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1:少女と少年(1)
投稿者:
ゆきだるま
◆7wMDImOLT2
東京郊外の住宅地。春のさわやかな朝の空気を吸いながら春樹は散歩して
いる。自動販売機で買ったコーヒーをすすり、すっかり眠気がとんでしまっ た頭で考える。 春樹「今日は何すっかなあ。」 連休の初日なのに予定が無い虚しさ、もてあます暇。遅くまで寝ているつも りが目が覚めてしまったし、頭も冴えてしまった。それでひらきなおっての コーヒーだったのだが、目覚めのコーヒーも悪くないという発見があったと ころで、もてあます暇が埋まるほど脳を刺激してはくれない。 「ニャーン」 春樹「まだちっちゃいな、お前。」 とことこ走ってきて人なつこく脚にまとわりつく子猫をなでてやろうとしゃ がみこんだ。背中とあごの下をなでてやると気持ちよさそうにねころんでし まう。 少女「可愛い。」 声のするほうを見る春樹。電柱によりかかってこちらを見ている少女が見て いる。 春樹「野良なのかな。」 少女「わかんない。」 春樹「そんな格好で外に出るのは感心しないな。」 春樹は少女の方を指差した。 少女「なんで?寒くないよ?TシャツとGパンでも。」 春樹「胸が透けてるんだよな、白いから。」 少女「普通でしょ。なんでそんなこと言うの?」 春樹「いつもノーブラなのかい?」 少女「ブラなんかするわけないだろ男なのに。」 春樹「なんだって?だってどうみたって胸が・・・・」 春樹は推測した。Cカップくらいではないかと。 少女「なに言ってんのさ。僕は男・・・・」 腕を組んで気がつく自分の胸のふくらみ。腕をもちあげる乳房。少女はそれ を自覚し、震えだした。 少女「なんで?男なんだよ僕は。なんでこんな・・・」 少女は手のひらで乳房をつかみ、夢であって欲しいと思った。 少女「痛い・・・・」 春樹「なにがなんだかわかんないけど、君は女の子じゃないか。」 少女は思い立ったように背を向けてGパンのファスナーを下げた。そして、元 に戻すとしゃがみこんだ。 少女「嘘だよ・・・なんで・・・無いんだ・・・」 春樹「どうしたっていうんだよ・・・わけがわかんない。」 少女「男なんだよ、信じてくれないだろうけど、こんなんじゃ・・男なんだ よ。」 春樹「そんな可愛い顔で、体も女の子なんじゃ・・・信じられないけど。な んでそんなことを?」 少女「わかんない。」 春樹「目が覚めたらそうだったってこと?」 少女「気がついたら歩いてた。」 春樹「家はどこ?とりあえず帰らなきゃね。その格好じゃ危ないよ。」 少女「わかんない・・・家。」 春樹「家出なのか?戻りたくないからそんなわけのわかんない事言うの か?」 少女「そんなんじゃ・・・ないよ・・・わかんない・・・」 春樹「名前は?」 少女「覚えてない・・・わかんない・・・」 春樹「ショックなことでもあったんじゃ?記憶がなくなるくらいの。」 少女の顔は怯えていた。自分のことがまったくわからない不安に。だますと かからかうという感じは無いと春樹には見えた。信じてみることにする。 少女「どうしよう・・・」 春樹「とりあえず家に来いよ。気持ちを落ち着けてからゆっくりと考えたほ うがいい。」 少女「ありがと。」 春樹「名前が無いと困るな・・・優でいいかい。男でも女でもあるような名 前だから僕も呼びやすいし、君も女の子らしい名前よりはいいだろ?」 少女「ゆう?漢字は?」 春樹「優秀の優。あれ?わかるの?漢字とか。」 少女「ばかにしないでくれる?」 春樹「知識はあるってことか・・・都合が悪いっていうか忘れたいことを忘 れたってことなのかな。」 少女「優でいいよ。いい名前だしね。知識ねえ・・・総理もわかるし、都道 府県名は・・・わかる・・・知識あるよ、うん。」 すこしニコニコしながら答える。 春樹「じゃ、まだましかな・・・全部忘れちゃうより希望が持てる。」 