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1:拙い話ですが、お付き合いください。
投稿者:
淡々タヌキの○○
◆5j8r7Z2at.
辺り一面を夜の女王のショールが覆う闇、そこに一つの建物が座している。
俺の通っている学校…、深夜の校舎ほど不気味な物は無い。 宿直以外居ない筈の場所。その放送室にうごめく二つの影が…。 一つはこの俺…、そしてもう一つは、2年下のチアリーディング部の芽衣…。 彼女とは特別親しい訳じゃ無い。敢えて言うなら妹の香織里と親友で、何度か顔を会わした程度だ。 その彼女が何故こんな時刻に、この場所に居るのか…。しかも腕を鎖の付いた腕輪で拘束され、目隠しまでされた状態で…。 自分をこんな目に遭わせた正体不明の者に、罵声を浴びせ、また哀願しながら暴れている芽衣を冷たく見つめながら思い出す…。あの屈辱の瞬間を…。 「お兄ちゃん、私お兄ちゃんのお嫁さんになるの」 小さな香織里が笑っている…。 その香織里が男と二人きりで話していた。楽しそうに抱き合いながら…。 決して結ばれる事は無い。そんな事は言われるまでも無く理解している。その幼い言葉を信じる程子供では無い。 「…え?お兄ち……有り得……助かっ……安心……」 妹の言葉が風に千切られ、運ばれてくる。 相手がこの学校でも有名な男だと判った瞬間、俺の心にいいしれぬドス黒い感情が生まれた。 確かに聞こえた俺を拒絶し否定する言葉。どうせ俺の物にはなりはしない。だったら徹底的に傷つけ、壊してしまえばいい…この俺自身の手で。 そしてその矛先は最も身近な相手に向けられた。 直接壊すのでは無く、信頼している者に裏切られるという絶望…。 それを妹の心にたっぷりと刻みつけてから沈めてやろう。深闇の淵に…。 コト… 「誰…誰か居るの?た…助けて…それとも…」 『残念ながら後者の方さ…』 勿論、声は換えてある。 芽衣は聞くに耐えない怒声をあげ、傍に居るであろう悪鬼に向い、何度も蹴り上げる。 しかし長身で鍛えられたその長い脚も、視界を塞がれ、腕を吊られた不安定な状態では、空しく空を切るだけだった。 ガシッ!! 何発目かのキックが、俺の左顔面にヒットしかけた瞬間、すかさずそれを捕らえ、足首に腕輪と同じ物を嵌め、鎖を一気に吊り上げた。 ジャラジャラッ! 独特の金属音が響く。 「ヒィ…な…何…?」 突然の事に何が起きたか理解できないようだ。 『温和しくしてろよ』 そう言ってスコートの中に手を差し込み、アンダースコートを掴む。 カチカチカチ… 「な…何するの、イヤァッ!!」 ビリッ!! アンダースコートの吊り上げられた脚の横側を手にしたカッターで切り裂き、ズリ降ろす。 「イ、イヤァーッ!!」 『フン、可愛い顔してTバックとはな…』 ワザと煽るように呟く。 「う、ウルサイ!私の勝手でしょ?それより私を放しなさいよ、今ならまだ許してあげるわ」 強がってはいるが、その身体は恐怖で小刻みに震えている。 『そう慌てなさんな。見えなくて不安だろ?今、俺が何処を見ているか教えてやるよ…』 吊り上げた手首に人指し指を当てると、ビクッと身体を硬くする。 『いいか?今触れている部分が俺の視線だ』 視界を塞がれた状態では聴覚と触覚に頼らざるをえず、否応無しに敏感になる。 俺は指をゆっくりと移動させ、肩から首筋、そして口唇へと持っていった。 『可愛い唇だなぁ…色っぽいぜ』 「黙れッ!」 ガチッ!! バシィッ! 危うく噛み付かれそうになった手を寸前でかわし、そのまま芽衣の頬を叩いた。 『ヒュ~、危ない、危ない。だが、どうせなら違うモノをくわえて欲しいもんだな』 「ク…変態ッ!」 血の滲む口元を歪ませ、忌々しそうに罵る。目隠しで分からないが、芽衣の瞳は憎悪の焔に燃えているだろう。 『さ、続きだ…』 再び口元に戻し、首筋を下り胸元へと指を這わせる。 