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バイオな街角
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:空想・幻想小説
ルール: あなたの中で描いた空想、幻想小説を投稿してください
  
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1:バイオな街角
投稿者: (無名)
美沙にも油断があったのかも知れない。この街が閉鎖をされてから約10日。
「ゾンビ」と呼ばれる男たちに遭遇し、強姦まがいな仕打ちを受けるのもこれが8回目。しかし、彼女はその全てを「未遂」で潜り抜けて来ていたからだ。

彼女の下着を破り捨て、強姦のために押さえ込んだ男たち。しかし、そこには肝心なものが付いてはいない。
街に放たれてしまった女達が、この10日間で考え出した究極の防衛策。それが、男たちの局部を先に拳銃で噴き飛ばしてしまうというものだった。
当然だが、ソレが無ければ彼女らが強姦をされることがないからだ。

それでも、本能のままに動くゾンビ達は女達を押し倒し、いきり立った自分のモノを女の体内へと押し込もうとしてくる。
そして、次第に腰を振り始めるのだった。何もされていないのが分かっていても、この時間は女達にとっては憂鬱だった。
強姦をしていると思っている男たちの脳が、『満足をした。』と言う指令を出すまでは、何もついていない局部を振り続けて来るからであった。

しかし、この時は違った。覆い被さろうとしてくる男の股間には、しっかりとそれが付いていることを美沙の目は確認していたのだ。
彼女は慌てて右手に拳銃を持つ。しかし、その手が上がらない。男の手に押さえ付けられ、両手は地面についてしまっている。
男は手を離した。一瞬『しめたっ!』と思った彼女だが、それは拳銃を持っていない方の腕。右手は相変わらずだった。

『グォォォーー!!』

男が大きな声をあげた。その声はとても人間の声ではない。獣の雄叫びに近い。
そして、男の手が美沙の下着に手を掛ける。しかし、美沙にはまだ少しだけ余裕がある。それは、彼女は護身用に男性もののトランクスを履いていたからだ。

その強度が災いをしました。トランクスを掴んだ男は、それが破け取れるまで何度も何度も引きます。
その度に、軽い美沙の腰は引かれては地面に叩き付けられ、あまりの苦痛に耐えきれず、『痛いから、早く破れて!』とさえ思ってしまうのでした。

僅かにトランクスにキズが出来ます。そうなるともろいものだった。次の一撃で生地は破れ切り、彼女の下半身の左半分には何も纏われていない状態になる。
その時、彼女の右手を押さえつけていた手が離れる。美沙は拳銃をしっかりと持ち直し、その銃口を男の股間へと向けた。

そこには、彼女自身も見たこともないほどの大きな男性器があった。数分前よりも、明らかに膨張をしている。
しかし、躊躇ったのは一瞬。彼女の拳銃からは銃弾が発射をされ、その大きな男性器を見事に粉砕をしていました。

男に乗られ、腰を振り続けられながら、彼女が考えていたのは残りの弾数。『あと2発…。』、身を守れるはあと2回。

 
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2019/10/30 18:08:29(igRv43KV)
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