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『なぜか男の刺すような好奇の視線だけではなく、同性の視線にも感じる』と言うみほだったが、その理由は本人も理解していなかった。それでも、試着室でのブラウス越しの亀甲縛り姿を晒し、更に槌通りすがりの女性の視線の中に仕込まれたローターに動けなくなる姿を晒した。
槌 偶然にもみほのそのような姿に遭遇した女性たちが何を感じ、あるいはどんな感情で姿を見つめたのかは知る由もないが、みほ自身は『恥辱調教を受けている』ことをそれとなくアピールしたい気持ちがあり、遭遇した女性たちがその行為を意識していて欲しいと望んでいた。 「みほ、そろそろ冷たいものを飲みに行こう」 槌 「はい、本当に喉がカラカラです」 「そうだね、本当に無理な命令を実行してくれたから、緊張もしたよね」 槌 「ドキドキの連続です、悪戯っ子さんが何を仕掛けてくるのか想像を超えてますもの。でも、ドキドキするほど出来た時が嬉しく感じます」 「ありがとう、みほ。頑張ってくれて」 バッハの生きた時代のヨーロッパを天井画や壁画、噴水で模した槌コリドアを進むと左前に商業施設のインフォメーションカウンターが現れ、レセプションの女性が男性3人組槌にフロアマップを広げ何かを説明していた。カウンターの手前で立ち止まり、みほを抱き寄せ頭を撫でながら髪留めを外した。自動扉を出ると隣のビルとの空間がテラスとなりエスカレーターやカフェのテラス席が配置している。 6月最初の水曜日は梅雨の訪れには早く穏やかな日差しをテラス席に注いでいた。数週間後には再婚とは言えジューンブライドになるみほに恥辱調教を体験させることに多少の罪悪感槌を感じながらも、それ以上に背徳感がふたりの気持ちを高揚槌させていると感じた。ランドマークの車寄せで青いロードスターの横に立つみほと初めて視線を交わしてから僅か数時間しか経っていない、それでもこの瞬間にみほを心から慈しみ、尊敬し槌愛情を込めて辱めていたし、同じ感情をみほが抱いてくれていることを腕の中で顔を上げ見つめているみほの表情から伺えた。 槌 「何を飲む?」 「私が買って来ますから悪戯っ子さんはお席で待っててください」 「すっかり悪戯っ子さんにされたな。グレッグ様でもヒロ様でもなく」 「だってぇ、本当にそうなんですもん。何になさいます?」 槌 「じゃあコーヒーフラペチーノ。。。グランデがいいな」 「かしこまりましたご主人様」 「今度はご主人様? じゃあ奴隷?それともメイド?」 槌 槌「奴隷にしてください」 槌 微笑み一礼するとカフェの店内に向かった。髪留めを取り外し髪を下ろしたみほの後ろ姿からは麻縄で亀甲縛りされた様子は伺えず、インディゴブルーのワンピースにブーツを合わせーリーアメリカン調のスタイルを楽しむ女性の後ろ姿だった。 槌 「お待たせしましたご主人様、コーヒーフラペチーノ、グランデでございます」 「みほ。。。奴隷と言うよりはメイド口調じゃないか?」 槌 「そうですか? 奴隷になったことがございませんのでご主人様」 槌 「メイドにはなったことがあるの?」 「はい、ご主人様。学生時代にメイドカフェでアルバイトしておりました」 「えっ本当に?」 「いいえ、みほは嘘を申しましたご主人様」 すっかりリラックスしているのか、みほは舌をペロっと出してメイドのようにお辞儀した。緊張の連続から解き放たれいるのだと感じ、みほの芝居じみた演技に付き合うことにした。 槌 「嘘をついた? けしからんなぁ、嘘にはお仕置きが待ってるのは覚悟の上だな?」 「はい、ご主人様。お仕置きしていただきたくてみほは嘘を申しました。どんなお仕置きにも耐える積もりでございますご主人様」 「じゃあ次のお仕置きは。。。」 テーブルに置かれたフラペチーノを一口啜ると、隣のビル越しにそびえ立つ観覧車を指差した。 槌 「何個かにひとつシースルーのゴンドラがあるだろう?あれに乗って全裸になってもらうかな」 槌 「シースルーでございますかご主人様?」 槌 みほがゴンドラを目で追いながら『全裸』にではなく『シースルー』に反応したのが可笑しかった。お互いに高い所が苦手だと告白したばかりだった。 「ご主人様となら喜んでシースルーのゴンドラに乗せていただきます」 みほが笑いを堪えながら言っているのは、シースルーに乗ることはないと思っているのが明らかだった。みほが見せてくれたユーモアのセンスは、心を許してくれていることの表れだと嬉しく感じていた。 「みほ、全裸じゃなくシースルーに反応するっていったい。。。」 槌 「ご主人様、みほはお仕置きが全裸になることだと予想しておりました。