鎖骨を通り、谷間へと移動させ、左の乳房をトレースする様に麓から頂上へと円を描きながら登らせていく。無論自由の筈の片脚は甲の部分を踏み付け、逃げられない様に腰に手を回している。 「ヤ…ダッ!汚い…手で気安…く触る…な!!」 頂上へと到着した指先を小刻みに動かすと、少しずつ隆起してくるのが分かった。 『何だ?感じているのか?乳首が勃ってきたじゃないか』 「だ…誰が感じ…てなんか」 息が途切れがちに荒くなり始めているのに、まだそれだけのセリフが出るのか…。結構根性あるな…。 いや、その方が面白い。いつまで強がっていられるか愉しみだ。 芽衣の顔を見上げ笑う。 『じゃあ確かめてみようか…』 チアの上着の裾から手を滑り込ませ、一気にブラを剥ぎ取る。 「キャアッ!!」 勢いよく腕を引き抜く際、やや小振りだが形の良い芽衣の乳房が見えた。そしてその先端部分が左右で違う状態であることも確認出来た。やはり右に比べ、刺激を受けた左側は硬く尖っている。 『……嘘つき』 耳元でボソッと呟くと、みるみる芽衣の顔が紅く染まっていく。 「ち…違う。感じて…なん…か無い。単な…る生理現…象だ…」 指先から伝わる芽衣の鼓動は、かなり早くなっている。 『…ふぅん、生理現象…ね』 登ってきたときとは逆に指を麓へと降ろし、右側の乳房へと移動させる。 同じく円を描きながら、先端を刺激すると左に負けない位に硬く尖っていく。 「ン……クフ…ンン」 イヤイヤをする様に身体を動かす仕草が妙に艶めかしく、俺の加虐心を掻き立てる。 『さあ、次は何処かな?』 右乳房から腹部、そしてヘソの窪みをこね回し、吊り上げた右脚へ。まずは外側から太股・ふくらはぎ、そして爪先を通り、内側へと移動する。 内側は円を描かせながら、羞恥心を煽る様にゆっくりと時間をかけて脚の付け根部分へと動かす。 痛い訳でも無い、むしろむず痒い感覚は、きっと芽衣には虫が這いずり回る様な嫌悪感に感じているだろう。いや…もしかすると…。 指が恥ずかしい場所に近付いて行くにつれ、芽衣の肌はジットリと汗ばみ始めていた。 指の暴挙を阻止しようとしても、片脚が吊られたままではそれも出来ず、ただ身体をくねらせるに留まってしまう。 「やめて…それ以上触ら…ない…で」 布地の一部が変色し始めていて、言葉に以前ほどの力強さは無いものの、まだ抵抗する意識は有るらしい。 『じゃあ、これならどうだ?』 2~3回布地越しに秘裂をなぞった後、ショーツの縁に指をかけ、ポケットから取り出した或る物を敏感な突起が有るであろう場所に滑り込ませた。 僅かに熱を帯び始めた部分に急に触れた冷たい感触に、芽衣の身体が強張る。 「な…何?何したの!?イヤッ!」 目隠しで表情はハッキリとは判らないが、芽衣は正体不明の感触に脅え動揺している。 『…ああ、コレさ』 薄ら笑いを浮かべ、手にしたリモコンのスイッチを入れた瞬間、芽衣の身体が稲妻を浴びた様に跳ね上がり、意味不明な叫び声をあげる。 スイッチをOFFにすると芽衣は力が抜けきった様に垂れ下がり、口はただ粗く息を吐き出す事しか出来ずにいた。 再びスイッチを入れると、またガクガクと大きく体を跳ね上げ、髪を振り乱しながら叫んでいる。 「ハフ…い…やめ…ハァ…や…止めて…止めてぇ!!」 再びスイッチを切ると先程と同じく力無く、崩れた。脚の付け根は小刻みに痙攣し、口元には涎が流れている。 憔悴しきった芽衣の身体を後ろから抱き、上着の中に差し入れた手で乳房を揉みながら首筋を舐め、耳を甘噛みする。 『…イッちゃったの?』 息を吹きかける様に囁き、言葉でなじる。 「…イッて無い…イッてなんか無い…イッてなんか…」 何度も激しく首を横に振る芽衣の頬を涙が伝う。この言葉は恐らく俺に向けられた物では無く、自分自身に言い聞かせているのだろう。 