、一緒にお風呂入ろうよ。」 と言い残して先にバスルームに向かい、湯船に湯を張りながらシャワーで体を洗っていると、胸と股間を手で隠しながら、恐る恐る澄子が入ってきた。 抱き寄せてシャワーを一緒に浴びながら、澄子の肩を持ってゆっくりと体を離した。 俯く澄子に、 「恥ずかしいかい?」 と尋ねると、 「うん・・・おっぱい、小さいし・・・」 「可愛いよ。デカいばかりがいいわけじゃない。」 そう言って、一緒に体を洗い、湯船に浸かった。 ちょっと身体の線が細いが、腰はキュッとくびれていてスタイルは悪くなかった。 胸も貧乳気味だがペチャパイというわけでもなく、ツンと上を向いて形は良かった。 ベッドで体育座りする澄子と唇を重ね、ゆっくりと舌を入れたら、澄子は目を見開いて驚いたようだったが、舌を絡めてみたら目を閉じて、澄子も積極的に舌を絡めて、このようなキスの意味するところを悟ったようだった。 キスしながら澄子を仰向けにして、乳房を撫でるように揉んで、乳首を舐めてやるとコリコリと勃起してきて、気持ち良さげな吐息を漏らした。 少しずつ澄子の足を広げて、唇をへその下まで下げながら澄子の膝裏を腕で持ち上げるようにして股を拡げようとすると、 「いや・・・・・」 と抵抗したが、 「誰にでも触れさせる場所じゃないだろ?俺になら喜んで触れさせてくれる澄子であってほしいな。澄子のココは、俺だけのものだから・・・」 スーッと力が抜けて股を広げて、パックリとワレメが開いた。 陰毛は薄く小学生のようで、手付かずのマンコも美しいピンクで変色も一切なかった。 都会の尻軽女のドドメ色マンコとは違う、純情可憐な処女マンコを初めて見て感動していた。 優しくゆっくりマンコを味わい、濡れてきたら円を描くようにクリを舐めた。 気持ちいいのか、澄子は小刻みに震えていた。 クリが勃起して硬くなると、舌先にその存在がハッキリわかるようになり、クリも敏感になったようで、 「あっ・・・あっあああ・・・・・・」 と堪え切れずに自然に声が出ていた。 澄子の可愛い幼顔の前に、怒張のチンポを差し出すと驚いたように凝視したが、高校を出たばかりの18歳とはいえ、すべきイベントは理解していたようだが咥えるでなく、舌を出してペロペロ舐めだした。 幼顔の田舎娘が勃起チンポを舐める姿は、何とも言えず興奮した。
2017/01/09 19:19:47(0W1hOT9V)
投稿者:
(無名)
で、どうなりました?
17/01/10 07:18
(6vakwF0M)
投稿者:
史人
◆QKe6Y6zdJI
再び澄子の足の間に割って入り、チンポをウブマンにあてがってゆっくり入れていく。
俺にとっては初めての処女、焦らずゆっくり入れるとすぐに、極端に狭いのか、屈曲してるような感覚の場所にたどり着いた。 角度を変え乍ら体重をかけると、一気にズコッと入った。 「んあっ・・・・んん・・・・」 澄子が唸った。 「大丈夫か?止めるか?」 「つ、続けてください。そのまま、射精まで続けてください・・・」 まるで、自分のマンコで好きな男に射精させることの悦びを、女の本能で知っているようだった。 生挿入のチンポに絡む澄子の破瓜の証しが、俺には痛々しく感じた。 高校を出てまだ5か月の18歳の少女が、幼い純潔を散らしてその痛みに耐える姿は、いじらしかった。 初めて男に裸を晒し、まだ誰も触れさせたことのない恥ずかしいマンコを仰向けで開脚させられる羞恥の体勢で凝視され、舐められ、生チンポで貫かれたのだ。 恥ずかしいだけでなく、このまま中で射精されたら、妊娠する可能性のある行為を許すこの少女が、とても愛しく感じた。 そんなことを考えていたら、興奮して射精感が襲ってきた。 普通は我慢して喘ぐ女を観察するのだが、この日は早々に澄子の胸のあたりに射精した。 