ご主人様が喜んでくださるなら、みほも喜んで」 「全裸がゴールじゃないぞ、全裸になって何かしてもらうことがゴールだ」 槌 「ご主人様がお望みのことは何でも」 「じゃあ、フラペチーノを飲み終えたら行こうか」 槌 観覧車を見上げるとシースルーのゴンドラは圧巻だった。目にした時には誰も乗って居なかったが全面がポリカーボネートで作られているため本当にシースルーで、前後左右そして天井と床の上下からも丸見えになるだろう。見られること以上に地上100メートルを超えた高さから下が見えることの恐怖を感じると思えた。高所恐怖症を克服出来る露出狂にはうってつけなのだろうけど、みほに恐怖心を持たせるのは本意ではなかった。 「さあ行ってみようか?」 槌 「はい、ご主人様」 観覧車への乗車口はシースルーのゴンドラと通常のゴンドラと別れていた。平日の水曜日のため列が出来るほどは人は並んで居なかった。それでも係員は連続でゴンドラに誘導することなく、感覚から言うとひとつ置きに乗せていた。特にカップルだとゴンドラ内での秘密の機会を実現させるためのハウスルールでもあるのかも知れない。 槌 通常のゴンドラの列には男女のグループ連れ、二組のカップル、女性三人のグループが、そしてシースルーのゴンドラの列には勇気に溢れたカップルが並んでいた。 槌 「みほ、シースルーに乗る人がいたよ」 槌 「怖くないんですかね?」 槌 「どっちにする?」 「。。。。」 「冗談だよ、おれも乗りたくないよ」 槌 「良かった、本当に乗るって言われたらどうしようかと思ってました」 槌 「それより、『ペットを連れての乗車はできません』だって」 槌 「大丈夫ですご主人様、『奴隷を連れての乗車』は禁止されておりません」 シースルーのゴンドラを待つ勇気あるカップルの男が反応したのか一瞬だけ振り返った気がしたが気のせいだったかも知れない。回転するゴンドラのタイミングから考えるとシースルーのゴンドラの前に乗車することになる。角度によっては天井越しに、あるいは床越しにみほの姿を捉えるかも知れなかった。但し、カップルが自分たちの世界に入り込まなければと言う条件がつく。 槌 観覧車の所要時間は16分と表示されている、時間配分を頭の中で計算しながら、みほを観覧車の外周に座らせた。乗車したゴンドラからシースルーのゴンドラのカップルまではひとつ空のゴンドラがある、時計の針で言うと1時の位置からゴンドラの内部が見え始めると考えた。槌 槌 「みほ、ここからは自由の時間だ。何でもしたいことをしていい」 槌 「ご主人様、みほはオナニーを見ていただきたいです」 槌 みほが前開きのワンピースのボタンを全て外し、左右の腕を袖から外した。ワンピースはまるでマントのようにみほの肩に被さっているようだった。 槌 「ああぁん、ご主人様、奴隷みほの淫らなオナニーをご覧になって。。。ああん、ご主人様。。。あああん」槌 槌 左手で右の乳房を鷲掴みにすると、右手はクレバスに食い込んだ股縄を左右に槌押し開きクリトリスに伸ばした。正午を過ぎた日差しを浴びたみほの肌は白く輝き、右手の指先が自由奔放に動くところは溢れる蜜をキラキラと輝かせていた。 槌 「ああああん。。。。ご主人様が。。。みほのオナニーを。。。見てくださって。。。あああああん。。。。いいいっ。。。。嬉しい。。。。いくぅ。。。いいい。。。あああん」 「。。。。」 みほの自慰行為に見入ってしまい、ローターのスイッチを入れることを忘れてしまっていた。自らクリトリスに激しい愛撫をすることで絶頂を向かえる寸前のみほにローターの振動が加わると絶叫に近い喘ぎ声に変わった。 「あああああん。。。。いい。。。いくぅ。。。ご主人様。。。。あああんご主人様。。。いっても。。。よろしい。。。ですかぁ。。。。ご主人様ぁ。。。みほのお口に。。。。」 槌 これほどまでに淫らな姿を見せるみほに褒美を授ける時間だと感じた。素早く分身を出そうとしたが、熱く固く反り返った分身を出すのに手こずっていると、みほの左手が右の乳房から離れ分身を自らの口元に誘導槌した。 ゴンドラの床に跪き、右手でクリトリスを愛撫しながら深く咥え込んだ分身に舌を絡めながら強く吸い上げた。フェラチオが好きではないと言っていたのが信じられないような激しく淫乱なフェラチオだった。 槌 ゴンドラは100メートルを超えた高さの頂点を超えシースルーのゴンドラの床越しにその姿を晒す可能性がある1時の位置に向かい下降を始めた。槌 槌
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2019/01/05 20:19:01(OIH4sF87)
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