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パラサイト2
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:パラサイト2
投稿者: 紫苑
勇二はこのところ妙な気分だった。

コンビニでお釣りを受け取るとき、店員の女の子に両手を包み込むように沿えて渡されたのだ。昨日だってもおとといも、最近はなにかと女性に縁がある。今朝、鏡の中の自分をまじまじと見たものだ。

(わからないな…)

嫌な気はしないが戸惑いを覚える。
戸惑いといえば、アレだ。

32歳、独身。勇二も男だ。恋人がいない身ならば人知れず自意行為もする。が、射精に到らないのだ。気のせいか、贅肉はなくなり引き締まったような。何よりアレが逞しくなった?

(おかしいな、ストレスか?さてと、気を入れ替えなけりゃ)

勇二はこの日、講演の為にある地方都市へ来ていた。軽い打ち合わせをし、檀上に上る。調度人一人くらいは隠れられるだろう。コの文字型に腰までの高さの囲いにマイクが置かれている。前は勿論のこと、横からもスッポリと下半身が見えない。

横にいる自分と年齢もそう変わらない女性スタッフに熱っぼく丁寧に説明を受ける。

緊張で上手く喋られなくなる人もいるらしく、下に隠れる人が指示を出せるようになっているとか。

(なんだそりゃ?初めて聞いた。)

今日もスタッフがスタンバイするのだとか。固辞したが、懇願するような必死さがあるので邪険にもできず了承した。変な緊張をしてきた。主催側に失敗できない理由があるのだろうか…そう思えてしかたがない。

講演の挨拶が始まってすぐだった。
膝に手が当てられる。

(緊張するなということか?)

手がゆっくりとふくらはぎ、太ももへと移動する。

(なんだ?)

その手が股間を包む。

(この女、何を考えてんだ?)

やがてファスナーが下げられ、引き出された。
脇の下に変な汗がでる。

含まれる。

…温かい。

舌が亀頭を周回する。

唇が亀頭を包む。

全身が緊張した。

声が震えそうになる。

ゆっくり、ゆっくりと刺激が脳へ伝わり、とろけそうになる。

チラッと下を伺った。
上気した女性スタッフが瞳を潤せ、うっとりとした白い顔が愛おしむように首を前後に動かしている。

(どうなるんだろうか…)

だんだん思考が鈍りそうになる。口はまるで習慣のように喋っているだけだ。

ニュ~ボッ、レロレロ、ニュ~~ボ、ニュボニュボニュボニュ~ボッ……

決して射精に導くようなペースではないが…

掌は汗でべっとり湿っていた。


真紀はカレンダーを見ていた。もうすぐあの融通な日々がくる。

真紀は重たいほうだった。仕事は休みたくないし、イライラする。ともすれば薬で忍ぐしかないのだ。

だが、今月はどういうことだろう。生理前の前兆としてやたらと落ち着かない。身体が変だ。いつもと違う。こんなことは今までになかった。

(何?欲しい?どうして?)

認めるわけにはいかない。
28歳にして男性経験は無いわけではない。
少ないだけなのだ。

真紀は自分でも性欲が強いと自覚したことはない。
愛した男は過去に2人いた。
独りの今は肌寂しく思うことはほとんど皆無なのだ。

なのに…。

今日は何を着ていこうか。気分を変えてシックなデザインながら巻きスカートの濃紺のス-ツにしよう。

出社してすぐに後悔した。

(今日は床を走る配線をどうすかとか言ってんだっけ…)

真紀のデェスクは不釣り合いなほど無駄に大きく、全面はガラス張りになっている造りだ。

業者はすぐに来た。
神経質そうな真紀に遠慮がちながら無駄なく動く。緊張しているねか、耳が赤い。

真紀のほうは控え目に鬱陶しいような表情を出すが、なぜか今朝よりも身体が落ち着かない。恥ずかしいような、内側から何か湧きでるような妙な感覚に戸惑いを感じていた。

(どうしよう、何これ?)

デェスクの下に配線を回すと言う。取り回し方をどうしてもデェスク真下にしたいらしく、仕方なく身を引いて下に潜らせた。

幸いスカート丈は椅子に座った状態でも膝まで隠れるのだけれど、ドキドキしてしまう。ガラス張りなので、誰か誤解しやしないだろうかと。
デェスクは無駄に大きく奥行きがある。無論、下半身は見えない構造だ。
顔だけは睨みを効かせられる。上層部は管理職こそ威厳がなければと古臭い考えなのだ。

デェスクに乗るコンピューター画面にはリアルタイムで全オペレーターの異変を管理できるように、刻一刻と変化する様が移っている。何も起こらなければ座ったままでもいいのだか、時々オペレーターの様子を見て回ったりも仕事の一貫だ。

真紀はこの瞬間にも立ち上げりたいのだが、なぜかそれができないでいる。
デェスクの下に作業員がいるのにも関わらず、椅子のキャスターをを滑らせ間を詰めていた。
作業服が触れていた。

(やだ、何をしているの私。)

意思とは裏腹に身体が言うことを効かない。
ドキドキする。

ストッキング越しに荒い鼻息が吹きかかる。

足首から手が這い上がる。
巻きスカートが割られていく。

ゆっくりと太モモが開き、唇が這うようにショ-ツへと向かっていく。

真紀は息を飲んだ。抵抗できない…いや、抵抗したくないのだ。

早く…早く…気持ちが流行る。

少し椅子を引きキャスターをロックする。

浅く腰かけ、待った。

スカートの中で腰まで伸びた両手がパンストごとショ-ツをずり下げ、右足首に絡まる。

柔らかい唇と舌で押し開かれ、短い距離を上下に移動した。

吐息がもれる。

久しぶりだった。

(どうしよう…堪らない)

これ以上ないほどに充血したものが半分だけ顔を覗かせていた。

男は唇に含んだ。

軽く吸った。

ゆっくり舌先で回した。

真紀に電流が走る。

男が唇で包皮を押し込み 全体を直に包む。
大豆よりは小さく小豆よりは遥かに大きいソレは、真紀に甘味な刺激を脳に伝える。

前方に視線を向ける。
気づく者はいない。

(信じられない。自分が何をしてるのか分かってるの?…でも…)

レ~ロレ~ロレ~ロレ~ロ、プルンップルンップルン、レ~ロレ~ロレ~ロレ~ロ、ムニィ~ムニィ~ムニィ~ムニィ~ペロッペロッペロッペロッ…

肩が小刻みに震える。どうしとも震える。

レ~ロレ~ロレ~ロ…

思考が定まらない。

(あっ、んん~っ、んっ、んっ、あぁ~、んっ…)

オペレーターの一人がチガラス張りの向こうをラッと見た。

(今日は珍しく優しい表情だわ。いいことだけど)

次の消費者の声に対応に戻った。

男は絶えず漏れ出る水分を啜った。

唇を離すと糸を引く。

糸が契れる一瞬だけ僅かに冷たさを感じる。

(なぜ俺はこんなことを?…初めてだ。なんでこんなにいい匂いがするんだろう…)

男は愛おしく感じていた。決して登り詰めさせないように無意識下で微妙に調整しながら、そして味わうように愛撫を続けた。

真紀の顔は弛緩し、目元をとろんとさせながら半開きの口で呼吸をしていた。

(あっ、あ~っ…いぃ…もっと、んっ~っはぁ~、んっんっ、気持ちいぃ…んふっ、くっ、はぁ)

真紀の震える手は握り拳になったり、ゆっくり開いたりを繰り返していた。
2012/11/20 07:35:22(rc4GZSgs)
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