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秘めたる願望
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:秘めたる願望
投稿者: (無名)
あれから、4年の歳月が経っていた。
由貴は高校を卒業すると東京の郊外にある美術大学に進学していた。由貴の実家は都内にあり、入学してから一年は実家から通っていたが、課題が有って大変だとか、ともかく、なんだかんだ親に言って、無理をすれば大学も実家から通えば通う事もできたのだが。由貴は大学の側のマンションを借りて一人暮らしを始めたのであった。

あれから、浩くんとは暫く淫らなお付き合いをしていたのだが、進学の事もあり高校三年になると受験勉強やデッサンの勉強など色々あって。いつの間にか、浩くんとは疎遠になってしまっていた。しかも、浩くんは関西の大学に進学した事もあり合えなくなってしまったのである。

古本屋の滝田のおじさんも、ある日突然、お店を閉めて行方知れずになってしまっていた。

大学に入って暫くは由貴も平穏な日々を過ごしていたのだが、大学生活に慣れ落ち着いて来ると、また、由貴は淫らな願望がむくむくと沸き起こって来て、自分の身体の疼きを抑えられなくなって来ていたのであった。そんな事もあり由貴は一人暮らしをしたくてたまらなくなっていた。そう、一人部屋に籠って思いっきり淫らで恥ずかしい妄想をしながら自慰をしたかったのであった。

それは、磔柱に大の字に括られ、恥ずかしい二つの穴を槍で突かれる、滝田や浩くんと繰り広げた、あの嫌らしく恥知らずで淫らな光景を思い出しながら、由貴は毎晩のように自慰をしていたのであった。そして、大学に入学して三年が経っていた。
もう由貴は20歳になっているのである。慎ましく膨れていた乳房は、ふっくらと張りのある乳房になり、クリッとしていた尻も丸みを帯びた曲線を描く様になり、腰のくびれも大人の女になっていた。

由貴の部屋のある町は都心に出るには大分時間がかかり、そう簡単には都心の古本屋に行けなかった、近所には普通の本屋さんはあったが、由貴が欲している本は全く無かったのである。高校時代に集めた戦国時代や江戸時代の処刑の本や磔や拷問の本は、引越しの時に親に見つからない様に、全てこっそりと処分してしまっていた。と言うことは、由貴は記憶を頼りに自分を慰めなくてはならなかった。新しい刺激が欲しかった。

引っ込み思案の由貴は大学でも親しい友達も出来ず、いつも一人でいることが多かった。

そんなある日、大学からの帰り道、トボトボと歩いている由貴の目に、ゴミ置き場にひっそりと置かれている雑誌を見つけたのであった。

(あっ、これは女の人が縛られてる、何っ)

その雑誌の表紙には女の人が裸で縛られているイラストがあった。由貴は何か宝物でも見つけた様な気持ちになり、そっとその雑誌に手を添えると、ドキドキしながら辺りを見渡した。

(周りには誰もいないっ)

そして、勢い良くその雑誌をバッグの中に押し込み、また辺りを見渡した。そして、足早にその場を立ち去った。

しかし、その由貴の行動をゴミ置き場の向いにあるアパートの二階から男がジッと見ていたのである。その男は由貴の後ろ姿を見つめながらニヤリとした。このゴミ置き場に由貴の持って行った雑誌を置いていたのは、この男であった。

この男、佐々木春人は由貴と同じ美術大学に通う彫刻科の四年生であった。新潟から上京して三浪してなんとか大学に合格していた。見た目はイケメンであったが、その性格の暗さと人見知りのせいで友達も彼女で居らず、寂しい大学生活を送っていた。

「さっきの彼女っ、何処かで見た様な気がするなっ、もしかすると内の学生かもな」

続く

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2015/10/13 23:11:50(tlwAIhzm)
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