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理沙はその場に立ちつくしていた。かれこれ30分は経っただろうか。
夜とはいえ真夏の野外個室トイレ、締め切られた室内は蒸し暑い。 汗が理沙の背中、お尻を綺麗に流れ、足元に落ちていく。 紫色のTバックは薄い生地で気にならなかったが、脚の根元まである編み目タイツのニーハイは 理沙の長く細い脚を覆い、締めつけ、根元の生地と足の指先に汗が染みたまり、痒みを感じていた。 けれど理沙はかく事が出来ない。個室トイレ、便器周囲に取り付けられたステンレス製の手すりに、両手を手錠で繋がられているからだ。 服は着ていない。紫色のTバックに編み目タイツのニーハイ、高いヒールの黒のパンプスだけを身につけ、 両手は手錠で手すりに奪われている。理沙が動く度に、手すりに手錠がカチカチとあたり、鳴り、 足元では理沙の高い黒のヒールがコツコツと鳴った。 30分も経ち、疲れた理沙はその場にしゃがみたかったが、しゃがむと便器を目の前にしなければならない。 だからその場に立ちつくしている。長い綺麗な脚は疲労を溜めている。 理沙は夏の夜、公園のドアを閉められた個室トイレ内で蒸し暑さと痒み、脚の疲れを不快に感じ、 いつ誰がドアを開けるかも知れないその不安を一人感じていた。 男と出会ったのは、インターネット、ライブチャットだった。お互いカメラで姿を見せ、 私生活の話、性的趣向の話を楽しみ、相手の姿をみて安心し、会う事にした。 理沙という名前は友達のママ友の名前だった。なんでも話す仲のいい友達の名を仮名にしたのは 彼女からインターネットを通じ欲求不満を解消する事を教わったからだ。 「ライブチャットっていって、お金ももらえるのよ?暇つぶしにもなるわ」 彼女にとっては少し高めのランチをしながらそう聞き、チャットをはじめた。理沙の言う通り、 インターネットを通じパソコンの前に現れる男性は皆、自身のアソコを晒し、彼女に見せつけた。 30代後半、主人と性行為がないわけではなかったが、彼女はパジャマでするSEXに嫌気を感じていた。 「みてほしい」という男性はカメラに自分の自慰行為晒す。彼女はあくまでも観るだけで、 感想を話すだけだった。カメラに自分を晒す事にためらいがあったが、 見せないと決めつつも彼女はカメラの下で指を使い、下着の上からクリトリスをいじっていた。 指を舐めてほしいと要求された事がある。彼女は自身の指を男性のアレを舐めるように、してみせた。 そうやって少しづつ彼女は、カメラの前で羞恥心から開放されいく。主人にばれたらどうしよう、 知り合いの男性がみたら?という恥ずかしさと不安は、チャットを長く続けるうちに少しづつ頭から消えていた。 子供は中学生になっていた。20代で産んだ娘は、もう手がかからない。また女を楽しみたい、そう思っていた。 「理沙さんの願望は?」チャットに現れた40代の男性は行為よりも話を重視した。 その男の質問に彼女は「少し強引なのが好き」と答えた。男は「Mなんですね」と言葉を返す。 お互いカメラに顔を晒し話をするから、相手の表情から気持ちが伝わる。 身勝手な人ではなさそう、その感じれる相手だった。 「キャンディーズのほら…俳優と結婚した…人に似てますね!」 男は話の途中でも彼女を褒めた。髪が綺麗、身体が細い、など彼女を優しく褒める。 彼女はいつもキチンとしていた。主人としか性行為がなくても、女として身なりを整えおばさんにならないように気づかった。 だからその努力を褒められ、彼女は嬉しく、またその男を信用していく。 一度のチャットではなく何度もチャットしてくれた。主人への愚痴、性について、なんでも話せた。 「会いませんか?」男は唐突にそう言った。「いえ…会う事は出来ません。」そう言葉を返すつもりだった。 だけれど彼女は男に会いたいと思っていた。信用できる人という事だけではない。 彼女はカメラの下でいつもクリトリスをいじっていた。そんな要求はされていないのに自然と自分で触っていた。 男達がカメラの前で自慰行為をする。彼女はほぼ毎日それを見ていた。 彼女の欲求は溢れるばかりで、下着が濡れていた。