小高い丘の上にあるマンションはバルコニーからの眺望もよかった。干し終わった洗濯物の間から眺めを楽しんでいた。
もし、ここでオナニーしたら誰かに見られるかしら…と朝から火照りぎみの体をもてあましていた。
夫との性生活は、子供を作る為のものでオーガズムを感じた事など無かった。昨夜も、さっさと射精した後は寝てしまった。常に中途半端にされたままの妻は、朝からでも妄想するほど欲求が堪っていた。
少しだけなら…とバルコニーの端で部屋着の上から自分で胸を揉みはじめた。すぐに乳首が硬くなった。そのまま片手を陰部へと延ばし触り続けた。絶頂が近くなり足に力が入らずエアコンの室外機に軽く腰を落とす。日頃の不満を満たすように感じる箇所を弄る。
いつのまにかバルコニーだということも忘れ片方の乳房を露わにし、脚も大きく開いて陰部までも丸見えになっていた。クリトリスを弄りながら素早く指をピストンさせる。一本だった指を二本にしピストンを速める。
「逝っく…」外の風が躰に心地よい。と我に返り慌てて部屋に入った。