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僕の彼女
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ノンジャンル 官能小説   
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1:僕の彼女
投稿者:
あ~今日も仕事が終わった!明日は休みだ!・・・風呂入って飯食って,寝るか。
アパ-トのドアを開けると「ブミィ~,カブッ!」痛っ!こいつは相棒のMr・ブ-。
どうしたことか,俺のトラックに体当たりした後,生死をさ迷った揚句,見事に生還を果たしたブチ猫である。お帰りの挨拶というより,飢えてるぜ!の意思表示が濃厚な,足へガブリと噛み付くこの仕種,これまたいつものことである。

「今日はサバだぞ」途端に目をハ-ト形にして猫なで声を出すこ奴,現金な猫である。

さっさと風呂も飯も済ませ,ジャック・ダニエルのロックなんかをやってた。よく仁美ちゃんと呑んだっけな。

コンコン♪
時計は午後9時をまわっている。誰だろ,こんな時間に?

コンコンコン♪

はいっ,どなた?ガチャ・・・。

あれ?なんで?どうして?
そこには仏頂面を下げた仁美ちゃんが,ちょこんと立っていた。
なぜ仏頂面?

無言のまま上がりこんできて,正座である。
「お腹すいた」
「へっ?」
「お腹すいたっ!!」「あ,はい。何にもないけど」
急ごしらえの鯛茶漬を平らげると・・・「お酒!」
「これしかないけど」とジャック・ダニエルをロックを目の前においた。
「グビッ・・・タンッ♪お代わりっ!」
「あの~一気飲みしちゃ明日の仕事に差し支えるよ?」
「もういいっ!お風呂入る!」
「どうぞ,あちらです」
風呂から上がった仁美ちゃん「ウィィ~ン」って髪の毛乾かして「パンパン!」って化粧水を叩いて「寝るっ!」って,さっさと俺のベッドに入っちゃった。
「あの~,なんかあったの?」
ムクッと起き上がってパンッパンッ!って隣に来いと叩く。
呆然としてると
「寒い!隣っ!」である。
恐る恐るベッドに入った。
途端に「うわぁ~ん」である。今度はなんだっ!?。
2008/08/16 02:25:53(elIozZ2V)
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