今から１年前のある日、工務店の仕事をしている僕（２８）は、出張先の奈良県、大和高田市において、僕の人生の中でも、今までのい経験した事のないスリルに遭遇し、それから経験したことのない興奮をする展開になった出来事がありました。

文章はそこまで得意じゃないので、なるべく会話メインで書いていきたいと思います。会話の中から背景やストーリをくみとっていただけたらと思います。

僕　９月〇日　午前１：２４頃　（あー面倒だな。なんで俺が材料とりに行かないといけないんだよ。明日の朝でもいいと思うんだけどな。手当も出ないし、これがサービス残業っていうやつかよ）

ブーン♪　（車の音）

僕　（えーと、、ここを左折したら右側に・・・うわああああああああああ！！！！」

ドバン！！！！！！！！！！！　（車に追突する音）

僕「うわ、、やっちまった！！！　カーナビに気を取られ過ぎてた！！！！」

僕「す、、すみません！！大丈夫ですか！？」
３０代後半に見える女「ちょっと！！どこみてんのよ！　うわー、、、後ろめちゃベッコリいってるやん」
２０代前半に見える女「めっちゃ衝撃きたんだけど、、あらー・・・」

車の中から出てきたのは、３０代後半くらいの、ドレスっぽい服を着た水商売風の女。そして、デニミニにタンクトップという露出の高い恰好をした２０代前半くらいの女だった。

僕は材料置き場に行くための山の薄暗い曲がり角を確認するためにカーナビを注視し、カーブの先でノロノロ走っていた黒の軽自動車に気が付かず、そのまま背後からオカマを掘ってしまった恰好になってしまったのだった。

３０女「ちょっとマジでどうしてくれんのよ」
２０女「いったー。背中ジンジンしてる～」
僕「すみません、、会社に連絡して保険で修理しますので、まずは警察に連絡します」

３０女「警察？いらんいらん。こんな事故で。逆に面倒やわ。いあ、普通にへこんだ部分だけ直してくれてたらいいから」
僕「いえ、、でもこれ社用車なんで、ちゃんと届け出ださないと保険おりないんで。。」
３０女「だから、修理するだけやったら数万で済むやん。なんでわざわざそれくらいのお金でめんどくさい方法とるんよ。示談でいいってコッチがいってるんやから」

正直、僕は何か怖いな。と思った。この３０女の見てくれが、どうみても水商売風、いいかえればヤクザとつながりがあるような雰囲気を持っている事。それに２０女の方をみても、どうみてもヤンキーにしか見えない。

車の免許を取るときに教習所でこういう話を聞いたことがある。事故をしたら絶対に示談には応じず、すぐに警察を呼ぶこと。　なぜなら、示談という事にしておいて相手の連絡先を聞き出し、後からヤクザが、「あの時、車の中に高価な壺が入っていた」とかいって、因縁をつけてくるという事例が後を絶たないらしい。僕もこのタチの悪そうな女に騙されかけているのかもしれないと思った。嫌な駆け引きが始まった感じがした。

僕「いあ、お気持ちはありがたいんですけど、今、仕事中なんです。こっちも後で会社から、なんで事故したのに報告しないんだ。って言われちゃうので・・・」
３０女「それはわかるんだけどね、もうコッチが示談でいい。って言ってる訳やん？それに警察よんでどうこう。ってなったら面倒なのわからへん？」
２０女「もー、早くしてよー。ええやん、なんでそこまで警察警察ってこだわってるんよ～」

相手の上から目線の言い回しに、少々腹が立ってくる僕であった。しかし、状況からみて１０対０で僕に非があるような状況。会社はいっても工務店の職人気質な人ばかりなので、少々の事故なら許してもらえる。ただ僕にとっては警察を呼ぶ。というのが正規の手続きであったのだが。。

しかし、なんだか様子が変だった。なんというか・・・・　酔っぱらってる？この女？
やけに顔が赤い。そして呂律も回ってないような気もする。少々腹が立ってきてた僕は少し攻勢に出てみた。

僕「なにか警察呼べない理由でもあるんですか？」

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