しかし疼き出している【雌】の部分を否定しようと、身体を動かす度に引き締まったお尻が俺の股間を刺激する。レース地ショーツの少ない布地では芽衣の秘唇から溢れ出る淫液を抑える事は出来ず、左の内股を洪水の様に伝っていく。 『そうか…イッて無いんだ…だったらイカせてあげるよ』 「…ヒィッ!?」 いきなり自分の足の付け根に触れた【熱く硬い物】。その正体を芽衣の【雌】が敏感に感じ取った。これから何が起きるかという事も…。 「い…イヤァ!止めて。イヤァ!イヤァーッ!!」 大切な部分以外殆どが紐状のショーツはほんの少しズラすだけで、芽衣の一番見られたくない部分が簡単に露わになる。熱く火照った部分が外気に晒され、全身に悪寒が走る。 『じゃあ挿入れるぜ』 「ダメェーッ!!」 ジュプ…ジュププ… 充分に濡れた秘裂は芽衣の心とは裏腹に、何の抵抗も無く容易く俺の欲棒を飲み込んでいく。 「クゥ…ア…アアア…」 『なんだ、既に経験済みか。どうりで感度が良すぎると思った。じゃあ遠慮は要らないな』 亀頭が埋まったあたりからイッキに奥まで腰を突き上げる。 「ぐふぅっ!!」 手で芽衣の腰を固定し、何度も何度も乱暴に突き上げる。 思ったより、芽衣の膣内は狭く、力を入れないとグラインドしづらい。 身体が揺れる度に、腕輪の皮に擦れた手首や足首が赤くなり、血が滲む。 『どうだ?彼氏以外のモノに貫かれる気分は?』 「ンン…だ…誰がそ…ハゥ…んな粗末なモノで…ン…」 まだ強がりが言えるらしいが、頬は紅潮し感じているのは間違いない。 『そう…じゃあコレなら?』 リモコンのスイッチを入れると、ビクッと身体が跳ね、肉壁がギュッと締まる。 ヴーンという低い羽音の様な音と、ジュプジュプという水音、そして芽衣の喘ぎ声が放送室に響く。 「ァゥ…ゥク…フワ…ンン…ハウッ…」 芽衣がかなり昇華ってきた。肉壁は少しでも快感を得ようと締め付けをキツクしてくるが、僅かに残る理性が俺の肉棒を引き抜こうと暴れ続ける。 結果掻き混ぜる様に芽衣の膣内を突き続ける間に、時折芽衣が過剰に反応するポイントが有るのに気付いた。 『……成程、…ココか』 芽衣の攻略ポイントを徹底的に攻め続ける。時にはワザと微妙に外しながら焦らしつつ、ピンポイントに攻めたてる。 「そ…そこ、だ…駄目…嫌…ぁう…」 芽衣自身は気付いていないみたいだが、既に自ら腰を振り始めている。 そろそろ2度目の絶頂を迎えようとしているみたいだ。 「ア…アア…ア、アア、アアアアーッ」 ガクガクと体が震え、肉壁が更に狭くなる。 (頃合いか……) 芽衣がイク寸前で動くのを止める。 「…えっ…な…何で…あとちょ…あ!!」 そこまで言いかけて慌てて口を噤む。当然芽衣にとって口に出来る筈が無い言葉だ。 『まだ気付かない?』 変声機のスイッチを切り、耳元で囁く。 「…え?…どういう…」 芽衣の視界を遮るアイマスクを外すと眩しそうに一度ギュッとキツく瞼を閉じた後、ゆっくりと開いていく。 「…ヒッ…う…嘘……」 芽衣の瞳に飛び込んできた物、それは大型モニターに映し出された悲惨な自分と、犯している男の顔。 「な…何で?香織里のお兄さんがここに…ううん…じゃなくて…、何?どういう事…」 あまりの事に思考回路が追いついてこず、パニックに陥っている。 「あうっ…」 ズンと腰を突き上げる。今一度、自分を犯しているのが俺なのだと再認識させる為に。 「な…何で香織里のお兄さんが…こ…こんな非道い事を…」 まるで二重に悪夢を見ている様な現実感の無さ…、しかし手首と脚の痛み、秘部の違和感と疼きが現実を突き付ける。
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2010/10/24 09:40:36(T4xdavS3)
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