澄子は、ビュビュっと発射される白濁液を不思議そうな目で見ていた。 「私で射精してくれて、ありがとう・・・」 可愛かった。 少女から女になった澄子を家まで送り届け、俺は帰省の準備をした。 お盆を実家で過ごし、 「史人君、彼女出来た?」 と言う兄の新妻である義姉に人妻の色気を感じながら、 「へへ・・・可愛い子だよ。」 と言って自慢した。 お盆が終わって戻ると、真っ先にスーパーマーケットへ足を運び、澄子に会った。 「ただいま・・・」 「お帰りなさい!」 凄く嬉しそうな顔をされて、こっちも嬉しくなった。 花屋という小売店で働く澄子とは、休日が土曜しか合わなくて、澄子は、俺の帰りをスーパーの駐輪場で待ち、俺のアパートで夜の数時間を過ごすことが多くなった。 もちろん、夜の数時間はセックスに明け暮れた。 俺を待つ澄子を外の駐輪場で待たせるのが可哀相になって、俺はアパートの合鍵を作って澄子に渡した。 彼氏の部屋の鍵を持つ事がよほど嬉しかったのか、澄子は鍵を両手に包むように持って、涙を流した。 それからは、澄子が夕方5時半には俺の部屋に入っているので、残業で遅くなる時は6時頃に部屋に電話を入れてその旨を澄子に伝えて帰ってもらっていた。 夏が終わる頃には、澄子もチンポ挿入に痛みが無くなり、秋が深まる頃にはクリ弄りだけでなく、チンポの出し入れで感じるようになっていた。 土曜日はドライブに出かけて、ラブホで身体を綺麗に洗ってクンニとフェラをタップリ楽しんで、汗にまみれて2回戦は楽しんだ。 それ以外の日は、俺が早く帰れる日が週3日くらいあるので、俺のアパートで下半身だけ脱いで向かい合い、結合部を見つめながら腰を浮かせて貪りあった。 交際2年目には、澄子は親にウソをついて俺とお泊り旅行へ出かけた。 澄子には高校時代のセーラー服を着てもらい、危ないカップルを演じて周囲の視線を楽しんだりした。 いつものラブホと違うリゾートホテルの高層階で、海辺の町の夜景を眺めながら窓越しに自分達の交わる痴態を映して愛し合った。 この頃は処女喪失から1年が過ぎ、澄子はもう恥ずかしがることなく俺に股を開き、自分でマンコを剥き広げて俺にクンニをねだり、可愛い純情顔が信じられないくらい淫らな喘ぎを見せていた。 交際3年目には、ひなびた和風旅館へお泊りして、ふざけて浴衣の紐で澄子を縛って脚が閉じないようにして、モロ出しのマンコを悪戯した。 旅館の部屋に置いてあった握る部分がコケシ型の栓抜きにスキンを被せて、澄子のマンコへ挿入した。 コケシの頭が気持ちいのか、ジュピジュピと汁を噴いた。 処女喪失から2年が過ぎ、性の開発は完全い終わり、マンコのヒダヒダも形成され、少しスケベ色になってきていた。 テトラパックについていたストローに汁をまぶしてクリ江尾吸い上げたりして、可愛い澄子を辱めた。 純情な20歳の女の子が、身を捩らせて辱めの快感に喘いだ。 「ああん、ああん、もう、頭がおかしくなっちゃうよ・・・」 吸い上げて剥れたクリを摘まんで扱き上げると、 「ぐえあぅぅぅぅぅぅぅ~・・・」 と可愛い界に似合わないお目き声をあげて、気を失ってしまった。 澄子が初めて逝った瞬間だった。 縛りを解いて、普通のセックスをした。 恥ずかしい格好で縛られて、身動きできない辱めに一度激しく逝き果てた澄子は、マンコが超敏感になっていて、チンポが入った瞬間に仰け反り、腰を震わせて逝きまくった。 逝って逝って逝きまくる澄子は、俺に射精する時間を与えなかった。 意識が飛びまくっていた澄子に、ここぞとばかりに普段は恥ずかしがってやらないバックや騎乗位をさせて狂わせた。 あの三角頭巾が似合うお花屋さんの純情娘とは思えぬ淫らさで、俺を楽しませてくれた。 