春樹が歩き出すと少女もついてきた。困ったなあと思いつつも、自分がなん とかするしかないと開き直っていたし、警察は最後の手段と考えた。家でと んでもないめに遭っていたら、警察によって家に帰ることになるのはまずい かもしれない。病院で記憶を取り戻すにしても慎重にしなければならない。 優「お兄さん優しいんだね。」 春樹「そっか、名前教えてなかったね、春樹っていうんだ。季節の春に樹木 の樹。」 優「わかった。お世話になります。」 春樹の背中にむかってお辞儀した優だが、春樹もなんとなくそれがわかっ た。 春樹「なんとかするさ。」 男は血走った目をしている。 「美希・・・お前は俺のものだ・・・美希、愛してるよ・・・美希・・・俺 だけの美希・・・他の男にやってたまるか・・・お前は俺の女になるん だ・・・。」 美希「んぐんぐ・・・・」 さるぐつわを噛まされて声にならない。ブラウスのボタンを引きちぎられ、 荒々しく ブラジャーもはぎとられてしまった。男は乳房にむしゃぶりつく と乳首をなめまわし、乳房をもみしだきながら時折顔をあげて美希を見た。 涙を流し、首を振って懇願するが、それは男をさらに掻き立てたようだ。陵 辱し、我が物にしてしまおうとする欲望の眼差しに美希は怯えながらも、完 全に男を拒むことはできなかった。 男「暴れるなよ?お前がだめなら美香でもいいんだからな?姉がだめなら妹 だあ・・・ひっひっひ。」 そう言って脅されていたのだから。その顔を思い浮かべると美希は抵抗する 気力が萎えていく。男は荒々しくスカートを下げた。白いパンティにも手を かけ、一気に下げる。時間をかけてゆっくりもて遊ぶ余裕はない。一刻も早 く己の欲棒を少女の一番大切な秘園にねじこんで力ずくで征服し、この先ず っと我が物にするための刻印を残したいのだ。それも、さらに強く植えつけ るために獣のように犯されたと思わせるために・・・ 美希「んーーー」 男「おら、よつんばいになるんだよ!」 美希「んーーー」 首を振った美希の顔に平手がとぶ。 男「美香がどうなってもいいのか?」 力なく言うとおりにする美希に、男は笑いかけた。 男「さすがお姉ちゃんだ。」 美希をよつんばいにして後ろから・・・ 美希「ひゃうんふーーーん!んーーーーーーー!」 のけぞり苦痛に耐える美希の脚を真っ赤な血が伝う。 男は容赦なく処女を奪い秘園を踏みにじった。 美希「ふんふーーーん!んーーーー!ぐ、ぐ、、ぐーーーー!」 苦痛にわめく美希を征服する喜びに浸りながら、荒々しく犯しまくったあげ く欲棒から己の最大の目的である置き土産を放出し、自分の子供を産ませる ことさえいとわない男の行為は美希に追い討ちをかける。 男「もう我慢できねえ・・・出すぞ中に!」 その一言は妹の危機も忘れさせるほどのものだった。言うとおりにするしか なくさるぐつわをはずせなかったのだが、それもはずして美希は叫んだ。 美希「中でしないで!赤ちゃんできちゃう!イヤ!イヤ!それだけはイヤー ーーーーーー!」 薄れていく意識の中で、絶望的な熱い飛沫が体の中で迸るのを感じた。 男「出るーーーおうーーーんーーいい気分だーーー。」 腰をビクつかせて思う存分放出した男は美香の部屋に向かった。 美希「美香はやめて・・・・」 裸のまま立ち上がると美希は男を追った。そして美香を連れて逃げていく母 がいた。泣きながら走る母は叫んだ。 母「美希ちゃんごめんね!ごめんね!」 美希は部屋に戻り、とりあえず服を着た。大事なものと着替えを少しだけバ ッグに入れて家を出る。コインシャワーで体を洗って着替えを済ませると、 あても無いまま歩き出した。
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2005/10/21 03:02:17(POHtlrYs)
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