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1:一貫教育の学園で
投稿者:
碧
地方都市の郊外にある、宗教法人が経営する幼稚園から大学まで一貫教育の女子学園。
碧は中1の時に都会からこの街に引っ越してきて、この学園に転入した。 もともと母の出身校であり、母の同級生や友達で先生になっている人もいたから、碧はそんな優しい先生達に見守られて有りがちな転入生へのいじめ等も受けなかった。 一見堅苦しいそうな校風も自分に合っていたようで、中等部3年に上がった時は生徒会長に選ばれる程になっていた。 その頃は碧は、先生や友達、優しい両親からも、勤勉で成績も良い、化粧等自分の身を飾る事もなく質素、それなのに周りの人にはとても親切な心配りをする、そんな理想的な女の子と思われていた。 もちろん学園の外で他校の男の子と付き合ったりするような気配は微塵もない。 性への興味、異性とのセックスへの憧れ等は、碧の心と身体には元々存在しないように思われていた。 しかし、碧も思春期の女の子だった。 胸が膨らみ、身体つきも子供から大人になりかけている。 恥ずかしい部分にも発毛してしまったし、月に一度の煩わしい女の子の日も巡ってくるようになった。 そんな碧を狂わせたのは、学校での掃除中、偶然だが机の角に女の子の部分を押し付けてしまった事だった。 「後ろごめん、碧ちゃん!」 そう言われて、後ろを机を運んで通る友達に通路を譲ろうとして、碧は自分の身体を並べられた机の方に押し付けたのだ。 碧の身体に触ったのが机の縁だったり、机が触ったのが碧の身体の他の部分だったら、碧は何も意識しなかっただろう。 しかしその時、制服のスカートと下着を隔ててではあるが、碧の女の子の部分が机の角に押し当てられるような形になったのだ。 うっ、痛い..!。 最初はそう思った。 直ぐ身を引いて机の角から離れようとしたのだが、そんな碧の背後を机を抱えた友達が通った。 友達のふくよかで柔らかく、しかも弾力のあるヒップが碧のお尻に押し付けられる。 それに伴って、碧の女の子の部分は机の角にぐりぐりと連続的に押し付けられた。 「あっ..!」 自分でも意識せずに、声が出た。 これまで自分でも聞いた事のないようないやらしい声に聞こえた。 本当に痛いのだ..。 でも、何か痛いのを通り越した刺激が、碧のお腹の奥、それは子宮なのかもしれないが、キュッと感じさせたのだった。 「あっ、ごめん。痛かったの?」 ありがたい事に、後ろを通った友達は碧の声は痛さで出たと思ってくれたらしい。 「ううん、大丈夫..。本当よ。」 碧はそう言ってその場を離れたが、まだ女の子の部分の痛みと言うか疼きは、小さくなりながらも残っているようだった。 それが女の子の日の二日前。 皆からは天使のように思われてる碧も、女の子の日が近づくと理由なく不安感やイライラを感じることがある。 ちょうどそんな時だったのだ。 学校が終わって帰宅すると、母は外出していた。 優しくきれいなお母さん..。 こんな時に、お母さんの姿を見て、優しい言葉を掛けてもらったら、きっと私は落ち着くことができたのに..。 碧にとって学校の大先輩でもある母は、聖母のような憧れでもあった。 いつも優しく微笑んで、父に尽くし、父からも大切に愛されている。 今、碧は自分の身体に感じた不安を母に打ち明ける勇気は無かった。 性の関係のことは、いつも碧が必要となる少し前に、母が優しく教えてくれた。 初めての女の子の日が訪れる時も、胸が成長してカップ付のキャミソールやスリップやがてブラジャーが必要となった時も、碧の悩みがまだ漠然としている時に、ちゃんと教えてくれた。 だから、私から聞かなくても、今日みたいな変な感触についてもきっと教えてくれる、そう思っていた。 お母さんが帰ってきたら、きっと落ち着くわ..。 碧はそう自分に言い聞かせながら、自分の部屋の机に着いた。 いつものように机の上に教科書やノートを広げて宿題や復習をする。 