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第1話 坂本あずさ
「こんなところにコインランドリーなんてあったかな?」 前日まで空き地だったところに急に出来た立派な建物がありました。コンクリートを黒く塗ったような漆喰の闇のような色合いの建物に赤や青や黄色など派手な電飾で飾られたコインランドリーという文字の看板が不釣り合いなほど滑稽な様子を作り出していました。自動扉すらも黒く塗られていて中身を見ることが全く出来ませんでした。 ここのところ連日の雨で洗濯物が乾かないこともあって、自宅から3kmほど離れたコインランドリーで乾燥をしようと白いワンピースを着て自転車に乗りました。その時ふとあずさの視界にこの奇妙なコインランドリーが飛び込んできました。 「なになに…オープン特価、なんでも100円って、ものすごく安いんじゃないの?近いしここで乾燥しよっ」 あずさは自転車から降りると洗濯を終えた服を荷台から下ろして店内に入って行きました。 「なぁんだ、別に他のコインランドリーと違いないじゃん。だったらすっごくお得だよね。」 あずさは洗濯物を乾燥機の中に入れて蓋を閉めると100円玉を投入口から入れました。乾燥が終わるまで20分ほどあったので店内に置かれていた雑誌を手に取り椅子に座ろうと思いました。 「なんだか立派な椅子だけど…あっボタンがある。マジで?マッサージチェアーじゃないの?こんなサービス他にはないよ。もう絶対今度からここを利用しよ。」 そう言うとあずさは雑誌を元の位置に戻しマッサージチェアーに座りました。 「えーっとどうやって使うのかしら?」 マッサージチェアーに繋がれたらリモコンとその横に説明書らしいラミネートされた紙が置かれていました。 「へぇ、このマスクみたいなのってVRじゃないの?こんなのしてマッサージってすごいよ、すごすぎるよ。」 あずさは興奮を隠しきれずVRを頭に装着してマッサージチェアーのリモコンのボタンを押しました。 目の前に広がる大画面には草原が映し出され一人の女性が白いワンピースを着て走り回っていました。徐々にその女性の顔がアップになっていくとそこにはあずさ本人の顔と瓜二つの女性の姿が映し出されていました。 「えっ?なんなのこれ。どうなってるの?」 画面に映し出されたあずさに似た女性がゆっくりとワンピースを脱いでいきました。その女性の胸はあずさのようにGカップほどあり、あずさがコンプレックスを抱いている乳輪の大きさまでもが同じでした。 あずさは少し怖くなりマッサージチェアーから降りようとした時、マッサージチェアーから拘束具が突如現れあずさの身体をマッサージチェアーから離れないように固定してしまいました。 「きゃっ…やめてぇ…なんなの一体…」 あずさが恐怖に怯える中、VRに映るあずさ似の女性が草原に大の字になって寝そべりました。それと同時にマッサージチェアーのあずさの足を固定していた拘束具も開いていき画面と同じような姿勢にあずさもなっていきました。 カメラがあずさ似の女性の下半身に近づいていきました。本物のあずさなら毎晩のクリオナで肥大化したクリトリスが象徴的なのですが、画面の中の女性のクリトリスもまさにあずさと同じく肥大化したクリトリスがそこにありました。 画面では女性のクリトリスとあそこにローションが垂らされていました。 「ひゃっ…」 画面を見ていたあずさの身体にも画面の中と同じようにクリトリスとあそこにローションのひんやりとした感触を感じることが出来ました。 「なんなのこれ…ちょっと怖いんだけど…」 画面の女性のあそこに見たこともないようなグロテスクなおちんちんの形をしたバイブがゆっくりと突き立てられていました。 「えっ…まさか…」 そうあずさが思った矢先にあずさのあそこにもバイブのようなものがあそこに押し当てられゆっくりと中まで入ってきました。 画面の中の女性はなんとも言えない恍惚の笑みを浮かべながらバイブのうねりと振動に身悶えていました。 するとあずさも同じように身体が反応していき目の前で行われていることが実際の自分の身にも起きているということから画面の中の女性と同じように恍惚の笑みを浮かべて感じ始めました。 画面が変わると今度は立派なおちんちんを持った引き締まった身体の男性があずさ似の女性の足元に仁王立ちしました。その男があずさ似の女性の上に覆い被さるように重なりゆっくりとあそこにおちんちんを入れていきました。 「あぁ…何よこれ…はぁん…入ってる…熱い…本物のおちんちんみたい…はぁん…」 あずさはいつのまにか画面で見ていることが本当の自分の身にも起こっているんじゃないかという錯覚に陥り、画面の中の女性と同じように感じていきました。 あまりの大きさのおちんちんであずさのあそこの奥にもズンズンと当たる感触が伝わってきました。 