ダメとわかっていました。でも最初から、彼の目をみた時から、
同じ趣味の……同じ性癖の持ち主だと、気づいてしまっていたのです。

＊＊＊

くちゅっ、くちゅ…

ここは梅田のラブホテルの一室。気まぐれな彼の呼び出しで、私は今日も弄ばれます。いや、もて遊んで貰っている？

「全く愛撫もしてないのに、こんなに濡らして。やっぱりあきは変態だね。」

くちゅ、くちゅ、くちゅ……

ホテルに着くなりシャワーを勧められ。
その後はすぐにベッドの上に四つん這いになれと言われました。
バスローブを下の方からめくりあげられ、急に指をおまんこに……

くちゅくちゅ
「あっあの、」

「どうした？」

「もっと、はやく……」

「はやくピストンしてほしいのか？」

「う、うん……」

パシッ
急に、指を入れられたまま、お尻を強く叩かれました。

「返事ははい、って教えただろ？あと、お前はすぐにイクから。もっと焦らさないと」

そういうと、彼は指を抜いてしまいました。

「いつものやつ、するから。バスローブ全部抜いて仰向けになって？」

「は、はい……」