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男って大変ですね。
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:シナリオ 官能小説
ルール: エロラノベ。会話メインで進む投稿小説
  
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1:男って大変ですね。
投稿者: 義夫
居酒屋での飲食が、一時的に解除された時の話しです。
少人数ならば飲酒可能の時期だったので、
久しぶりに馴染みの居酒屋に行った。
普段ならばお一人様は、カウンターのみだったのに、テーブル席にも座らせる。
お店としては、少しでもたくさんのお客さんを入れる。
2時間の時間制限制の回転率高めの
営業でした。
おふたり用のテーブルに、案内された。
先に座り飲んでいたのは、少し年上の男性
でした。
「すみません、お邪魔致します。」
「ああ、どうぞ。」って、優しそうな親父
さんで良かった。
隣同士なので世間話から、始まり話しは
エッチな話しになった。
「君結婚しているの?」
「いえ、女性との出合いありません。」
「別に敬語とか必要ないよ。
年は、対して変わらないでしょう?
ラフに話そう。」
「ありがとうございます。」
「結婚しているんでしょう?」
「もう20年も前からかなぁ?」
その人は、ほぼ同い年か?
離れていても2~3歳年上だろうか?

少し年上の兄貴感覚で、馴染んだ。
「あれってどうしている?」
「あれ?」
「性処理は、どうしている?」
「自分で、シゴイている。」
「女を抱きたいとか思わない?」
「だから出合い無くって。」
「人妻とか出合いあるだろうよ?」
「官能小説でも有るまいし、無理だよ。」
「うちのかみさんなんかどうかなぁ?」
ってスマホから、写真を見せてくれた。
「美人の奥さんですね。」
「じゃぁ、今晩妻を抱いてもらえる?」
「またぁ、冗談は無しですよ。」
「いや、冗談ではなく本気なんだ。
君さえ良ければ、是非ともお願いしたい。」
ってかなり真剣な顔つきだった。

これは、真面目に聞かないといけません。
「奥さんと何かあったんですか?」
「強すぎるんだ。」
「強い?」
「結婚してから、ほぼ毎日なんだよぅ。
お産直前までの、数十年休み無しなんだぁ~ぁ。」って泣き始める。
いい歳の親父が、大泣きを始める。
ああ~ぁ、泣き上戸の親父さんだぁ。
たまにこういう人いるんですよねぇ。

「お客様そろそろお時間なので、会計を
お願い致します。」って、相手の時間制限になったらしい。
「なぁ、俺の家で飲み直ししょうよ。」
もうすがりついて離れなかった。
「僕も、会計してください。」
「まとめて、俺が払う。」
ってニコニコ顔つきだった(^o^)


 
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2021/08/18 18:09:57(Xs.cydHS)
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