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続・曼珠沙華 12
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:続・曼珠沙華 12
投稿者: 喜久江
一刻の激情から覚め、夢の様な世界から、いきなり現実を突きつけられた様
に私の胸の中で葛藤が始まっておりました。
足取りが急に重くなり、気がつくと家の前にたどり着いておりました。
夫を裏切ってしまった事への罪悪感が、ヒシヒシと胸に押し寄せて来ます。
面と向い、夫の顔を静止する事が出来るだろうか・・?
夫に対し、つい少し前に起きた、私の裏切り行為を夫に知られないようする
事が出来るだろうか・・?
そんな、こんなの不安が、私を家の前で立ち止まらせる事になりました。
副島さんとの事を、決して後悔しているつもりはありません。私の彼に対す
る気持ちは紛れもない真実だから・・。
しかし、夫も愛している・・のだと思う。私達家族の為に、一生懸命頑張っ
ていてくれる夫に私は感謝している。夫は私にとって拠り所である事には間
違いないのだ。何一つ不満の無い・・優しい夫だ。
ただ・・そんな夫に何か物足りなさを感じている私がいるのも事実、贅沢な
事だとは判っている。夫は・・もう私を女として見てくれてはいない。
この家に於いて、私は「お母さん」と呼ばれる存在に過ぎないのだ。
「お母さんに・・聞いてみたら?」
「お母さんが良いと言うなら・・」
夫は、私を女として見てはくれていないのが寂しい・・。
「お帰り・・。」
夫が私の姿を見て、声をかけて来ました。
「遅くなってすみません。すぐに夕飯の支度しますから。」
「どう・・少しは具合良くなったのか・・?」
「えっ? ハイ・・熱は少し下がったようです。」
私はその話題に触れたくはないので、その場から逃げるように、店から奥の
部屋の方へと急ぎました。

2008/09/08 10:48:36(R4ALsRu6)
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