「ぁあん…自分が…セックスを…している姿を…横から…見たら…こんな…感じ…なのね…ぁあん…すっごく…いやらしい…もぉ…おかしくなっちゃう…ぁあん…」 画面の中の男性の腰を振るスピードがどんどん上がっていくと画面の中の女性は息も絶え絶えに感じてよがり狂っていました。 もちろん、本物のあずさも画面の中の女性と同じように息も絶え絶えに感じてよがり狂いました。男性の打ち付けるおちんちんがあずさのあそこの奥に突き刺さるたびに頭の中がおかしくなり目の前が真っ白になって今まで経験したことがないほどの絶頂を迎えてしまいました。男性があずさ似の女性のあそこからおちんちんを引き抜くと穴から大量の精液が流れてきました。あずさにもそれと同じような感触があそこから感じられました。 そこで画面が暗くなりマッサージチェアーにあった拘束具も解かれあずさの身は自由になりました。 「はぁ…はぁ…あまりにも…リアル…すぎて…こんなサービス…また…きちゃうかも…」 VR機を頭から外して上体を起こしたあずさは思わず悲鳴をあげてしまいました。 「キャーーーッ」 マッサージチェアーに乗る前は確かに白色のワンピースを着ていたあずさだが、今は身に何もつけていない状態でした。思わず両手で胸を隠しました。そして…恐る恐るあそこに手を伸ばすと、手のひらに何やら生暖かいドロっとしたものがつきました。あずさはそれを顔の前に近づけると 「いやーーーっ」 と大声で叫びました。画面の中の男性があずさ似の女性のあそこの中に放出していたはずの精液が、あずさの身体の中にも放出されていました。 「まさか、作り物よね…」 そう思ったあずさはそれを鼻に近づけて匂いを嗅ぎました。するとそれは紛れもなく男性の精液の匂いがはっきりとしました。 「ピー…ピー…ピー…」 洗濯物の乾燥が終わる音が告げられました。あずさはゆっくりと身体を起こして立ち上がりました。着てきたはずの白いワンピースはどこにも見つからず、その代わり机の上には一枚の紙が置かれていました。 それを手にして目を通すと 「この度は当コインランドリーをご利用頂きありがとうございました。当店のコインランドリーは正式にはコ・淫乱・ドリーという店名で洗濯をしている間に気持ちよくなって頂くというサービスを始めました。しかもそれはVR以上のリアルを求めたもので画面に映し出されている内容と全く同じことが貴女の身にも起こるという最新技術の全てを導入されて作られたものです。もちろん、貴女の体内に放出された精液は当コ・淫乱・ドリーの責任者である前澤の精液です。奥の扉をご覧下さい。彼はそこにいます。貴女がVRを装着してマッサージチェアーに拘束されてから貴女に近づきVRと同じことをしていきました。十分に楽しめましたでしょうか?そして貴女には特別淫乱になれるよう最新の科学が生み出した淫乱剤を貴女にこっそり投与しております。これからの人生をどうぞ淫乱にお過ごしください。」と書かれていました。 確かに身体の中がいつまでもジンジンと熱く空気に触れる部分全てが愛撫されているような感覚になっていて、身体を動かすだけで感じてしまうほど身体が敏感になっていました。 あずさはマッサージチェアーから降りて洗濯物をカバンに詰め込むと、熱くなったあそこに洗濯が終わったばかりのタオルを挟みました。 「ぁあん…もぉ…どうなってるの…感じすぎて…やばい…はぁん…あずさ…こんなに…感じる子…だったのね…これで…彼氏から…不感症…って…言われなくて…済む…でも…何を…してても店内感じちゃう…はぁん…」 一歩ずつ歩くたびにあそこからクチュといういやらしい音が聞こえ、全身が震えるほど感じてしまっているあずさは服を着ていないことも忘れるほど身体の疼きを抑えることが出来ずにいました。 裸のまま自転車に跨るとあそこがサドルにあたりそれだけで悶絶するような快感が全身に走りました。 一漕ぎするたびにあそこから愛液が飛び散り、あずさの身体はまさに淫乱そのものへと変わっていました。 家に戻ったあずさは少し冷静さを取り戻しましたが身体の疼きは一向に止みませんでした。家に置いてあるバイブをあそこの中に入れては激しく出し入れして何度もいってしまいました。 そして何よりも先程VRを見ながらのエッチが忘れられなく、バイブをあそこに入れたまま自転車に飛び乗りコインランドリーへ向かいました。 けれどもそこには今までと同じように空き地になっていました。 「はぁん…なんでなの…こんな…淫乱な…女に…なるなんて…ぁあん…」 空き地には一枚の紙が落ちていました。 「貴女の本当の望みを叶えるコ・淫乱・ドリー」 というチラシが風と共に空へと舞い上がりました。
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2019/01/10 17:52:15(N/pa0xis)
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