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「生粋の御嬢様:0」覚醒編
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:「生粋の御嬢様:0」覚醒編
投稿者: TAKUYA
ID:taku60
御嬢様の名前は、心音(みおん)。山内心音。
その地方では有名な政治家の家系に生まれ、当然、父親も祖父も政治家。それだけに、世間体を重んじる為、幼い頃から厳しい躾をされただけではなく、幼稚園の友達ですら、「あの子とは遊んではいけません!」と、遊ぶ際にさえ、自由を与えられることはなかった。
また、学校に通うようになれば、家庭教師が常に付き、勉強は常にトップクラスでなければならなかったし、誰に対しても礼儀正しく、真面目で、先生や大人たちから褒められる子であることを義務付けられた。
ただ、彼女は、それが当たり前なのだと信じ、次第に、親や先生たちの言いなりの人形になることを受け入れていった。また、そうせざるを得なかった。
中学、高校ともなれば、そんな「言いなり人形」である彼女でも、恋愛や性に興味を持っても不思議ではないが、ここでも親の意見は絶対だった。
「子供が大人になる為に、今、勉強しているんでしょ。恋愛なんて、まだまだ先の話です。」
しかし、そんな彼女も、高校一年の時には、女性らしい身体に成長していた。
身長165㎝。バストは82㎝のCカップ。ウェスト57㎝。ヒップ84㎝。
制服姿であっても、その美しいプロポーションは明らかだった。また、当人は自分の顔について、特徴らしい特徴もなく、どこにでもある顔・・・と、思っていたが、誰もが彼女を美人だと認めていた。
ただ・・・中学、高校と、ただの一度も告白されたことはなかった。
その原因は、彼女自身の問題ではなかった。
一つは、男子側の事情。
心音は、地元の有名な進学校に通っていながら、学年で常にトップ3に入る才女であり、女子の中ではトップの座を譲ったことがない。
男子たちは、心音が御嬢様育ちで、才女、さらにはプロポーションが良い美人となれば、皆、自分が「彼女の恋人として相応しいか!?」と、自問自答し、結局、告白する勇気すら失ってしまっていた。
ただ、男子の間で密かに行われていた「美人コンテスト」では、三年間、トップであり、彼女との恋愛やセックスを夢想していた。
一方、女子側の事情は、もっと悲惨だった。
女として、全ての美点を独り占めしている、神に愛された女である心音を妬み、恨み、嫉妬に狂った。そして、表向きは友達の振りをしながらも、女子同士の情報網から隔離されてしまった。
当然、そうした情報の中には、心音が男子たちの憧れの女性であること、「高嶺の花」として手を出せないでいること、彼女の写真が男子の間で流通し、オナペットにされていること、などなど、多くの情報が心音には届いていなかった。
そればかりか、女子たちは男子の間に、根も葉もない彼女の悪い噂を流したりして、彼女の価値を下げようと躍起になっていた。
当の心音は、自分の身体が女らしくなって来た時から、恋愛をしたい気持ちはあったし、素敵な恋がいつかは出来るはず・・・そう思いながらも、親の言うことをそのまま受け入れていた。
その最大の原因は、心音が親の言いなりだっただけではない。セックスに関する知識が、そうさせたと言える。
いくら性に疎いとはいえ、基礎的な知識は知っていた。だが、男性器のイメージも湧かなければ、それが女性器に挿入されるとかの説明も、まるで現実味を感じなかったし、直感的に「怖い」と思っていた為、そうした行為は、ずっと先のこと・・・と脳裏から消そうとしていたのだ。
そんな心音は、高校の二年の夏休みに入る前から、親や先生から言われていた。
東京の有名御嬢様大学に入る為に、もっと勉強しなさい!
・・・と。
そして、恋愛にもセックスにも興味を持たないまま、勉強漬けの日々が始まる。
周りから見れば、味気ない女子校時代・・・と映るかもしれないが、心音にとって、何かに向かって集中できる時間は、充実感があって楽しいものだった。
こうして、周りからの応援や期待に応える形で、遂に、志望校に入学することが出来た。
ただ、ここから心音の苦悶の日々が始まることになる。
:::::::::::::::::::::::::::::
入学が決まり、両親も先生も大喜びし、盛大なパーティが開かれたが、その翌日には、東京での一人暮らしに向けて、母親と心音は住むことになる物件探しや、必要な物の買い出し、引っ越しの準備等、忙しい日々を送ることになる。
そんな中、心音は母親から言われる。
「大学生になったのですから、あなたは、もう大人なんです。自分で何事も決めて、行動しなさい。ただ、自分で決めた以上、その責任は全てあなたにあります。いいですね。」
これまで、親や先生である大人の「言いなり人形」だったことに、不満がない訳ではなかった。しかし、だからと言って、全てを一人で決めて行かなければならない大人に自分がなれるかどうか、心音は不安に襲われる。
とは言え、これが新しい勉強だと思い、一つ一つ、与えられた課題を克服してく。
こうして約一か月、苦労の連続だったものの、とにもかくにも大学生活は順調な滑り出しを見せた。
ただ、大学生活とは別の意味で、悩みはいくつもあった。
田舎者である為、訛りが簡単には抜けないこと。
服は、母から与えられた御嬢様風の清楚系の服しかなく、都会の同世代の女性のカジュアルな服装から見ると、どうしても浮いてしまうこと。
化粧などしたことがなく、化粧の仕方も分からないこと。
友達は出来るものの、彼女たちも同じ悩みを抱える地方出身者であること。
東京の街を何も知らず、自宅マンションと大学の往復以外では、右往左往してしまうこと。
他にも困ったことは数え切れないが、これも、東京出身や関東出身者と友達になれば、いずれは慣れるだろう・・・と、思っていた。
そんなことで、何人もの学生に思い切って声を掛け、少しずつながら、東京になれるよう、大学の休みなどは、彼女たちと買い物をしたり、東京見物をさせてもらうなど、努力していた。
そんなある日、友人に招かれ、埼玉に行くこととなった。
最終の五時限の授業を終え、仲の良い友人と食事をした後、電車で埼玉の友人宅へ向かう。到着したら一泊して、翌日は丸一日、友人が埼玉を案内しながら、埼玉の魅力を紹介して回る、と言う段取りで・・・。
しかし、まさか、この車内で心音の人生を変えてしまう事件が起こってしまうとは、当の心音は知る由もなかった。

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2016/11/11 02:44:14(vUXtOqfH)
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