チャットをするだけで興奮し、指が動いていた。 「いいですよ…美容院にいく日なら」彼女がそう言葉を返した事に男は驚いた。 真夏の日中、約束した駅前に彼女は車を停めた。午前中に美容院に行き、髪を染め直し毛先にパーマを掛け直した。 心臓がドクドクと鳴る。車内運転席で彼女は携帯を開いた。 「着きました。トヨタの白のハリアーです。」メールを送るとすぐに返信がある。 「向かいます。」駅前の喫茶店からスーツ姿の男が現れた。真夏の暑さも気にせずにキチンとジャケットを着ている。 カメラの前にいた男だ。すぐにわかる。彼女の心臓はまるで冷気をかけたように震えた。 助手席をコツッと男が指で叩いた。窓越しに笑顔を返すと彼女はドアロックをはずす。 「理沙さん、こんにちわ。」男がそう言うと彼女はそのチャットで聞き慣れた男の声に少し安心し、 「こんにちわ。」と返した。男が助手席のドアを閉めると二人が見合う。彼女は恥ずかしそうに笑顔になった。 男には余裕があった。遊び慣れている、その落ちついた表情に彼女はそう感じた。 「どこに向かいます?」彼女が聞くと男は「ここに行きませんか?」と彼女にiPhoneの画面をみせた。 画面にはその地域にあるアダルトショップのホームページがうつっている。 「ここ、女性でも入店できるんですか?」彼女の質問に男は「もちろん。」と答えた。 車が走り出す、車内でお互いの印象を話す二人。好意的な会話だった。 赤信号で車を停めると男は、美容院に行ったばかりの彼女の髪を優しくなで、素敵ですねと言った。 彼女はその男の手のひら、指先が、頭、髪に触れただけで、心臓の鼓動が緊張ではなく性的な鼓動に変わる。 男が指先で彼女の首すじを触ると彼女は「ァッ」と小さいな声を出しアゴをひいた。 男はなにも言わず彼女の目をみつめる。彼女が欲求を溜めた女性だとチャットをしていた時からわかっていた。 彼女は男の目に服従心を感じた。この人におもちゃのような遊ばれる、そう感じていた。 車を駐車場に停めると二人は車内に鞄を起き、手をつなぎアダルトショップ内に入店した。 店内はエアコンの冷風が効き、寒いくらいに涼しかった。真夏の平日、お盆てもない日だから店内人影は少ない。 広い店内のほとんどはアダルトビデオだった。彼女は男に身体を寄せ、身の安全を求める。 大人なワンピースから見せる彼女の肌が男に触れる。その二の腕を男が触ると、熱くなっているのが分かった。 彼女は息を荒め、店内の無数の卑猥なビデオを目の中に入れる。 「どんなのが好き」男がそう聞くと彼女は女性が全裸で拘束されたパッケージのDVDを手にとった。 「すごいね…これ」男の一言に彼女は頷く。DVDを裏返すと全裸の女性が手錠で拘束され複数の男性、おもちゃで弄られている写真がみれる。 「こんな風にされたい?」男の言葉に彼女は頷く。男は自分の勘に間違いないがない事を誇らしく思った。 チャットをしていた時から彼女が欲求を溜め、誰かに開放してほしいという気持ちが滲みでている事に気がついていた。 気持ちだけではない。カメラに写っていないと思いクリトリスを指でいじる彼女の行為にもちゃんと気づいていた。 男はタイトなワンピースの上から彼女のお尻を撫で、手を引き、おもちゃ売り場に向かう。 彼女が男のおもちゃになっていた。男の厚い手を握り、店内の冷たい冷気を浴び、アダルトビデオに囲まれるだけで、 彼女の下着は濡れ、身体は感じていた。お尻を撫でられ、彼女は男に従う事を決めた。もっと触られたい。めちゃくちゃにされたい、そう思えている。 「これを買おう、これも。ああこれも。」男が手に取ったのは手錠とバイブ、編み目模様のニーハイタイツだった。 それを彼女に手渡す男。男は一万円札を渡し「買っておいで」と言った。 彼女は両手でそれを持ち、店内をヒールを鳴らしながら歩く。店内にた客と目がった。 恥ずかしくて頭を下げたが客の男性は目をそらさずニタニタと笑顔で彼女を眺めた。 お尻がスカートに張り付き、細身ながら30代後半の彼女身体を浮き晒す。 彼女がレジにそれを置くと店員の男性は「いらっしゃいませ」といいながら、さきほどの客と同様の目で彼女をみた。 バイブを手に取りながら彼女の目をみる。彼女の身体はいっそう熱くなった。 