どこにでも悪い女というのは要るものです。
これはそんな悪い女のお話。

楼山『仲滝さん。おはようございまーす。』
仲瀧『早輝おはよー。ふぁー・・・』

いつものようにオフィスで挨拶を交わすふたり。
元気に挨拶する楼山に比べ眠たそうな仲瀧。

楼山『クスッ。眠たそうですねー。』
仲瀧『・・・ちょっとねー。夜遊びしちゃってて。』
楼山『そうなんですか？彼氏さんとかー？』
仲瀧『うーん・・・まぁ、そんな感じかなぁ？』
楼山『えーいいですねー。羨ましいなぁ。』
仲瀧『そうかなぁ？（セフレ達と遊んでただけだし別に）

仲瀧　美友。
OL　24才。
髪は暗めの茶色で、セミロング。
顔は可愛い部類でスタイルは普通で胸は小さい。
口が悪く傲慢なところがある。少しモテるせいか調子に乗りやすく股がゆるい。

そんな日常的？な会話をしながら自分たちのデスクに座り仕事を進めてゆく。
二人が仕事をしていると、事務所に所属部署の課長が入ってくる。

仲瀧『あ、課長おはよ・・・』
課長『楼山さんおはよう。』

仲瀧のあいさつとほぼ同時に課長は楼山に挨拶をする。

課長『楼山さん。おはよう。君はかわいいね。こんな可愛い子がいると会社に来るのも楽しみになるよ。』
楼山『えー。そんなぁ。あはは。課長ありがとうございます。』

楼山　早輝
OL　22才
髪は茶色のロング。
細身のスリムな体に大きな胸。
美人でプライベートのメイクや化粧は評判がよく夜職の勧誘やナンパも少なくない。
男にあまり興味がなく彼氏がいたことは無い。
課長をはじめ部署の上司のお気に入り。

仲瀧『・・・課長。おはようございます！（なんであいつばっか）』

私もいますと言わんばかりに元気に挨拶をする仲瀧。

課長『おおぉ・・・仲瀧さん。おはよう。元気がいいね。』
仲瀧『はぁい！課長見たらなんだか、私も課長みたいにがんばって仕事しないとって思って！（機嫌とらないとね）』
楼山『うふふ。仲滝さんさっきまで眠そうにしてたんですよー。』
課長『そうなのか？眠りながら仕事とかするなよ？』
仲瀧『大丈夫です！（早輝あんた余計なこと言わなくていいから。）

挨拶を終えた課長は事務所から出ていった。
課長が居なくなったのを確認した次の瞬間、仲瀧は楼山に一言。

仲瀧『早輝。なんであんな事言ったの？余計なこと言わなくていいから。』
楼山『え・・・あ・・・すみません・・・』

少し気まずい空気になりながらも仕事も一段落してお昼休憩に。
楼山の何気ない一言で課長に注意されたせいで、結構ご立腹の仲瀧。
仲瀧は一人ロッカーで愚痴っている。

仲瀧『早輝むかつく。なんなのあいつ。ちょっと可愛いからってなんであいつが気に入られるの？イライラする。
そうだ！この間買ったあの薬！本当に効果あるのかな？本当なら面白そうだし早輝で試してみようかな！』

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