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祖母・昭子
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:祖母・昭子
投稿者: 雄一
中学二年の時から、夏休みには毎年、祖母が一人で住む田舎に行くこと
にしていた。
 祖母は冬には雪も多く降る奥多摩の、うらさびれた山村で一人で暮らし
ている。
 僕が小学校三年の頃に祖父が病気で亡くなっていて、椎茸栽培に精を出
していた祖父の後を引き継いで、それまで近くの温泉旅館の仲居として働
いていた祖母が、一人で細々と続けているのだ。
 一人っ子の僕はどちらかというと内向的な性格で、仲のいい友達もいな
かったので、幼い頃から何気に優しくしてくれていた祖母に懐いていたこ
ともあって、春休みや冬休みも何日かは必ず奥多摩の山村に出かけていた。
 高校二年になった今も、祖母一人が住む田舎を訪ねるのは続いていて、
夏休みに入って間もなく一人で出かけた。
 祖母の年齢は今年で確か六十四歳になると思うのだが、身長百五十二、
三センチで体重は四十三、四キロくらいの小柄で華奢な体型をしているの
と、長く仲居勤めをしていたこともあってか、農家育ちにはとても見えな
いくらいに肌の色が白く、外見的には実年齢よりはかなり若く見える。
 先にも書いたように、僕は幼い頃から祖母が好きだった。
 それと、このことはこれまでに誰にも話したことのない秘密だが、僕の
男子としての最初の異性体験が、血の濃く通う祖母だったのだ。
 僕が中学三年の夏でした。
 何事にも引っ込み思案で内向的な性格の僕だったが、性への目覚めは普
通に訪れ、夢精も当たり前のように経験し、オナニーも自然な形で覚えた。
 人の多く住まない山奥の寂れた田舎でも、今はスマホとパソコンがあれ
ばアダルト情報は簡単に目に入る。
 さらに加えると、僕の性への目覚めを大きく強く助長したのは、実をい
うと祖母の秘められた行動だった。
 高校に入るまでくらいは、そのことには僕自身もあまり頓着はしていな
かったのだが、週に一度くらいの割合で、夕食を済ませた後ぐらいから、
祖母は外に出かけるのだった。
 僕へのいつもの口実は、椎茸栽培仲間の寄り合いというか勉強会みたい
なものがあるのことだった。
 普段は化粧などほとんどせずにいる祖母が、出かける夜だけは口紅を引
いて、服を着替えていくことに、まだ十代半ばの僕に深い洞察力があるわ
けでもなく、当然のように留守番役を引き受けていたのだが、実際は僕自
身のほうにも、祖母の週一の外出を心密かに、楽しみというか待ち望ん
でいたという思いがあったのだ。
 寄り合いとかで外出した祖母の帰宅は、大抵夜中の十二時を過ぎる。
 その間に、思春期真っ盛りの僕が何をするかというと、祖母の寝室にこ
っそりと忍び込んで、箪笥の小抽斗から祖母の下着の幾つかを持ち出し、
自分の寝室に籠り、オナニー行為に没頭するのだ。
 六十四歳という年齢の割には、祖母の下着はどれも若い女の子が身につ
けてもいいと思うくらいに可愛いものがあったり、布面積の小さい真っ赤
で欲情的なショーツや、ほぼ透明に近いような透けた色のものとか、黒一
色のものまで多彩にあり、僕のませた好奇心と欲情心をそそるにはこれ以
上ないくらいの宝庫だった。
 人には話せない、歪んだそんな楽しみが、その頃の僕にはせいぜいだっ
たが、今年の夏の日の夜、もっと衝撃的な事態を、僕は自分のこの目の中
に焼き付けられ、この時初めて祖母を血の繋がった肉親としてではなく、
一人の生身の女として意識するようになったのだった。


 第三セクター線の一両列車に揺られること五十分で、祖母の住む戸数五
十戸に満たない山村の無人駅に着いたのは、午後五時過ぎだった。
 麦わら帽子に薄い水色のエプロン姿の小柄の祖母が、色白の顔に満面の
笑みを浮かべて僕を迎えてくれた。
 僕は少しはにかみながら祖母に手を上げて近づくと、それまであまり気
にすることもなかった化粧の匂いが、何気にこそばゆい感じがした。
 今年の春休みは学校行事が何やかやとあったりして、祖母の家に来れな
かったので、半年ぶりくらいに見る祖母の顔を見て、ひどく懐かしい気持
ちになったのと、化粧の匂いを嗅いだせいか、頭と目の端っこあたりで祖
母を女として見ているような気がして、僕は心の中で少し狼狽えていた。
 僕が驚愕と衝撃を同時に受けたのは、その日の祖母との夕食を終えて間
もなくのことだった。
 「雄ちゃん、せっかく今日来てくれたのに、婆ちゃん、今夜また椎茸栽
培の仲間の寄り合いがあるので出かけなくちゃいけないの。ごめんね」
 食事の途中で祖母が申し訳なさそうにいってきたので、
 「平気だよ。留守番はまかせて」
 と僕はいかにも平気そうな声で応えながら、内心でひどくほくそ笑んで
いた。
 着いた早々に、僕の密やかな楽しみの時間が持てることにほくそ笑んだ
のだ。
 祖母が夕食の片付けもそこそこに、例によって着ている服を着替え、少
しばかり時間をかけて化粧をして出かけて行った。
 風呂から上がって冷蔵庫から冷たい飲み物を取り出そうとした時、横に
ある棚の上に、祖母のスマホが置いてあるのに気づいた。
 忘れていったのだと思いそのままやり過ごそうと、冷蔵庫から離れよう
とした時、僕の心の中の淫靡な琴線が、不意に妙に騒いだ…。



                      続く
 

 
 
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2023/01/24 23:12:29(ha2AGbYF)
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