会計が終わると二人は退店し車に戻った。男はまだ彼女にキスをしていない。彼女はそれが不思議だった。 彼女の唇は男の唇を求めていたが、車内でも男は彼女に顔を近づける事はなかった。 ビニール袋からさきほど購入したものをだす。男はそれを見せながら近くにある大きな公園に向かおうと言った。 彼女はエンジンをかけ、身体が熱く熱く火照る自分に驚きながら、公園に車を向けた。 個室トイレ内で理沙は疲れきっていた。もう1時間経つのではないか?1時間前にこの場所に入り、 男に言われるがままTバック姿の全裸になりパンストを履き、男に手錠でこのステンレスの手すりにつながれた。 便器に向かう形で手錠されているから、トイレの入口がみえない。 男は「このままね」とだけ言い、 トイレのオムツ台に彼女のワンピースとバイブを起きトイレからいなくなった。 わりと広いトイレ内。タイルばりのトイレ内は蛍光灯で明るかった。 理沙は汗ばむ身体の不快さだけでなく、彼が来ない不安、誰かがくる不安を感じていた。 喉が乾き、唇を舐める。男の言うとおりにした事を後悔した。汗が大量に吹き出し始め、彼女は自分の限界を感じる。 と、ドアがノックされる。彼女は慌てたが手錠でどうにも出来ずにその場でヒールをコツコツ鳴らした。 ドアが開く。携帯を手に持った20代の男が入ってくる。男は緊張した顔だったが、彼女の姿をみるとニタニタと笑顔になった。 「理沙さん?ですよね」男がいう。「え?」と彼女が答えると「彼氏さんから聞きました」と言った。 理沙はわけがわからなかったがもうどうにもならないと悟った。 「暑いですねここ」男は携帯を彼女に向けながら言った。 彼女は「撮ってるの?」と、咄嗟に聞く。「みせませんから誰にも…」そう言いながら男が近づく。 理沙は心臓がバクバクと音を鳴らす事に気づく。首筋、背中、乳首乳房、脚を汗が流れでて足元を濡らす。 男はオムツ台の上に携帯と鞄を起き、鞄から水の入ったペットボトルを取り出すと彼女の隣に立ち、彼女の背中に水を垂らした。 ペットボトルから勢いよく水が彼女の背中にかかる。熱く汗ばみ火照った背中が一気に冷える。 彼女は感じていた。「アアァァ」と声をだす。動物のように水に飢えた身体に、冷たい水が染み込んだ。 「気持ちいい?」と聞く男。「気持ちいいです」と男の目を観て言う理沙。理沙のその表情に興奮した男は、 ペットボトルから水を口にふくみ、その口を彼女の顔に近づける。 彼女は顔をあげるような男の口元を求めた。いやらしい唇が触れる。男は口を尖らせ、彼女の口の中に水を入れた。 乾いた口の中、喉に水が流れ入る。彼女は舌を出して水と男の唇を求めた。 何度かそうやって水をもらうと彼女は男に服従している自分に気づいた。 男はペットボトルを彼女のお尻に向け、水をたらした。ビチャビチャと音をたてながら 彼女のお尻、Tバック、お尻から脚、脚に履いた編み目模様のパンストに水が流れる。 足元のトイレタイルに水が流れ落ちる度にタイルに水があたりビチャビチャ音を鳴らした。 その卑猥な音が彼女を興奮させる。彼女の紫のTバックは薄く、すぐに水を含み彼女のアレに触れ、アレを冷やした。 その冷たさが彼女を感じさせる。全裸にされパンストを履きここにこうして手錠でつながれただけで、 彼女は濡れていた。放置された時は暑さと汗の不快さ、喉の渇きと不安感で一杯だったが、 20代の見知らぬ男があらわれ水をかけられ、水を口移しでもらい、彼女は興奮から理性を失っている。 もうどうにでもされていい。彼女がそう思い、男が水浸しになった身体全体を手でゆっくりと愛撫すると 彼女は卑猥な、いやらしい喘ぎ声をだした。「アァ、アァァ」と彼女の身体をにたまりにたまった性的不満が喘ぎ声と共にふきだした。 男がオムツ台のバイブを手に取り彼女にそれを見せると、彼女は自分からお尻を突き出した。 手すりに手錠でつながれたまま、紫色のTバックを履いたお尻を男に向ける理沙。 男はおもちゃを手に入れた子供のような目で彼女をみている。 男性の性器と同じ大きさ形、卑猥なピンクのバイブで理沙の背中の撫でる。 男はバイブの先でゆっくりと理沙の背中を撫でる。ゆっくりとお尻に向けなで下ろしていく。 