現在３０の男です。かれこれ５年ほど恋愛できていません。
当時付き合っていた女性が原因で女性恐怖症になりました。

　２３歳から２年程付き合っていた彼女（みゆき）のことです。
同じ職場の先輩で、優しくて可愛くてちょっとぽっちゃりしてる
２つ上のみゆきさんに付き合って下さいと告白。
告白当時付き合っている男性がいたのだが、来週別れてくるから
返事はそれまで待ってといわれた。
（そんなことってあるんか・・・）

　次の土曜日にドライブに行きたいと誘われ、一緒に夜景を見に
いけるスポットへ行った。外で夜景をみたあといい雰囲気になった
ので再び告白。するとみゆきは
「私のこと受け入れてくれるの？私は普段は素を見せたことないで」
というも「いいよ」と答えると「嬉しい」といってキスをしてくれた。

　この時こんなことを彼女が漏らしていた、
「私、年下と付き合ったことないねん、でもないつもみたいにリードして
ほしいからいつもどおりでお願いします」と。
今思うとこの言葉はすぐに覆ることになりました。

　帰り道、車で下りを走っているときに、突然彼女が
み「あっそうそう、前の前の彼氏なー、走り屋やってん」

俺「あっそうなんやー…」（そんなん聞きたくないな）

み「でな、こんなカーブ、ドリフトして走って楽しかったな」

俺「そんなんできんわ」

み「そんで休憩しょうゆうて、路肩に停めて彼氏とよくＨしてたな」

俺「・・・。」

み「やっぱ生は最高やわ」

俺「やめよやそんな話」

み「昔の話やんか～、あっあれやで、もち中出しやから」

俺「もうええって」

み「その時の彼氏の長かったな～、何回出したやろか、
　　通算１００回は出したかな」

俺「ええかげん、しゃべんなや」
　（なんでいきなりこんなケンカせにゃならんのや）

み「生でやりたい？絶対やらせへんから」

俺「そんなにセックスに興味ないから、みゆきの中身重視やから」

み「だっさー、童貞なんちゃう？」

俺「ちゃうわ！」

み「それからね～その前の彼氏はね～」

俺「前の彼氏の話せんといてくれ、比べられたらかなわんわ」

み「いっぱい白いの飲んだな～」

俺「ええかげんせえや」

み「なんよ、受け入れてくれんねやろ！Ｈ好きやし、こういう
　　話するの好きやし、なにがわるいん？」

俺「いきなり本性だしてきたんかい」
　（嘘やろ、お淑やかなとこ欠片もないやんか）

み「やっぱ別れる？こんな小さいことでケンカしてたら長くないね」

俺「・・・。いや俺が悪かった、ついカッとなってん、気をつけるわ」

み「せやろ、これからよろしく」

　と、その後も前の彼氏の武勇伝のような、Ｈの話は帰宅するまで
ずっと続いた。


　みゆきとは職場が一緒なので、毎日会ってるので新鮮っていう
言葉は似合わない。マンネリっての似合ってるかもしれん。
一週間たった時に急にみゆきがキレた。
　いつものように俺がリードしていたら、

み「もういやや、むかつく！！」

俺「どういしてん、急に」

み「年下に命令とかリードされんの耐えれへん、もう嫌や別れよ」

俺「はあ？リードしてっていうたん自分やんか」

み「年下に言われんのムカつくねん、別れたい別れたい・・・」
　（ずっと別れたいと叫んでいた）

俺「もうええよ、みゆきが別れたいんやったらそれでええ、別れよう」

と、言ったもののかなり後悔してしまう。
（やってもうたー、くそー女々しくやっぱさっきの嘘なんて言えねー）
そのまま車に乗って帰った俺は、自宅に戻ってきて、ふと携帯を
見てみると、！？えっ
着信が５０件すべてみゆきの番号、メールも空メールが３８件もあった。
おそるおそる電話してみると、着信拒否設定のメッセージが流れる。
その後もみゆきからの着信がすごくて、いったん電源を落とした。
そして次に電源入れた時メールが１００件以上も届いた。
全て空メールで、この時少しばかり恐怖を感じた。その後なんとか
電話がつながりなんか知らんけど仲直りしてしまった。
　このとき全てを終わらしておけばあんなことにはならなかったのに
ほんとバカやった。

つづく