元々頭の良く集中力のある碧には、復習なんて必要ないのだが、愚直に先生や母から教えられたとおりに復習も予習も欠かした事がなかった。 しかしその日の碧は、教科書、ノートを拡げながら、視線はいつの間にか自分の着いている机の角に向いていた。 中学に入った時に父が買ってくれた机は、学校の机と違って大人用の事務机だ。 それでも角の部分は、やや丸みを帯びた曲線で成形されていて、押し付けてもとても痛いと言うことは無さそうだ。 気がつくと、碧は椅子から立ち上がって、スカートの上からだが、自分の女の子の部分をそっと机の角に当てようとしていた。 痛いかな..? 痛かったすぐ止めるから...。 そう自分に言い聞かせるようにしながら、そっと腰を進める。 女の子の割れ目の上、思春期になって下腹部でふっくらと曲線が目立つようになってきた部分、正確には陰阜と言うらしい、僅かに割れ目の始まる上のところにとても色の淡い毛がちょっとだけ生えている。 そこを机の角に当ててみた。 そんなに、変な感じはしないけど..? もう少し下だったかな..? 机の角は、陰阜から僅かに下の、女の子の割れ目の方にと移った。 その途端、碧はかなりの痛みと、痛みだけでは無くこれまで知らなかった何かの刺激を知った。 机の角は、まだ未熟で小さく、もちろん包皮で保護されている碧のクリトリスに触ったのだ。 「痛っ..!」 一人だから安心して声を出した。 腰を引いて、割れ目を机の角から離す。 「痛いわあ..、何故学校であんな変な感じになったのかしら..…?」 自問自答の末、碧は再び試してみようと思った。 「スカートが皺になるといけない..」 碧は制服のスカートを脱いだ。 碧の通う学校は、制服については規則が厳しいが、下着に関しては原則自由だ。 だから活発な女の子は、激しく動いてスカートが捲れても恥ずかしくないようにと、下にスパッツや短パンを穿く子も多い。 しかし碧は、スカートでいる時は女の子らしく慎ましやかにするべき、と母から言われてることもあり、スカートの下は肌着のショーツだけだった。 自分の部屋の中でも、スカートを脱ぎショーツ丸出しになるのは、碧にとっては非日常的な刺激と興奮が伴った。 「私がこんな姿してるのお母さんに見られたら..」 そう思うと一人なのに心の中に恥ずかしさが溢れたが、それと正反対の 「今だけよ、今だけお母さんの言うことに逆らって冒険してみるの」 と言う気持ちも押さえきれなかった。 碧は今度はショーツの上から直接、机の角がクリトリスに触るようにと腰を進めた。 もちろんゆっくりとだ。 硬い机の角が、碧のクリトリスに触った。 綿のショーツ越しだが、机の硬さ、重さが分かったような気がする。 「まだ、痛くないわ..」 碧は両手を机の上について、そっと腰を進めた。 「あっ!」 学校で味わった、痛さと不思議な感じが交ざったようなあの感じがした。 それも、今度はお腹の奥だけでなく、胸までキュンと心臓が握り潰されそうな感じがした。 そして、それがエッチでいやらしい感覚だと賢い碧は理解した。 「これ、オナニーの一種なんだ..」 碧もオナニーの事は知っている。 保健の授業で先生が、 思春期過ぎると男の子はほとんど経験します。女の子もする人はいます。 清潔にして度を越さなければそれほど害はありませんが、皆さんはそれより勉強や運動に真剣になるべきです。 と概略だけ話してくれた。 碧は後で図書館で本を読み、大体の事はわかってるつもりだった。 それでも図書館の本には、オナニーの具体的やり方までは載ってない。 自分なりに胸や女の子の部分をそっと触ってまたこともあるが、碧にはどうもピンと来なかった。 それが今、かなり歪な形だが、これがオナニーだと理解したのだ。
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2022/09/12 09:19:50(9RxnsQu.)
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