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怜子31歳
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:SM・調教 官能小説   
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1:怜子31歳
投稿者: よしき ◆8XcYWzU5lM
「プルルップルルッ」

携帯がメールの着信を告げる。その音だけで怜子の体にゾクッとした感覚が走る。悪感や嫌悪ではない。例えるなら突然首筋を男の舌で舐めあげられた時のような感覚に近い。

特定の相手だけに設定した着信音がメールの送り主が誰であるかを示していた。と同時に怜子が旦那の前では決して見せることのない別の人格に変わる時間が来たことを告げていた…。



怜子は結婚4年目に入る31歳。専業主婦だが子供はまだ授かっておらず、夜勤の多い旦那が頑張ってくれるおかげで一戸建てを買うことも出来た。結婚当初は彼が休みの日を心待ちにして過ごし、彼が目覚めた夕暮れ時から翌朝まで、果てることなく愛し合ったりもした。今の生活に特に不安も不満も感じていなかった。
しかし、生活のリズムが違うことで夫婦の営みは少しずつ疎遠になってきていた。いや、正確にいうと怜子には疎遠になったように感じられた。

実際には回数や頻度は新婚当初から何ら変わってはいない。変わったのは…怜子のほうなのだ。

A倉ナナ似で童顔の怜子は学生時代もそれなりにモテるほうで、男をとっかえひっかえというタイプではなかったが、結婚するまでに3人の男性を身体に受け入れた経験がある。

その時は気がつかなかったが、旦那一人と何年もの間セックスを繰り返すうちに、怜子は自分の体の奥に密やかな願望があることを薄々感じはじめていた。

その願望のような感覚を確信に変えてしまった超本人が、今届いたメールの送り主…よしきだった。

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とある方のリクエストにより書き始めてみました。果たして続くかな?


 
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2011/11/17 22:43:46(F35nniLU)
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