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友達から夫婦へ
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:友達から夫婦へ
投稿者: 俊輔
現在進行形の関係。これまでの経緯をざっと紹介。
俊輔は同じ職場で働いている長年友達関係だった人妻奈保子と、今年春突然男と女の関係になった。でもそこに恋愛的要素はあまり無かった。
そして今、離婚するから結婚してほしいと彼女から迫られている。ある事情があって。

お互いとても身体の相性が良くて、いつの間にかセックスにのめり込んでいたのは確か。
でも心底愛し合ってきたかと言えば、少し疑問符が残る。
また結婚して相手を本当に愛し通せるか、これも少し自信がない。
友達関係が長過ぎたのか。

俊輔はとある医療法人の事務職勤務29歳バツイチ独身。友達関係にあった奈保子はその病院の看護師で2歳年下。准看護師学校を卒業して看護助手として務め始めた彼女とは所謂同期仲間。
時々同期数人で飲んで騒いでいるうちに奈保子と俊輔は不思議と話が合ってとても親しい関係になった。
それでも恋愛関係に発展しなかったのは俊輔に大学時代からの彼女が居て、奈保子にも既に後に夫になる彼氏が居たから。
それでもお互い思考傾向が似ている様で微妙に違うとろこが興味深く、何となく逢いたくなる関係という感じ。
やがて頭の良い奈保子は准看護師として働きながら正看護師を目指して学校に行き始め、多忙を極めるようになった。
俊輔はこの頃大学時代から恋人関係にあった彼女と妊娠を契機になし崩し的に結婚した。
やがて奈保子は二年間の努力の甲斐あって見事正看護師に合格。
その年の暮れ近く、奈保子は彼氏と結婚して人妻になった。この時奈保子24歳。
結婚から1年余りが経った頃、奈保子が妊娠。
病院の意向もあってギリギリまで働いて産休を取った奈保子は、自分が働く病院で無事女の子を出産した。
それから半年後、子供が離乳食を食べるようになると産休を終えて仕事に復帰した。
実は、奈保子の中で俊輔の存在が徐々に大きくなっていくのはここからだった。
奈保子が復帰して少し経った頃、離婚協議中だった俊輔が奈保子に幾つか相談したり酒を飲んで醜態を見せたりしたことも無関係ではない。
子供を病院専属の保育所に預けながら忙しく働く奈保子が、正看護師になって責任が重くなった所為か少しピリピリしているように観え、またどことなく疲れているようにも観えた。
そして暫く経った頃から奈保子は非番の日になると子供を実家に預け、時々俊輔を呼び出すようになる。
といっても普通に友達として会話を楽しむだけで、別段それ以上のことを求めることはない。
ところが、奈保子の飲む量だけは徐々に増えていった。時には泥酔に近い状態になることも。
そしてある日、かなり酒に酔った奈保子が「あたしって・・女として魅力ない?」と思わぬことを話し始める。この時の会話は以下のような流れだった。

「何言ってるんだ、急に。そんな訳ないだろ」
「だって・・あの人・・子供産まれてから・・全然求めて来ないんだもの」
「・・一度も?」
「ええ。・・もう1年近くになるわ。・・妊娠中含めると1年半以上もよ。・・それって、結婚3年目の夫婦じゃないわよね」
「それってかなりヤバいな。・旦那さんには何て?」
「うんん・・何にも。・・訊けないわ。訊きたくないわ、そんなこと」
「・・そうだったのか。・・やっとキミが飲みたい理由が分かった」
「飲みたいのは・・それだけじゃないわ」
「そうだな。仕事のストレスもあるだろうしな」
「それもあるけど・・本当はね・・後悔してるの・・あの人と結婚しちゃったこと。・・目の前にもっといい人居るのに」
「奈保子、お前・・」
「今更こんなこと言ったって・・遅いわよね」
「遅くなんかないさ。お前にはもっともっといい仕事をしてほしい。その為にはお前自身が精神的にも安定しているべきだ。・・奈保子、お前、オレを使え。オレの男としての機能を存分に使え。それでお前が満たされるならオレはいくらでも協力する。今のオレにできるのはこんなことしかないから」
「あははははは・・・それって、あたしを口説いてる?・・変な口説き文句ぅ。もう、そんなんじゃ・・女は口説き落とせないわよ。でも嬉しい。・・お言葉に甘えちゃおうかな。・・長い付き合いだし。あははは」