「史人さん・・・私、疲れた・・・セックスでこんなに疲れるなんて・・・」 無意識とはいえ女の子としては極めて恥ずかしい破廉恥な姿を晒し続けたことは理解していたようで、恥じらいに純情顔が紅潮していた。 破廉恥三昧を経験したことにより、澄子はセックスで乱れることを恥なくなった。 バックも騎乗位も大乱れでこなし、帰り際、俺のアパートの隣室のオジサンにジロジロ見られていたから喘ぎ声が相当響いていたのだろう。 花屋で働く三角頭巾をしたエプロン姿の澄子を見ると、純情すぎて男を知っているようには見えなかった。 澄子は、お花屋さんになるべくして生まれてきた花の精のようだった。
17/01/10 19:16
(WCyXTDXg)
投稿者:
(無名)
冒頭部分、別れのシーンですから、このあとお別れがあるのでしょうね。
17/01/11 12:25
(yHWcbRPH)
投稿者:
史人
◆QKe6Y6zdJI
処女喪失から3年が過ぎ、澄子のマンコはスケベ色のヒダヒダに囲まれてきた。
吸われ続けたクリも半分皮から赤く剥れていた。 澄子が間もなく22歳の誕生日を迎える冬の寒い日、俺に本社異動の話が出た。 同じ県内でも、新幹線も高速道路も無い田舎町なので、本社のある県庁所在地までは一山越えて2時間くらいかかった。 その翌月、正式に異動の内示が出た。 街に戻れるのは嬉しかったが、澄子と別れるのが辛かった。 連れて行くには結婚しかなかったが、それは、澄子に今の花屋を辞めろということだった。 季節の花々をどのように仕入れて、どう捌くかまで任され始めた店長候補の澄子のキャリアを止めたくなかった。 約1週間、悩みに悩んで、別れを決意した。 「澄子、俺、本社に異動の内示が出たよ・・・」 「え?本社?」 「ああ・・・澄子、残念だがお別れだ・・・」 「私は・・・私の事は・・・ううん、何でもない・・・さようなら・・・なんだね・・・」 澄子の頬を涙が伝った・・・ 最後のセックスは、引っ越し荷物に囲まれていた。 射精した瞬間に澄子との愛が終わる。 だからあまり動かず、繋がったまま抱き合っていた。 それでも自然に腰が動き、お互いの愛を交換し合えば、澄子は喘ぎ、俺は射精を堪え切れなくなった。 「澄子、さよならだ・・・・」 澄子の胸の下に射精した。 澄子の処女を貰ったあの時と同じ場所に精液を放って、澄子との愛を閉じた。 3年半、俺のチンポを愛してくれた澄子のマンコは、スケベな色の襞に囲まれていた。 その襞に囲まれてポッカリ開いたマンコの穴に、ありがとうと心で言った。 中を見つめた澄子は、下唇を噛んで堪えていたが、涙がどんどん溢れて止まらなかった。 もう一度抱き合って、泣いた。 本当は、連れて行きたかった。 身支度を終えた澄子が、 「さようなら。お元気で・・・」 「澄子・・・立派な花屋さんいなるんだぞ・・・じゃあな。」 澄子は一礼して玄関のドアを閉じた。 遠ざかる足音に崩れ落ちて泣いた。 本社に異動して、都会のお洒落な女の子と恋に落ちて、結婚した。 澄子のような純情さは無いが、田舎町にはいない洗練された美形で色気もあった。 澄子のような生娘ではないが、感じて喘いでもお淑やかな所作は崩さなかった。 チンポの扱い方を心得ていたし、破廉恥は破廉恥で楽しむが、最低限の品位は保つ楚々とした淑女だった。 マンコはそれなりにいい色をしたヒダヒダだったが、クリは純情なまま皮の中だったから、吸い出して剥れさせた。 剥れたクリが妻を変え、ひたすら破廉恥を楽しむ淫婦となったが、それは妻として夫を飽きさせない魅力でもあった。 長女が生まれ、長男が生まれ、今年、長女が成人した。 結婚して21年が過ぎ、50歳になった俺は昨年、俺が初めて配属された営業所を廃止して支店統合するために、一時的に懐かしい田舎町へ宿泊していた。 思い出されるのは澄子との思い出、迷ったがあのスーパーマーケットへ行ってみた。 