吐息が漏れる。
体が強張る。
胸を柔らかに揉み、もう片方の手のひらと指で股間を揉みしだく。
私は不自然に胸を突きだし、お尻を押し付け、腰をくねらす。
「誰か、来たら、困る。」
「誰も、来ない、よ。」
オフィスの一角。
人気はないけれど、いつ誰か来ないとも限らない。
声を圧し殺すほど感度が高まる。
けれど火照った体。
理性が飛びそうな頭。
胸元から滑り込んだ手が、直に胸に触れる。乳房を掴まれ乳首を擦られる。
ストッキングの真ん中を器用に割き、指を侵入させる。
「はあ、だめ、だめ。」
小さな声で訴える。
「大丈夫。大丈夫。」
「ほら、悦んでる。」
ガクガクと立っているのも辛くなる。
それ以上に、感度が高まり、堪えきれない。