こうして奈保子と俊輔は、初めて友達の関係から一歩踏み出すことになった。
次の奈保子の非番の日、俊輔の部屋で初めてセックスして愛し合った。それも昼下がり。
当初は頻りに恥ずかしがっていた奈保子だが、俊輔が女性器に吸い付いていくと恥ずかしさより快感が勝って、そこから奈保子は一転積極的に身体を開いた。
間もなく俊輔が身体を繋いでいくと、奈保子はそれだけで早速昇り詰めていった。余程飢えていたのが分かる。
俊輔が力強く動き始めると、すぐに泣き叫ぶ声をあげて激しいほど悶えだした奈保子は、間もなく立て続けに昇り詰め、そのうちに半狂乱になって殆ど逝きっぱなしの状態になってしまった。
この最初のセックスから奈保子と俊輔は驚くほど肌が合った。所謂相性が良い。
最後には悶絶状態になってしまった奈保子は開き切った股間を痙攣した様にヒクつかせていたが、俊輔が抱いた女の中では初回のセックスからここまで逝った女は奈保子が初めて。
だが、何か少し妙な感覚だった。これまで7年近くも友達だった二人が、急に男と女の関係になったことがまだ心理的にしっくりこないという感じ。
それからの奈保子は非番の日になると俊輔に抱かれに来るようになる。殆どは俊輔の部屋だったが、たまにホテルも使った。
逢瀬を重ねてもまだ友達と恋人の間をフラフラしている感じだった。セックスが終わって余韻に浸っている間は恋人として愛し合うが、余韻が覚めると奈保子が急に恥ずかしがって、いつもの友達の雰囲気に戻る。
そこから俊輔が奈保子の身体に全身マッサージを施してやるのが常。奈保子の身体はいつも下半身と腰にやや強い凝りが感じられる。職業柄仕方がないのだろうが。
時には非番ではない日でも帰宅途中に子供連れで俊輔宅にやってきて、娘を寝かしつけて1時間足らずの慌ただしいセックスをしてから帰宅することも暖々。尤も、俊輔の家に着いた時娘は遊び疲れて眠っていることが殆ど。
身体が完全に馴染んでくると精神的にも一体感が強くなって、30分のセックスでも奈保子は充分昇り詰めてそれなりに満足するようになった。
看護師という職業は肉体的以上に精神的なストレスが大きいため、リフレッシュするためにもセックスによる性的満足は必要不可欠であることが奈保子を観ていて分かった。
その意味でも奈保子にとって俊輔は大切なパートナーになっていたとは言えるが、俊輔にとって奈保子はパートナーというより同志といった感覚。

そんな関係が数ヶ月続いて今年夏、奈保子と俊輔の関係が奈保子の上司である看護師長にバレてしまった。
一度だけ奈保子が勤務中の休憩時間に俊輔を空いている病室に招き入れたことがある。休暇を合わせて取る相談のためだったのだが、この時の行動を看護師長に偶然目撃され、不信を抱いた師長が奈保子の後をつけて彼女が娘を抱いて俊輔の家に入っていく現場をしっかり観てしまったのだった。
程なく奈保子と俊輔はとあるレストランに呼び出され、看護師長に問い質されてしまった。
勿論正直に答えるしかなく、すべてを打ち明けると看護師長は流石に呆れ、懇々と説教してから奈保子に俊輔と別れるか、夫と別れて俊輔と再婚するかを選ぶようにと強く促してきた。猶予は1ヶ月。これが先月末のこと。
奈保子は余程悩んでいるかと思いきや、意外なほどあっさり「あたしと娘、引き取ってくれる?」と俊輔に求めてきた。
何故なら、奈保子は夫に女が居る事実をしっかり把握していたからだった。丁度俊輔と愛し合うようになった頃に夫と見知らぬ女が手を繋いで歩いている現場を偶然見てしまったらしい。
今月末には結論を出して看護師長に報告しなければならない。
奈保子はまだ夫と離婚に向けた話し合いを始めてはいないものの、彼女の中では既に決めているとのこと。
あとは俊輔の決断次第。前回失敗したような、なし崩し的な結婚はしたくない。
とは言え、友達から夫婦に至る課程の中で恋人の意識が少ない所為か、俊輔はどうもピンと来ない。
決意するための決定打がほしいなどと勝手なことを考えているのだが、どうすべきか・・・


2014/09/26 22:23:13(w8AN7uZ7)
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