一見してスーパーマーケットが新しく建て替えられていることが分かった。 昔より大型化した店舗は、2階が駐車場になっていた。 夜食用のカップ麺を買い込んで、花屋を探した。 相変わらず店舗の入口に陣取っていた花屋を遠くから眺めていた。 白い三角頭巾をした、私の娘と変わらなそうな年齢の女の子が花を並べ変えていた。 可愛い顔に笑窪、ああ、澄子に似てるなあ・・・思い出がフラッシュバックしてきた。 暫く見ていたが、澄子らしき女性は現れなかった。 何気に近づき、その若くて笑窪の可愛い店員に、 「ここは、澄子さんという店長さんではありませんか?」 というと、その女の子は、 「はあ・・・昔はそうでしたけど、お知合いですか?」 「ええ、昔ちょっと・・・で、澄子さんは?」 「母は、亡くなりました。5年になります。」 「亡くなった・・・・そうですか・・・お亡くなりになったんですか・・・」 「あの、母とはどういう・・・」 「昔、とても世話になったんです。私がずっと若い頃・・・そうですか・・・澄子さんはお亡くなりになったんですか・・・お嬢さんは、お母さんの後を継いだんですね。」 「はい・・・あの、もしかして、史人さんですか?」 「え?どうして私の名を・・・」 「母から、亡くなる前に母から聞いたんです。昔、母が心から・・・その・・・」 「お嬢さん、言わなくていいですよ。昔の話です。お父さんが聞いたら面白くない話です。私も、妻の昔の話は聞きたくないですからね。」 「あの、ちょっと待ってください。」 店の中に戻った彼女が、お守りを持ってきた。 「母が、もし、史人さんが訪ねてきたら渡してほしいと・・・」 それは、澄子とお泊り旅行した和風旅館の隣にあった神社の縁結びのお守りだった。 結ばれなかった俺と澄子の思い出が詰まっていた。 仕事が済んで本社へ帰る前に、お嬢さんから聞いた澄子の墓参りをした。 お守りを握って、澄子との思い出をたどった。 「澄子、お前、店長になってお花屋さんを切り盛りしてたんだな。一目、見たかったよ。お前の店長姿・・・娘さん、お前にソックリで可愛いな・・・幸せになるといいな。じゃあな、澄子。さようなら、澄子・・・」 俺は、澄子の墓を後にしながら、あの時、なぜ澄子を連れて本社に転勤しなかったのか、悔やんでいた。 何も、異動先にだって花屋はあるし、都会の花屋でもノウハウは一緒じゃないか・・・澄子との別れを決めた当時の心境が、今更ながらに分からなくなっていた。 田舎町から1週間ぶりに戻り、妻と顔を合わせたら、ああ、やっぱりきれいだなあと思った。 妻も待っていたらしく、その夜、激しい営みを持った。 21年間連れ添った妻のマンコはドドメ色のヒダヒダに囲まれていたが、愛しさで溢れていた。 妊娠するかもしれない行為をして悦んでくれる女は妻だけだ。 そして、昔愛した澄子だって、股を広げてマンコを晒し、生チンポの挿入と中出しセックスを許したほど愛したご主人がいたのだ。 もう、この世にはいない澄子だが、俺以上に愛してくれた男、俺以上に愛した男がいて、そして可愛いお嬢さんまで出来たのだから、きっと、幸せな人生だったのだと思う。 澄子の墓前で別れを告げた今でも、時々思い出す。 「私は・・・私の事は・・・ううん、何でもない・・・さようなら・・・なんだね・・・」 今も頭を巡る澄子の言葉、澄子亡き今、その真意を知ることはもうできない。
17/01/11 19:01
(IfMcvGND)
投稿者:
(無名)
4です。
何だか、予言したレス入れたみたいですみません… 感動的な話しでしたね。
17/01/11 22:31
(yHWcbRPH)
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