小さな頃から貧弱だった。背も低く女の子からもバカにされるような存在でいじめられっこだった。
とにかく勉強を、特に化学を頑張って勉強していた。
大学生になり研究所で自分に合う筋肉増強剤を取り組んでいた。
実験を繰り返し、飲んで試していた。
その薬で鍛えられたのは結局チンポだけだった。
貧相な身体に不釣り合いなズボンも窮屈なほどのチンポになってしまい引きこもりになってしまった。
それから数ヶ月経ったある日ひさしぶりにテレビをつけるとニュースが流れていた。
そのニュースに驚いた。
数日前に地球に隕石が降り注いだのをミサイルで破壊したものの、男性の性能力は奪われ性能力者は呼びかけているものの依然一人も現れない。
このままでは人類は滅びるのではないか。
という内容だった。
しかしふと己の下半身を見ると痛いくらいに朝立ちをしていた。
これはもしや世界の救世主では!?
そんな事を考えていた。
国連が発表した内容は衝撃的なものだった。