理沙はゴムのな感触のバイブの先が熱い背中に触れるたび喘ぎ声が出そうになる。 理沙は気持ちよさと興奮で小刻みに震えている。 バイブがお尻に触れる。男がバイブの先で紫のTバックの上から理沙のお尻、割れ目を撫でる。 理沙が喘ぐ。美容院で整えたばかりの髪が汗でみだれ、その汗が身体中を覆い、身体をひからせ 理沙をより一層いやらしく写す。 男の興奮している、無防備にお尻をさらした理沙の背後、バイブで理沙を愛撫する男をみると 彼の股間が大きく膨らみ、勃起しているようにみえた。その男の興奮がまた理沙を興奮させた。 「入れて欲しい?」男はバイブの先を理沙の紫のTバック、お尻の割れ目にあてながらそう聞いた。 「・・・お願いします。」理沙は服従していた。 男がTバックを理沙のお尻割れ目からずらす。脱がさず、ずらすだけで、理沙のアレをさらさせた。 男は指を使い理沙のアレを触る。 「うわぁすごいね・・。ヌルヌルに濡れている。」 男にそう言われ触られ理沙は恥ずかしさと気持ちよさで喘ぐ。 床に顔を向け恥ずかしそうにする理沙。触られると足が震え、ヒールがコツコツとトイレ内で鳴った。 ヌメリした感触でピンク色のバイブの先が理沙のアレに入る。男はバイブの先をそうやってゆっくりと 入れながら理沙のクリトリスをいじる。 「アァァッァ」理沙は喘いだ。ライブチャット、カメラに写らないようにずっと自分で触ってきた クリトリス。男の手でゆっくりと触られ、その他人の、男の指使いに、ビクビクと身体が感じている。 ヌメリと入ったバイブはそのままゆっくりと理沙の膣の奥まで入っていく。 理沙の体液がピンク色のバイブをつたり、ダラリとトイレ床に落ちていく。 「うぁぁお姉さんすごいね。」明らかに理沙より若い男は、30代後半の理沙をおもちゃのように扱い 楽しんでいる。 理沙はバイブがゆっくりと膣の中を動く度に、思わず頭顔を上下させ首を振り、感じている。 「アァァン」彼女の高い声がトイレ内に響いた。 と、また扉をノックする音が鳴り響く。コンコンコン。三回音が鳴ると、若い男はドアの鍵を外した。 ライブチャットの男、あの彼が入ってくる。ドアをすぐに締めると 「どう?楽しんでますか」と振り向いた理沙に紳士にそう言った。 理沙は眉を曲げ顔を火照らせながら体中を汗で光らせたその姿で 「はい。」と答えた。 若い男がバイブを理沙のアレから抜きだすとおむつ替えの台に置いた。 ライブチャットの男が理沙の手錠を外す。彼女はその場でしゃがみたいくらい疲労していたが それと同時に、それ以上に興奮し身体を火照らせていた。 「ほら水飲んで」と言いながらライブチャットの男はペットボトルから水を自身の口に含み 若い男と同じように理沙の口に向ける。理沙は水と男のキスをこぼさぬ様に 口と舌でそれを受け止めた。両手は男に寄りかかるように添えている。 舌と舌、水が絡み合ったキスする背後でカチャカチャと音が鳴る。 理沙の背後で若い男がジーンズのベルトを外している。 ライブチャットの男は「ほら、手をついて」と言い、理沙は頷くと、オムツ換え台に手をついて お尻を突き出した。若い男はさきほどと同じように、理沙の紫のTバックをお尻の割れ目をずらすと 理沙の膣に勃起した男のアレを入れる。 バイブと同じようにヌメリと入ったが、理沙はその感触の違いを感じている。 熱く少し柔らかい男のアレ。その熱さでまた理沙の膣が汗をかくように濡れた。 ヌメリヌメリと膣のなかで男のアレが理沙をつく。 「アンッアンッ」と子犬のような鳴き声で喘ぐ理沙。 ライブチャットの男はズボンをおろし、便座に座り、理沙がつかれるのを見ながらオナニーをはじめた。 理沙にはその光景がライブチャットを思い出させる。 ただ違うのは、カメラの下でクリトリスをいじっていない、若い男に背後から熱い熱いアレでつかれる自分だった。 彼女は運転席で冷たい烏龍茶のペットボトル蓋を開けた。 勢いよくそれを飲み干す。 男からもらったバイブを助手席に置き、満たされた身体、火照った身体を落ち着かせた。
2016/11/02 14:23:05(MoSrhBaq)
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