俺は42歳。
世間じゃ働き盛りって言われる年代だけど、毎日、競馬パチンコに明け暮れている。

これでも以前は2人の子を持つ親だったし可愛い女房もいた。
それが暗転したのはニューヨークでおきた金融恐慌の嵐をもろに被った会社が俺に責任の全てを擦りつけて首にしてからだ。

俺に会社の常務から呼び出しがあった時に全てを悟っていた。

アメリカ資本の会社という事もあり大きな損失を出した仕事もアメリカ女性の上司と行なっていた。
その女上司が会社のお偉いさんの秘密の彼女とも聞いていた。

全くオトガメ無しか株主の手前、腹を切らねばならないなら俺だと思っていたし事実そんなバカな事になった。

頼むからという退職だったから退職金を割り増しにして貰う話で首になった。

可愛い女房が般若の顔の女房になった。
退職金の全てを渡して支払い終わっていたマイホームつきで離婚した。


いきなり1文無しのホームレスになった。
そんな時に偶然出会ったのが以前会社のパソコンソフトなどで利用していた会社の正子だった。

27歳にして社員10人の社長だった。

「田村さんお困りね」

年下の女性に酒場でご馳走になり慰められるホームレス………死にたくなった。
そんな俺を拾って自らをＳ女だと名乗りＭ男として飼ってやると正子が言った。
俺を憐れんでだろうと思った。

だから俺は憐れみをカワナイようにＭ男として徹底的に正子に尽くした。

ピンポンがなればドアの前で土下座してお迎えして正子のブーツを脱がし足にまとわりついた。

正子は俺のＭ男ぶりにすっかり心を許し仕事の鬱憤がある時などは皮鞭で叩きまわした。

正子の足指を1本ずつ丹念に含みシャブるのにウットリしてるかと思うといきなり顔面に蹴りを入れられたり往復ビンタを俺が倒れるまで打たれたり金玉を蹴られ悶絶したりまたはチンボも玉も踏みにじれたりした。

正子は俺に全てを発散していく。

首輪をかけて引きづりまわしたり小便を飲ましたりする。