瞳子は今日も公衆トイレを使う。公園の奥にある薄暗いトイレだ。
パンツをおろして和式便所に跨がり、用を足す。ただそれだけの行為が、瞳子の胸を熱くさせた。何故そうなったかというのには、少々長いいきさつがある。
それは数週間前の事だった。瞳子が様々なサイトを巡っていた時、ちょうどアダルトサイトの広告が出ていた。内容は女子トイレの盗撮ものという事だったのだが、そこに載っていた画像に瞳子は戦慄したのだった。
「お漏らし美女の悲劇」
そう題された画像の下着は、まさしく瞳子のものだった。
そう、瞳子は大分前にお漏らしをしてしまったのだ。トイレに駆け込み、下着を下ろそうとしたとたんに、肛門と膀胱が決壊し 、大小両方を漏らしてしまったのだった。
(見られて、いたんだわ)
自分のお漏らしを無慈悲にも盗撮されていた事に、瞳子はショックを受けた。更に説明書きには、
「トイレに間に合わなかった哀れな美女が盛大に漏らす！レースのパンティーを濡らす大洪水、更に…パンティーが盛り上がっている！ウンコだ！この女、ウンコも漏らしやがった！」
瞳子は何度も説明書きを読んだ。読んでいる内に自然と下着は濡れ、鼓動も速くなっていった…
そして今に至るのだ。